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【泣いて学校へ行けない】パニック障がい・不安障がいの小学生へ親ができる接し方

子どもがパニック障がい・不安障がいと診断されたら、親はどのように接すると良いか気になる方もいらっしゃるでしょう。子どもの不安障がいのうち、パニック障がいを発症する確率は1割以下となっており、親自身も、パニック障がいについての事前知識が無い場合も少なくありません。

本記事では、パニック障がい・不安障がいを抱える小学生の子どもへの治療法や接し方について解説します。この記事を読めば、安心して子どもに接することができるでしょう。



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パニック障がい・不安障がいは小学生でも起こる

泣く小学生と心配する女性

男性で20歳代、女性で30歳代が好発年齢といわれるパニック障がいは、実は心が不安定になりやすい小学生にも起こる病気です。特に思春期のスタートとされる小学校高学年には、症状が出ることも珍しくありません。

小学生で症状を発症した子どもは大人になっても不安を抱え続けることが多いようですが、早期に治療を行い、周りが適切なサポートをしていくことで、コントロール法を学んでいくことができます。

パニック障がい・不安障がいとは

膝を抱えてうずくまる男の子

パニック障がい・不安障がいは、厚生労働省により以下のように定義づけられています。

【パニック障がい・不安障がいとは】

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作(パニック発作)を起こし、そのために生活に支障が出ている状態

引用:厚生労働省「パニック障がい・不安障がい」

日本でもパニック障がい・不安障がいが認知されはじめたのは、ここ数10年のことです。1980年にアメリカ精神医学会で初めて発表され、1990年代にWHO(世界保健機関)に登録されたことで、一般にも知れわたるようになりました。

パニック障がい・不安障がいは何のきっかけもなく突然起こるため、周りはもちろん本人自身、大変な苦しみと不安を感じる病気です。どのような症状が出るのかについて、以下で見ていきましょう。

パニック障がい・不安障がいの症状

パニック障がい・不安障がいの代表的な症状は以下の3つです。

【パニック障がい・不安障がいの症状】

  • パニック発作:窒息感やめまい、悪寒、腹痛、強い恐怖、悪寒 などの症状が突然起こる
  • 予期不安:パニック発作が繰り返すことでいつ来るかと不安に感じる
  • 広場恐怖症:パニック発作を起こしても逃げられず,助けも得られない可能性がある状況または場所にいることに対して恐怖や不安を抱く

パニック発作は突然起こるため、罹患者本人は抵抗できません。その結果、予期不安の増強、広場恐怖症の出現から、社会生活・学校生活に支障をきたすし、不登校につながると考えられています。

パニック障がい・不安障がいの原因は特定されていない

クッションを抱える女性

パニック障がい・不安障がいは、原因が何であるか今のところ特定されていません。しかしパニック障がいの臨床研究に長く従事している塩入俊樹医師によると、パニック障がいや不安障がいは、重大な危機に対する脳の生命維持装置の誤警報という見方が強いようです。(引用:精神神経学雑誌「不安障害の現在とこれから」

例えば地震や火事などの生命の危機に直面したとき、人間の脳は生命維持装置が働いて、パニック発作と同じ反応を引き起こします。自らの命に危険が及んだ際生き延びるための体に備わった正常なプログラムですが、神経伝達物質が過剰に分泌されると、パニック発作が引き起こされます。

小児期でパニック障がい・不安障がいがみられる場合、母親など愛着を持っている人から離れることに対する分離不安や、学校生活や友人関係など日常での全般的な不安がみられるケースでなりやすい傾向です。

パニック障がい・不安障がいの小学生に起こるサイン

頭を抱える男の子

パニック障がい・不安障がいの小学生に起こるサインを、2つの項目に分けて具体例とともに見ていきましょう。

【パニック障がい・不安障がいの小学生に起こるサイン】

  • 体のサイン
  • 心のサイン

人間は不安を感じると自律神経が緊張することで神経が過敏になり、体にも心にもさまざまなサインが出てきます。子どもの状態が以下に当てはまる場合、パニック障がい・不安障がいを発症している可能性があります。

親は常日頃から子どもの様子を落ち着いてしっかりとチェックすることが大切です。それぞれのサインに付いて順番に見ていきましょう。

体のサイン

心に感じた不安は、体にも変化として表れます。あくまで一例ですが、パニック障がい・不安障がいでは緊張から体に不調をきたす可能性があります。子どもが最近元気が無い様子で、このような変化がある場合は、パニック障がい・不安障がいかもしれません。

具体的なサインは以下の通りです。

【パニック障がい・不安障がいに対する体のサイン】

  • 腹痛
  • 吐き気
  • 肩や筋肉の凝り
  • 体の震え
  • めまいやふらつき
  • 息切れや息苦しさ
  • のどの詰まり
  • 眠りたいのに眠れない

身体的な側面で普段と異なっていたり、依然と比べて、体調が悪い状態であれば、パニック障がい・不安障がいで生じる心のサインと照らし合わせて判断していきましょう。

心のサイン

パニック障がい・不安障がいになると、体だけでなく心にもサインが表れます。心の中を見ることができませんが、以下のようなサインが見られる場合、パニック障がい・不安障がいを起こしているかもしれません。

【パニック障がい・不安障がいに対する心のサイン】

  • 緊張が続いている
  • 落ち着きがない
  • 集中力がない
  • イライラすることが多い
  • 色々なことに対して怖がる

上記症状があるからといっても必ずパニック障がい・不安障がいであるとは限りませんが、子どもの様子がいつもと違うと感じた際のチェックポイントにしてみてください。

パニック障がい・不安障がいの小学生にできる治療法

医者

パニック障がい・不安障がいは、認知にはたらきかけて気持ちを楽にする精神療法が効果的とされています。認知とは、ものの受け取り方や考え方を指す言葉です。

小学生にできる2つの治療方法は以下が考えられます。

【パニック障がい・不安障がいの小学生にできる治療法】

  • 認知療法
  • 認知行動療法

この2つはどのような治療方法なのか、以下で紹介します。

認知療法

認知療法とは、認知の歪みに焦点を当てポジティブに修正していくことで、治療者の心のバランスを取り、不安を軽減していく短期精神療法のひとつです。

パニック障がい・不安障がいを抱えている人は、自分や周囲、将来に対して悲観的に考えてしまう心の癖があり、自身の認知により不安を抱えるため、その考えを軌道修正させることで症状の改善を図ります。

認知療法は子どもと治療者の共同作業で行われ、さまざまな物事についてどのような認知を持っているか検証するところからスタートし、治療者は他の考え方ができないかを一緒に考え、悲観的な考えを修正していく役割を持ちます。

認知行動療法

認知行動療法とは、認知療法とは別に発展した精神療法である行動療法を組み合わせて設立された治療法で、行動療法は、日々の行動パターンを専門家とともに解き明かし、コントロールすることで精神状態を改善する治療法のことです。

認知行動療法には上記の認知療法と同様に、出来事への認知の歪みを精神面と合わせて行動面で改善することで、不安を軽減することを目的としています。

以前は認知療法と認知行動療法は違うものと区別されていましたが、認知行動療法の効果が観測されるようになってからは、認知行動療法を中心に治療を進めていくことが当たり前となりました。治療は子どもの症状に合わせて行われ、薬物治療と併用して行われる場合もあります。

パニック障がいを抱えている小学生へ親ができる接し方

娘を抱く母

ここまで読んで、パニック障がい・不安障がいについて理解できたという親も多いのではないでしょうか。しかし、親自身も心配になってくるのが、パニック障がいを抱えている我が子への接し方ですよね。

最後に、パニック障がいを抱えている小学生へ、親ができる接し方について解説します。

【パニック障がいを抱えている小学生へ親ができる接し方】

  • 深呼吸を覚えさせる
  • 症状緩和につとめる
  • 発作が落ち着いたら話を聞く

以下で順番に見ていきましょう。

深呼吸を覚えさせる

まずは、深呼吸を覚えさせることです。深呼吸をするとリラックスできると聞いたことがある人もいらっしゃるでしょう。呼吸をすると自律神経系のコントロールができるため、気持ちや精神を安定させることにつながります。

呼吸といってもただ息を吸って吐くだけではなく、腹式呼吸を意識して覚えさせると良いでしょう。腹式呼吸の練習方法は以下の通りです。

【深呼吸の練習方法】

  • お腹に手を当てて、背筋を軽く伸ばして余計な力を抜く
  • 息をすべて吐き出す
  • 3秒程度かけて鼻から息を吸う
  • 6秒程度かけて口から息を吐く

呼吸は吸うところからと思っている人も多いですが、吐ききったところから始まります。鼻から息を吸う際は、手を当てたお腹が膨らんでいくのを確認しながらゆっくり行いましょう。

口から息を吐くときも、時間をかけてゆっくりを意識してください。パニック発作が出た際も深呼吸をさせるようにすると、落ち着きを取り戻せます。

症状緩和につとめる

子どもにパニック発作が出た場合、親も一緒に焦ってしまうのでは、症状が悪化してしまう可能性もあります。親はまず落ち着いて、子どもに呼吸がしやすい楽な姿勢を取らせ、背中をなでてあげたり深呼吸をさせたりして、症状緩和につとめましょう。

パニック障がいは、治療をはじめてもすぐに改善するものではありません。子どもが否定的・悲観的に物事を捉えてしまう心の癖は長い時間をかけて形成されてきたものと考えられますので、その癖を治していくのにも、それ相応の時間が必要です。

子どものペースに合わせ、ゆっくりと向き合っていくことが大切でしょう。

発作が落ち着いたら話を聞く

子どもの発作が落ち着いたら、まずは落ち着くことができたことを褒めた上で、本人の話を聞きましょう。話のつじつまが合わなくても、変に思い込みが強かったとしても、否定せず話を聞くことが大切です。

子どもの目を見て話を聞き、うなずくことで、子どもは自分の気持ちが受け入れられたと、とても落ち着きます。子どもがパニック発作を起こすたびに、親はしっかりと話を聞いてあげることを忘れないようにしてください。

まとめ

頭を抱える子ども

小学生の子どもがパニック障がい・不安障がいと診断されたら、親自身もどのように対処して良いのか不安になってしまいますよね。パニック障がい・不安障がいはいまのところ確実な原因が不明であるものの、治療法についてはしっかりと確立されています。

パニック発作が起こった子どもは、不安が増幅されて過剰な反応が表に出てしまっている状態です。深呼吸をさせたり、症状緩和につとめたりと、親ができることを落ち着いて行っていきましょう。

子どもと親と一緒に取り組むことで、きっとパニック障がい・不安障がいは落ち着きを見せていくはずですよ。



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