- 1 学校への欠席連絡の基本とマナー
- 1-1 欠席連絡を行う適切な時間帯
- 1-2 欠席理由の正しい伝え方
- 2 連絡手段別の欠席連絡の例文
- 2-1 電話で欠席連絡をする場合の例文
- 2-1-1 担任以外の先生や職員が電話に出た場合
- 2-1-2 担任の先生が電話に出た場合
- 2-2 連絡帳で欠席連絡をする場合の例文
- 2-2-1 連絡帳に書く内容と書き方
- 2-2-2 連絡帳の例文
- 2-3 メールやアプリで欠席連絡をする場合の例文
- 2-3-1 メールの例文
- 2-3-2 学校連絡アプリの例文
- 3 理由別の欠席連絡の伝え方
- 3-1 体調不良で学校を休む場合
- 3-1-1 感染症と診断された場合
- 3-1-2 理由をはっきり伝えにくい不調の場合
- 3-2 家庭の事情で学校を休む場合
- 3-3 忌引きで学校を休む場合
- 4 保護者の負担を減らす欠席連絡のポイント
- 4-1 近所の登校班の児童に連絡帳を頼む方法
- 4-2 学校連絡アプリの活用
- 5 まとめ
学校への欠席連絡は、学校が指定する方法で始業前までに入れるのが基本です。伝える内容は「学年・クラス・子どもの名前」「欠席理由」「体調不良の場合は症状と受診の予定」の3点にまとめると、電話でも連絡帳でも短く伝えられます。インフルエンザなど出席停止となる感染症や忌引きは、通常の欠席と扱いが異なる場合があるため、学校の決まりを確認しておくと安心です。この記事では、電話・連絡帳・メールやアプリ別の例文、理由別の伝え方を紹介します。あわせて、tetoruなどの学校連絡アプリや、登校班の児童に連絡帳を頼む方法で保護者の手間を減らすコツもまとめています。
学校への欠席連絡の基本とマナー

欠席連絡は、学校が児童・生徒の所在と安全を確認するための手続きです。連絡がないまま登校しないと、担任の先生は登校中の事故や行方不明の可能性も考えて家庭に確認の電話を入れることがあり、朝の忙しい時間に先生と保護者の双方の手間が増えます。そのため、休むと決めた時点で、学校が指定する方法で連絡するのが基本です。
連絡方法と受付時間は学校ごとに決まっています。入学時や年度初めに配られる「学校だより」や「入学のしおり」、学校のホームページなどに記載されていることが多いため、事前に確認しておくと当日に迷いません。
欠席連絡を行う適切な時間帯
欠席連絡は、朝の会や始業の前までに届くように行います。多くの学校では、先生の勤務開始時刻から朝の会が始まるまでの時間帯を電話の受付時間としており、「午前7時50分から8時15分まで」のように具体的な時刻を指定している学校もあります。勤務開始前は職員室に先生がいないことが多く、電話がつながらない場合があります。
時間帯ごとの対応の目安は次のとおりです。
- 前日の夜に休むことが決まった場合:学校連絡アプリやメールで受け付けている学校であれば、前日のうちに送信しておくと当日の朝に慌てずに済みます。電話のみの学校では、夜間に電話をせず、翌朝の受付時間内に連絡します。
- 当日の朝に休むことが決まった場合:受付時間内のなるべく早い時間に連絡します。指定の時刻を過ぎた場合も、気づいた時点で連絡を入れれば、学校からの確認の電話を減らせます。
- 受付時間内に連絡できない場合:病院での受診や仕事の都合で受付時間に間に合わないときは、可能な時点で連絡し、遅れた事情を一言添えます。
集団登校をしている地域では、学校への連絡とは別に、登校班の班長や集合場所が同じ家庭にも休むことを伝えておくと、班のメンバーが集合場所で待たずに出発できます。
遅刻や早退の場合も、欠席連絡と同じく事前の連絡が必要です。遅刻であれば登校予定時刻を、早退であれば迎えに行く時刻と迎えに行く人を伝えておくと、学校側が教室を離れる時間や引き渡しの準備をしやすくなります。
欠席理由の正しい伝え方
欠席理由は、担任の先生が出欠を記録し、必要な対応を判断するための情報です。長く説明する必要はありませんが、次の項目がそろっていると、先生からの聞き返しを減らせます。
- 学年・クラス・子どもの氏名
- 欠席・遅刻・早退の別
- 理由と、体調不良であれば具体的な症状
- 休む期間の見込み
- 連絡帳の受け取りや配布物についての希望
体調不良の場合は、「体調が悪い」だけでなく「朝から38度の発熱があり、午前中に小児科を受診します」のように、症状と受診の予定を具体的に伝えます。学校はクラスで同じ症状の児童・生徒が出ていないかを把握しているため、発熱・嘔吐・下痢などの症状がわかると、感染症の広がりを確認する材料になります。
受診の結果、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などと診断された場合は、病名を学校に伝えます。これらの感染症は学校保健安全法施行規則で出席停止の期間の基準が定められており、通常の欠席とは扱いが異なります。登校を再開する際に、医師の意見書や保護者が記入する登校届の提出を求める自治体や学校もあるため、診断がついた時点で学校に必要な手続きを確認しておきます。
家庭の事情で休む場合、家庭内の詳しい事情まで説明する必要はありません。「家庭の事情により欠席します」と伝えれば、多くの場合は十分です。ただし、休む期間が長くなる場合や、学習面で配慮してほしいことがある場合は、伝えられる範囲で担任の先生に相談しておくと、授業の進み具合や課題について調整してもらいやすくなります。
子どもが登校をしぶっている場合も、無理に体調不良などの別の理由にせず、「本人が登校を嫌がっているため、今日は休ませます」と事実を伝えて構いません。先生が学校での様子と家庭での様子を照らし合わせることで、友人関係や授業内容など、登校をしぶる原因の手がかりが見つかることがあります。
きょうだいが同じ学校に通っている場合は、子どもごとに担任が異なるため、一人ずつ学年・クラス・氏名を伝えます。電話であれば一度の通話でまとめて伝え、連絡帳やアプリであればそれぞれのクラス宛てに連絡するのが一般的ですが、扱いは学校によって異なるため、学校の指定に従います。
連絡手段別の欠席連絡の例文
欠席連絡の方法は学校によって異なり、電話・連絡帳・メール・学校連絡アプリのいずれかを指定している場合がほとんどです。どの方法が使えるかは、入学時や年度初めに配られるプリント、学校だよりなどで確認できます。指定以外の方法で連絡すると担任に届くまで時間がかかることがあるため、まずは学校が決めている方法に合わせましょう。
どの方法でも、伝える項目は次のとおりです。
- 学年・クラス・子どもの氏名
- 欠席すること(遅刻・早退の場合はその旨と時間の目安)
- 欠席の理由(簡潔に)
- 欠席する期間(1日か、複数日になりそうか)
- 学校へのお願い(配布物や宿題の受け取り方など)があればその内容
以下では、この項目を手段ごとにどう伝えればよいかを例文で紹介します。
電話で欠席連絡をする場合の例文
電話は、朝の時間帯であれば職員室で教頭先生や事務職員が受けることが多く、担任が直接出るとは限りません。担任以外が出た場合は、伝言をお願いして用件を済ませれば問題ありません。話す内容を事前にメモしておくと、慌ただしい朝でも要点を落とさずに伝えられます。
担任以外の先生や職員が電話に出た場合
「おはようございます。○年○組の○○○○の母です。いつもお世話になっております。本日、○○が朝から熱があるため、学校をお休みさせていただきます。担任の○○先生にお伝えいただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。」
相手から欠席の理由や体温などを尋ねられることもあるため、測った体温や症状は手元にメモしておくと答えやすくなります。
担任の先生が電話に出た場合
「おはようございます。○年○組の○○○○の父です。いつもお世話になっております。○○が昨夜から腹痛を訴えており、本日はお休みさせていただきます。明日以降の登校は、様子を見て改めてご連絡いたします。お手数ですが、本日の配布物は近所の○○さんに預けていただけると助かります。よろしくお願いいたします。」
担任と直接話せる場合は、翌日以降の見通しや配布物の受け取り方もあわせて伝えておくと、連絡の回数を減らせます。
学校によっては、朝の一定時間だけ欠席連絡専用の留守番電話を設けているところもあります。その場合は、学年・クラス・氏名・欠席の旨・理由を順番に吹き込み、最後に保護者の名前を添えます。
連絡帳で欠席連絡をする場合の例文
連絡帳は、兄弟姉妹や近所の子どもに届けてもらい、担任が朝の会の前後に確認する形が一般的です。電話と違い記録が残るため、症状や家での様子を少し詳しく書いておくと、担任が状況を把握しやすくなります。
連絡帳に書く内容と書き方
連絡帳には、日付、宛名(○○先生)、欠席の旨と理由、家での様子、学校へのお願い、保護者の名前を書きます。学校によっては保護者の押印やサインを求める欄があるため、様式に合わせて記入します。届けてくれる子どもに負担をかけないよう、連絡帳は中身の透けない封筒に入れて渡すと中身が人目に触れません。連絡帳を誰に頼むかの工夫は、後の章で紹介します。
連絡帳の例文
○月○日(○)
○○先生
いつもお世話になっております。
昨晩から38.2℃の熱があり、今朝も37.8℃あったため、本日は欠席させていただきます。食欲はあり、家で安静にしております。午前中に小児科を受診する予定です。
お手数をおかけしますが、本日の配布物は連絡帳と一緒に○○さんに持たせていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
○○○○ 母
受診後に診断名がわかり、インフルエンザなどで出席停止になる可能性がある場合は、翌日の連絡帳や電話でその旨を追加で伝えます。
メールやアプリで欠席連絡をする場合の例文
メールや学校連絡アプリでの欠席連絡は、電話がつながりにくい朝の時間帯でも送信でき、送った内容が記録に残るのが特徴です。メールの場合は担任個人のアドレスではなく、学校が指定した欠席連絡用のアドレスに送ります。
メールの例文
件名には、学年・クラス・氏名と欠席連絡であることを入れると、学校側が多くのメールの中から見つけやすくなります。
件名:【欠席連絡】○年○組 ○○○○
○年○組担任 ○○先生
いつもお世話になっております。○年○組○○○○の母です。
本日○月○日(○)は、○○が朝から咳と鼻水がひどいため、欠席させていただきます。熱は36.9℃で、家で様子を見ております。
明日の登校については、体調を見て改めてご連絡いたします。
よろしくお願いいたします。
○○○○(保護者名)
連絡先:090-○○○○-○○○○
メールは送信しても相手がすぐに読むとは限りません。返信が必要な内容(配布物の受け取り方の相談など)がある場合は、本文で明記しておくと担任が対応しやすくなります。
学校連絡アプリの例文
「tetoru(テトル)」や「すぐーる」などの学校連絡アプリでは、「欠席・遅刻・早退」の区分や理由、体温などを選択式で入力し、補足を備考欄に書く形式が多く見られます。選択肢だけでは伝わらない内容を、備考欄に短くまとめます。
区分:欠席
理由:体調不良(発熱)
体温:38.0℃
備考:昨夜から発熱しています。本日小児科を受診し、結果によっては明日以降もお休みする可能性があります。配布物は兄の○○(○年○組)に持たせていただけると助かります。
アプリには、学校が設定した受付締め切り時刻を過ぎると送信できなくなるものもあります。送信後は「送信完了」や「既読」の表示を確認し、受け付けられていない場合は電話で連絡します。アプリを使った負担軽減の方法は、後の章で詳しく紹介します。
理由別の欠席連絡の伝え方

欠席連絡で伝えるべき内容は、休む理由によって変わります。体調不良なら症状と回復の見通し、家庭の事情なら休む日と期間、忌引きなら続柄と日程が、学校側が対応を決めるうえで必要な情報です。ここでは、理由ごとに押さえておきたいポイントと、伝え方の例を紹介します。
体調不良で学校を休む場合
体調不良で休むときは、「体調が悪いので休みます」だけで済ませず、具体的な症状を伝えます。担任の先生は連絡内容をもとに、クラス内で同じ症状の子がいないか、感染症の広がりがないかを確認しています。そのため、症状を具体的に伝えることが、学校全体の健康管理に役立ちます。
伝える内容の目安は次のとおりです。
- 症状(発熱の場合は体温、咳、嘔吐、腹痛、頭痛など)
- いつから症状があるか
- 病院を受診するかどうか、受診済みならその結果
- 欠席の見込み期間(1日だけか、数日かかりそうか)
例えば「昨夜から38.5度の熱があり、今日は欠席させます。午前中に小児科を受診する予定です」のように伝えると、先生は状況をすぐに把握できます。
感染症と診断された場合
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症、水痘(水ぼうそう)などの感染症と診断された場合は、病名と発症日を必ず学校に伝えます。これらは学校保健安全法施行規則で出席停止の期間の基準が定められており、例えばインフルエンザ(特定鳥インフルエンザ等を除く)は「発症した後五日を経過し、かつ、解熱した後二日(幼児にあつては、三日)を経過するまで」とされています。
出席停止となった日は、一般的に指導要録上「出席停止・忌引等の日数」として扱われ、通常の欠席とは区別されます。病名を正確に伝えないと、通常の欠席として処理される可能性があるため注意が必要です。
また、登校を再開する際に、医師が記入する登校許可証明書や、保護者が記入する報告書の提出を求める学校もあります。様式や必要性は自治体や学校によって異なるため、診断を受けた時点で学校に確認しておくと、登校再開の日に慌てずに済みます。
検査結果が出ていない段階で連絡する場合は、「インフルエンザの疑いがあり、本日検査を受けます。結果がわかり次第ご連絡します」と伝え、結果が出たら改めて連絡します。
理由をはっきり伝えにくい不調の場合
朝になると腹痛や頭痛を訴える、気持ちが落ち込んでいて登校できないなど、原因がはっきりしない不調で休むこともあります。この場合、毎朝の欠席連絡では「体調不良のため欠席します」と伝えるだけでも問題ありません。
ただし、同じような欠席が続く場合は、朝の連絡とは別に、担任の先生と話す時間を設けてもらうことをおすすめします。家庭での様子を共有すると、学校側も保健室登校や別室での対応、スクールカウンセラーへのつなぎなど、取れる手段を検討しやすくなります。
学校へ相談する内容や今後の連絡方法を整理したいときは、あした研究室の子どもの状況を学校へ伝えるための確認と相談のポイントも参考になります。
- 「登校をしぶる朝、どんな言葉をかけよう」
- 「体調や気持ちを、無理なく聞くにはどうしよう」
- 「休む日が続く間の関わり方を学びたい」
登校しぶりや理由のはっきりしない不調が続くときは、学校への連絡とあわせて、家庭での声かけを具体的に考えることもできます。上のような疑問がある方には、関わり方を学ぶ場も選択肢です。
ほめビリティは、子どもを無理に変えようとするのではなく、日々の声かけや関わり方を実践しながら学ぶ、保護者向けのオンラインプログラムです。
子どもの様子を確かめながら、日々の声かけをどう工夫するか、実践のヒントを学べます。
家庭の事情で学校を休む場合
通院、法事、家族の病気や介護、引っ越しの手続きなど、子ども本人の体調以外の理由で休む場合は「家庭の事情」として伝えるのが一般的です。詳しい事情をすべて説明する必要はなく、「家庭の事情により、〇月〇日は欠席いたします」で十分です。家族の病気など、他人に知られたくない内容まで書く必要はありません。
家庭の事情による欠席は、日程があらかじめ決まっていることが多いため、わかった時点で早めに伝えるのが望ましいです。事前に連絡しておくと、先生がその日の配布物や宿題を用意したり、行事や班活動の調整をしたりできます。
伝える内容は次のとおりです。
- 欠席する日付(複数日の場合は期間)
- 登校を再開する日
- 遅刻や早退で対応する場合は、登校・下校の時刻とお迎えの有無
例えば歯科の定期受診で途中から登校する場合は、「〇日は歯科受診のため、10時30分ごろに登校します。保護者が学校まで送ります」と時刻と送迎方法を書いておくと、先生は授業や見守りの段取りを組みやすくなります。
なお、家族旅行などの私的な理由による欠席の扱いや、事前の届け出の要否は学校によって考え方が異なります。気になる場合は、事前に担任の先生へ相談しておくと行き違いを防げます。
忌引きで学校を休む場合
親族が亡くなって葬儀などに参列するために休む場合は、「忌引き」として連絡します。忌引きは通常の欠席とは区別して記録されるため、家庭の事情とまとめずに、忌引きであることを明確に伝えます。
伝える内容は次のとおりです。
- 亡くなった方との続柄(祖父、祖母など)
- 通夜・葬儀の日程と、遠方の場合はその地域
- 休む期間と、登校を再開する予定日
忌引きとして認められる日数は、亡くなった方との続柄によって異なり、具体的な日数は自治体や学校の規定で決められています。葬儀が遠方で移動日が必要な場合なども含め、何日まで忌引きとして扱われるかは学校に確認してください。学校によっては、会葬礼状などの提出を求められることもあります。
急な訃報で詳しい日程が決まっていない場合は、まず「祖父が亡くなったため、本日から忌引きで休ませます。葬儀の日程が決まり次第ご連絡します」と第一報を入れ、日程が確定してから改めて連絡すれば問題ありません。
また、身近な人を亡くした子どもは、登校後も気持ちが不安定になることがあります。クラスの友達に事情を伝えてほしいか、伏せておいてほしいかなど、子どもへの配慮について希望があれば、忌引きの連絡と合わせて担任の先生に伝えておくと、学校側も対応しやすくなります。
保護者の負担を減らす欠席連絡のポイント

欠席連絡は、子どもの体調が悪い朝の限られた時間に行うことが多く、看病や仕事の調整と重なりやすい作業です。あらかじめ連絡を託せる相手を決めておく方法と、時間を選ばずに送れる学校連絡アプリを使う方法を知っておくと、当日の手間を減らせます。どちらを使えるかは学校や地域によって異なるため、年度初めの保護者会や学校からの配布文書で、学校が認めている連絡方法を確認しておくことが前提です。
近所の登校班の児童に連絡帳を頼む方法
小学校では、同じ登校班や近所に住む児童に連絡帳を学校へ届けてもらう方法が昔から使われています。電話がつながるのを待つ必要がなく、担任の先生も朝の会の前後に内容を確認できます。一方で、相手の家庭の朝の時間を使ってもらう方法でもあるため、次の点を押さえておくとお互いに負担が少なくなります。
- 頼む可能性がある家庭には、年度初めなどに「欠席のときに連絡帳をお願いすることがあるかもしれません」と事前に伝えておく
- 当日は登校時刻の直前ではなく、前夜や朝の早い時間に、相手の保護者へ電話やメッセージアプリで連絡しておく
- 連絡帳は封筒や連絡袋に入れて、名前と「〇年〇組 〇〇先生へ」と書いてから渡す
- 相手の家の玄関先やポストなど、受け渡し場所を決めておき、登校班の集合時刻に遅れないようにする
連絡帳は子どもを経由して届くため、他の児童の目に触れる可能性があります。体調の詳しい症状や家庭の事情など、知られたくない内容は封筒に入れるか、連絡帳には「欠席します。詳しくは後ほどお電話します」とだけ書き、詳細は別の方法で伝えると安心です。インフルエンザなどの感染症が疑われる場合は、受け渡しの際に欠席する子ども本人が相手の児童と接触しないよう配慮が必要です。
連絡帳を届けてもらった日は、学校からの配布物や宿題を同じ児童に持ち帰ってもらうことがあります。その場合はお礼を伝え、相手の家庭の子どもが休んだときには自分が引き受けるなど、頼みっぱなしにならない関係をつくっておくと、継続して協力し合いやすくなります。
なお、登校班がない地域や中学校・高校では、この方法が使えないことが多く、学校によっては個人情報への配慮から児童生徒による連絡帳の受け渡しを控えるよう求めている場合もあります。学校の方針を確認したうえで利用してください。
学校連絡アプリの活用
近年は、教職員の業務負担の軽減を目的として、欠席・遅刻・早退の連絡を電話からアプリやWebフォームに切り替える学校や自治体が増えています。「tetoru(テトル)」「すぐーる」「マチコミメール」「Classi」など、学校ごとに導入しているサービスは異なり、スマートフォンのアプリやブラウザから入力する仕組みが一般的です。
学校連絡アプリを使うと、保護者側では次のような負担が減ります。
- 始業前の電話が集中する時間帯に、話し中で何度もかけ直す必要がなくなる
- 学校が受け付けている時間内であれば、前日の夜や早朝など都合のよいタイミングで送信できる
- 「欠席」「遅刻」「早退」や「発熱」「通院」などの項目を選ぶ形式が多く、文章を一から考える手間が少ない
- 送信した内容が履歴として残るため、いつ何の理由で休んだかを後から確認できる
- きょうだいが同じ学校に通っている場合、まとめて連絡できるサービスもある
利用にあたっては、事前の準備と当日の確認が欠かせません。多くのサービスでは、学校から配布される登録用のコードやQRコードを使って保護者がアカウントを登録する必要があります。子どもが体調を崩してから登録しようとすると手間取るため、案内を受け取った時点で登録を済ませておきましょう。
また、学校ごとに「朝8時まで」など受付の締め切り時刻が決められていることがあります。締め切りを過ぎた場合や、送信できたか不安な場合、感染症による出席停止の扱いなど学校の指示を確認したい場合は、アプリでの連絡に加えて電話で伝えるのが確実です。既読表示や受付完了の通知が出るかどうかはサービスによって異なるため、送信後の画面で受付状況を確認しておくと安心です。
学校がアプリを導入していない場合でも、メールや専用フォームでの連絡を認めていることがあります。電話以外の方法が使えるかどうかは、担任の先生や学校のお知らせで確認してください。
まとめ
欠席連絡は、学校が指定する時間内、遅くとも始業前に済ませるのが基本です。理由は「発熱のため」「家庭の事情のため」のように簡潔に伝えます。体調不良なら症状を、忌引きなら亡くなった方との続柄と休む日数を添えると、学校側が出欠の扱いを判断しやすくなります。
連絡手段は、電話・連絡帳・メールやアプリのうち学校が認めている方法を選びます。登校班の児童に連絡帳を頼む場合は、事前に相手の保護者の了承を得ておきます。学校が連絡アプリを導入していれば、電話をかけずに入力だけで連絡を済ませられます。