【雰囲気が違う】帰国子女にありがちな「あるある」を特徴別に紹介
あなたの身の回りに、帰国子女の方もいらっしゃるのではないでしょうか。「英語が喋れてかっこいい」「フレンドリーで楽しい」といったイメージを持たれがちな帰国子女ですが、日本と海外とのギャップや周囲の期待がストレスになる場面も多くあるようです。
しかし、帰国子女の人にしか共感できない事柄や当人たちにしか持ち得ない悩みも少なからずあるでしょう。本記事では、帰国子女にありがちな「あるある」をご紹介していきいます。
帰国子女の人について理解を深めたい方や、ご自身が帰国子女で共感してみたい、自分の記憶を思い出してみたい、と思った方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
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帰国子女は雰囲気が違うように見られる
帰国子女は、本人の性格や出身国などに関係なく、さまざまなイメージを持って見られがちです。「明るい」「社交的」「英語がしゃべれる」といった偏見を持たれてしまうので、帰国子女本人にとっては辛く感じることも多いでしょう。
また、帰国子女というだけで特別扱いされたり、過度に期待されたりするケースも少なくありません。クラスから浮いてしまって、なかなか友達が作れないと悩む帰国子女もいるようです。
本人の個性をまったく見てもらえず、帰国子女という一側面だけを見てさまざまな憶測を立てられてしまうのは、帰国子女が抱えがちな悩みのひとつです。
【特徴別】帰国子女にありがちな10のあるある
帰国子女といってもさまざまですが、世間的イメージや帰国子女の育った環境などから、数多くの「あるある」が存在します。言語面や性格面、そしてよくある悩みなど、共通する点は多岐に渡るのです。
【帰国子女にありがちなこと】
- 言語(英語が完璧と思われる等)
- 性格(好奇心が強い、フレンドリーなど)
- 悩み(空気が読めない、馴染めないなど)
以下では、3つのポイントをそれぞれ、詳しく解説します。多くの人が考えるものから少し意外なものまで幅広く扱うので、帰国子女に対する理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてください。
言語のあるある
まず、帰国子女の言語面に関するあるあるについて見ていきましょう。言語面では、主に「英語能力が高い」といった期待や、「日本語と外国語が混ざる」などの日常での悩みなどが、よくあるものとして挙げられます。
【言語のあるある】
- 英語を話してと言われる
- 英語が完璧と思われる
- 日本語と滞在国語の切り替えが難しい
順番に見ていきましょう。
英語を話してと言われる
「英語で喋って」「〇〇って英語でなんて言うの?」といった言葉は、帰国子女が頻繁に言われるものです。日本は英語を話せる人があまり多くないため、英語を喋れるというだけで興味を持たれ、こうした言葉をかけられがちになります。
しかし、帰国子女と言っても英語ネイティブでない可能性があります。例えば、海外の日本人学校に通っていた場合は、日常会話は全て日本語かもしれません。このように帰国子女=英語ネイティブとは限らないので、英語が話せるといった期待に応えきれない場合もあります。
英語が完璧と思われる
英語が完璧と期待されて、英語の試験の点数を多くの人に聞かれるのも、帰国子女がよく経験するものです。英語の勉強に関して質問を受ける場面も多く、「〇〇ってどういう意味?」「これ文法的に合ってる?」など、同級生から質問されやすいでしょう。
しかし、帰国子女だからといって、英語の勉強が完璧にできるわけではありません。我々日本人が国語でなかなか満点を取れないのと同じです。母国語を使う際は、いちいち文法を気にしないでしょう。
流暢に会話ができるからといって、その言語のテストで良い点が取れるとは限らないのです。帰国子女の人にとっては、過大評価されてしまっているため、プレッシャーに感じてしまっているかもしれません。
日本語と滞在国語の切り替えが難しい
日本語と滞在国語が混ざってしまったり、日本語が瞬時に出てこなかったりするのも、帰国子女のあるあるです。和製英語がうまく認識できない帰国子女や、日本語を話す前に英語が出てきてしまう帰国子女は少なくありません。
特に、家庭での公用語が日本語以外であった場合は、こうした混乱が顕著に表れます。二ヶ国の単語が混ざってしまう、言葉の順番が前後する、発音がおかしいといったものも、二カ国語を使う必要がある帰国子女によく見られる特徴です。
小学校や中学校の帰国子女では、言語の切り替えが難しいことから、クラスメイトや友人に馬鹿にされてしまったり、からかわれたりしてしまうケースもあります。
性格のあるある
次は、帰国子女の性格に関してのあるあるを見ていきましょう。性格面に関しては、その帰国子女の個性もありますが、育った環境の違いによる共通点があると考えられます。
【性格のあるある】
- 好奇心が強い
- 視点がグローバル
- 明るく誰にでもフレンドリー
- 表現力が豊か
- 見た目や周りの視線を気にしない
性格については、文化が根付いてしまっていることから、急激に変えることは難しいでしょう。帰国子女に見られる5つのあるあるについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
好奇心が強い
帰国子女は、好奇心旺盛な人が多いと言われています。日本に比べてさまざまな人種や文化にふれあう機会が多く、異文化を「知ろう」「受け入れよう」と考える姿勢が自然と身につくためでしょう。
また、日本人が強調を重んじて消極的になる傾向があるために、帰国子女の好奇心旺盛さが際立つといった意見もあります。確かに、海外では日本よりも積極性や主体性が重視されると言われており、そういった国民性や文化が帰国子女を好奇心旺盛にさせたとも考えられるでしょう。
視点がグローバル
帰国子女は、異文化に触れる経験を通して、グローバルな視点を身につけている人が多くいます。日本のみの生活経験しかない人と比べると、2ヶ国以上での生活を経験している帰国子女は、グローバルな視点を身につけやすいでしょう。
グローバルな視点が身についていると、価値観や文化観が柔軟になります。多少イレギュラーなものでも受け入れられる度量や、多角的視点からの問題解決など、グローバルな視点を持っているからこその「対応力」も、帰国子女の多くに見られるポイントです。
明るく誰にでもフレンドリー
日本人学生に比べると、帰国子女は明るくフレンドリーと感じる場合が多いようです。異文化と多く接するうえで、誰に対しても分け隔て無く接するスキルが身につくものと考えられるでしょう。
また、帰国子女は転校や編入を経験している人も多く、コミュニケーション能力に長けている人もいます。自ら積極的に友達を作りにいかないといけない環境に置かれて、自然とフレンドリーになっていたケースもあるでしょう。
表現力が豊か
表現力が豊かというのも、帰国子女によく見られる特徴です。海外は日本に比べると積極性や主体性を求められる場面が多いとされており、こういった環境で育つ中で、自己表現をする力が付くのでしょう。
表現力が豊かな帰国子女は、自分の考えを積極的に話すのが好きで、また声色や表情の変化が多いといった特徴があります。日本だと「リアクションが大きい」と言われる場合もありますが、前述したフレンドリーさにも繋がり、交友関係を築くきっかけにもなるものです。
見た目や周りの視線を気にしない
見た目や周りの視線をあまり気にしないのも、帰国子女に多く見られます。日本が他人の身なりやマナーに対して比較的厳しい傾向があるため、相対的に海外で育った帰国子女はそういった点に寛容に見えるのでしょう。
特に、服装や公共の場での振る舞いなどが、周りの視線を気にしていないと感じさせるようです。良く捉えると、萎縮せず自分のアイデンティティを大切に生きていると言えますが、一方で日本社会から浮いてしまう要因にもなっていると考えられます。
悩みのあるある
帰国子女はさまざまな長所がある一方で、日本ならではの文化や習慣に馴染めず悩んでしまう場面も少なくありません。以下のように、海外と日本の違いに同様し、うまく対応できないと悩むケースが多いようです。
【悩みのあるある】
- 空気を読みづらい
- 日本に馴染みづらい
帰国子女の人自身も日本にずっと住んでいる人との違いから生じることで悩んでいます。上記のようなよくある悩みについて、この後の項目で詳しく解説します。
空気を読みづらい
日本は空気を読み合う文化が強く根付いているため、空気を読みづらいと感じる帰国子女は多くいます。帰国子女の空気を読む能力が低いのではなく、日本人の空気を読む能力が高すぎる側面もあるでしょう。
また、日本では協調性が重んじられるため、積極性や自己表現を求められてきた帰国子女の感覚と合わず、窮屈さを感じることもあります。自己表現をしすぎると「空気が読めてない」「自己中心的」と捉えられがちなので、帰国子女にとっては戸惑うようです。
しかし、空気を読みづらいとされるのは、自分の意見や気持ちが強いことの裏返しでもあります。過度に空気が読めないのは短所ですが、意思が強いと捉えると、一長一短と言える特徴ではないでしょうか。
日本に馴染みづらい
人に合わせる文化が理解できず、集団から浮いてしまう帰国子女も少なくありません。トイレへ一緒に行ったり、みんなと同じ料理を注文したりと、協調性を重んじる日本の習慣に馴染めないと思う方もいらっしゃるでしょう。
また、日本と海外では、お店のサービスや価値観、テレビ番組の内容などさまざまな面で違いがあります。グローバルな視点で見ると、SDGsやジェンダー問題、宗教などについて理解が進んでいない側面もあり、そういった部分で「馴染みにくいな」と感じる帰国子女も多くいるでしょう。
住んでいた地域と比べると、独特な文化があるため、気になる方も少なくありませんが、治安の良さやホスピタリティなど良い面もあります。完全に馴染むまでは行かずとも、一定理解を示しながら生活していきましょう。
まとめ
帰国子女は「英語ペラペラ」「グローバル」などポジティブなイメージが多くありますが、そうした先入観に悩まされる場合も多くあります。昨今は、海外の日本人学校も多くあるために、英語ができない帰国子女も珍しくなく、今あるイメージを少しずつ変えていく必要があるでしょう。
一方で、海外の感覚を日本にもたらしてくれる存在として考えると、帰国子女から学ぶべきものはたくさんあります。国際社会を渡り歩くために必要な積極性や主体性、自己表現力、グローバルな視点などは、まさにその代表例です。
帰国子女を一人の人間として尊重しつつ、多くのものを教え合えるようになれば、よりよい教育環境が形成できるでしょう。帰国子女ではない人は穿った見方をするのではなく、理解をしてから接するようにしてください。
この記事を読んだ方で、お子さまの「学習」についてお悩みではないですか?
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