0120-441-370 受付時間 平日 10:00-19:00
menu
資料請求・セミナーお申込
ログイン

アクティブ・ラーニングの実現

授業は自宅で!学校では個人の理解度に合わせた応用や協働学習の場に
北星学園女子中学・高等学校(北海道)

北星学園女子中学高等学校は、札幌に位置する中高一貫校で、創立124年の伝統をもつ学校です。創立者アメリカ人宣教師サラ.C.スミス先生が残した建学の精神から、「色々な分野で役立つ“知識・義務・責任"」と「他者を理解する心」を身につけることに重きをおいています。

反転授業の導入で「全員が理解できる授業」を実現

学校の課題は「生徒ごとの理解度に差があること」

そのような伝統を持つ一方で、時代に合った革新的な取り組みを続ける北星学園女子中学・高等学校様は、2013年12月に反転授業を開始しました。その理由について、反転授業クラスを担当する小西先生にお話を伺いました。

『本校の生徒は希望進路にばらつきが大きく、進路目的ごとのクラス編成をしていますが、それでも一斉授業の難易度設定が難しくなってきていました。
そこで反転授業を行い、学習内容を一定水準まで理解させたうえで、授業に臨ませることで、この問題が解決できると考えました。また、生徒がより主体的に授業に参加できるグループ討議や発表の時間を今以上に取ることができるため、生徒の学習モチベーションをあげることもできると考えています。』

「反転授業」は「逆転授業」、「逆転学習」とも呼ばれ、従来の「授業」と「宿題」の役割を反転させる形態の授業です。生徒は、新たな学習内容をオンライン学習教材などを用いて自宅で予習します。教室では、従来は宿題としていた課題に取り組み、グループワークなど生徒同士で協働学習をします。
こうすることで、生徒は家庭で自分のペースで予習をすることができますし、理解に至らなかった点は授業の際に聞き直すこともできます。授業で行なう問題演習も個人の苦手部分や実力を考慮した応用問題を個々に出すことができます。また、グループ講義など、今まで時間を割くことができなかった事柄を取り入れることも可能になります。

自宅にて「すらら」で予習し、授業内では応用問題に取り組む

反転授業は、家庭と教師の負担を下げることにもつながる

具体的には、下記のような手順で反転授業を運営しています。

1.家庭(または放課後の情報室)で、オンライン学習教材「すらら」を利用し、予習を行う
2.授業の始めに、予習時の疑問点を確認し、追加説明を行う
3.授業内で、通常宿題等で行っている問題や応用問題への取組み、グループ討議・発表といった学び合いを実施する

小西先生に、反転授業導入によって期待される効果についてお伺いしました。

『反転授業は家庭、教師の負担を下げることにもつながると思います。従来の宿題では、内容がわからなければ(家の人以外)誰も助けてくれる人がいないので、家庭の教育力頼みになっていました。宿題をやってこない生徒には、教師が居残り、個別指導でフォローをしなければなりませんでした。反転授業の場合は、「すらら」のインタラクティブなレクチャーによって、自分一人で一定水準まで理解することができます。「レクチャーを視聴してこない生徒がいるのでは?」という声が導入時はあがりましたが、学校で「すらら」を視聴させれば良いので、今ではそうした声もなくなりました。結果、家庭と教師の負担を共に下げることができています。

「すらら」が反転授業の教材に選ばれる理由

「反転授業の実現」にあたっての課題は、4つです。

①【家庭学習】予習に向いている家庭学習教材をいかに準備するか
②【家庭学習】家庭で予習を確実にさせるための仕組みづくりをどうするか
③【授業内容の設計】授業設計をどうするか
④【家庭学習】家庭にパソコンがない生徒の対応をどうするか

これらの課題を解決し、反転授業を実施できる。
それが「すらら」です。

①家庭学習用教材として”そのまま”活用できます!
「すらら」は、学習者が確実に理解できるように、アニメのキャラクターによる懇切丁寧な説明と、 数分おきに質問を投げかけ、飽きずに集中できるよう工夫されたレクチャーというコンテンツが最初から用意されています。たとえ、初めて学ぶ単元でも、家庭で自学自習が可能なようにつくられています。そのため、「反転授業」の家庭学習教材として"そのまま"使うことができます。

②学習状況をいつでも確認でき、”予習を確実にさせきる”ことができます!
先生は管理画面で生徒の学習状況をいつでも確認できるので、学習状況を正確に把握できます。例えば、前日になっても学習を終えていない生徒に声掛けをする等、学習忘れを事前に防ぐことができます。

③授業内の課題も「すらら」で対応できます!
「すらら」は理解・定着をさせる「レクチャー」と「ドリル」に加えて、既習箇所の学力を確認したり応用力を錬磨できる「テストシステム」を備えています。学力をより深いレベルで定着させたり、応用力を身につけることができる「テストシステム」は授業内課題としても活用できます。

④家庭にパソコンがない生徒の対応策は?
 先生の不安も「すららネット」がサポートし、解決します!
「家庭にパソコンがないことで『予習できない』という生徒が出てきたら?」
「先生方の啓蒙や訓練をどうするか?」
こうした反転授業の実現にあたって先生方が不安や疑問に思うことや、学校様独自の課題にも、 導入校様の学習サポートで培ったノウハウにより、解決策を「すららネット」のコンサルティングスタッフが提案します。

「すらら」による反転授業の実施

「すらら」は「生徒の自立学習支援」と(先生による)「学習状況の把握」という2つの特長を合わせて持っているため、生徒の理解度に合わせた指導ができ、応用問題の実施やグループ討議、学び合いの時間等を今以上にとることが可能になります。

「すらら」を使った北星学園での反転授業の取り組みが、米NPO「カーンアカデミー」と並び、 日本経済新聞の記事にて紹介されました。

家でコンピュータ教材を使って「2次関数の平方移動」を自習。学校の教室では復習をしたうえで、3~4人のグループで知恵を出し合いながら練習問題を解いた。
授業を終えた生徒は「私はこの分野が苦手なので時間をかけた。自分で時間を調節できるのがいい」との感想。
(※日本経済新聞2014年1月7日 朝刊1面より)

「アクティブ・ラーニングの実現」に関するその他の事例はこちら