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【五月雨登校とは】2つの種類〜子どもが克服する3つの解決策を紹介

学校を休みがちになっている状況のことを、五月雨登校と呼びます。五月雨登校になってしまうと改善が難しく、親子ともに長期にわたって五月雨登校に悩まされるケースも少なくありません。

子どもが五月雨登校から学校へ復帰するためには、常に接している親自身の心身のケアや子どもへの気持ちを深く理解すること、さらに周囲の人への助けも必要でしょう。

本記事では、五月雨登校になってしまう原因や解決策などを徹底解説します。周囲の親から理解が得られない場合の対処法も解説しますので、子どもが五月雨登校になって悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。



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五月雨登校とは週に何度か学校を休む状態

五月雨登校とは週に何度か学校を休む状態

五月雨登校とは、週に何度か学校を休みながら登校をすることです。五月雨登校をしている子どもは「学校は自由に休んでも問題ない」といった認識を持っており、気軽に学校を休んでしまう傾向があります。

五月雨登校をする子どもは、特に週明けの月曜日や、週の折り返しにあたる水曜日・木曜日に休む傾向が高いでしょう。また、遅刻に対してもあまり気にしないケースが多く、休みや遅刻を頻繁に繰り返すのが、五月雨登校になる子どもの特徴です。

このように、学校に対しての認識が甘く、社会常識ともずれてしまっているのが、五月雨登校をする子どもの問題点でしょう。こうした社会とのずれや甘えを、親や周囲の大人がどのように正していくかが、五月雨登校を改善するポイントとなります。

五月雨登校の2つの種類

五月雨登校の2つの種類

五月雨登校は、本人の認識の甘さや学校に対するストレスなどが原因であるケースがほとんどです。五月雨登校は、以下のような2つの種類に分けられます。

【五月雨登校の2つの種類】

  • 特定の曜日だけ休むタイプ
  • 怠け心から休むタイプ

以下の項目では、五月雨登校の種類についてそれぞれ解説します。子どもが五月雨登校ぎみでお悩みの方は、参考にしてください。

特定の曜日だけ休むタイプ

五月雨登校の1つ目のタイプは、特定の曜日だけ休むタイプです。「体育が苦手」「〇〇先生が嫌い」など、特定の授業が嫌いで休むために五月雨登校をするタイプと言えます。

自分自身の好みで休む傾向が強く、反対に好きな教科や好きな先生がいる場合は学校へ行くことに抵抗がない子どももいます。特定の曜日だけ休むタイプの場合、休む曜日にある授業すべてがまったく受けられないため、いくつかの科目へ悪い成績が反映されてしまうのが注意が必要です。

子ども自身の好き嫌いに対する向き合い方を変えたり、人が苦手な場合は直接苦手な本人へ話したりすることで解決するケースも少なくありません。

怠け心から休むタイプ

学校へ行くこと自体が面倒といった、怠け心から五月雨登校になってしまうタイプもあります。この場合、だんだんと休む日数が増えていき、完全に不登校になってしまう場合も少なくありません。

怠け心から休むタイプは、授業に対するモチベーションが低い場合や、交友関係がうまくいっていない場合など、原因が複数考えられます。ただ単に学校が面倒と考えている場合もあるでしょう。

繊細な気持ちを持っている子どももおり、長引けば長引くほど周りからどう見られているか、学校へ行くとどう思われるかが気になり、さらに学校へ向かいづらくなる可能性が高まります。早い段階で解決できるように努めましょう。

五月雨登校の問題は克服できる?子どもにできる3つの解決策

五月雨登校の問題は克服できる?子どもにできる3つの解決策

五月雨登校になってしまうと、学校を休むことに対して罪悪感を抱かなくなるため、克服が難しいケースも少なくありません。しかし、親や周囲の働きかけによって、解決できる場合もあるでしょう。特に、以下のような解決策を試してみると、五月雨登校を克服しやすくなります。

【子どもにできる3つの解決策】

  • 子どもの本音を常に傾聴する
  • 好きなこと・得意なことは邪魔しないようにする
  • ルール・スケジュールを作る

以下では、3つの解決策について詳しく解説します。子どもが五月雨登校になってしまい困っている親御さまや、周囲の方は、以下の内容を参考にしてください。

子どもの本音を常に傾聴する

まず、子どもの本音を常に傾聴するようにしましょう。ただ怠けているように見えても、親には話していないストレスを抱えていたり、行きたいとは思っているのに抑うつ的な気分になって行けないなど、怠け以外の原因がある場合も少なくありません。

そのため、常に子どもが何を思っているのか話しやすい関係作りを心がけるのが重要です。子どもの本音を聞き出すには下記のポイントを参考にしてください。

子どもの本音を聞き出す際のポイント

  • 相手の気持ちを反復して答える(今日は疲れた→今日は疲れたんだ!)
  • 反復した後質問をする(何で疲れたの?)
  • 自分のことばかり話さない
  • 親自身が人間であることを示す

もし、子どもが心身の疲れを溜め込んでしまっているようであれば、休む時間を与えましょう。しっかりと時間をとって心身を休め、将来について考える時間を与えれば、五月雨登校を克服しやすくなります。

好きなこと・得意なことは邪魔しないようにする

もし、「好きな授業があるから行く」といった発言があれば、深く言及せず子どもの思うようにさせてみましょう。五月雨登校には、大人には理解しずらい子どもなりの理由がある場合もあります。そのため、好きなこと・得意なことは邪魔をせずのびのびやらせる姿勢が重要です。

子どもがやりたいことをする利点

  • できないことができて達成感を得られる
  • 自己肯定感の向上に繋がる
  • 1日の充実に繋がる
  • 好きなことを通して交友関係が広がる

ただし、いつまでも好きなこと・得意なことばかりしているのは良くありません。好き・得意をしっかりと伸ばしながらも、タイミングを見て苦手に向き合わせるようにするのも、登校状況を改善するためには必要です。

ルール・スケジュールを作る

五月雨登校になっている場合、子どもは学校に対してかなり自由な状態となっているため、子ども自身でルーティンを作ってもらうのもおすすめです。子ども自身でルールやスケジュールなどを作ることで、無理なく五月雨登校を克服しやすくなります。

生活リズムを整える方法

  • 毎日決まった時間に起きる
  • 起床後1時間以内にご飯〜歯磨き等を済ませる
  • 勉強やゲーム、遊ぶ時間帯を決める
  • 同じ時間に寝る

五月雨登校の問題点は、子どもが年齢相応の精神状態になっておらず、甘えて自立できていないケースも少なくありません。そのため、子ども自身に全てのリズムを作らせるのではなく、親がサポートしながら、ルールの決め方やスケジュールの作り方を一緒に考えていく時間が必要です。

子ども自身の問題点を親が適切にケアしながら、自分で気づきを得て自立するためにも、自分で自分の生活・行動を考えさせるのは重要でしょう。投げやりにならず、子どもと一緒に考えてみてください。

理解を得るには!五月雨登校の子どもがいる親の周囲の人への対処法

理解を得るには!五月雨登校の子どもがいる親の周囲の人への対処法

子どもが五月雨登校になっていると、周囲の人から理解が得られない場合も多くあります。周りのママ友から冷ややかな目で見られたり、甘やかしているのではないかと親戚から責められてしまうケースもあるでしょう。

しかし、五月雨登校は短期間で改善しないケースも多く、親が長期間にわたって辛い思いをするケースもあります。このように、周囲の人から五月雨登校になっている状況を理解してもらえない場合は、以下の対処法を試してみてください。

【五月雨登校の子どもがいる親の周囲の人への対処法】

  • 子どもは頑張っていると胸を張る
  • 学校に行けない理由を細かく説明する
  • 理解できない人は一線を置くようにする

以下の項目で、上記3つの対処法について詳しく解説します。周囲の親から理解されず苦しんでいる親御さまは、以下の内容を参考にしてください。

子どもは頑張っていると胸を張る

子どもが五月雨登校を改善しようと頑張っているのであれば、胸を張ってそのことを伝えましょう。子どもを一番近くで見ている親が自信を持って伝えれば、周囲の親にも伝わります。

ママ友や親族など周りの人からの見られ方やプレッシャーなど、親自身が気になってしまう気持ちを抱いてしまうかもしれませんが、常に子どもの味方としていることが大切です。

また、子どもの頑張りを認める姿勢は子どもにも伝わり、親子関係に対して良い影響を及ぼすケースもあります。子どものいない場所であっても、子どもの頑張りをしっかりと認めてあげるのは、家庭の内外においてとても重要です。

学校に行けない理由を細かく説明する

子どもが五月雨登校になったことが無ければ、なぜ五月雨登校になっているのか理解するのが難しいでしょう。そのため、学校に行けない理由を細かく説明するのもおすすめです。

理由を細かく伝えれば、周囲の親から理解を得られる場合もあります。子どもがただぐずっていると愚痴のように話すのではなく、本気で悩んでいる悩みであれば、手助けをもらったり、新しいアイデアを考えてくれる方も少なくないでしょう。

そのため、周囲の人へは子どもがなぜ行けないのかを話してみるのも1つの手です。ただし、子どもが話して欲しくないと考えている場合には、無理に周囲へ言いふらしてしまわず、子どもができる限りいない場所で話すように注意しましょう。

理解できない人は一線を置くようにする

どうしても五月雨登校に対して理解してくれない人がいれば、距離を取るようにしましょう。人それぞれ価値観は異なるため、「五月雨登校は甘えだ」「親の教育が悪いんだ」などと、固定観念から非難する親もいます。

そうした理解のない人間と付き合っていては、親もストレスから心身に不調をきたしてしまうでしょう。そのため、理解しようとしない人とは無理に付き合わず、距離を取ることも検討してください。

配偶者や自分の親(子どもにあたる祖父母)から理解を得られない場合は、ひきこもり地域支援センターや通う学校の担任、カウンセラーなど別の第三者機関へ助けを求めるのも良いでしょう。

まとめ

まとめ

五月雨登校になると、子どもだけでなく親もさまざまなストレスを抱えがちです。しかし、適切な対応をしていけば、少しずつ五月雨登校の状態を改善できるため、諦めず少しずつ対策を続けてください。

大切なのは、五月雨登校に対して親がきちんと理解を示しながら対応することです。子どもは、五月雨登校になっている現状に対して、何らかのストレスは抱えています。その状態で親が味方にならなければ、一人で塞ぎ込んでしまったり、親に対して心を閉ざしてしまったりするでしょう。

親子関係を良好に保ちながら、五月雨登校を改善するためには、親の理解と協力が必要不可欠です。子どもに対して寄り添いながら、少しずつ甘えをなくして自立できるように対策していきましょう。



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