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【昨日行くって言ったのに…】不登校の子どもが朝になると行けなくなる6つの理由

不登校の子どもは、前日の夜まで「明日は学校へ行く」と言っていても、いざ翌朝になると結局行けないといったケースは少なくありません。親は「嘘をついた」と思う場合もありますが、この子どもの言動には、甘えや無責任ではなくさまざまな要因があります。

本記事では、不登校の子どもが朝になると行けなくなる理由について、詳しく解説します。子どもが不登校で困っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。



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不登校の子どもは前日までは本当に学校へ行く気で言っている

不登校の子どもは前日までは本当に学校へ行く気で言っている

不登校の子どもが、前日までは「学校へ行く」と言っていたのに、翌日の朝になると結局学校へ行かなかったケースは非常に多くあります。不登校の子どもは「学校へ行かなくては」と考えていることも多く、前日までは本当に「明日は学校へ行こう」と考えているのです。

しかし、翌日の朝になると気分が落ち込んでしまって、学校に行けなくなってしまう子どもも少なくありません。こうした子どもに関して注意しなくてはいけないのが、前日の「学校へ行きたい」気持ちも、翌日の「行けない」気持ちも、どちらも本心で嘘はないということです。

子ども自身も心の中で葛藤している部分でもあるため、嘘と決めつけないようにしましょう。

前日に言っている言葉は親を安心させるために言っている

前日には「学校へ行く」といっていたのに翌朝になると行けない場合、親を安心させるために言っているケースもあります。心配している親を安心させたいと、その場しのぎで「明日は学校へ行く」と言ってしまい、翌朝になって行けなくなってしまうのです。

子ども自身も行きたいとは思いつつ、翌朝になるとこれから学校へ行くことを想像して辛くなってしまい、行けなくなる場合も多くあります。親に安心させたい気持ちと、学校に行きたくない気持ちがぶつかり、強いストレスを溜め込んでいるケースも少なくないでしょう。

原因は?不登校の子どもが朝になると学校に行けなくなる6つの理由

原因は?不登校の子どもが朝になると学校に行けなくなる6つの理由

学校へ行きたい気持ちがありながらも、朝になると学校へ行けなくなる子どもは少なくありません。こうした不登校の原因には、人間関係や学習などさまざまな要因があります。

【不登校の子どもが朝になると学校に行けなくなる6つの理由】

  • 学校内での人間関係に疲れている
  • 勉強についていけず疲れてしまっている
  • いじめの対象になっている
  • 学校行事に出たくない
  • 睡眠不足に陥っている
  • 体質的に朝起きるのが苦手

上記のように、朝になると学校へ行けなくなる不登校の子どもは、さまざまなストレスを抱えている可能性があります。6つの理由について以下で解説しますので、参考にしてください。

学校内での人間関係に疲れている

学校内での人間関係に疲れて学校が辛くなるのは、不登校の原因として非常に多いものです。いじめや喧嘩がなくても、友達付き合いに疲れてしまったり、なんとなく合わないと感じている友達と毎日会うのが辛くなってしまい、不登校になるケースは少なくありません。

人間関係に疲れてしまうと、不登校になったあとも「あの友達に会いたくない」と感じて、学校へ戻りにくくなります。また、行きたいと思っていても、翌朝になって友達と会うことを想像して辛くなってしまい、結局行けなくなってしまう場合もあるでしょう。

勉強についていけず疲れてしまっている

勉強についていけない期間が長引いた場合も、不登校になりやすくなります。成績が周りのクラスメイトと差がついてしまい、劣等感から精神的にしんどくなってしまい、学校へ行けなくなってしまうのです。

勉強について行けていない場合、人間関係に影響する場合もあります。周囲の友達からバカにされたり、仲間外れにされてしまったりして、劣等感と人間関係のストレスの双方から不登校になってしまうケースもあるでしょう。

いじめの対象になっている

学校でいじめの対象になってしまうと、不登校になりやすいでしょう。いじめには、「嫌なことを言われた」「暴力を振るわれた」「無視された」などさまざまなものがありますが、いずれも子どもにとっては非常に大きなストレスになるものです。

子どもは、1日のうち多くの時間を学校で過ごすため、学校内でのいじめは精神的に大きなダメージを与えます。不登校になった後も、学校=いじめというイメージがついてしまい、生きたくても翌朝になると行けないといった状況に陥りやすいでしょう。

学校行事に出たくない

学校行事に出たくないために、不登校になるケースもあります。学校行事には、合唱コンクールや運動会、学習発表会などさまざまなものがあり、大勢の人前に立たなくてはいけない場面も少なくありません。こうした人前に立つことに抵抗があったり、集団で取り組む活動で孤独感を感じやすかったりすると、行事が原因で不登校になってしまいます。

1つの行事が終わったとしても、年間でいくつもの行事があるため、そのたびに憂鬱な気分になる子どももいます。行事に苦手意識のある子どもは、数ヶ月おきにやってくる行事に嫌気がさして、不登校になってしまうのです。

睡眠不足に陥っている

睡眠不足に陥って生活リズムが乱れてしまい、不登校になる子どもも多くいます。昨今は小学生のころからスマホを所有している子どもが多いため、深夜になっても自室でスマホゲームや動画視聴をしてしまい、昼夜逆転してしまうケースも少なくありません。

以前はテレビゲーム・テレビ番組が昼夜逆転の主な要因だったため、親も注意しやすい環境でした。しかし、自室でスマートフォンを操作している場合、親の目が届いていない場合も多く、親が気付いた頃には完全に昼夜逆転してしまっているケースもあります。

【昼夜逆転してしまう原因】

  • 深夜までスマホでゲームや動画視聴をする
  • お風呂や食事の時間が不規則
  • 塾があって、夜遅くに帰宅する日が多い
  • 昼寝をたくさん取ってしまい、夜眠れない
  • パソコンのオンラインゲームにはまって、深夜までプレイしている

生活リズムが乱れ睡眠不足に陥ると、気持ちがさらに沈んでしまったり、日々のパフォーマンスが下がったりしてしまいます。スケジュールやルールを決めつつ、子どもの毎日の生活を治していくのが良いでしょう。

体質的に朝起きるのが苦手

体質的に朝起きるのが苦手な子どもは、不登校になりやすいと言えます。学校は朝起床できないと1時間目に間に合わないため、遅刻癖がついてしまい、それが発展して不登校になるのです。

この「朝起きれない体質」には、遺伝的なものから病気によるものまでさまざまな原因があります。リズム障がいや起立性調節障がいのように、自律神経や血圧の調整機能などに障がいがある場合は、特に注意が必要です。

こうした障がいは本人・周囲ともに自覚がないケースも多く、「怠けている」と誤解されるケースもあります。体質が影響している場合は、専門機関への相談や診断を受けることを1つの選択肢として考えておきましょう。

親ができる!不登校の子どもが朝になると学校へ行けなくなる場合の4つの対処法

親ができる!不登校の子どもが朝になると学校へ行けなくなる場合の4つの対処法

不登校の子どもが朝になると学校へ行けないといった場合には、親がどのようにサポートすべきか判断が難しいため、悩む方も多くいます。もし、子どもがなかなか学校へ復帰できない場合には、以下のような対処法を試してみてください。

【不登校の子どもが朝になると学校へ行けなくなる場合の4つの対処法】

  • 生活リズムを整える
  • 「遅刻しても良い」「学校に休んでも良い」と思わせる
  • 子どもへ朝の圧力をかけすぎない
  • 担任の先生や第三者機関と相談する

4つの対処法について、以下で詳しく解説します。子どもが不登校でお悩みの方は、ぜひこれから紹介する内容を参考に、活用してください。

生活リズムを整える

生活リズムを整えるのは、不登校を改善するのに重要です。学校は通学時間が決まっており、その時間までに起きる必要があるため、適切に不登校を改善するにはまず朝起きられる状況を作る必要があります。生活リズムを整えるには以下のポイントを押さえてみてください。

【生活リズムの整え方】

  • 寝る1時間前にお風呂に入る
  • 昼間に運動をして、体を疲れさせておく
  • 眠くなくても、毎日24時までに布団に入ることを徹底する
  • スマホを触りたくても、寝る1〜2時間前には電源を切る

生活リズムが改善されると、ホルモンバランスや自律神経も整うため、朝すっきりと目覚めやすくなります。考え方もネガティブになりにくくなるため、朝しっかりと登校できるようになるでしょう。

「遅刻しても良い」「学校に休んでも良い」と思わせる

親が「遅刻しても良い」「休んでも良い」と伝えると、子どもは精神的な逃げ道ができ、ストレスを抱え込みにくくなります。もし、子どもが心身の疲れを溜め込んでしまっていると感じる場合には、精神的な逃げ道を作るのも、有効な対処法です。

朝行けない不登校の子どもを安心させる声かけ

  • 遅刻しても大丈夫だよ
  • あなたが生きているだけで嬉しい
  • 学校は別に休んでも問題ないよ
  • 好きなことをしていいよ
  • 守るからここにいて大丈夫

優しい声かけは「子どもが甘えるのではないか」と感じるかもしれません。しかし、過度なストレスから不登校になっている場合では、親に甘えたり、自分を許したりする余裕も必要でしょう。遅刻や欠席にたいして精神的な罪悪感を抱きすぎないよう、親が精神的に協力するのも重要です。

子どもへ朝の圧力をかけすぎない

子どもが朝しんどそうにしていたら、学校へ行けと圧をかけすぎないようにしましょう。前述したとおり、子ども自身も学校へ行きたいとは思っていながらも、学校に行けないケースも多くあります。そのため、子どもの辛さに寄り添う姿勢が大切です。

子どもに圧をかけすぎると、味方が誰もいないと塞ぎ込んでしまう可能性もあります。親だけは味方であるということが伝わるように、圧をかけすぎず子どもをサポートしてあげてください。

【子どもが圧に感じる言葉】

  • 「今日は行けそう?」
  • 「お母さん・お父さんも仕事があるから、学校に行ってくれると嬉しいんだけど……」
  • 「お友達も待ってるよ(辛い人間関係を想起させる)」
  • 「先生が来なさいって言ってたよ」
  • 「甘えてないで、もっと頑張りなさい」
  • 「昨晩、行くって言ってたでしょう」

担任の先生や第三者機関と相談する

親だけで対処するのは難しい場合もあるため、担任の先生や第三者機関に相談するのも対処法のひとつです。第三者に入ってもらうことで、状況を客観的に見て、適切な対応ができる可能性が高まります。

ただし、担任の先生からの意見だけを聞いてしまうと、意見や考えが偏ってしまうケースもあります。いじめや人間関係でのストレスは、子ども視点でしか分からない部分もあるため、注意が必要です。あくまでも「子ども自身が快適に通学するためにどうするか」を主軸に、対応しましょう。

まとめ

まとめ

朝になると学校に行けない子どもは、本人も不登校に対して悩み、葛藤している場合がほとんどです。そうした子どもには、まず親がしっかりと味方になって、寄り添ってあげる姿勢が重要となります。

ただし、いつまでも不登校を続けていては、学習や対人能力などの面で将来苦労してしまうでしょう。本記事の内容も参考にしながら、子どもが快適に通学できるように、本人と一緒に解決策を探してみてください。



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