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【漢字検定は小学生から受けるべき】レベルの目安や合格率、受けるメリット、おすすめの勉強法を解説!

「漢字検定って小学生からでも受けられるって聞いたけど受けた方がいいの?」「漢字検定はうちの子が受けて合格できるかしら?」こう言った悩みを抱えている小学生の子どもを持つ親はたくさんいるでしょう。

結論から言うと、小学生の子どもが漢字検定を受けるのはおすすめです。本記事では、小学生が受ける漢字検定のレベルの目安や合格率、そして小学生が漢字検定を受けるメリットとおすすめの勉強法を解説します

これを読めば、小学生の子どもが漢字検定を受けた方がいいのか、どうやったら合格できるのかがわかるはずです。子どもに漢字検定を受けさせるか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。



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漢字検定とは?

漢字検定とは?

漢字検定とは、正式には日本漢字能力検定といい、文字どおり漢字の能力を測定する資格試験です。漢字を読み書きする基本的な知識に加え、漢字の意味を理解して文章の中で適切に使える能力も測ります。

日本で生活する上で漢字はなくてはならないもので、一生涯使用します。そのため、一度漢字検定で身につけた知識はずっと役立てられ、進学や就職でも有利になる大人気の資格試験です

漢字検定で小学生が受けるレベルは何級?

漢字検定には12段階のレベルがありますが、小学生の場合は何級を受ければいいのでしょうか。漢字検定のホームページを見ると、小学校の学年ごとに受験する級の目安と、それぞれの級の合格基準が公開されていました。

レベル 対象となる漢字数 合格基準
10級    小学1年生修了レベル 80字 約80%
9級 小学2年生修了レベル 240字 約80%
8級 小学3年生修了レベル 440字 約80%
7級 小学4年生修了レベル 642字 約70%
6級 小学5年生修了レベル 835字 約70%
5級 小学6年生修了レベル 1,026字 約70%
4級 中学在学レベル 1,339字 約70%

出典:日本漢字能力検定「各級の出題内容と審査基準」
   日本漢字能力検定「採点基準と合格基準」

子どもの学年と対応しているので、何級を受ければいいのかが一目で分かります。ただ、学校の試験以外の試験を受けるのが初めてという子どももいるはずです。

漢字検定は、学校の試験とはまた違った緊張感のある試験になります。そのため、試験に慣れるという意味でも、背伸びせずに1級ずつ着実に合格を目指すのがおすすめです

実際に何人くらいが漢字検定を受検・合格しているの?

それでは、実際にそれぞれの級は何人くらいの人が受験していて、合格率はどのくらいになっているのでしょうか。2022年度の第1回試験の受験データを見てみると、以下のとおりでした。

  志願者数 受検者数 合格者数 合格率
1級 974人 847人 81人 9.6%
準1級 6,031人 5,337人 733人 13.7%
2級 46,396人 44,512人 12,678人 28.5%
準2級 76,060人 74,419人 26,482人 35.6%
3級 113,707人 110,893人 56,117人 50.6%
4級 61,886人 59,907人 31,954人 53.3%
5級 51,371人 49,385人 36,107人 73.1%
6級 25,560人 24,843人 20,172人 81.2%
7級 23,955人 23,267人 20,267人 87.1%
8級 22,988人 22,213人 18,732人 84.3%
9級 20,530人 19,994人 18,154人 90.8%
10級 16,914人 16,118人 15,589人 96.7%
合計 466,372人 451,735人 257,066人 平均合格率56.9%

引用:日本漢字能力検定「年度・回ごとの級別志願者数・合格者数|2022年度 受検データ」

1級から10級までの全体で約45万人の受験者がいることがわかりました。漢字検定の試験は年間で3回行われているので、年間100万人以上の受験者がいるという計算になります。

小学生が受ける目安である5級〜10級を見てみると、1回につき約15万人が受験しており、合格率は7割〜9割程度です。小学生にとって人気のある資格で、難易度もそこまで高くはないということがわかりました。

漢字検定を小学生レベルから受ける5つのメリット

漢字検定を小学生レベルから受ける5つのメリット

漢字検定がどんな試験なのか、そしてレベルや合格率について解説してきました。それでは、ここからは小学生が漢字検定を受験するメリットを5つご紹介していきます。

漢字検定を受けるメリット

  • ①基礎から漢字の力が身につく
  • ②勉強をする習慣が身につく
  • ③小学生の頃から試験の経験を積める
  • ④難易度が高くないため成功体験ができる
  • ⑤級が上がると受験や就職に役立つ

若いうちから漢字検定を受けることは、漢字の能力が身につくこと以外にも非常に大きなメリットがあります。ぜひ参考にして、漢字検定の受験を子どもの成長に役立ててみてはいかがでしょうか。

①基礎から漢字の力が身につく

漢字検定5級〜10級に向けて勉強することで、日常生活で当たり前に使用する漢字を正しく身に付けられます。そして意味も含めて学習できるため、日本語の力を培うことも可能です。

大人になってからもずっと使い続ける漢字なので、正しい読み方や書き順を早めに身につけることに損はありません。

また、読める漢字が増えることで語彙力や読解力が上がり、認識できる情報量を圧倒的に増やせます。そのため、国語だけでなく全ての教科の勉強にも役立つでしょう。

②勉強をする習慣が身につく

漢字検定の問題はほとんどが筆記問題なので、書いて覚える勉強方法がメインになります。書いて覚えるというのは、すべての勉強の基礎とも言える重要な勉強方法です。

小学生のうちから書いて覚える勉強方法に慣れることで、漢字だけでなくその他すべての勉強にも活きてきます。コツコツと継続して学習する力は成長してからも非常に大切です。そうして培った習慣は、高校受験や大学受験にもきっと役立つでしょう。

③小学生の頃から試験の経験を積める

高校生や大人でも、試験本番になるとどうしても緊張していつもの力が出せないという人はたくさんいます。いつもの教室でいつもの友達と一緒に試験を受ける機会はこれからもありますが、漢字検定の場合は全く異なる状況です。

「慣れない会場」で「明確な合否判定」のある試験を受ける経験を早めに積んでおくことは大きなメリットになります。時間内は離席できず、周りには知らない人だらけ、という環境は子どもにとってかなりのストレスです。試験独特の雰囲気を子どもの頃から味わうことで、試験の雰囲気に慣れることができるでしょう。

④難易度が高くないため成功体験ができる

「努力をすれば報われる」という経験は、大人になる過程において非常に重要な経験です。必死に努力をして結果を出すことができれば、「もっと頑張ろう」「頑張れば成功できる」というポジティブな思考に繋がります。

上述した通り、小学生レベルの漢字検定の級は比較的難易度も低く、合格率も高めです。若いうちから成功体験を積むことで、自己肯定感を醸成することもでき、努力の大切さを身につけられます

⑤級が上がると受験や就職に役立つ

漢字検定は、高校受験や大学受験・就職試験などでも活用されており、有利な資格として知られています。目安としては準2級以上であれば大学や短大の受験で、それ以上であれば就職に有利になる可能性が

漢字の知識だけでなく、基礎的な語彙力や読解力、何よりも継続して努力できる証明として利用できるのです。小学生のうちに漢字を学ぶことの楽しさを知り継続できれば、高校や大学・就職にも繋げられるかもしれません。

漢字検定の小学生レベルを受けたい際におすすめの3つの勉強法

漢字検定の小学生レベルを受けたい際におすすめの3つの勉強法

最後に、漢字検定に合格するためのおすすめの勉強法を3つご紹介します。勉強はただがむしゃらに何時間もやり続ければ成果が出るものではありません。

ぜひご紹介する勉強法を試してみて、一人ひとりに合ったやり方を見つけてみてください。

おすすめの勉強法

  • ①漢字ドリルや参考書で勉強する
  • ②読書をして漢字と意味を結びつける
  • ③タブレット式の通信教育を活用する

小学生のうちはまだ自分なりの勉強方法が確立していません。だからこそ今のうちから正しい勉強方法を身につけて、今後に役立てていきましょう

①漢字ドリルや参考書で勉強する

1つ目のおすすめ勉強法は、漢字ドリルなどの参考書を使って勉強をすることです。漢字ドリルは書店やインターネットでも簡単に手に入ります。

最近の漢字ドリルは、幼児や小学校低学年の勉強に慣れていない子どもでも楽しく集中して取り組めるような工夫が満載です。そして何より、試験の本番も紙に回答を書く形式なので、練習にもなります。まずは1冊買って試してみましょう。

②読書をして漢字と意味を結びつける

漢字は書くことも重要ですが、意味を理解することも重要です。意味を理解するのにうってつけの勉強法が読書です。物語の流れの中に漢字が登場することで、意味を結びつけやすくなります。

読書は移動時間や寝る前などに簡単にでき、習慣づけもしやすいです。読書の習慣をつけられると、将来役に立つ幅広い知識や教養を身につけられます。

好きな本や漫画を読むことでも漢字の勉強はできますが、小学生向けの漢字学習に特化した本もあるのでぜひ活用してみてください

③タブレット式の通信教育を活用する

最近は小学生でもスマホやタブレットを使いこなしており、タブレット式学習も一般的になっています。タブレット式の通信教育であれば5教科満遍なく学べ、もちろん漢字の勉強も可能です。

タブレットであれば紙と鉛筆を持って机に向かう必要もなくゲーム感覚で学べるため、勉強のハードルはかなり低くなります。カラフルで見やすい画面表示で、タッチペンで簡単に操作できるので、子どもも楽しんで学習できます

まとめ

まとめ

小学生が漢字検定を受けるべきか、レベルの目安や合格率・おすすめの勉強方法について解説しました。漢字検定は難易度も比較的低めで小学生でも受けやすく、努力をして成功するという貴重な経験を積めます。

また、若いうちからコツコツと勉強する習慣を身につけられるので、小学生の漢字検定の受験は非常におすすめです。正しい日本語を身につけるためにも、ぜひ漢字検定の受験を考えてみてください。



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