1.まずは自分の意見を考えてみよう
毎週出題される4つの質問に対して、自分で調べたり、考えたりしたことや、他の人の意見を振り返りましょう。
そして、最終レポート課題のテーマについて、自分なりの考えをまとめてみましょう。
「すららアクティブ・ラーニング」では、最後に、3~5人1チームで「レポート」に挑戦できます。
「すららアクティブ・ラーニング」のまとめとして、毎週出題されたチャットマップでの質問や、オンラインワークショップで考えたことを思い出して、もう一度、チームで話し合いながらレポートを作成しましょう。
これからの時代に求められる学び方・時間割・学ぶ教科などを提案してみよう。
レポートを提出すると、
たくさんのチャレンジをお待ちしています!
今回のレポート課題は「これからの時代に求められる学び方・時間割・学ぶ教科などを提案してみよう。」です。
技術がどんどん進歩して、身の回りの環境もどんどん変化する時代。
みなさんの学校・塾・家庭での学びも、この数年で大きく変わりました。
今まさに「学び」の真っ最中にいるみなさんには、「ここをもっと変えてほしい」「もっとこういうことを勉強したい」という想いもあるのではないでしょうか。
その想いをぜひレポートで表現してほしいと思います。
一方で、もうひとつ考えてほしいことがあります。
それは、「今の学び方・時間割・学ぶ教科」などが、『なぜそうなっているのか』ということです。今ある構成や、ルール、形には何か理由があるのではないか?という視点も持ち合わせてほしいと思います。
これらを踏まえ、具体的にどんなことを考えればいいのか少し考えてみましょう。
この数年間、新型コロナウィルスの流行により、人々の生活には大きな変化がありました。
学校での「学び」も、コロナウィルスの流行で変化したもののひとつです。
みなさんも学校が休校になり、パソコンやタブレットを使ってオンライン授業を受けた経験はありませんか。
この変化によって、
このように感じた人もいるのではないでしょうか。
ですが、コロナウィルスの流行が落ち着き、学校での授業が再開されると…
実際に学校に通ってこそ感じられる楽しみも、再発見できたのではないでしょうか。
コロナウィルスの流行によってオンライン授業が始まったことで、新しい気づきもたくさんあったと思います。
一方で、学校に通学していた時に経験していた当たり前の日常の一部は失われていました。
この例を通してみなさんに考えてみてほしいのは
「変わることは、必ずしもよいことばかりが起こるのではなく、よかった部分が失われてしまうこともある」ということです。
今回のすららアクティブ・ラーニングのテーマは
「学ぶ」は進化する?
これからの時代に求められる授業や教科を提案してみよう!
です。
変化したことで、もともとあったよい部分が失われてしまっては、それは進化とは呼べません。
今回レポートを作るあたって、「新たな学び」の提案を考えるのと同時に、
「今の学びがなぜそうなっているのか」をいっしょに考えてみてください。
そして「今の学びのいいところを残したまま、もっとよくするにはどう変えればいいだろう」と考えることで、
「学ぶ」が進化した姿を想像してみてほしいと思います。
みなさんの考える「学び」のアイデアをお待ちしております!
作成期間 :2023年6月19日(月)~7月14日(金)
先生が利用する学習管理画面に提出フォームがあります。
先生に相談してみましょう。
※郵送での提出をご希望される場合は、
すららネット アクティブ・ラーニングイベント係
active-learning@surala.jp
にご連絡ください。
レポートの分量は、A4×10枚以内とします。(表紙は枚数にふくみません)
手書きでも、データでも構いません。
必ず「役割分担」を書いてください。チームで協力してレポートを作成したことがわかれば、形式は自由です。
すららネットで行い、発表会にご参加頂く優秀チーム5チームを選出いたします。
※審査基準…論理性(意見と根拠のつながり)、伝え方の工夫などを総合的に評価いたします。
優秀チーム審査:2023年7月15日(土)~7月27日(木)
審査結果通知 :2023年7月28日(金)
レポート審査の結果、優秀チームに選ばれた5チームは、
オンラインで開催する最終プレゼンテーション大会に参加することができます!
日時:2023年8月19日(土)
発表会当日は、さらにレポートをパワーアップさせてから、発表を行い、最優秀チームを決定します。
審査員から直接のアドバイスをもらえるチャンス!
また、当日、提出されたレポートがノミネートされ、優秀5チーム以外のチームにレポートへの特別賞の授与式もあります。
見逃すな !!
「アクティブラーニングイベント」の総まとめとして、レポートに取り組んでみよう。
毎週出題される4つの質問に対して、自分で調べたり、考えたりしたことや、他の人の意見を振り返りましょう。
そして、最終レポート課題のテーマについて、自分なりの考えをまとめてみましょう。
最終レポート課題のテーマについて、調べたことや自分の考えを、チームの仲間と発表し合いましょう。それから、全員で話し合いをし、チームとしての考えをまとめましょう。必要なデータなどがあれば、さらに調べてみましょう。
最後に、チームで提出レポートを作成しましょう。A4サイズであれば、手書き・データの形式は問いません。ここにあるメェ先生のヒントや、「レポートの例」を参考にしながら、自分たちの意見がきちんと伝わるように、工夫して作成してください。レポートの分量は、「A4×10枚以内」とします。
この下の「レポート作成の虎の巻」で、これらの項目を書くときの、ちょっとしたコツを紹介するぞい。
また、これ以外のことも、チームで工夫して、自由に書いてみてくれ。工夫いっぱいのレポートを楽しみに待っとるぞ!
調べたことを書くときは、出典(どこで見つけた情報なのか)も、わかる範囲できちんと書いておくようにしましょう。
本の場合:著者名・書名・出版社・発行年
例)すらら花子 『平和論』 すらら出版 2002年
新聞記事の場合:著者名・新聞名・記事名・年月日・朝/夕刊・面
例)すらら太郎 「核兵器へ立ち向かえ」 すらら新聞2015年5月1日朝刊5面
※著者名がない場合は書かなくてよい。
ホームページの場合:サイト名・URL・アクセスした日
例)「文部科学省ホームページ」 http://www.mext.go.jp/ 2015年5月1日
意見を書くときは、根拠を持って書くように意識しましょう!
難しいテーマですが、思ったことを書くだけではなく、「なぜそう言えるか?」をきちんと述べられると素晴らしいですね。根拠を持つ為に、データを見たり、アンケートやインタビューなどをとって自分なりに調査をしてもいいですね。
今課題になっていることや、既にとられている対策をしっかり調べ、まとめるのはすばらしいです。
それを活かすためにも、調べて終わりではなく、「ではどうするべきか」という提案をしっかり書きましょう。
審査員は、提案がしっかり書かれているかどうかを見ています。
読んだ人がイメージできるように、くわしく提案について説明できるとよいですね。
くわしく書こうとするなかで気付いたことがあれば、ぜひチームでもう一度話し合うと、考えを深めていくことができますよ。
「政府はこういう政策を取るべき」という意見も大事だけれど、それだけでは「では、あなたは何もしないの?」となってしまいます。レポートの中に、「自分たちもこうしていきたい」ということが書けると、提案に説得力が増してすばらしいですね。
みなさんが作成したレポートは、すららネットのスタッフや、特別審査員の方々で審査し、優秀チームを決定します。
レポート審査では、次のようなポイントを中心に、総合的にみなさんのレポートを評価します。
ぜひ、優秀チームに一歩近づけるように、ポイントをおさえたレポートを作成してみましょう!
基本項目について | チーム名、メンバー名、校舎名、役割分担が書けているか |
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内容について | 結論が初めにしっかり書かれているか、また、その理由として適切な内容が書かれているか |
「なぜそうなのか」という理由を、事実や調べたことをもとに、みんなが納得するように書けているか | |
テーマを自分のこととしてとらえて、これからどうしていくべきかを考えられているか | |
残った課題や、引きつづき調べてみたいことが書けているか | |
(感想を書くときは)事実や意見と、感想をわけて書けているか | |
見せ方について | 読みやすいよう、ていねいに作成できているか |
伝えたいことを考えて、必要なときには図表やグラフを適切に使うことができているか |
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