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【メタバース登校のやり方】具体的に始めるための4つのステップ

不登校の子どもでもメタバース登校ならできるのではと検討している親もいるのではないでしょうか。また、メタバース登校についてはある程度把握していてもやり方や詳しい内容が分からない親もいるでしょう。

この記事では、メタバース登校のやり方や授業が受けられる学校を紹介します。さらに、メタバース登校について親が抱える疑問点の回答をまとめました。

この記事を読んでいく中で、メタバース登校を実践していくためのヒントが掴めるかもしれません。子どもが学校へ復帰できるためにも、参考にしてください。



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メタバース登校が出席扱いになる自治体はあまり多くない

メタバース登校少ない

結論からいえば、メタバース登校が出席扱いになる自治体はあまり多くありません。実践していくためにはインターネット環境とPCやタブレット端末さえあれば可能ではありますが、日本ではまだ浸透していないのが現状です。

とはいえ、不登校の子どもがメタバース登校を始めたことで勉強や友達とコミュニケーションを取るきっかけに繋がった事例はたくさんあります。なかにはやりたいことが見つけられたという子どももいるので、学校以外の学びの場としてメタバース登校を実践していくのは方法の1つです。

メタバース登校で授業が受けられる学校

上でも触れたように、メタバース登校で授業が受けられる学校はほとんどありません。以下は、授業が受けられる主な学校です。

メタバース登校で授業が受けられる学校

  • 埼玉県戸田市の学校
  • AOIKE高等学校

全国各地に設置されているわけではなく、限られた場所でしか実施されていないのが現状です。ただし、埼玉県戸田市では全国各地でサービスを利用できるよう取り組み、現在では約90名ほどがメタバース登校で授業を受けています。

また、メタバース登校に注目が集まり始めたことで全国各地で導入を検討する学校が増えてきました。今後は出席扱いができるよう取り組み、今住んでいる地域でも利用できる学校が見つかる可能性も十分に考えられます。

認定NPO法人カタリバに相談するとメタバース登校で子どもに居場所を提供してくれるので、検討している人は一度子どもの悩みを打ち明けてみてください。

メタバース登校とオンライン授業の違い

補足としてメタバース登校とオンライン授業の違いについて解説します。下記をご覧ください。

メタバース登校

  • メタバース空間を使う
  • アバターやビデオツールを介してコミュニケーションを行う
  • 授業以外のコミュニケーションを行う

オンライン授業

  • ZOOMやSkypeなどのビデオツールを使う
  • 主に授業の内容のみのコミュニケーションになる
  • 先生→生徒への一方的な発言が多くなる

基本的にメタバース登校は授業だけでなく、日常的なコミュニケーションを仮想空間を通じて行うのに対して、オンライン授業は授業内だけのコミュニケーションがメインとなります。

利用媒体については、どちらもパソコンが必要になりますが、メタバース登校では、クラスの空気感や雰囲気が伝わりやすいのが特徴です。

始め方は?メタバース登校をする4つのやり方

メタバース登校やり方紹介

メタバース登校をするためにはサービスを利用できる環境を整える必要があります。以下は4つのやり方と手順です。

  • ネットに繋がるPC・タブレット端末を用意する
  • メタバース空間へログインする
  • 自分のアバターを決める
  • メタバース空間でアバターを操作する

やり方としてはそこまで難しいわけではないですが、前提として実施している学校に登校しないといけません。とはいえ、通える学校が決まった際にやり方を把握していた方がスムーズに準備が進められます。

これから子どもがメタバース登校で学校に通う姿をイメージしながら、やり方と手順を見ていきましょう。

ネットに繋がるPC・タブレット端末を用意する

メタバース登校をするためには、ネットに繋がるPC・タブレット端末を用意する必要があります。また、前提としてネット環境が必要になるので、もしなければWi-Fiや光回線の契約が必須です。

そして、PCやタブレット端末を現在持っているならば、その端末で利用できるか登校する学校が決定した際に相談してみましょう。もし利用できないなら準備しないといけませんが、学校が決まる前に購入すると不必要な出費になりかねません。

端末を持っていない人も同様で、学校が決まって相談をした上で購入してください。

メタバース空間へログインする

ネットに繋がる端末からメタバース空間へとログインします。サービスへとアクセスし、トップ画面から自分のあだ名を入力すればログインが可能です。

基本的な操作方法については、メタバース登校を提供しているサービス者に連携を取る必要があります。ただし、ログインするには事前に登録が必要となるので、サービス提供者に登録方法を再度確認してみてください。

自分のアバターを決める

メタバース登校をするためには、自分のアバターを決める必要があります。種類はさまざまで勇者だったり戦士だったりなど多くのアバターが用意されており、自由に選択が可能です。

見た目で気に入ったアバターにする生徒がいれば、なりたい自分に沿って選ぶ子どももいます。これからメタバース空間で利用する本人の代わりとなるので、子どもと一緒に楽しみながら選んでみてください。

メタバース空間でアバターを操作する

実際に登校した際には、メタバース空間でアバターを操作します。学校には廊下や教室など多くの場所が用意されており、自由に操作して歩き回ることが可能です。

また、他の生徒たちも専用のアバターを使ってメタバース空間を歩き回っているので、話しかけたり挨拶を交わしたり自由にコミュニケーションが取れます。

ゲーム感覚で進行でき、授業や学校生活の全てがアバターの操作です。PCやタブレット端末を扱ったことのない子どもでも慣れればスムーズに操作できるので、もし分からないことがあれば学校に相談してみましょう。

メタバース登校をする際によくあるQ&A

メタバース登校やり方の質問

メタバース登校をする際によくある質問に回答します。ここで紹介する質問は以下の5つです。

  • メタバース登校をするのに必要なものは?
  • メタバース登校で受けられる授業は?
  • 実施している自治体は?
  • メタバース登校のメリットは?
  • メタバース登校のデメリットは?

質問の中にはやり方からメタバース登校を実践していくための疑問点も含まれています。また、メリットやデメリットなど利用する際の注意点もまとめました。

これから実践したい方に向けて必要とする項目もあるため、一度目を通して回答を役立ててください。

メタバース登校をするのに必要なものは?

メタバース登校をするのに特別に必要な物はありません。やり方の部分で解説したように、ネットに繋がるPC・タブレット端末があれば利用可能です。

また、操作に慣れていなかったりコミュニケーションが苦手だったりと、必要とする知識や能力なども一切いりません。他の生徒たちも同じように初めてのメタバース登校からスタートしています。

分からないことがあれば周りの生徒たちが親切に教えてくれるケースも多いので、不安なことがあればメタバース空間を通じて先生に質問してみましょう。

メタバース登校で受けられる授業は?

メタバース登校で受けられる授業は国語や算数など現実社会と同じような勉強ができます。また、プログラミングやクラブ活動なども取り入れており、やりたいことを見つける子どもは多いです。

さらに、絵を描いたり発表をしたりとコミュニケーションを取れる場がたくさんあるので、これから大人になる上での社会的な力や協調性も養えます。

実施している自治体は?

メタバース登校は認定NPO法人カタリバという東京都にある自治体が実施しています。運営しているサービスは「room-K」で、直接対面できなくてもLINEやZoomを使っての相談が可能です。メタバース空間を活用した事例は以下になります。

メタバース空間を活用した事例

  • 富士ソフト「バーチャル教育空間(教育メタバース)を活用した不登校支援の実証事業」
  • 三重県「オンラインを活用した不登校児童生徒の居場所づくり事業」
  • 新宿区「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム一部運用」 など

また、東京都だけでなく全国各地からの相談を受け付けており、事前予約を済ませればスケジュール調整後にメタバース登校についていろいろな話を聞けます。

子どもについての不安や親の悩みなど小中高生を対象に無料相談もしているので、メタバース登校に限らず今抱えている問題があれば一度話してみてください。

メタバース登校のメリットは?

メタバース登校のメリットは、全国各地どこにいても仮想空間でしか体験できない授業が受けられることです。その他にもメリットはたくさんあるので、以下を見てみましょう。

メタバース登校のメリット

  • ネット環境があれば全国どこにいても利用可能
  • 学校以外の友達とコミュニケーションを取れる
  • 仮想空間でしか体験できない授業ができる
  • 環境を変えることで新しいやりたいことが見つかる
  • これから社会で必要とするPCやタブレット端末の知識が深まる

現実社会では知り合いになれなかった友達と仲良くなれるので、現実社会では知り得なかった発見ができたり今の学校の悩みを相談したりが可能です。

さらに、仮想空間ならではの授業も多く用意されており、メタバース登校をしないと学べない疑似体験ができます。特に、リアル空間での体験は身の危険があるため、安全な環境での体験学習は大きなメリットでもあるでしょう。

また、不登校の子どもは外に出る機会が減少し、長引くほどやりたいことを見つけられるケースは減ってしまいます。その点メタバース登校は今までと環境を変えられるので、興味や関心を持てるきっかけへと繋がりやすいです。

メタバース登校のデメリットは?

メタバース登校のデメリットは、まだ発展途上中のサービスで授業が受けられる学校が少ないことです。また、ネット環境や利用する端末が必要になるので、自宅にない場合には初期投資がかかってしまいます。

さらに、メタバース空間でのコミュニケーションに慣れすぎると、現実社会で人と接するのが億劫になるかもしれません。家での授業ばかりで体を動かさずに体調不良も考えられるでしょう。

とはいえ、メタバース登校をした子どもたちのほとんどが、仮想空間を通じて現実社会へと興味を持つきっかけへと繋がっています。利用する際には、外出の機会も与えつつ体調管理には気を配ることが大切です。

自治体・民間企業等が行う場合のメタバース登校のやり方は?

自治体・民間企業等が行う場合のメタバース登校のやり方は、メタバース空間の作成や授業プログラムの作成が必要です。メタバース空間は自社でプラットフォームを作成するか、既存のプラットフォームを使う方法もあります。

授業プラグラムについては、国語・算数など対象者に合わせた授業内容を構築していくようにしましょう。また、出席扱いになるかどうかが重要になるため、あらゆる側面からプログラムを組み込むようにしてください。

まとめ

メタバース登校やり方まとめ

メタバース登校はネットが繋がるPCやタブレット端末があればやり方については特に難しくありません。ただし、今のところメタバース登校で授業が受けられる学校は少ないのが現状です。

実施している自治体である認定NPO法人カタリバに相談すれば学校を紹介してくれる可能性があるので、メタバース登校を検討している人は一度悩みを打ち明けてみてください。



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