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「待つ」にも方法がある――心理士・谷田ひろみさんが語る、不登校の子どもと親への向き合い方

子どもが学校へ行けなくなったとき、保護者は「どうしたらいいんだろう」と悩みながら、さまざまな情報を探します。

そこで「待ちましょう」と言われても、どう待てばいいのか分からない。相談したくても、誰に話せばいいのか分からない。そんな不安を抱えている方も少なくありません。

NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ代表理事であり、公認心理師・臨床心理士の谷田ひろみさんも、かつては学校がしんどかったわが子との関わりに悩んだ一人の母親でした。

そして、「子どもを理解したい。」という思いからコミュニケーションを学び、心理学を学び、現在は病院でのカウンセリングや相談室の運営、親の会の活動を通して、多くの不登校親子を支えています。

今回のインタビューでは、ご自身の経験から心理士を目指した経緯、親の会を続ける理由、カウンセリングを通して見えてきた今の子どもたちの姿、そして子育てを孤立させない社会への思いについて、お話を伺いました。

一般社団法人F-NVC協会 代表理事  谷田ひろみ さん

谷田ひろみ

公認心理師・臨床心理士・産業カウンセラー

一般社団法人F-NVC協会 代表理事
谷田ひろみ さん

若い頃はエレクトーン講師として大人を対象に音楽指導を行い、結婚後は専業主婦となる。自身の子どもの「学校がしんどい」という経験をきっかけにコミュニケーションと心理学を学び、大学・大学院を経て心理職へ転身。現在は病院で心理士として勤務する傍ら、オンラインを中心とした心理相談室を運営。NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボ代表理事として、不登校や発達特性のある子どもと保護者へのカウンセリング、親の会や傾聴勉強会の運営などを通して全国の子育て家庭を支援している。

「どうしたらいいんだろう」──子どもを理解したい。その思いから始まった心理の道

ーー現在は、公認心理師・臨床心理士として、不登校や発達特性のある子どもと保護者の相談を受けながら、NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボでも活動されています。まずは、今のお仕事につながるまでのお話を聞かせてください。

谷田: 今は心理の仕事をしていますけど、元々は全然違う仕事をしてたんですよ。

若い頃は、エレクトーンなど音楽関係の仕事をしていました。大人の方を対象に教えていたので、心理とは全く関係なかったんです。結婚して地元を離れたこともあって、その後は専業主婦になりました。

だから、「最初から心理の仕事を目指していました」というわけでは全然ないんです。

私がコミュニケーションや心理を学び始めた一番のきっかけは、自分の子どもでした。うちの子どもたちも学校がしんどい子で、「どうしたらいいかな」と思って、まずコミュニケーションの勉強を始めたんです。

勉強してみると、それがすごく面白くて、どんどんのめり込んでいきました。最初はコミュニケーションのインストラクターの資格を取ったんです。そうしたら、「教えてほしい」と言ってくださる方が少しずつ増えてきました。

でも、実際に来てくださる方って、不登校のお子さんのお母さんだったり、発達障がいのあるお子さんのお母さんだったりすることがすごく多かったんですよね。

そのときに、「こんな中途半端な知識で対応するのは無責任やな」と思ったんです。それで大学に編入して心理学を学びました。

その後、「もっと傾聴ができるようになりたい」と思って、産業カウンセラーの勉強を始めました。

さらに、お母さんたちへコミュニケーションを伝える活動を続けていくうちに、「もっと自分自身も成長したい」という気持ちが強くなって、大学院へ進学しました。その結果として、公認心理師と臨床心理士の資格を取得しました。

でも、資格を取ることが目的だったわけではないんです。私の原点はずっと変わっていません。「自分の子どものことをもっと理解したい。」その気持ちが一番最初にあって、勉強を続けてきました。

そして、その中で学んだことが、同じように悩んでいるお母さんたちの役に立つなら、「どうぞ使ってください」という気持ちでいます。

子育てでの悩みをきっかけに、心理学とコミュニケーションを学びカウンセラーになるまでのプロセス

ーー現在は、病院で心理士として勤務しながら、ご自身でも相談室を運営されています。

谷田: はい。今は週に一回、病院で心理士として勤務しています。それ以外の日は個人事業主として相談室を運営していて、オンラインを中心に相談を受けています。

相談内容は、不登校や発達特性についてのご相談が多いですね。あとは夫婦関係や家族関係など、お母さんからの相談も多いです。

ーー長く心理の仕事を続けられていますが、その原動力は何なのでしょうか。

谷田: 私自身は、勉強が嫌になったことってないんですよね。心理って本当に幅が広いんです。心理療法だけでも400種類以上あると言われています。

相談を受けていると、「この子にはどんな方法が合うかな」「このお母さんにはどんな関わり方がいいかな」と、いつも考えることになります。だから、もっと学びたいと思うんです。

それに、一人で勉強しているわけではありません。私にも定期的に学びに行く先生がいて、一緒に勉強する仲間がいます。そこで学んだことを、また相談に来てくださるお母さんたちへ返していく。その繰り返しなんです。

だから、今でも私の原動力は変わりません。目の前の子どもさんに「何ができるかな」、目の前のお母さんに、「もっといい方法はないかな」。そう考え続けることが、私が学び続けている理由なんだと思います。

「一人では続けられない」だから、親同士がつながる場所が必要だった


ーー心理士として相談を受ける一方で、NPO法人ファミリーコミュニケーション・ラボでは親の会の活動も続けていらっしゃいます。親の会は、谷田さんにとってどのような存在なのでしょうか。

谷田: NPOの活動は、私にとってはボランティアであり、仲間とのライフワークです。

法人としては代表理事という立場ですが、法律上そういう役割になっているということで、普段は配送業務をしたり、地域の子ども支援に関する会議へ参加したり、外との調整をしたりしています。

傾聴勉強会では講師を担当することもあります。

だから、「代表だから何か特別なことをしている」というより、みんなと一緒に活動している感覚なんですよね。

ーー病院での勤務や相談室でのカウンセリングと、親の会の活動はどのようにつながっているのでしょうか。

谷田: 私の中では、全部つながっているんです。例えば、相談室に来てくださったお母さんに、「親の会に行ってみませんか」とお声掛けすることもあります。反対に、親の会へ参加していた方が、「もう少し個別に相談したい」と相談室へ来られることもあります。

だから、親の会とカウンセリングって別々じゃないんですよ。私はよく「入れ子構造」だと思っているんです。最初が親の会だった人が個別相談につながることもあるし、個別相談から親の会へ行く人もいる。

その方にとって必要なタイミングで行き来できることが大事だと思っています。

相談室での個別カウンセリングと「親の会」が補い合い、必要に応じて行き来できるサポートの「入れ子構造」についての解説

ーー相談室から親の会へつながる方も多いのですね

谷田: そうですね。カウンセリングって、一回受けるだけでも何千円と費用がかかります。もちろん必要な時期はありますけど、ずっと続けるものではないと思っているんです。

お母さん自身が少し落ち着いてきたら、「これからは親の会や傾聴勉強会を続けていきましょうか」とお話しすることもあります。

親の会って、本当にいろいろな方のお話が聞けるんですよ。自分と同じような経験をした方もいれば、自分より少し先を歩いている方もいます。そういう事例を知ることができるのは、とても大きいことだと思っています。

だから私は、できるだけ早い段階で親の会につながってもらえたらと思っています。

ーー「続ける」ということを、とても大切にされているのですね。

谷田: はい。私自身もそうなんですけど、人って一人ではなかなか続けられないんですよね。心理の勉強をしていても、「ちょっとしんどいな」と思うことはあります。

でも、私には定期的に学びに行く先生がいて、一緒に勉強している仲間がいます。そこで相談したり、学んだりするから続けられるんです。学んだことを、また相談に来てくださるお母さんたちへ返していく。

その繰り返しなんですよね。

だから、お母さんたちにも同じように思っています。一人で頑張ろうとすると、どうしてもしんどくなってしまいます。

でも、話せる仲間がいて、「そうやね」「分かるよ」と言ってくれる人がいるだけで、少しずつ前を向けることがあります。

だから親の会は、答えを教えてくれる場所というより、「続けていける場所」なんです。

ーー親の会の記事では、「安心して話せる場所」という印象が強かったのですが、谷田さんのお話を伺っていると、「学び続ける場所」という意味合いも大きいのですね。

谷田: そうなんです。もちろん安心して話せることは、とても大事です。

でも、それだけじゃないんですよね。親の会や傾聴勉強会を続けているお母さんたちを見ていると、少しずつ子どもとの関わり方が変わっていくんです。

子どもが変わるというより、お母さんの見方や受け止め方が変わっていく。そうすると、親子の関係も少しずつ変わっていきます。

私は、その「続けられる環境」をつくることが、とても大事だと思っています。一人で頑張るんじゃなくて、一緒に学びながら、一緒に歩いていく。親の会は、そんな場所でありたいと思っています。

「待つ」だけでは前に進めない──カウンセリングを通して見えてきた、今の不登校

ーー長年、不登校のお子さんや保護者の相談を受けてこられて、最近の子どもたちに変化を感じることはありますか。

谷田: ありますね。今、中学生くらいの子どもたちって、コロナ禍のときに小学校へ通っていた世代なんです。

あの頃って、「あれはしたらあかん」「これはしたらあかん」という禁止事項が本当に多かったですよね。その影響もあるのかなと思うんですけど、学校の中で緊張している子がすごく増えたなって感じています。

友達との関係も変わってきています。若い世代全体に言えることなんですけど、自分の本心を友達に話せない子が増えているように思うんですよね。

「怒ってはいけない。」

「感情的になってはいけない。」

「人に迷惑をかけてはいけない。」

そんなことを考えながら学校生活を送っている子が多いように感じます。

それに、SNSの影響も大きいと思っています。SNSって、ちょっとしたことで炎上したり、叩かれたりするじゃないですか。昔はネットの世界だけのことだったものが、今はリアルな学校生活にも入り込んできているように思うんです。

コロナ禍やSNS普及など環境変化が子どもに与えるストレスと人間関係の変化を示す図解
コロナ禍やSNS環境の変化により、本音を言えず学校で緊張を抱え込んでしまう子どもが増加しています。

ーー学校での人間関係にも変化を感じられますか。

谷田: はい。昔はもっと大人数で遊んでいたと思うんです。でも今はグループがすごく小さいんですよね。その小さなグループから外れてしまうと、次の居場所が見つけにくい。

だから、「嫌だ」と言えない子も増えているように思います。

「多様性」という言葉は広がっていますけど、実際には人の価値観を受け止めることが難しくなっているようにも感じます。

SNSでは、自分と似た考えの人たちだけで集まることができますよね。そういう環境に慣れてしまうと、自分と違う考え方に出会ったときに、

「それはあなたの考えなんだね。」

という境界線を引くことが難しくなっているように思うんです。だから、学校の中でもずっと緊張している。その緊張が積み重なって、学校へ行くこと自体が怖い場所になってしまう。

そんな子が増えているように感じています。もちろん、いじめなど大きな出来事がきっかけになる子もいます。でも実際には、それだけじゃないんですよね。毎日の緊張が少しずつ積み重なって、ある日もう動けなくなってしまう。そんなケースがすごく多いように思います。

ーーそうした保護者の方からは、どのような相談が多いのでしょうか。

谷田: やっぱり一番多いのは、「学校へ行けるようになってほしい。」というご相談です。でも私は最初に、「学校へ行けるようになることは、お手伝いできません。」ってお伝えするんです。

子どもが元気になることと、学校へ行けるようになることって、イコールじゃないんですよ。私がお手伝いできるのは、お子さんが元気になること。それから、家の中が健康的に回るようになることです。

その結果として学校へ行くことを選ぶかどうかは、その子自身なんですよね。だから、復学を目的に相談に来られる方には、「うちのやり方とは合わないかもしれません」と最初にお話ししています。

不登校相談における目的(再登校ではなく元気を取り戻すこと)と支援姿勢を示す図解

ーー保護者の方は「待ちましょう」と言われることも多いと思います。

谷田: そうなんですよ。でもね、「待ちましょう」って言われても、待ち方を教えてくれないんですよね。

イライラしながら小言を言って待つのか。

子どものことを理解しながら待つのか。

その違いって、本当に大きいと思っています。

子どものことを見て、

「この子はこういうところが苦手なんだな。」

「ここは強みなんだな。」

そんなふうに理解しながら関わるのと、ただ時間が過ぎるのを待つのとでは、その先が全然違うと思うんです。私は、待ち方によって子どもの未来は変わってくると思っています。

不登校支援における親の待ち方(イライラして待つと理解して待つ)の違いと影響の比較図

ーー現在は「母親ノート法(不登校対症療法)」によるカウンセリングも行われています。この方法について教えてください。

谷田: はい。不登校のお子さんのお母さんには、「母親ノート法(不登校対症療法)」という方法をおすすめすることがあります。お母さんに、お子さんとの会話を書いてきてもらうんです。

それを一緒に読みながらカウンセリングを進めていきます。普通のカウンセリングだと、お母さんから見た話を聞くことになりますよね。でも、この方法だと家庭で実際にどんな会話があったのかが見えてきます。

「あ、このお母さんはこういう言い方をしているんだ。」

「この子はこんなふうに受け取っているんだ。」

そんなことが分かるので、そのご家庭に合わせた具体的なお話がしやすいんです。人って、自分が言った言葉を案外覚えていないんですよね。でも書いてみると、「私、こんなこと言ってたんや。」って気づくことがあります。

子どものことも、主観ではなく客観的に見られるようになります。見通しを持つことが苦手なお子さんなら、「カレンダーを使ってみましょう。」「メモで伝えてみましょう。」そんな具体的な工夫も一緒に考えていきます。

だから、前に進むスピードが早いんです。

親子の会話を記録して客観的に理解する「母親ノート法」カウンセリングの手順と効果の図解
会話をノートに書き出して客観的に振り返る「母親ノート法」。コツコツ続けることで子どもが自信を取り戻していきます。

ーー長く相談を受けてきて、変化していくご家庭には共通点がありますか。

谷田: あります。やっぱり続けられる方なんですよね。

子どもさんが少し落ち着くと、「もう大丈夫かな。」って相談をやめてしまう方もいます。そしてまた苦しくなって相談に来られる。そういう繰り返しになってしまうご家庭は、子どもさんが落ち着くまで時間がかかることが多いんです。反対に、焦らずコツコツ続けられる方は変わっていきます。

以前、小学校4年生の頃から関わっていたお母さんがいました。周りのお母さんたちに影響されそうになりながらも、「子どもに任せる」という姿勢をずっと貫かれたんです。そのお子さんは、たくさんのことを乗り越え、自分で進路を決められる子に育ちました。

私は、親の関わり方で子どもが元気になっていく代表的なケースだったと思っています。15年以上この仕事を続けてきて、本当に感じるのは、「続けること」の大切さなんです。

不登校カウンセリングを継続することで子どもが自信を取り戻すプロセスの事例図解

「親戚のおばちゃんに話すように」──子育てを孤立させない社会を目指して

ーー最後に、これから取り組んでいきたいことを教えてください。

谷田: 今、本当に子育てが孤独になってきているなって思うんです。共働きのご家庭も増えていますし、お母さんたちは毎日本当に忙しいですよね。それに、相談すること自体にもエネルギーがいると思うんです。

「相談した方がいい。」そう思っていても、その一歩を踏み出す元気が残っていない方もたくさん見てきました。だから私は、「親戚のおばちゃんに、ちょっと話してみようかな。」そんな感覚で話せる場所を地域の中につくりたいと思っています。

何か特別な相談をしなくてもいい。「ちょっと聞いて。」そう言える人が近くにいるだけでも、お母さんたちの気持ちは全然違うと思うんです。

ーーそのためには、地域とのつながりも大切になってきますね。

谷田: そうなんです。だから私は、親の会だけではなく、地域で活動されている方とも一緒にやっていきたいと思っています。例えば子ども食堂をされている方や、最近では赤ちゃん食堂もありますよね。

赤ちゃんを育てているお母さんって、なかなか外へ出られなかったり、横のつながりを持ちにくかったりします。そういう場所で活動されている方たちと連携して、「何か困っていることありますか。」「最近どうですか。」そんなふうに自然に話ができる関係をつくっていけたらいいなと思っています。

相談室へ来てください、ではなくて、私たちの方から地域へ出ていく。そういう支援ももっと必要なんじゃないかなって思っています。

子育てを孤立させないこと。そして、悩みが大きくなる前に支援につながれること。それが、これから私が一番大事にしていきたいことなんです。

ーーもう一つ、心理士という立場だからこそ考えていることもあるそうですね。

谷田: はい。若い心理士さんたちが、もっと社会の中で活躍できる場をつくっていきたいと思っています。

例えば精神科の訪問看護には、看護師さんや作業療法士さんはいます。でも、心理士はほとんど入っていないんですよね。高齢者の分野でも同じです。心理士が活躍できる場って、まだまだ限られているんです。

でも、人と話すことって、子どもにとっても、高齢者にとっても、とても大切なことだと思うんですよね。

だから訪問看護だったり、高齢者支援だったり、これまで心理士があまり関われなかった場所にも、もっと心理職が入っていけたらいいなと思っています。

若い心理士さんたちが、自分たちの専門性を生かして地域で活躍できるような仕事をつくっていきたい。それが、もう一つの目標です。

地域の中での気軽な相談場所づくりと心理士の活躍機会拡大を目指す取り組みの図解

ーー最後に、不登校のお子さんを育てている保護者の方へ伝えたいことはありますか。

谷田: 私は、子どもが元気になることと、学校へ行けるようになることは、イコールじゃないと思っています。だから、「学校へ戻すこと」だけを目標にしなくてもいいんです。

まずは、お子さんのことを知ること。どんなことで緊張しているのか。どんなことが苦手で、どんな力を持っているのか。それを理解しながら関わっていくことが、とても大事だと思っています。

それから、お母さん自身も一人で頑張り過ぎないでほしいんです。

相談室でもいい。親の会でもいい。地域の活動でもいい。

「ちょっと話してみようかな。」そう思える場所を、一つ持っていてほしいと思います。

人って、一人ではなかなか続けられません。私自身も、先生がいて、一緒に学ぶ仲間がいるから、ここまで続けてくることができました。だから、お母さんたちにも仲間を見つけてほしいんです。

一人で抱え込まずに、一緒に考えてくれる人とつながってほしい。その積み重ねが、お子さんだけでなく、お母さん自身の安心にもつながっていくんじゃないかなと思っています。

不登校に悩む親へ向けた一人で抱え込まず地域や仲間とつながる大切さを伝えるメッセージ図解

【編集後記】

今回のお話を通して、「待つ」とは、ただ時間が過ぎるのを見守ることではなく、子どもを理解しながら関わり続けることなのだと改めて感じました。
そして、保護者自身も一人で抱え込まず、安心して話せる人や場所とつながることが、親子で歩み続けるための大切な支えになると教えていただきました。
この記事が、今まさに悩みの中にいる方にとって、少し肩の力を抜き、誰かに話してみようと思えるきっかけになれば幸いです。

執筆者
あした研究室編集部 (あしたけんきゅうしつへんしゅうぶ)
あした研究室編集部は、(株)すららネットの子どもの発達支援室に所属するスタッフと、学び・発達支援に関心を持つ編集チームによって運営されています。教育・発達支援・子育て・学習法などのテーマについて、現場視点と実証的な知見を大切にしながら、企画・取材・執筆・編集・校正・発信まで一貫して取り組んでいます。私たちの使命は、保護者や教育関係者、子ども自身が次の一歩を見つけられるような 信頼できる知見とアイデアを届けること。読者の皆さまには、根拠ある情報と温かい視点を通じて、学びと成長を支えるパートナーでありたいと考えています。