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【自閉症スペクトラム障がいの子どもは勉強しない?】特性から考えられる困り事やおすすめの学習方法を徹底解説

「自閉症スペクトラム障がいの子どもの勉強がうまく進まない…」と悩んでいませんか。自閉症スペクトラム障がいの子どもが特性に合っていない方法で勉強を続けるのは困難です。

そのため、何が苦手でどういった勉強法が向いているのかを知り、前向きに勉強できるようになる環境を整えることが大切になります。

今回の記事では自閉症スペクトラム障がいの特性や困り事、おすすめの勉強方法などについて解説します。親ができる支援方法についても詳しく紹介するのでぜひ参考にしてください。



この記事を読む方で、お子さまの学習について下記の様なお悩みを持っている方はいませんか?

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自閉症スペクトラム障がいの特性・特徴

自閉症スペクトラム障がいは、自閉症・広汎性発達障がい・アスペルガー症候群など様々な呼び方をされてきましたが、2013年以降総称として「自閉症スペクトラム障がい」と呼ばれるようになりました。

様々な遺伝的な要因が複雑に関与して起こる生まれつきの脳機能障がいであり、親の育て方は関係ないことがこれまでの研究で分かっています。

主な特性は以下の通りです。

【自閉症スペクトラムの特性・特徴】

  • 社会的コミュニケーションが苦手である
  • 強いこだわりを持ち、パターン化した行動が見られる
  • 感覚の偏りがある(見られない場合もある)
  • 体の動かし方が不器用ある(見られない場合もある)

特性の現れ方は人それぞれですが、特に目立つのがコミュニケーション能力の欠如やこだわりの強さです。これらの特性が組み合わさることで学校で過ごしにくいと感じたり、みんなと同じように勉強するのが難しかったりします。

自閉症スペクトラム障がいの困り事と対策

ここからは、自閉症スペクラム障がいの困り事とその対策についてご紹介します。主な困り事は以下の5つです。

【自閉症スペクラム障がいの困り事】

  • 限られた分野にのみ興味・関心が向く
  • 相手の視点に立つことが苦手
  • 勉強法などに強いこだわりがある
  • 曖昧な指示が理解できない
  • マルチタスクが苦手

それぞれの困り事とその対策について詳しく見ていきましょう。

限られた分野にのみ興味・関心が向く

自閉症スペクトラム障がいの子どもは限られた分野のみに興味・関心が向き、それ以外の学習には手をつけないといった傾向が見られます。例を挙げると、「歴史には高い関心を持っていたのに、地理には全く興味がない」といった様子です。

興味を持っている分野には高い集中力を発揮し、専門的な知識まで身に付けられるのが強みとも言えます。

少しずつ興味の幅を広げていくためには、「織田信長の出身地は今はどんな地域になっているのかな?」などと関連のある学習にも目を向けるきっかけを与えましょう

さらに、これからの進路のためには他の知識を身に付けることも大切であると伝えていくのも大切です。

相手の視点に立つことが苦手

自閉症スペクトラム障がいの子どもは、相手の視点に立つことが苦手な傾向にあります。そのため、「この時の主人公の気持ちを答えなさい」というような物語や小説の読解問題は苦手です。

まずは国語の学習以外に、アニメや漫画など興味の湧くもので人物の気持ちを考える練習をしましょう。一緒に鑑賞しながら、「主人公がなぜこのような行動を取ったのか」「どんな気持ちなのか」など子どもが理解できていない部分を丁寧に解説してあげてください。

そうすることで徐々に相手の視点に立つ習慣ができてきます。

勉強法などに強いこだわりがある

自閉症スペクトラム障がいの子どもは、何かしらの強いこだわりを持っていることが多いです。勉強する際にも使用する筆記用具・ノートの取り方・問題を解く順番などにこだわりがあり、それらが集中の妨げになってしまうことがあります。

こだわりによって勉強がなかなか進まない時は強く叱責することは避け、可能な限り気持ちを受け止めてあげましょう

また、こだわりの強い子は突然の予定変更にパニックを起こしやすい傾向があります。落ち着いた気持ちで学習を始められるよう、何時から何の勉強するかを事前に伝えるのがおすすめです。

曖昧な指示が理解できない

自閉症スペクトラム障がいの子どもは、曖昧な指示を理解することができません。「少し早く解いてみよう」「進められるところまで頑張ろう」と声をかけても、指示する側が思っているようには伝わっていない可能性が高いです。

曖昧な言い方は避け、「◯分でこのページを終わらせよう」「◯ページまで進めよう」など具体的な指示を意識しましょう。さらに、大切なことや複数にわたる指示の場合は口頭で伝えるだけではなく、メモを書いて渡すとより正確に伝わります。

マルチタスクが苦手

マルチタスクは自閉症スペクトラム障がいの子どもにとって大きな負担です。「明日のテストに向けて数学・英語・国語を勉強しないといけない」となると、何から手を付ければ良いか分からずパニックに陥ってしまいます。

そのような時は、安心して勉強に臨めるようにやるべきことを紙に書き起こしてあげましょう。こだわりがあるかもしれないので、なるべく本人の意思を尊重しながら一緒に順番を決めることが大切です。

自閉症スペクトラム障がいの小・中学生が勉強をしない理由

勉強しない理由は人それぞれで一概には言えませんが、自閉症スペクトラム障がいの子どもは強いこだわりを持ち、臨機応変に対応することが苦手です。

そのため、「新しい先生が来て授業の進め方が変わった」「新しい単元の始まりで聞き慣れない単語が出てくる」といったことでも大きな障壁になり得ます

また、対人関係を築くのが苦手な傾向もあるため、授業中に困ってしまっても先生や友達に相談できず、分からないままになってしまうことも少なくありません。

「勉強したくないからしない」というわけではなく、「勉強しようと思っているけどできない」可能性もあります。本人にとって何が障壁になっているのかを知り、対策を考えていきましょう。

自閉症スペクトラム障がいの子どもにおすすめの勉強方法3選

ここからは、自閉症スペクトラム障がいの子どもにおすすめの勉強方法をご紹介します。

【自閉症スペクトラム障がいの子どもにおすすめの勉強方法3選】

  • 多く時間を使って予習をする
  • 集中して取り組める短時間の勉強を繰り返す
  • 視覚情報を多用する

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

①多く時間を使って予習をする

自閉症スペクトラム障がいの子どもはこだわりが強く、新しい勉強内容に苦手意識を持ちやすいです。そのため、授業への不安を少しでも減らせるように家で予習をしておきましょう

特に新しい単元の始めには予習に多くの時間を使い、余裕を持って取り組むことが大切です。一緒に教科書を読んだり単語を調べたりしておきましょう。

先生に相談し、可能であれば教科書の問題を先に解いておくのも効果的です。授業中に「聞いたことがある単語だ」「知っている計算方法だ」と思えるだけで安心できます。

②集中して取り組める短時間の勉強を繰り返す

個人差はあるものの、自閉症スペクトラム障がいの子どもはこだわりの強さから疲れやすく、長時間集中するのが難しい傾向にあります

勉強は1回の時間を短くして取り組み、繰り返し復習できるようにしましょう。同じ問題を何度も解くのも効果的です。本人と相談しながら続けやすい方法を一緒に探していきましょう。

③視覚情報を多用する

自閉症スペクトラム障がいのうちアスペルガー障がいの特徴として、聴覚情報よりも視覚情報が有利であることが分かっています。したがって、図や絵を積極的に取り入れて視覚にうったえながら学習を進めると覚えやすいです。

ただし、あまりにカラフルであったり情報量が多すぎたりすると内容を理解しづらくなってしまいます。できるだけ内容は簡単に、使用する色は3つまでにまとめると分かりやすいです。

自閉症スペクトラム障がいの小・中学生のために親ができること

次に紹介するのは、自閉症スペクトラム障がいの小・中学生のために親ができることです。勉強面に限らず様々なサポート方法があるので、できそうなものから始めていきましょう。

【自閉症スペクトラム障がいの小・中学生のために親ができること】

  • 自閉症スペクトラム障がいの特性を理解して寄り添う
  • 適度に気配りをする
  • できたことをすぐの褒める
  • 他の子どもと比べない
  • 専門機関に相談する

1つずつ詳しく説明していきます。

自閉症スペクトラム障がいの特性を理解して寄り添う

子どもに寄り添う上で、本人の特性について知るのはとても大切なことです。書籍やインターネットサイト、専門的な知識を持った人などから情報を集め、障がいの特性について理解を深めましょう。

親が自分について分かってくれている・寄り添ってくれているというのは子どもに大きな安心を与えます。そういった安心感は、勉強に限らず様々なことにチャレンジする原動力となるのです。

ただし、中には非科学的な情報も混在しており、必ずしも全ての本やサイトで正しい知識を得られるとは限りません。情報を得る際には内容をよく吟味し、信頼できるか確認してください。

適度に気配りをする

子どもが成長するにつれて、「同学年の子は一人で勉強できるみたいだからうちも任せよう」と思う機会があるかもしれません。しかし、周りと同じようにできることを求められるのは、自閉症スペクトラム障がいの子どもにとって難しいものです

特性によってスケジュール管理が上手にできなかったり、興味のあることばかりに気が向いたりする子も多く、生活習慣の乱れやゲームへの依存につながる可能性もあります。

過干渉は成長の妨げになってしまいますが、本人が心身ともに健康に過ごすには親の適度な気配りが必要不可欠です。学習環境や勉強スケジュール、体調管理などはできるだけサポートしていきましょう。

できたことをすぐに褒める

学習ではもちろん、生活の中でできたことがあればその場ですぐ褒めましょう。「テストで目標の点数を取れた」「最後まで集中して勉強できた」「学習準備を自分で整えられた」など、成果の大きさに関わらず頑張った過程についても声をかけてあげてください。

全てを褒めれば良いというわけではありませんが、親が自分の頑張りを見てくれているという安心感が子どもの自信につながります。

時間が経ってから褒めても忘れてしまっている可能性があるので、なるべくその都度褒めることを意識しましょう。

他の子どもと比べない

自閉症スペクトラム障がいは脳の機能の問題であり、本人の努力で補えきれない部分も多いです。他の子どもと比べて子どもを責めるのはやめましょう。

比較による叱責が続くと心が不安定になり、学習だけでなく様々なことを頑張れなくなってしまいます。中には不登校になってしまうケースもあるので注意が必要です。

専門機関に相談する

家庭内で問題を解決しようと抱え込まず、気になることがあれば専門機関を頼りましょう。あまり知られてないものもありますが、実は相談できる窓口はたくさんあります。

【自閉症スペクトラム障がいについて相談できる専門機関】

  • 心療内科・小児科
  • 市区町村の子育て支援・福祉相談窓口
  • 児童相談所
  • 発達障害者支援センター
  • 療育センター

学校生活や学習に関する内容であれば、まずは子どもの様子をよく分かっている担任の先生・スクールカウンセラーに相談するのがおすすめです。

ただし、学校の先生は専門家ではないので学校以外に頼りたい場合は上記のような機関に相談してみましょう。

自閉症スペクトラム障がいに関するよくある質問

最後に、自閉症スペクトラム障がいに関するよくある質問に答えます。

【自閉症スペクトラム障がいに関するよくある質問】

  • 自閉症スペクトラム障がいで不登校の中学生は受験できない?
  • 自閉症スペクトラム障がいとアスペルガー症候群の違いは?
  • アスペルガー症候群の子どもは勉強できない?

疑問に思っていることがあればぜひ解決に役立ててください。

自閉症スペクトラム障がいで不登校の中学生は受験できない?

自閉症スペクトラム障がいであっても受験はでき、高校への進学も可能です。しかし、公立の全日制高校の場合、筆記試験以外に出席日数・授業態度・提出物などによって決まる内申点も関係してきます。

自閉症スペクトラム障がいの子が進学先を検討する際は内申点をよく確認し、点数によっては内申点が重視されない高校や受験方法を選ぶのがおすすめです。

また、校風や環境は本人に合っているか・障がいについて学校に支援を頼めるかなど、様々な点を考慮して高校を決める必要があります。

なるべく早めに準備に取り掛かり、分からないことがあれば先生に質問しておきましょう。

自閉症スペクトラム障がいとアスペルガー症候群の違いは?

自閉症スペクトラム障がいは「自閉症」「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」の総称です。自閉症スペクトラム障がいというグループにアスペルガー症候群が属しているイメージになります。

アスペルガー症候群は勉強できない?

アスペルガー症候群の場合、知的能力や学習能力に関しては他の子どもと変わらないことも多いです。そのため、個人差はあるものの勉強した分はしっかり身につけることができます。

ただし、強いこだわりやコミュニケーションの難しさから「効率良く学習を進められない」「困っても先生に質問できない」などの問題が起きることも少なくありません

そういった場合は周囲の適切なサポートが必要です。

まとめ:自閉症スペクトラム障がいでも勉強はできる!特性に合った学習方法を見つけることが大切!

自閉症スペクトラム障がいの主な特性は、コミュニケーション能力の欠如やこだわりの強さです。その特性ゆえに集中して取り組むのが難しく、本来の学力が発揮されていない可能性はあります。

しかし、本人の特性に合った勉強法や適切な支援が分かれば力を伸ばすことも十分可能です。本人が自信を持って学習に取り組めるように、褒めるのも忘れないようにしましょう。

家族だけで抱え込まず、周りの人や相談できる機関も活用しながら子どもの成長をサポートしていくことが大切です。



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