【ゲーム依存症の家族の接し方】3つの正しい対処方法や脱却方法についてご紹介
「家族が家ではゲームしかしていない」「もしかしてゲーム依存症では?」と不安になっている方も少なくありません。ゲーム依存症は、今やWHOにも認められた疾患。家族も本人も、正しい知識を持って対処する必要があります。
この記事では、家族がゲーム依存症になってしまった方に向けて、接し方や正しい対処方法、依存からの脱却についてを解説します。
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もくじ
ゲーム依存とは?
生活の中心がゲームになってしまい、自己コントロールができなくなった状態を言います。
学校生活やこれまでの日常生活のルールを無視し、日々の最優先事項がゲームです。当然、不規則に生活になり、学校生活にも影響を及ぼします。
また、ゲーム依存は、理性と本能・感情のコントロール不全になる疾患です。友達・家族・周囲の人間に対して攻撃的になり、これまで培ってきた人間関係も破綻するケースも増えています。
WHOが認定したゲーム依存の診断基準
ゲーム依存で自己コントロールができなくなり、それに伴う二次障害が報告されるようになりました。10代を中心に、海外では大人の死亡例も報告されるほど深刻な事態です。
2019年には世界保健機構(WHO)で「ゲーム障害」という精神疾患として正式に認定されました。日本で、実際に病気として扱われるようになったのはごく最近で、2022年から。ゲーム障害はまだまだ精神疾患としては認知が低いのです。
診断基準
- ゲームをする頻度や時間のコントロールができない
- 日常的にゲームが最優先になる
- 悪影響が出ているにもかかわらず、ゲームを続け、さらにエスカレートする
上記の行動が、12ヶ月以上継続する場合は、ゲーム障害と診断されます。ただし、小中学生の場合は、12ヶ月未満であっても診断される場合もあるようです。未成熟な子どもの脳は、症状が加速・重症化しやすいという理由があります。
家族がゲーム依存になるとどうなる?
どこでも手軽にできるスマートフォンゲームや、大人向けのオンラインゲームの流行により、子どもだけでなく大人でも依存症となる例が増えてきました。
ゲームに限らず、依存症になることは本人の家族にも影響が大きく、苦しい立場に立たされます。
家族がゲーム依存になった場合に起こるケース
- 家族に攻撃的になり、暴言や暴力を振るわれる
- 依存のあまり仕事に集中できず辞めてしまい、収入が途絶えてしまう
- 学校に行かず成績も下がり、ひきこもりになってしまう
- 家事・育児放棄により、家庭生活に不和が生じる
ゲーム依存の治療法
ゲーム依存は、今やWHOが認める精神疾患。専門機関で通院する他、症状によっては入院治療も必要です。
しかし、依存に至った原因や環境、症状等、依存の状態は本人によって度合が異なります。ゲームを無理に取り上げるのではなく、少しずつプレイ時間を減らし、関わり方を変えていく治療方針が主流です。
家族がゲーム依存になった場合の対処法
昔のビデオゲームと違い、近年のゲームは美麗なグラフィックにドラマチックなストーリー、刺激的な演出等、大人でもハマってしまう仕掛けがたくさんあります。
スマホゲームなどの手軽に遊べるもの増え、かなり依存度が進行するまで、家族も気づきにくいのも実際です。では、家族がゲーム依存になってしまった場合、どのように対処したらよいのでしょうか?
ここからは、以下の対処法について解説します。
- ゲームを無理やり取りあげない
- 1年後の「未来」を思い描く
- 適切な治療機関に連れて行く
ゲームを無理やり取りあげない
アルコールやギャンブルと同じく、依存症の治療は、家族の理解と粘り強く見守る協力体制が不可欠です。無理に取りあげてしまうと、リバウンドの危険はもちろん、家族関係の悪化にも繋がります。
周囲の家族としては、依存の原因であるゲームを取り上げ、一日も早く規則正しい生活に戻したいことでしょう。しかし、これまでと違う生活を無理に押しつけてしまうと、信頼関係が崩れてしまいます。また、本人も治療に対して積極的になれません。
「あなたの体はもちろん、これからの長い人生が心配だから」と伝え、本人が治療に前向きになる姿を見守りましょう。
1年後の「未来」を思い描く
実際にゲーム依存の治療を受けた人のケースで、「1年後の未来を具体的に想像する」というものがあります。
1年後の理想の姿=治療が終わり、依存から脱却した自分が、健康かつ幸せに生活している姿を思い描きます。理想の未来に対して「具体的にどうするべきか」「何かしなくては」と一歩踏み出せる後押しになるのです。
適切な治療機関に連れて行く
ゲーム依存症は精神疾患のため、家族が止めるだけでは完治しません。専門の病院で診察を受け、本人の症状・依存度に合わせた治療機関でのケアが必要です。
依存症はゲームだけでなく、アルコールやギャンブルなど、様々な依存症治療の専門機関や支援団体があります。
依存症は治療機関も長く、それを見守る家族もつらいものです。治療機関では、依存症家族を支えるサポートもあります。
キンバリー・ヤング博士の「ネット依存症の克服方法」
心理学者であるキンバリー・ヤング博士は、インターネット依存症やオンライン行動の専門家です。まだ依存度がそれほど高くない状態であれば、自らの努力と家族のサポートで改善できると語っています。
「家族が依存症になりそう」と危機感を感じたら、以下のキンバリー・ヤング博士が提唱する5つの方法について、家族皆で取り組んでみてください。
依存症から脱却する方法
- 自分が何を失いつつあるのかを考える
- ネットの時間を計測する
- 時間管理を見直す
- 支援してくれる第三者を見つける
- 依存のきっかけを探す
自分が失いつつあるものを知る
ネットやオンラインゲームをするために、何かの時間が犠牲になっているはずです。家族との時間であったり、勉強やその他の趣味に費やす時間だったり、書き出してみると案外大切なものを削っているとわかります。
ゲームのために削った何かを書きだすことで、自分が何を失おうとしているかを自覚させます。
ネットを使用している時間を計る
ネットやゲームのプレイ時間を計測してみましょう。1日6時間であれば、1週間で40時間以上。1ヶ月では1600時間という膨大な時間です。
具体的な数字で見ることで、自分が「やりすぎかもしれない!」と気づくきっかけになります。
時間を管理する
1日の行動計画を立て、スケジュール表を作成します。ネットやゲームはもちろん、食事・家族との時間・読書などの予定も記入してください。ゲームの時間管理と自覚にもなります。
また、「ゲーム以外の予定を入れる」ことで、それに代わる楽しみがあることに気づけるかもしれません。
支援を見つける
家族にゲームのやり過ぎを指摘されると、どうしても反発したくなるものです。家族だけでは余計に解決できないこともあるでしょう。
依存症の支援グループや医療機関・相談窓口など、第三者を間に入れることによって、円滑に進むこともあります。
医療機関以外にも、民間の支援グループはあるので、自治体に問い合わせるか検索してみましょう。
きっかけを探す
「そもそも依存症になった原因は何か」という、きっかけを振り返ってみましょう。
依存となった原因は、いじめ等の人間関係や、社会生活のストレスから始まったものかもしれません。原因が解決できるものであれば、ゲームやネットでストレス発散しない生活に戻れる可能性があります。
まとめ
家族がゲーム依存症になってしまうと、その家族も大きな悩みを抱えることになります。しかし、ゲームを無理矢理取り上げるのは、依存を加速させ、家族関係の悪化にも繋がりかねません。
本人と家族間の関係が悪くなりそうであれば、専門の支援グループや相談窓口など、第三者を交えるのも一つの手です。家族のゲームの依存度に不安を感じたなら、早めの対策・専門機関への相談をしましょう。
大切なのは、本人が自分の依存を自覚し、治療に前向きになれることです。
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