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【不登校の小学生】フリースクールに通う選択肢はあり?特徴や費用、メリットを解説

学校に行きづらくなった子どもには、安心して過ごせる場所が必要です。不登校の小学生が通学する施設にフリースクールがありますが、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、フリースクールの特徴や費用、不登校の小学生が通うメリットについて解説します。

子どもをフリースクールに通学させたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。



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フリースクールとは

フリースクールとは、何らかの理由で学校に行けない子どもの居場所、学びの場であり、NPO団体や個人によって運営されている施設です。

文部科学省によって以下のように定義されています。

“不登校の子供に対し、学習活動、教育相談、体験活動などの活動を行っている民間の施設を言います。”

引用:文部科学省「フリースクール・不登校に対する取組」

2015年に文部科学省が行った調査では、全国に474の施設が開設されており、約4200人が通学している現状が明らかになりました。

フリースクールの大きな特徴は、民間団体の自主的な理念の下で運営されている点です。子どもが過ごしやすく、学びたい内容を主体的に決められる環境が重視されています。

学習内容はスクールによって多種多様であり、入学試験などの学力審査はありません。教育免許を持つスタッフが中心となり、子どもの学習や精神面をサポートします。

自分に合ったペースで通えるので、外出しにくい子どもでも安心です。

フリースクールにかかる費用

フリースクールに通うためには、以下の費用が必要です。

【フリースクール通学に必要な費用】

  • 月額料金
  • 入会金
  • その他徴収金
  • 通学定期代
  • 全寮制の場合は家賃など

月額料金はスクールによって差があります。2015年に行われた文部科学省の調査では、フリースクールの月額料金の平均は約3万3千円でした。年間で40万近くの学費となり、一般家庭には大きな負担となっています。

入会金の相場は1〜3万円が多く、約4割の施設が「その他の徴収金」も集めている実態が明らかになりました。出典:文部科学省「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査の結果」

フリースクールへの通学については「出席扱いの認定を受けている場合」のみに実習用通学定期制度が適用されます。認定されないケースでは通勤定期の購入が必要です。

独自の減免制度を設けているフリースクールもありますが、公立中学校に比べて高額な費用がかかる現状が続いています。

フリースクールの種類と特徴

フリースクールは、子どもの個性に合わせてさまざまな施設があります。スクールを選ぶ際には、各団体の経営理念や特徴を調べ、子どもに最適な場所を選ぶようにしましょう。

フリースクールの主な種類と特徴は以下の通りです。

【フリースクールの種類と特徴】

  • 心と身体の回復を目指すフリースクール
  • 学校復帰をサポートするフリースクール
  • 学習障がいや発達障がい向けのフリースクール
  • 医療機関と連携したフリースクール
  • 学校と連携しているフリースクール

それぞれについて、詳しく説明します。

心と身体の回復を目指すフリースクール

心と体の回復を目指すフリースクールでは、子どもの心身の安定を最優先に考えます。

何らかの理由で傷ついた心と体を回復させてこそ、将来への一歩を踏み出せるからです。このスクールでは、心に傷を負っている子どもが安心して通える環境を第一に考えています。

不登校の子どもは外出が困難な場合も多く、フリースクールへの通学も高いハードルです。まずは、スタッフとの交流を深め、人との触れ合いに慣れていきます。

子どもの主体性を大切に考え、社会とのつながりを徐々に取り戻していくためのスクールといえるのではないでしょうか。

学校復帰をサポートするフリースクール

「学校に復帰したい」「少しでも学校と関わりを持たせたい」と考えている親子をサポートするフリースクールもあります。心の安定は第一優先ですが、学習面のフォローに重点を置いている大きな特徴です。

小学生が不登校になる原因は、人間関係やいじめとともに、学習面での不安が多くを占めています。「勉強についていけない」「先生の話が分からない」といった悩みを抱えている小学生は非常に多いのです。

学校復帰を目指すフリースクールでは、勉強のつまずきを確認しながら個別学習で支援します。学校に行きたい子どもの気持ちが尊重され、早期復帰に向けたサポートが受けられるスクールです。

学習障がいや発達障がい向けのフリースクール

学習障がいや発達障がいの子どもを支援するフリースクールでは、専門家のサポートが受けられます。学習面のサポートだけでなく、ソーシャルスキルトレーニングと呼ばれる対人関係スキルを学べるのが大きな魅力です。

学習障がいや発達障がいの子どもは、学習面や人間関係に対する苦手意識を強く持っています。失敗を数多く経験しているため、自信を失っている子どもは少なくありません。

子どもの特性を正しく理解したスタッフにより、専門的な支援が受けられる施設といえます。

医療機関と連携したフリースクール

心身に障がいや疾患を持つ子どもには、日常的な医療的ケアが必要です。フリースクールには、医療機関と連携して専門的なサポートを受けられる施設も存在します。

薬の内服をサポートしたり、行動への適切な対応をしたり、心身に障がいを持つ子どものケアには専門的な知識と連携が不可欠です。

医療と連携したフリースクールでは、医師の指示やフォローが受けやすく、子どもに対する適切な支援ができる体制が整っています。子どもの自主性を伸ばしながら、専門的な医療ケアを希望する親子に向いているスクールです。

学校と連携しているフリースクール

地域の小中学校と連携しているフリースクールは、学校と話し合いがしやすいのがメリットです。通信制高校が開設しているスクールもあり、学校の雰囲気を感じながら通学したい子どもに向いています。

フリースクールの通学を出席扱いにするための連携も取りやすく、出席日数が心配な場合は検討すると良いでしょう。

主な対象は小学生と中学生で、フリースクールと学校の併用もできるので、早期復帰がしやすい点もメリットです。

不登校の小学生がフリースクールに通う5つのメリット

フリースクールは不登校の子どもにとって欠かせない居場所となっています。フリースクールは不登校の子どもにとって、どのようなメリットがあるのでしょうか。

この章では、フリースクールのメリットについて解説します。入学を検討する際にはぜひ参考にしてください。

【フリースクールに通うメリット】

  • 自分の居場所ができる
  • 専門家のカウンセリングが受けられる
  • 勉強の遅れをとらない
  • 自分のペースで通える
  • 保護者の横のつながりができる

①自分の居場所ができる

フリースクールは、不登校の子どもにとって欠かせない居場所です。「学校に行けないから辛い」「勉強が分からない」「悩みを誰にも話せない」といった不安を抱えた子どもたちが、フリースクールに集まってきます。

悩みや不安に共感してくれる仲間やスタッフとの出会いは、その後の人生にとって重要な道しるべとなるのではないでしょうか。

「自分の気持ちを分かってくれる」「どんな時も受け止めてくれる」居場所の存在は、小学生の心の安定にも効果的です。

②専門家のカウンセリングが受けられる

フリースクールの中には、専門家のカウンセリングを受けられる施設もあります。

親やスクールのスタッフにも話せない不安を、カウンセラーになら話せる場合もあるからです。カウンセリングをきっかけに、新たな問題が浮かび上がるケースもあります。

小学生にカウンセリングがどうして必要なのか、不思議に感じる方もいるかもしれません。カウンセリングとは話を聴くだけではなく、遊びの中で子どもを観察できたり、言葉の自然な表出をうながしたりといった効果があります。

③勉強の遅れをとらない

フリースクールでは、心の安定を図るとともに、学習面でのフォローも行われます。

不登校の原因には学習面での不安が多くみられるため、勉強の遅れを最小限にする取り組みが非常に重要です。

教員免許を持つスタッフが個別学習によってカリキュラムを組み、それぞれの進度に合わせて勉強を進めていきます。学習面の遅れについて不安を持つ場合でも、安心して通学できる点がメリットです。

④自分のペースで通える

フリースクールには、決まった通学スタイルがありません。日数や時間、カリキュラムや活動内容を自主的に決められるのがメリットです。

1日中我慢したり、週5回通学したりするのではなく、心が安定する「自分だけのペース」が重要視されています。

「週1日から通っても良いし、お昼から来ても大丈夫」「低学年のうちは午前だけ」といった提案をされるので、子どもの安心感につながります。自分のペースで通学できるフリースクールは、不登校の小学生にとって有効な選択肢です。

⑤保護者の横のつながりができる

フリースクールでは、保護者同士のつながりを作れるのがメリットです。

子どもが不登校になると、親は周囲に話しづらい面があります。子どもが学校に行けない現実や、どうしたら良いか分からない戸惑いを、周囲に分かってもらえるか不安だからです。

学校や関係機関に相談場所はありますが、最も辛い時期を共感しあえるつながりは作りにくいのではないでしょうか。

保護者会や講演会を通し、保護者同士の交流を深めてもらう取り組みを行うフリースクールもあります。保護者の横のつながりができ、親の精神面に良い影響を与える点もメリットです。

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小学生の不登校は早めに対策をしておこう

この記事では、フリースクールの特徴や費用、不登校の小学生が通うメリットについて解説しました。

不登校の小学生が急増している現代において、子どもの居場所としてのフリースクールが注目されています。安心できる場所を早目にみつけ、信頼できる人との交流を活発にしておく必要があります。

フリースクールについての理解を深め、不登校対策の1つとして活用できるようにしましょう。



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