最終レポート課題に挑戦しよう!

「すららアクティブ・ラーニング」では、最後に、3人1チームで「レポート」に挑戦できます。
「すららアクティブ・ラーニング」のまとめとして、毎週出題されたチャットマップでの質問や、オンラインワークショップで考えたことを思い出して、もう一度、チームで話し合いながらレポートを作成しましょう。

最終レポート課題

外国にルーツをもつ人が、あなたの住んでいる街でよりよく生きるためにできることを
提案するレポートを作成しよう。

レポートを提出すると、

  • 1.提出したチームの中から抽選でグッズをプレゼント!
  • 2.審査の上、優秀チーム5チームに選ばれると、最終プレゼンテーション大会(オンライン開催)に参加できる!

たくさんのチャレンジをお待ちしています!

今回のレポートテーマに「外国にルーツを持つ人が、あなたの住む街で『よりよく生きる』には?とあります。
実はこの「よりよく生きる」とはどういうことかを考えることが、とても大切です。
みなさんは、「よりよく生きる」といわれ、どのようなイメージを持ちましたか?
チャットマップや、オンラインワークショップを通して考えがまとまってきましたか?
グループでたくさん考え、たくさんの意見を交わし、みちびきだされた答えを見せてくれることを心待ちにしています。

ここで、今回特別にさらなるヒントをお伝えしましょう!!

考えてみよう!

ある2つの発展途上国はってんとじょうこくの人々は、その日食べるものもなく、苦しい日々を送っていました。
それを見て、それぞれの国に対してちがった支援しえんが行われました。

さて、支援をうけた国は、その後どうなったと思いますか?

発展途上国Aは、すぐに美味しい魚を食べることができましたが、
提供された魚を食べ終えると、また食べるものにこまってしまいました。

発展途上国Bは、すぐには美味しい魚を食べることはできませんでしたが、
教わった方法を人々が身につけ、多くの人が食べるものに困らなくなりました。
また、漁業がさかんになり、漁業でやりがいをもって働く人がふえました。

今回みなさんに考えてほしいのは、「未来につながる考え方」「長くつづけられるしくみ」です。
今後、より外国にルーツをもつ人を身近に感じるような日々がやってくると予想されます。
そうした時に、たった一回きりの、あるいはすぐにできるサポートをするのはかん単です。

しかし、「よりよく生きる」ところまでサポートするには、より大きな発想が必要です。
まずは、みなさんのらす地いきでできること、作れるものを考えてみてほしいと思います。

最終レポートについて


作成期間 :2022年6月17日(金)~7月15日(金)

データでの提出方法について

先生が利用する学習管理画面に提出フォームがあります。
先生に相談してみましょう。

※郵送での提出をご希望される場合は、
 すららネット アクティブ・ラーニングイベント係
  active-learning@surala.jp
 にご連絡ください。

書き方

レポートの分量は、A4×10枚以内とします。(表紙は枚数にふくみません)
手書きでも、データでも構いません。
必ず「役割分担」を書いてください。チームで協力してレポートを作成したことがわかれば、形式は自由です。



審査

すららネットで行い、発表会にご参加頂く優秀チーム5チームを選出いたします。
※審査基準…論理性(意見と根拠のつながり)、伝え方の工夫などを総合的に評価いたします。

  優秀チーム審査・発表:2022年7月16日(土)~7月28日(木)

発表会

レポート審査の結果、優秀チームに選ばれた5チームは、
オンラインで開催する最終プレゼンテーション大会に参加することができます!

  日時:2022年8月20日(土)

発表会当日は、さらにレポートをパワーアップさせてから、発表を行い、最優秀チームを決定します。
審査員から直接のアドバイスをもらえるチャンス!

また、当日、提出されたレポートがノミネートされ、優秀5チーム以外のチームにレポートへの特別賞の授与式もあります。
見逃すな !!

最終レポート作成の手順


「アクティブラーニングイベント」の総まとめとして、レポートに取り組んでみよう。

  • 1.まずは自分の意見を考えてみよう

    毎週出題される4つの質問に対して、自分で調べたり、考えたりしたことや、他の人の意見を振り返りましょう。
    そして、最終レポート課題のテーマについて、自分なりの考えをまとめてみましょう。

  • 2.チームで話し合ってみよう

    最終レポート課題のテーマについて、調べたことや自分の考えを、チームの仲間と発表し合いましょう。それから、全員で話し合いをし、チームとしての考えをまとめましょう。必要なデータなどがあれば、さらに調べてみましょう。

  • 3.レポートを作成してみよう

    最後に、チームで提出レポートを作成しましょう。A4サイズであれば、手書き・データの形式は問いません。ここにあるメェ先生のヒントや、「レポートの例」を参考にしながら、自分たちの意見がきちんと伝わるように、工夫して作成してください。レポートの分量は、「A4×10枚以内」とします。

  • この下の「レポート作成の虎の巻」で、これらの項目を書くときの、ちょっとしたコツを紹介するぞい。
    また、これ以外のことも、チームで工夫して、自由に書いてみてくれ。工夫いっぱいのレポートを楽しみに待っとるぞ!

  レポート作成 虎の巻  


1.調べたことは出典(どこで見つけた情報なのか)を書こう!

調べたことを書くときは、出典(どこで見つけた情報なのか)も、わかる範囲できちんと書いておくようにしましょう。

出典の書き方(一例)

本の場合:著者名・書名・出版社・発行年
   例)すらら花子 『平和論』 すらら出版 2002年
新聞記事の場合:著者名・新聞名・記事名・年月日・朝/夕刊・面
   例)すらら太郎 「核兵器へ立ち向かえ」 すらら新聞2015年5月1日朝刊5面
   ※著者名がない場合は書かなくてよい。
ホームページの場合:サイト名・URL・アクセスした日
   例)「文部科学省ホームページ」 http://www.mext.go.jp/ 2015年5月1日


2.意見と根拠のつながりを意識しよう!

意見を書くときは、根拠を持って書くように意識しましょう!
難しいテーマですが、思ったことを書くだけではなく、「なぜそう言えるか?」をきちんと述べられると素晴らしいですね。根拠を持つ為に、データを見たり、アンケートやインタビューなどをとって自分なりに調査をしてもいいですね。

3.調べて終わりではもったいない!「ではどうするべきか」提案をしっかり書こう!

今課題になっていることや、既にとられている対策をしっかり調べ、まとめるのはすばらしいです。
それを活かすためにも、調べて終わりではなく、「ではどうするべきか」という提案をしっかり書きましょう。
審査員は、提案がしっかり書かれているかどうかを見ています。
読んだ人がイメージできるように、くわしく提案について説明できるとよいですね。
くわしく書こうとするなかで気付いたことがあれば、ぜひチームでもう一度話し合うと、考えを深めていくことができますよ。

4.評論家になるだけで終わらない!「自分たちがどうするか」を書こう!

「政府はこういう政策を取るべき」という意見も大事だけれど、それだけでは「では、あなたは何もしないの?」となってしまいます。レポートの中に、「自分たちもこうしていきたい」ということが書けると、提案に説得力が増してすばらしいですね。

審査ではこういうところが見られるよ!


みなさんが作成したレポートは、すららネットのスタッフや、特別審査員の方々で審査し、優秀チームを決定します。
レポート審査では、次のようなポイントを中心に、総合的にみなさんのレポートを評価します。
ぜひ、優秀チームに一歩近づけるように、ポイントをおさえたレポートを作成してみましょう!