職業訓練校でWebデザイナーを目指す前に!失敗談から学ぶ7つの理由【体験談】

職業訓練校でWebデザイナーを目指す際のデメリット7つ

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職業訓練校とは、求職者に向けて厚生労働省が提供している特別な教育機関です。この学校はハローワークを通じて利用でき、失業中の方が失業手当や職業訓練手当を受け取りながら学べる点が特徴です。中でもWebデザインのコースは注目されていますが、一方で懐疑的な意見もあります。その実態について掘り下げてみましょう。

先日、私は職業訓練校のWebデザインコースを修了したHarukaさん(仮名)にお話を伺いました。彼女の経験からメリットとデメリットを探ることができましたので、これから学ぼうとしている方はぜひ参考にしてください。

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目次

【結論】Webデザイナーを目指す際の職業訓練校のリアル

さて、職業訓練校でWebデザイナーを目指すことはおすすめでしょうか?私の率直な意見は、「おすすめしない」というものです。笑

実は私自身、2021年に仕事を辞めて職業訓練校に全てを賭けた経験があります。試験に合格し、3ヶ月間熱心に勉強したにも関わらず、Webデザイナーとしての道は閉ざされました。

その理由としては、最も大きかったのは就職活動でした。望む企業を紹介してもらえず、提示されたのはいわゆる「ブラック企業」のような求人ばかり。結局、ハローワークを通じた就職は諦め、自力で企業を探しましたが、不足しているスキルのために苦戦し、数ヶ月で断念してしまいました。

xの声

職業訓練校でWebデザイナーを目指す際のデメリット7つ

Harukaさんによると、職業訓練校でWebデザイナーを目指す際のデメリットは以下の通りです。

1. 通学自体が難しい

2. 講師の質が必ずしも高くない

3. 実践的なスキルが身につきにくい

4. 授業の進行が遅い

5. ブラック企業への求人紹介がある

6. やる気のない受講者もいる

7. 講師からのプレッシャーが強い

これらの点を踏まえ、職業訓練校で学ぶことを検討している方は、よく考えた上で決断してください。

Webデザインを学ぶなら職業訓練校は考えもの?元受講生が語る現実

【挑戦】職業訓練校への道のりは容易ではない

職業訓練校への入学は、思いのほか難易度が高いです。競争率の高い試験をクリアしなければ、Webデザインの勉強を始めることすら叶わないのです。冗談抜きで、「無謀な挑戦は避けるべき」と言いたいですね。笑

さて、職業訓練校では、受講希望者を筆記試験や面接で選抜しています。特にWebデザイナーのコースは人気が高く、聞くところによると3~4倍とも言われる厳しい競争率です。

また、職業訓練校はハローワークを通じて利用するシステムですので、基本的には失業中の方しか受講できません。そこで「仕事を辞めて職業訓練校に通おう」と考える方もいるでしょうが、もし試験に落ちたら、将来設計が一気に崩れる可能性があります。リスクを避けるためにも、現職を続けながら通える民間のWebデザインスクールを検討することをお勧めします。そちらのほうが就職成功率も高いことが多いですよ。

【質問】講師の質に不安あり

率直に言ってしまうと、職業訓練校での講師の質には、少し不安を感じました。一部の講師は、教科書をただ読み上げるだけの授業を行っていたのです。もちろん、講師によって差はありますが、民間スクールと比べると、かなりの差を感じざるを得ません。

職業訓練校には50歳以上の高齢の講師が多く、第一線を退いた方が多いです。現場で求められる知識や技術を教えられる講師は限られており、中には教科書を読み上げるだけで、生徒の質問に答えられない講師もいる程度です。

また、これらの講師の中には、もともと教育の専門家ではない方も多く、Webデザインを学んだのは何十年も前のこと。初学者の気持ちを理解してくれないことも少なくありません。これらの点を考慮すると、職業訓練校での学習は一筋縄ではいかないかもしれません。

職業訓練校でWebデザイナーを目指す前に知っておきたいこと

【実践不足】学んだスキルの実用性について

職業訓練校での学習内容は基本に重点を置いており、実際の仕事に直結するスキルの習得には物足りなさを感じました。Webデザイナーとして活動していても、「職業訓練校で学んだことが役立った」という瞬間はほとんどありませんでした。

職業訓練校のカリキュラムは、基本的なWebデザインスキルを習得することを目的としていますが、実際の仕事現場は教科書通りには進まないため、卒業して就職しても苦労する可能性が高いです。確かに、カリキュラムは「卒業時に一人でWebサイトを作れるレベル」を目標にしていますが、民間のWebデザインスクールに比べると習得するスキルの範囲や深みに大きな差があるのは否めない現実です。

【進行の遅さ】授業のペースについて

私が通っていたクラスでは、パソコンを初めて操作する方もいらっしゃいました。そのため、質問が多く、授業の進行速度が遅いことがしばしばありました。

職業訓練校は多様なバックグラウンドを持つ人々が集まる場所です。知識の量や理解力に個人差があるため、特に20代から30代のパソコン経験者は「授業が進まない」と感じることもあるかもしれません。授業の進行速度が遅いと、習得できるスキルも限定的になってしまうことが多いです。初心者には優しい環境ですが、スキル不足で就職に苦戦する卒業生が多いのも、この進行の遅さが一因ではないでしょうか。

【求人の質】紹介される求人について

職業訓練校を卒業後、求人の紹介を受けましたが、中には明らかに厳しい労働条件のブラック求人も含まれていました。「これが私にできる唯一の仕事なのか」と少し悲しい気持ちになったこともあります。

ハローワークは公的機関なので、企業側は無料で求人を出せます。そのため、資金に余裕のないブラック企業が求人を出しやすい環境になっています。

さらに、紹介される求人は正社員だけでなく、派遣社員や契約社員の募集も含まれます。確かにホワイト企業の求人もあるものの、転職エージェントなどと比べると、良質な求人を見つけるのは難しいかもしれません。

Webデザイナーへの道:職業訓練校のリアル

【モチベーションの問題】やる気がない受講者の存在

私のクラスには、意欲が低いと感じる受講者が4、5人いました。彼らの姿勢に影響され、私自身のモチベーションも落ち込むことがありました。

職業訓練校は無料で受講できる上に、失業保険や給付金の恩恵を受けやすいことから、実際にWebデザイナーを目指していない人も参加することがあります。勿論、心からWebデザイナーを目指している熱心な受講者もいますが、モチベーションは周囲の影響を受けやすいものです。やる気がない受講者がいると、全体の学習環境に影響を及ぼすのは否めません。

【講師からのプレッシャー】就職への強い促し

コース修了後、講師から「早く就職して欲しい」という強い圧力を感じました。職業訓練校は失業者を就職させることを目的としており、民間のスクールと異なり、”満足度”よりも”就職率”が重視されます。そのため、一部の講師からは「どこでも良いから就職しろ」という強い圧力を受けることがあります。

もちろん、すべての職業訓練校がこのような状況とは限りませんが、希望に合わない就職先を強く勧められるのは精神的にも大きなストレスです。自分のペースでじっくりと就職活動を進めたい方は、民間のWebデザインスクールを検討するのも一つの選択肢かもしれません。

【メリットの探求】職業訓練校でWebデザイナーを目指す利点

では、Harukaさんに職業訓練校でWebデザイナーを目指す利点について伺いました。

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条件次第で金銭的支援が受けられる

就職に向けたサポートやアドバイスが充実

Webデザイナーとしての就職実績を持つ

メリットとデメリットを比較しながら、自分にとって最適な学習方法を見つけることが大切です。

職業訓練校で学ぶ:Webデザイナーへの道

【経済的支援】金銭的な安心感

職業訓練校の最大の利点の一つは、条件を満たせばお金を受け取れることです。これは学びながら経済的なサポートを受けられるため、非常に助かります。

具体的には、「失業保険」と「職業訓練受講給付金」の二つのサポートを利用できます。普通、失業保険を受け取るためには3ヶ月の待機期間が必要ですが、職業訓練校に通うことでその待機期間を免除されることがあります。さらに、失業保険の残日数が少ない場合、受給期間の延長も可能です。

一方、職業訓練受講給付金は、いくつかの要件を満たす必要があります。しかし、この制度を活用することで、学びながら給付金を受け取ることができ、民間スクールでお金を払いながら学ぶのとは異なる大きなメリットがあります。

詳しい受給条件については下記を参照してください。

【就職支援の充実】多角的なキャリアサポート

また、職業訓練校では就職活動に関する幅広いサポートが提供されます。履歴書や職務経歴書の作成指導から面接対策まで、就職を目指すうえで欠かせない支援を受けることができます。キャリア相談や模擬面接などのサービスも提供され、転職市場での競争力を高めるのに役立ちます。

Webデザインの技術を身につけるだけでなく、企業に対して自分を効果的にアピールする準備が整うのは、職業訓練校の大きな強みです。このように徹底的な準備が整っているため、就職成功への道がより明確になります。

【就職実績】Webデザイナーとしての成功事例

私がこれまで述べてきた難点もある中で、実際にWebデザイナーとして成功した例も存在します。確かに、すべての受講生がWebデザイナーになるわけではありませんが、派遣や契約社員として、あるいはWebデザイン会社の他の業務で就職する人は少なくありません。

前述の「講師のプレッシャー」の点を考えると、この強い就職支援は職業訓練校の大きな利点と言えます。特に「まずは安定した職に就きたい」と考えている方にとっては、この環境が非常に適していると言えるでしょう。

Webデザイナーを目指す方へ:民間スクールの選択肢

Webデザイナーへの道:民間スクールの優位性

Webデザイナーになるために、職業訓練校と民間スクールのどちらを選ぶべきかという問いに対して、私の個人的な意見としては、民間のWebデザインスクールを推奨します。私自身、職業訓練校を経験した後、民間スクールで学び直し、そのおかげでWeb制作会社への就職に成功しました。実践的なスキルをしっかり身につけることができるのは、民間スクールならではの強みです。

確かに、民間スクールでの学習には5万円から50万円程度のコストがかかりますが、多くのスクールでは分割払いのオプションもあり、月々数千円からの出費で学ぶことが可能です。就職活動での失敗や不適切な企業での働きぶりを考えると、長期的に見ればこれは価値のある投資だと言えます。2023年10月時点でのおすすめスクールは下記を参照してください。無料の説明会も開催されているので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

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デザインだけではなく、Webマーケのスキルも一緒に取得し、提案できるWebデザイナーになれる。

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女性専用のWebスクール。40種類のスキルを定額で学び放題。なりたい自分にあわせて、カスタマイズ可能。

職業訓練校のWebデザインコースについてのQ&A

最後に、職業訓練校のWebデザインコースに関してよくある質問に答えたいと思います。

①職業訓練校のWebデザインコースのスケジュールは?

職業訓練校によって異なりますが、一般的には週5日、1日6時間程度のコースが多いです。このような濃密なスケジュールは、介護や家事、育児などで忙しい方にとっては難しい場合もあります。そのため、独学や民間スクールを検討してWebデザインのスキルを身につけるという選択肢も考える必要があるでしょう。

②40代・50代でも職業訓練校でWebデザインを学べる?

職業訓練校は年齢に関係なく受講することは可能です。しかし、Webデザイナーとしての就職は、40代・50代の方にとってはやや難易度が高いです。若い世代が優位な就職市場では、40代・50代が採用されるためには特別な「武器」が必要です。残念ながら、職業訓練校では基本的なスキルを超えることは難しく、希望の就職に至る方は限られています。

企業が年長の応募者に求めるのは、即戦力またはマネジメント力です。これらを職業訓練校で習得するのは容易ではありません。したがって、本気でWebデザイナーを目指している方には、より専門的なスキルを身につけられる民間スクールをおすすめします。

Webデザイナーへの道:職業訓練校の実情と適切な選択

③フリーランスWebデザイナーへの道:職業訓練校の立場は?

職業訓練校から直接フリーランスWebデザイナーとして独立するのは、決して容易な道ではありません。現実を見ると、フリーランスとして成功しているのは、Web制作会社等で豊富な経験を積み重ね、実績を持つプロフェッショナルたちが多いです。職業訓練校での学びがあるとはいえ、「ここで勉強しました!」と訴えても、競争の厳しい現場では他のライバルに後れを取ることが多いのが実情です。

総括:職業訓練校でWebデザイナーを目指すのは考え直した方がよい?【再検討】

今回は、職業訓練校の実際の状況について、かつてその受講生だったHarukaさんの体験をもとに深掘りしました。「やめとけ」という彼女の言葉からは、職業訓練校で学んだだけでは、Webデザイナーとしてのキャリアを築くのが難しいという現実が伺えます。この職種に関心のある方々にとって、Harukaさんの率直な意見は、今後のキャリアプランを考える上で重要な示唆を与えるものとなるでしょう。

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