最終レポート課題に挑戦しよう!

「すららアクティブ・ラーニング」では、最後に、3~5人1チームで「レポート」に挑戦できます。
「すららアクティブ・ラーニング」のまとめとして、毎週出題されたチャットマップでの質問や、オンラインワークショップで考えたことを思い出して、もう一度、チームで話し合いながらレポートを作成しましょう。

最終レポート課題

これからの時代に求められる学び方・時間割じかんわり・学ぶ教科などを提案ていあんしてみよう。

レポートを提出すると、

  • 1.提出したチームの中から抽選でグッズをプレゼント!
  • 2.審査の上、優秀チーム5チームに選ばれると、最終プレゼンテーション大会(オンライン開催)に参加できる!

たくさんのチャレンジをお待ちしています!

今回のレポート課題は「これからの時代に求められる学び方・時間割・学ぶ教科などを提案してみよう。」です。
技術ぎじゅつがどんどん進歩して、身の回りの環境かんきょうもどんどん変化する時代。
みなさんの学校・塾・家庭での学びも、この数年で大きく変わりました。
今まさに「学び」の真っ最中にいるみなさんには、「ここをもっと変えてほしい」「もっとこういうことを勉強したい」という想いもあるのではないでしょうか。
その想いをぜひレポートで表現ひょうげんしてほしいと思います。
一方で、もうひとつ考えてほしいことがあります。
それは、「今の学び方・時間割・学ぶ教科」などが、『なぜそうなっているのか』ということです。今ある構成や、ルール、形には何か理由があるのではないか?という視点も持ち合わせてほしいと思います。

これらを踏まえ、具体的にどんなことを考えればいいのか少し考えてみましょう。

考えてみよう!

この数年間、新型しんがたコロナウィルスの流行により、人々の生活には大きな変化がありました。
学校での「学び」も、コロナウィルスの流行で変化したもののひとつです。
みなさんも学校が休校になり、パソコンやタブレットを使ってオンライン授業じゅぎょうを受けた経験けいけんはありませんか。
この変化によって、

このように感じた人もいるのではないでしょうか。

ですが、コロナウィルスの流行が落ち着き、学校での授業が再開さいかいされると…

実際じっさいに学校に通ってこそ感じられる楽しみも、再発見できたのではないでしょうか。

コロナウィルスの流行によってオンライン授業が始まったことで、新しい気づきもたくさんあったと思います。
一方で、学校に通学していた時に経験していた当たり前の日常の一部は失われていました。

この例を通してみなさんに考えてみてほしいのは
「変わることは、必ずしもよいことばかりが起こるのではなく、よかった部分が失われてしまうこともある」ということです。

今回のすららアクティブ・ラーニングのテーマは

「学ぶ」は進化する?
これからの時代に求められる授業や教科を提案してみよう!

です。
変化したことで、もともとあったよい部分が失われてしまっては、それは進化とはべません。

今回レポートを作るあたって、「新たな学び」の提案を考えるのと同時に、
「今の学びがなぜそうなっているのか」をいっしょに考えてみてください。
そして「今の学びのいいところを残したまま、もっとよくするにはどう変えればいいだろう」と考えることで、
「学ぶ」が進化した姿すがた想像そうぞうしてみてほしいと思います。

みなさんの考える「学び」のアイデアをお待ちしております!

最終レポートについて


作成期間 :2023年6月19日(月)~7月14日(金)

データでの提出方法について

先生が利用する学習管理画面に提出フォームがあります。
先生に相談してみましょう。

※郵送での提出をご希望される場合は、
 すららネット アクティブ・ラーニングイベント係
  active-learning@surala.jp
 にご連絡ください。

書き方

レポートの分量は、A4×10枚以内とします。(表紙は枚数にふくみません)
手書きでも、データでも構いません。
必ず「役割分担」を書いてください。チームで協力してレポートを作成したことがわかれば、形式は自由です。



審査

すららネットで行い、発表会にご参加頂く優秀チーム5チームを選出いたします。
※審査基準…論理性(意見と根拠のつながり)、伝え方の工夫などを総合的に評価いたします。

  優秀チーム審査:2023年7月15日(土)~7月27日(木)
  審査結果通知 :2023年7月28日(金)

発表会

レポート審査の結果、優秀チームに選ばれた5チームは、
オンラインで開催する最終プレゼンテーション大会に参加することができます!

  日時:2023年8月19日(土)

発表会当日は、さらにレポートをパワーアップさせてから、発表を行い、最優秀チームを決定します。
審査員から直接のアドバイスをもらえるチャンス!

また、当日、提出されたレポートがノミネートされ、優秀5チーム以外のチームにレポートへの特別賞の授与式もあります。
見逃すな !!

最終レポート作成の手順


「アクティブラーニングイベント」の総まとめとして、レポートに取り組んでみよう。

  • 1.まずは自分の意見を考えてみよう

    毎週出題される4つの質問に対して、自分で調べたり、考えたりしたことや、他の人の意見を振り返りましょう。
    そして、最終レポート課題のテーマについて、自分なりの考えをまとめてみましょう。

  • 2.チームで話し合ってみよう

    最終レポート課題のテーマについて、調べたことや自分の考えを、チームの仲間と発表し合いましょう。それから、全員で話し合いをし、チームとしての考えをまとめましょう。必要なデータなどがあれば、さらに調べてみましょう。

  • 3.レポートを作成してみよう

    最後に、チームで提出レポートを作成しましょう。A4サイズであれば、手書き・データの形式は問いません。ここにあるメェ先生のヒントや、「レポートの例」を参考にしながら、自分たちの意見がきちんと伝わるように、工夫して作成してください。レポートの分量は、「A4×10枚以内」とします。

  • この下の「レポート作成の虎の巻」で、これらの項目を書くときの、ちょっとしたコツを紹介するぞい。
    また、これ以外のことも、チームで工夫して、自由に書いてみてくれ。工夫いっぱいのレポートを楽しみに待っとるぞ!

  レポート作成 虎の巻  


1.調べたことは出典(どこで見つけた情報なのか)を書こう!

調べたことを書くときは、出典(どこで見つけた情報なのか)も、わかる範囲できちんと書いておくようにしましょう。

出典の書き方(一例)

本の場合:著者名・書名・出版社・発行年
   例)すらら花子 『平和論』 すらら出版 2002年
新聞記事の場合:著者名・新聞名・記事名・年月日・朝/夕刊・面
   例)すらら太郎 「核兵器へ立ち向かえ」 すらら新聞2015年5月1日朝刊5面
   ※著者名がない場合は書かなくてよい。
ホームページの場合:サイト名・URL・アクセスした日
   例)「文部科学省ホームページ」 http://www.mext.go.jp/ 2015年5月1日


2.意見と根拠のつながりを意識しよう!

意見を書くときは、根拠を持って書くように意識しましょう!
難しいテーマですが、思ったことを書くだけではなく、「なぜそう言えるか?」をきちんと述べられると素晴らしいですね。根拠を持つ為に、データを見たり、アンケートやインタビューなどをとって自分なりに調査をしてもいいですね。

3.調べて終わりではもったいない!「ではどうするべきか」提案をしっかり書こう!

今課題になっていることや、既にとられている対策をしっかり調べ、まとめるのはすばらしいです。
それを活かすためにも、調べて終わりではなく、「ではどうするべきか」という提案をしっかり書きましょう。
審査員は、提案がしっかり書かれているかどうかを見ています。
読んだ人がイメージできるように、くわしく提案について説明できるとよいですね。
くわしく書こうとするなかで気付いたことがあれば、ぜひチームでもう一度話し合うと、考えを深めていくことができますよ。

4.評論家になるだけで終わらない!「自分たちがどうするか」を書こう!

「政府はこういう政策を取るべき」という意見も大事だけれど、それだけでは「では、あなたは何もしないの?」となってしまいます。レポートの中に、「自分たちもこうしていきたい」ということが書けると、提案に説得力が増してすばらしいですね。

審査ではこんなところが見られるよ!


みなさんが作成したレポートは、すららネットのスタッフや、特別審査員の方々で審査し、優秀チームを決定します。
レポート審査では、次のようなポイントを中心に、総合的にみなさんのレポートを評価します。
ぜひ、優秀チームに一歩近づけるように、ポイントをおさえたレポートを作成してみましょう!