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【担任の先生が嫌いで不登校に…】親ができる5つの対処法〜注意点を解説

不登校の子どもが増え続けている近年ですが、先生嫌いで学校に行きたくないという子どもは後を絶ちません。先生自体も生徒への接し方を教育される時代へ突入していますが、不満を抱える子どもが減らないのも現状です。

そして、子どもが先生嫌いで不登校になった際に、どう対処すれば良いか分からないと悩む親も増えてきました。特に、年々教育方針が変わってきているため、親自身も自分の子どもの頃の対応と異なり、戸惑いを感じているケースは少なくありません。

この記事では、先生嫌いで不登校になる理由と親ができる対処法を紹介します。また、文部科学省におけるデータと接していく上での注意点もまとめたので、対処法と併せて参考にしてください。



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先生が嫌いで不登校になる子どもは少なくない

先生嫌い不登校のデータ

そもそも、先生が嫌いで不登校になる子どもは少なくありません。事実、先生といっても同じ人間であり、教育熱心で親身になってくれる人がいれば、教える立場を有利に使って見下す発言をする人もいます。

だからこそ、すべての先生が職業として適職であるとは限らず、人間性や性格が表面上に出てくるケースは多いです。よって、悪い先生に当たれば、顔も見ることすら苦痛になって不登校になったり休みがちになったりします。

とはいえ、事実確認をしないまま訴えを起こすのも最善の方法とは言えません。まずは子どもの話に耳を傾け、冷静になって親が学校側と相談していくことが大切です。

先生が原因で不登校になった子どもの割合

文部科学省のデータによると、小学生で不登校になった子どもの29.7%は先生が原因で学校に行きづらいと感じたきっかけへと繋がっています。また、中学生でも27.5%と高い割合で先生が原因で不登校になっているのが分かりました。

以下は、文部科学省による不登校になった子どもが最初に行きづらいと感じ始めたきっかけのデータです。

学校種別 1位 2位 3位
小学校 先生が原因29.7% 身体の不調26.5% 生活リズムの乱れ25.7%
中学校 身体の不調32.6% 勉強が分からない27.6% 先生が原因27.5%

引用:不登校児童生徒の実態調査結果

上記のデータを見て分かる通り、小学生では先生が原因で不登校になっている割合が一番多いです。さらに、中学生でも三番目に多く、先生に対して何かしらの不満を持っている子どもは小中学校に問わずたくさんいます。

担任と合わない…不登校になった子どもが先生を嫌いになる3つの理由

先生嫌いの理由

先生を嫌いになったのはいくつかの理由があり、子どもとの間で良質な関係性を築けていないのが主な原因です。まずは、以下の3つの理由を見ていきましょう。

  • 厳しい・偉そう・すぐ怒る
  • えこひいきをする
  • 生徒を常に見下している

理由から踏まえておくべきは、子どもの捉え方によって先生の態度の見え方が違うことです。例えば、えこひいきをしていると子どもが感じていたとしても、周りからすれば平等に接していると捉えるケースもあります。

ただし、先生の人間性によって本当に生徒を見下していたりえこひいきをしたりする人もいます。子どもとの関係性によって嫌いになる理由が生まれてくることを理解した上で、見ていきましょう。

厳しい・偉そう・すぐ怒る

先生を嫌いになる理由で多いのが、厳しい・偉そう・すぐ怒ることです。なかには、暴力を振るったりモノを叩いたりして生徒に恐怖感を感じさせる先生もいます。

特に、今も昔もそうですが、厳しくて怒る先生は苦手意識を持ちやすく、子どもの間では嫌いになるケースもあるでしょう。また、大人しい子どもや怒られることに慣れていない場合は、より嫌いになりやすい傾向にあります。

えこひいきをする

生徒によって態度を変えるえこひいきをする先生も嫌いになる理由の1つです。なかには、成績が良かったり子どもと気が合ったりして特定の生徒にだけ優しくする先生もいるため、自分が冷たくされなくても不満に感じやすいです。

また、特定の生徒にだけ厳しくする先生もいて、自分が当事者になるとより嫌いになる傾向が高まります。特に、活発だったりおとなしかったりなど、どちらかに極端だと先生の好き嫌いでえこひいきされやすいです。

生徒を常に見下している

生徒を常に見下している先生も嫌いになる理由です。事実、教師というだけで自分の方が立場が上と思っている先生も存在し、上から目線で発言されれば子どもからすると良い気分はしないでしょう。

また、勉強が苦手な子どもに「そのくらいできないのか」と見下した発言をする先生も少なくありません。勉強や運動、または苦手な教科がある子どもは自分でも気にしているので、劣等感を感じているポイントを見下されるとより先生嫌いになりやすいです。

訴える前に!先生が嫌いで子どもが不登校になった際に親ができる5つの対処法

勉強嫌い相談

先生嫌いで子どもが不登校になった際には、訴える前に事実確認とその後の対処をしていくことが大切です。以下は、親ができる5つの対処法の概要になります。

  • 子どもの話を否定せず聞く
  • 嫌いな先生と親で話し合う場を作る
  • 信頼できる先生を探す
  • スクールカウンセラーへ相談する
  • 転校・転入を検討する

前提として、嫌いになった先生を悪いと決めつけず、冷静になった上で対処していく必要があります。体罰や暴力で子どもが怪我をして帰ってきたのであれば先生が悪いですが、もしかすると背景で子どもが問題を起こしているかもしれません。

とはいえ、先生側に問題があるのであれば、子どものために一生懸命になることも大切です。これから子どもが再び笑顔で学校に通えるためにも、親が寄り添いながらサポートしていきましょう。

子どもの話を否定せず聞く

先生が嫌いと子どもが相談してきた際には、話を否定せずに聞くことが大切です。特に、本人が嫌と思ったり不満に感じたりする物事は、子ども自身にしか分かりません。

子どもと先生のどちらに問題があったのか明確ではないにしても、本人が嫌な思いをしたのは事実です。まずは耳を傾け共感してあげ、何があって先生が嫌いになったのかを確かめていきましょう。

嫌いな先生と親で話し合う場を作る

子どもの話を聞いた後には、嫌いな先生と親で話し合う場を作るようにしましょう。ただし、子どもは連れてこないようにして、話し合い自体を悟られないことが大切です。

そして、なるべく親と嫌いな先生だけで話し合いをし、子どもに問題があったのか、なぜ嫌われる原因となる態度や行為をしたのか相手側の意見も聞いてみてください。

ただし、先生によっては自分を守ることを第一に考え、子どもの問題にばかり押しつける人もなかにはいます。そうなれば、問題解決に繋がらない可能性が高いので、第三者を交えての話し合いを再度検討していきましょう。

信頼できる先生を探す

より公平性を保った問題解決をするために、信頼できる先生を探してみてください。そのためにも、まずは学校の教員のトップである教頭や、親身になってくれる先生に相談してみましょう。

特に、教頭や他の先生は学校を守る責任者という立場ではなく、教育者として生徒側に寄り添っています。学校問題の責任を取る校長先生とは立場が違うため、生徒を守るためならと熱心になってくれる先生は多いです。

事実確認をするためには嫌いな先生と子どもの話を整理してくれる人が必要になります。なかには、より最善の方法を提供してくれるケースもあるため、感情を抑えつつ冷静に問題解決に向けて相談していきましょう。

スクールカウンセラーへ相談する

教育機関の心理相談業務を行っているスクールカウンセラーへ相談するのも方法の1つです。スクールカウンセラーとは、学校に配属されている生徒や教員の心理相談をしてくれる専門家で、現在は多くの小中学校に配置されるようになりました。

一般的には常に学校にいるわけでなく、非常勤として週に数日程度勤務しています。よって、急に学校に行っても会えないかもしれないので、事前に連絡をした上で相談の予約をしておいた方が良いでしょう。

特に、スクールカウンセラーの場合は生徒の心理状況や先生の問題などを専門的に学んでいます。教育の場として人が知らない知識も持ち合わせているので、親の不安も含めて全て打ち明けてみてください。

転校・転入を検討する

先生嫌いで不登校になった場合には、問題解決してもしなくても転校・転入を一度は検討した方が良いでしょう。子どもが他の先生や友達が好きだから今の学校に通いたいなら話は別ですが、嫌いな先生が原因で学校自体がトラウマになっている可能性があります。

もし公立の小中学校に通っているならば、住所を移動したり教育委員会に相談したりして、新しい学校を探してみるのも1つの手です。また、高校生の場合なら、通信制や定時制といった方法もあります。

どちらにしても、転校・転入は子どもの気持ちが一番大切なので、話を聞いたうえで最善の道を作ってあげてください。

気を付けて!先生が嫌いで不登校になった子どもへ接する際の3つの注意点

先生嫌い注意点

先生嫌いで不登校になった場合は、再登校に向けての準備や子どもに対する接し方などいくつかの注意点があります。まずは、以下の3つをご覧ください。

  • 不登校中は自宅での習慣を整える
  • 集めた情報は冷静に判断する
  • 先生を非難する言葉を子どもに言わない

特に勉強が嫌いになったり友達と仲が悪くなったりしているわけではないため、問題が解決すれば以前のように笑顔で登校できるケースの方が多いです。

ただし、注意して接していかないと子どもが別の理由で学校嫌いになる可能性が出てきます。接し方の注意点と後に控える最悪のケースを以下にまとめたので、見ていきましょう。

不登校中は自宅での習慣を整える

再登校に向けて、不登校中は自宅での習慣を整えることが大切です。起床時間や自宅学習など、なるべく学校に登校している時と同じスケジュールで習慣づけておいた方が良いでしょう。

また、なかには塾や家庭教師で勉強をする家庭もありますが、学習時間が夕方や日によって不規則になってしまいます。そのため、スケジュールを組んで子ども1人で自宅学習ができるタブレット教材などがおすすめです。

もし日常の習慣が乱れると、昼夜逆転して学校に通うのがつらくなったり勉強が遅れたりして別の理由で不登校になるかもしれません。不登校が長引いてひきこもりになったケースも少なくないので、日々の習慣は大切にしておきましょう。

集めた情報は冷静に判断する

先生や子どもの話から集めた情報は冷静に判断するようにしましょう。全ての問題に共通していますが、片方の意見だけでは判断しづらいといえます。

特に、先生も子どもも自分の意見を持っているので、本人目線の発言をする可能性が高いです。もちろん我が子が可愛いからこそ子どもの意見を尊重したい気持ちは分かりますが、事実確認をした後に実は先生には問題がなかったというケースも少なくありません。

早とちりして感情だけで判断してしまうと、最悪のケースでは逆に誹謗中傷で訴えられたり子どもが悪いレッテルを貼られたりする可能性が出てきます。そうなると、より学校へ登校しづらくなるため、公平な意見を持てる第三者を交えながら冷静に判断していきましょう。

先生を非難する言葉を子どもに言わない

子どもの話を聞く際に、先生を非難する言葉は言ってはいけません。例えば、「悪い先生だね」「私も嫌い」など親が一緒になって避難してしまうと、子どもが悪くても自分に対する問題意識の判断ができなくなります。

もし子どもの話を聞いてあげる時には、共感する言葉として「つらかったね」「大変だったね」と気持ちに寄り添うことを心がけてください。そうすれば、例え子どもが間違っていても「あなたがやったから先生も困ってたんだよ」と先生の心情で伝えられます。

特に、相手を非難する言葉は子どもが真似をする可能性が高いので、自分が全て正しいと勘違いをして人を見下す大人へと成長しかねません。共感をしても、非難はしないようにしていきましょう。

まとめ

先生嫌い不登校のまとめ

先生嫌いで不登校になる子どもは少なくなく、学校に行きづらくなった理由も多く挙げられています。実際に、いくら先生とはいえ同じ人間であるため、良質な関係性が築けなければ嫌いになってしまう可能性は高いです。

だからこそ、子どもと先生の両方の意見を聞きつつ、冷静な判断のもと対応していかないといけません。そして、起床時間や自宅学習などを習慣づけながらいつでも登校できる準備をしておきましょう。



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