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【出席扱い制度】不登校でも自宅学習で出席になる5ステップ!塾やフリースクールでも使える?

不登校の子どもを持つ保護者の方は、学校の出席日数について不安に思っているのではないでしょうか。文部科学省が定めている出席扱い制度は自宅学習でも適用されるため、不登校の子どもにとっては大きなメリットです。

しかし、出席扱い制度を使いたいけれど、要件について詳しく知らない方もいると思います。

この記事では、不登校の子どもが出席扱い制度を利用するステップと、おすすめの学習方法を紹介します。子どもの頑張りを出席として扱って欲しい方は、ぜひ参考にしてください。



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文部科学省が定める「出席扱い」の要件

出席扱い制度は、義務教育と高等学校によって条件が異なります。3つの要件をまとめました。

【出席扱いの要件】

  • 義務教育段階の不登校の子どもが学校外の施設で相談指導を受けている場合
  • 義務教育段階の登校の子どもが自宅においてICT等を活用した学習を行っている場合
  • 高等学校の不登校の子どもが学校外の施設で相談指導を受けている場合

それぞれの要件について、詳しく説明します。

義務教育段階の不登校の子どもが学校外の施設で相談・指導を受けている場合

不登校の小中学生が、出席扱いを認められる要件は以下の通りです。

  • 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
  • 当該施設は、教育委員会等が設置する教育支援センター等の公的機関とする。
  • 公的機関に通うことが困難な場合は、民間の相談・指導施設も可能。適切かどうかは校長や設置者である教育委員会と連携をとって判断する。
  • 当該施設に通所又は入所して相談・指導を受ける場合を前提とする。
  • 学校外での指導内容が学校の教育課程に適切と判断された場合には、学習の評価を適切に行い、指導要録に記入したり、通知表などで保護者や施設に伝えること。

出典:文部科学省「義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠のとり扱いについて」

これらの要件を満たしている学校外の施設で学習する必要があります。校長先生の判断が最終決定である点に注意してください。

義務教育段階の不登校の子どもが自宅においてICT等を活用した学習を行っている場合

不登校の小中学生が、ICT等による自宅学習を出席扱いとして認められるためには、以下の要件を満たす必要があります。 

  • 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
  • ICT(コンピュータやインターネット、遠隔教育システムなど)や郵送、FAXなどを活用して提供される学習活動。
  • 訪問等による対面指導が適切に行われること。
  • 不登校生の学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラム。
  • 校長は、児童に対する学習活動の状況について、十分に把握する。
  • 学校外の機関で指導を受けられないような場合に適用される。対面指導が必要。
  • 学習内容が学校の教育課程に適切であること。

出典:文部科学省「義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」

ICTを使った自宅学習が出席扱いとして認められるためには、学校外の施設を利用できない理由が必要です。定期的な対面指導の条件も求められるため、オンラインでの学習内容をしっかりと把握しておきましょう。こちらも最終的な判断は校長先生が行います。

高等学校の不登校の子どもが学校外の施設で相談・指導を受けている場合

不登校の高校生が出席扱いを認められるためには、以下の要件を満たす必要があります。

  • 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
  • 当該施設は、教育委員会等が設置する教育支援センター等の公的機関。
  • 公的機関に通うことが困難な場合は、民間の相談・指導施設も可能。適切かどうかは校長や設置者である教育委員会と連携をとって判断する。
  • 当該施設に通所又は入所して相談・指導を受ける場合を前提とする。

出典:文部科学省「高等学校における不登校生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の対応について」

義務教育ではないので、学校側の評価は必須ではありません。そのため校長としても判断しやすいケースです。

ただし高校は単位制なので、出席だけでは卒業できない点を覚えておきましょう。

不登校の子どもを出席扱いにできる5ステップ

不登校の子どもを抱える保護者の方は「どうすれば出席扱いにできるのか、具体的な方法が分からない」と感じているのではないでしょうか。

この章では、不登校の子どもを出席扱いにするための5ステップを紹介します。

【不登校の子どもを出席扱いにするステップ】

  • 保護者と学校で円滑なコミュニケーションをとる
  • 学校と「出席扱い」の条件についてすり合わせる
  • 先生と一緒に学習計画を立てる
  • 条件を満たす塾やフリースクール、オンライン学習の会社を探す
  • 校長先生と教育委員会から許可をもらう

それぞれについて、詳しく説明します

①保護者と学校で円滑なコミュニケーションをとる

出席扱い制度を利用するためには、保護者と学校の間でしっかりと情報共有をする必要があります。まずは学校の先生に出席扱いについて相談をしましょう。

出席扱いは、学校現場でもあまり知られていない制度です。先生が知らなければ出席扱いにするための協力を十分に受けられません。

学校側の認識をしっかりとつかんだ上で、出席扱い制度を利用したい理由や、協力して欲しい思いを伝えてみてください。

②学校と「出席扱い」の条件についてすり合わせる

出席扱い制度を利用したい旨を伝えると、学校内で協議が行われます。その際に、子どもの様子についてヒアリングを求められるかもしれません。

親子それぞれの希望や、自宅やフリースクールでないと学習できない理由などを聞かれる可能性があります。事前に子どもとよく話し合い、お互いの気持ちを確認しておきましょう。

学校側からは、施設や教材などの情報共有も求められます。出席扱いの要件を満たす理由を、根気強く伝える姿勢が大切です。

③先生と一緒に学習計画を立てる

学校との話し合いがスムーズに進んだら、具体的な学習計画を立てていきます。

義務教育では学校側が評価をするため、定期的な面談やテスト受験が必要です。出席扱いを認めてもらうためとはいえ、子どもに負担がかかり過ぎるのはよくありません。

子どもの様子や希望する方法をしっかりと伝え、学校と相談しながら計画を立てていきましょう。

④条件を満たす塾やフリースクール、オンライン学習の会社を探す

学校との間で出席扱いの条件を共有したら、子どもが学習する施設や学習教材を選びます。

不登校の子ども向けのカリキュラムでも、会社によって特徴や学習内容は異なります。事前のリサーチを十分に行い、子どもに合った方法を見つけてください。

出席扱い制度が適用されている実績も大切なポイントです。子どもが気に入っても、出席扱いの要件にあてはまらなければ継続するのが難しくなります。

施設や教材が出席扱いの条件を満たしているか、しっかりと確認するようにしましょう。

⑤校長先生と教育委員会から許可をもらう

親子で選んだ施設や教材が、要件を満たしていると判断されると、校長先生と教育委員会の協議が始まります。

基本的には、文部科学省が通知している出席扱い制度の要件をクリアしていれば、教育委員会の許可は下りやすいでしょう。

学校側の評価方法や、学習内容を把握するための手立てなどを考慮し、最終的な判断は校長先生に委ねられます。この時点で学校側の理解を得られない場合は、施設や教材の担当者を交えて話し合いをしてみてください。

出席扱いになるおすすめの学習方法

出席扱い制度の利用方法は分かっても、子どもにあった条件を満たす施設や教材を見つけるのは簡単ではありません。

この章では、出席扱いになるおすすめの学習方法を紹介します。

【おすすめの学習方法】

  • オンライン塾
  • フリースクール
  • オンライン学習教材

それぞれの方法について、詳しく説明します。

①オンライン塾

近年、出席扱い制度を利用できるオンライン塾が増えています。特に、外出に不安を感じる登校の子どもに最適です。

オンライン塾では、インターネット上で一対一の授業が受けられ、学習の遅れを取り戻せます。不登校の子どもの多くは勉強に不安を感じているため、個別学習で自信をつけてあげることが大切です。

ただし、対面指導に関する条件がクリアされていなければ出席扱いになりません。検討する場合は、十分にリサーチをしてから決めるようにしてください。

②フリースクール

フリースクールでは、決められたカリキュラムにしばられず、子どもの主体性を大切にした教育が受けられます。同じような悩みを抱えた仲間にも出会えるので、安心できる居場所として欠かせません。

フリースクールで出席扱い制度を利用する場合は、スクールの学習内容やカリキュラムが要件を満たしている必要があります。

「学校外の施設で学習したい」「人と触れ合いたい」と子どもが希望しているのであれば、フリースクールは非常におすすめです。

③オンライン学習教材

オンライン学習教材は、自宅で子どもに合わせたレベルの勉強を進められます。最近では動画やアニメーションを使った教材も増えており、自分のペースで楽しみながら学習したい不登校の子どもにおすすめです。

ICTを使った自宅学習として出席扱いにできる教材もあるため、フリースクールや学習塾への通学が困難な子どもが利用しています。

フリースクールやオンライン塾より、安価で学習できる点も魅力です。自宅で効率的に学力を伸ばしたい方は、ぜひ検討してみてください。

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子どもの出席日数が気になっている方は、ぜひすららを体験してみてください。

出席扱い制度を理解して子どもに適した学習環境を整えよう

まとめ

この記事では、不登校の子どもが出席扱い制度を利用するステップと、おすすめの学習方法を解説しました。

出席扱い制度を利用すれば、子どもの努力を出席として証明でき、学習意欲にも良い影響を与えます。親も出席日数について不安を感じることなく、子どものサポートに専念できるのではないでしょうか。

出席扱い制度を理解し、子どもに合った学習方法を整えてみてください。



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