【小学2年生で習う漢字一覧】160字の読み方や効率良く覚える方法も徹底解説

「小学2年生はどのくらいの漢字を勉強するの?」「覚えるべき漢字の量やその種類は?」

上記のように、小学2年生の勉強が気になる保護者も多くいるのではないでしょうか。1年生が無事に終わり安心したのものの、2年生になると覚えるべき漢字も増えてくるため、疑問や不安を抱える方も少なくありません。

そこで本記事では、小学2年生が覚えるべき漢字の数やその種類について紹介します。また、小学2年生が漢字を習得する際につまずきやすいポイントや、効率よく覚えるための方法についても詳しくお伝えします。

1年生の頃は学校生活に慣れることが第一でしたが、2年生になれば勉強も本格的になり、授業のスピードがアップすることも珍しくありません。授業にしっかりついていけるよう、まずは覚えるべき漢字を把握し、勉強のコツを掴んでおきましょう。



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小学2年生で習う漢字は何字?覚えるべきは160字

小学2年生では、全部で160字の漢字を覚えなければいけません。1年生で習う漢字は約80字となっているため、比較すると2年生では倍ほどの漢字を覚えることになります。

また、1年生で覚える漢字よりも複雑なものや画数が多いものが増え、一気に難易度が高まります。そのため、「1年生の時はスムーズに覚えられたけれど、2年生になったら漢字が覚えにくくなった…」という声も多いです。

授業にしっかりついていけるように、まずは覚えるべき漢字を把握していきましょう。

【160字】小学2年生で習う漢字一覧表

小学2年生で習う漢字は以下の160字です。それぞれの画数や音読み・訓読みを確認していきましょう。」

漢字 画数 音読み 訓読み
4 イン ひ(く)
6 はね
13 エン その
13 エン・オン とお(い)
12 ウン くも
7 なに・なん
9
10 カ・ゲ なつ
10 カ・ケ いえ・や
14 うた・うた(う)
8 ガ・ガク えが(く)・かく
6 カイ・エ まわ(る)
6 カイ・エ あ(う)
9 カイ うみ
12 カイ
5 ガイ・ゲ そと・ほか・はず(す)
7 カク つの・かど
13 ラク・ガク たの(しい)
9 カツ い(きる)
12 カン・ケン あいだ・ま
3 ガン まる
8 ガン いわ
18 ガン かお
7
10 しる(す)
10 かえ(る)
3 キュウ ゆみ
4 ギュウ うし
11 ギョ さかな・うお
8 キョウ・ケイ
11 キョウ・ゴウ つよ(い)・し(いる)
11 キョウ おし(える)・おそ(わる)
7 キン ちか(い)
5 ケイ・キョウ あに
7 ケイ・ギョウ かたち・かた
9 ケイ はか(る)
4 ゲン・ガン もと
7 ゲン・ゴン い(う)・こと
10 ゲン はら
4
5 ふる(い)
4 うま
9 ゴ・ゴウ うし(ろ)・あと・のち
14 かた(る)
3 コウ・ク
4 コウ・ク おおやけ
5 コウ ひろ(い)
6 コウ まじ(わる)
6 コウ ひか(る)
6 コウ かんが(える)
6 コウ・ギョウ い(く)・ゆ(く)・おこな(う)
10 コウ たか(い)
11 コウ・オウ
6 ゴウ・カッ あ(う)
7 コク たに
8 コク くに
11 コク くろ
4 コン・キン いま
3 サイ
11 サイ ほそ(い)・ほそ(る)・こま(かい)
7 サク・サ つく(る)
14 サン
4 と(まる)
5 いち
5
8 あね・ねえ
9 おも(う)
10 かみ
6 てら
6 ジ・シ みずか(ら)
10 とき
9 シツ むろ
7 シャ やしろ
10 ジャク よわ(い)
9 シュ くび
9 シュウ あき
11 シュウ
9 シュン はる
10 ショ か(く)
4 ショウ すく(ない)・すこ(し)
12 ジョウ
6 シキ・ショク いろ
9 ショク た(べる)・く(う)
4 シン こころ
13 シン あたら(しい)・あら(た)
16 シン おや・した(しい)
7 ズ・ト はか(る)
13 スウ かず・かぞ(える)
西 6 セイ・サイ にし
7 セイ こえ
9 セイ ほし
12 セイ は(れる)
4 セツ き(る)
11 セツ ゆき
11 セン ふね・ふな
15 セン すじ
9 ゼン まえ
11 くみ・く(む)
7 ソウ はし(る)
6 おお(い)
4 タイ・タ ふと(い)
4 タイ・テイ からだ
5 ダイ・タイ
6 チ・ジ
6 いけ
8 し(る)
9 チャ・サ
9 チュウ ひる
8 チョウ なが(い)
11 チョウ とり
12 チョウ あさ
8 チョク・ジキ なお(す)・じき
10 ツウ とお(る)・かよ(う)・とおり
7 ダイ おとうと
8 テン みせ
9 テン つ(ける)・つ(く)
13 デン
2 トウ かたな
5 トウ ふゆ
6 トウ あ(たる)
8 トウ ひがし
12 トウ こた(える)
16 トウ・ズ あたま・かしら
6 ドウ おな(じ)
12 ドウ

 

14 ドク・トウ・トク よ(む)
4 ダイ・ナイ うち
9 ナン みなみ
6 ニク
10 うま・ま
7 バイ う(る)・う(れる)
12 バイ か(う)
7 バク むぎ
5 ハン なか(ば)
12 バン
4 ちち
9 フウ かぜ・かざ
4 ブン・ブ・フン わ(ける)
14 ブン・モン き(く)
6 ベイ こめ
8 ホ・フ・ブ ある(く)・あゆ(む)
5 はは
4 ホウ かた
5 ホク きた
6 マイ ごと
8 マイ いもうと
3 バン・マン よろず
8 メイ・ミョウ あか(るい)・あか(り)・あき(らか)・あ(かす)・あ(く)
14 メイ な(く)
4 モウ
8 モン かど・と
8 よる・よ
11
4 ユウ とも
5 ヨウ もち(いる)

18 ヨウ
7 ライ く(る)・き(たす)・きた(る)
7 さと
11 ことわり
13 はな(す)・はなし

上記は、小学2年生で習う漢字の一覧です。1年生で覚える漢字には「白」「一」「人」など、形も簡単で画数が少ないものがほとんどですが、2年生になると複雑な形のものが増えてくるのがポイントと言えます。

小学2年生が漢字でつまずくポイント

小学2年生になると、1年生の倍ほどの漢字を勉強しますが、多くの子どもがつまずきやすいポイントがあります。ここでは、小学2年生が漢字でつまずく2つのポイントを確認しましょう。

【小学2年生が漢字でつまずく2つのポイント】

  • 同じ音読みの漢字をあいまいに覚えてしまう
  • 熟語になると書けなくなる

どのような部分に注意すべきかをよく把握し、スムーズに勉強をすすめられるようにしておきましょう。

同じ音読みの漢字をあいまいに覚えてしまう

異なる漢字でも同じ音読みをする種類は数多くあります。まずは下記の表を見てみましょう。

音読み 漢字
カイ 回・会・海・絵
コウ 工・広・公・交・光・考・行・高・黄
止・市・矢・姉・思・紙
トウ 刀・冬・当・東・答・頭

こうした同じ音読みの漢字は、あいまいに覚えてしまうことが多く、使い方を間違えてしまうことがあります。

どの言葉にどの漢字を使用するのかを正しく理解するためには、それぞれの読み方と意味をセットにして覚えるようにすることが大切です。

熟語になると書けなくなる

「会う」「話す」などの単語であれば正しい漢字を書くことができても、「会話」などの熟語になると正しい漢字がどれか分からなくなってしまうケースは少なくありません。

 

こうした場合、単純に漢字を覚えるのではなく、その言葉や熟語を構成する漢字のそれぞれの意味を紐付けて覚えるようにすると正しい漢字を把握しやすくなります。

小学2年生で習う漢字を効率よく覚える5つの方法

160字の漢字を効率よく覚えるためには、意識すべき大切な5つのポイントを理解したうえで勉強に取り組むことが大切です。

小学2年生は、まだまだ勉強に慣れている子ばかりではありません。効率よく漢字を覚えるための5つの方法を正しく把握し、楽しく勉強ができるようにサポートしてあげましょう。

【小学2年生で習う漢字を効率よく覚える5つの方法】

  • 漢字を分解して捉える
  • 漢字の読みを声に出しながら書く
  • 好きな物事に関連つけて覚える
  • プリント・ドリルを利用する
  • スマホやタブレットの学習教材を利用する

①漢字を分解して捉える

小学2年生が覚えるべき漢字は、1年生で習ったものよりも複雑な形が多くなります。そのため、漢字をそのまま覚えようとしても難しいケースが少なくありません。そのようなときは、漢字を分解して覚えるという方法がおすすめです。

例えば「頭」という漢字は、画数が多く見た目も複雑でなかなか覚えられない子どもも多くいます。こうした場合、「一」「口」「ソ」「一」「一」「ノ」「目」「ハ」と分解し、「イチクチソイチ・イチノメ」というように唱えながら書くと、「頭」という字の形と書き順までしっかりと覚えることが可能です。

こうして1つ1つを分解しながら覚えることで、漢字に対する苦手意識も減り、楽しみながら学習することができるようになります。

②漢字の読みを声に出しながら書く

漢字の形を覚えることはもちろん大切ですが、まずは読み方からマスターすることで、効率よく覚えることができます。漢字の読み方を覚え、その次に書く練習をすることによって、どんなシーンで使う漢字なのか正しく理解することも可能です。

また、目で漢字をしっかりと見て、耳で聞き、正しい形を書くことで、「視覚」「聴覚」「触覚」とさまざまな感覚が刺激されます。

この勉強方法は記憶に残りやすく、学んだ内容が定着しやすいため、小学2年生でまだ勉強に慣れていない子どもが漢字を覚える際にとても有効です。

③好きな物事に関連づけて覚える

勉強そのものに苦手意識を持っている子どもも少なくありません。そんなときは、アニメ・漫画・ゲーム・テレビなど、子どもが好きな物事に関連づけるのも1つの効率的な方法になります。

鉄道好きな子どもの場合、「電車」「切符」「汽車」「線路」「旅行」などをまとめて覚えるのがおすすめです。

新しく覚えた漢字をスムーズに定着させたい場合は、好きなアイドルや歌手などの名前を使って例文を作るのも有効的な方法になります。例えば「速い」という漢字の場合、「〇〇君は足が速い」などのように、好きな人物と関連づけると楽しく勉強ができます。

子ども自身が好きな何かと結びつけることで、勉強が苦にならず自然に頭に入ってくるようになり、効率よく漢字を覚えることが可能です。

④プリント・ドリルを利用する

漢字の勉強は、とにかく書いて覚えるのが最もスタンダードな方法と言えます。覚えるための教材は数多くあるため、さまざまなプリントやドリルを活用してみましょう。教材によっては、無料で書き取りプリントをダウンロードできるものもあります。

しかし、同じ漢字を単純に繰り返し書くことは小学2年生にとってはとても苦痛で、集中力が途切れてしまうことも少なくありません。

教材に可愛らしいキャラクターがプリントされていたり、例文に子どもが好きな内容が盛り込まれているなど、楽しみながら勉強できるプリントやドリルを選び、やる気を損なわないように工夫をしましょう。

⑤スマホやタブレットの学習教材を利用する

近年では、スマホやタブレットで手軽に学習できる教材も増えてきています。学校でもタブレット学習が導入されるなど、ITを駆使した学びは今の時代には欠かせない方法の1つと言っても過言ではありません。

「すらら」では漢字学習コースを提供しており、ドリル形式で「読み」「書き」を効率よく勉強できます。「書き」の場合、タブレットに直接書き込めるようなスタイルになっているので、実際に手を動かして覚えることが可能です。

また、目標を設定し、自分のペースで着実にレベルアップを図れるのも大きな魅力の1つと言えます。小テストの生成も可能なので、漢検対策やこれまでの学習の振り返りとして活用できるのも特徴です。

まとめ:効率よく勉強して160字の漢字を正しくマスターしましょう!

小学2年生は、1年生で覚えるべき漢字の倍の数を勉強します。まだまだ学習に慣れていない子どもや、そもそも勉強に苦手意識を抱えている子どもも多く、「なかなか集中して勉強できない…」と悩んでいる保護者も少なくありません。

そんな時は、本記事でお伝えしたつまずきやすいポイントや効率的な勉強方法を正しく理解し、子どもが楽しみながら勉強できるやり方を見極めてあげてください。

自分に合った勉強方法が分かれば、効率よくスムーズに漢字を覚えることが可能です。1年生よりもさらに充実した学校生活が送れるよう、勉強面からしっかりとサポートしてあげましょう。



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