すららの放デイ経営の
成功事例
笑顔になれる場所を提供し、
子どもたちの将来に繋がる『今』を
作りあげる
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特定非営利活動法人さくらプラス
校舎名 さくらプラスみはた
(三重県)カテゴリー 就労準備型・運動療育・集団療育定員 10名
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?課題
就労準備型として日常生活に必要な学習支援を検討していた
年齢に合わせた療育・支援の提供ができるような放デイを目指していた
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!活用ポイント
子ども一人ひとりのペース、学力に合わせた個別学習の実現
イベントやランキングで子どもたちのやる気を上げる
- 普段は気づくことができない子どもたちの得意・不得意を把握することができるようになった
- イベントの活用で子ども同士が切磋琢磨しながら学習のモチベーションup!
活用
効果
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“今”子どもたちに必要な支援、
将来に役立つ支援を提供できる
放デイを作りあげる2021年1月の開所と同時に『すらら』を導入しました。
就労準備型をコンセプトに放デイを立ち上げる際、学習のサポートは必須と考え学習教材の導入を検討していました。様々な教材を試してみましたが、『すらら』はただ国語や算数を学習するだけでなく、挨拶や言葉使いを学ぶこともでき、担当の方からは就労も意識しているとお伺いし、私たちのコンセプトと相性が良いと思い導入を決めました。さくらプラスみはた
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放デイを立ち上げる前は訪問介護で障がい者の方と関わることが多かったのですが、挨拶や身だしなみ、入浴、食事などの生活スキルが不十分であると感じていました。その方々が幼少期のころはそもそも福祉支援としての仕組みが少なかったこともありますし、必要な支援を受けていなかった方がほとんどだったと思います。
放デイ自体もあまり浸透しておらず預かりだけの放デイも多くある中で知り合いの保護者から「自分の子どもはもっとできるはず」や「良いところを伸ばせる放デイないかな」といった意見を聞いていました。せっかく放デイを立ち上げるなら、今の年齢だからこそ与えられることをしてあげたい、大人になって社会人になることから逆算した段階的なトレーニングができたら将来の生活面やコミュニケーションで助けになるのではないかと考えていました。さくらプラスみはた 管理者・児童発達支援管理責任者 髙木 謙太氏
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子どもの自主性を高め、
利用者同士の切磋琢磨が
子どものモチベーションを高める導入当初は子どもの人数も少なく、『すらら』の利用は小学1年生の2人からスタートしました。その後から入ってくる子はその2人を見て自然と同じように『すらら』に興味を持つ姿がありました。
当事業所では学習だけでなく運動療育にも力を入れています。学習以前に体づくりができていないと授業で椅子に座ることもできないですし、集中力が続かないのも体のバランスが悪いことが理由の一つだと思います。施設内の様子
子ども一人ひとりにとって今必要な療育を提供するようにしているので保護者や子どもと話をして利用するかしないか決めています。現在は学習支援を必要としている子、『すらら』をやりたいと希望した子だけにIDを発行して『すらら』を利用してもらっています。
『すらら』に取り組むことで子どもたちが何を得意として楽しんでやっているのか、どこが苦手なのか、学習面だけでなく『すらら』を利用することで普段の活動だけでは気づけない子どものことを、私たちスタッフが気づくことができるようになりました。
また『すららカップ※』も子どもたちのモチベーションになっています。賞状をもらっている子を見て「自分も頑張りたい」と言っている子もいます。私たちスタッフが声をかけて取り組むだけではなく、子ども同士が切磋琢磨して取り組めるのも『すらら』の良いところです。※すららカップ:すららネットが主催する指定期間に全国で学習時間を競うイベント
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3年間の思いが叶い、
特別支援学校から公立学校へ『すらら』導入当時から利用してくれている小久保陽翔(こくぼはると)くんは特別支援学校に通っており、学校では少ししか勉強はしないため学習面は『すらら』のみで補ってきました。聴覚優位ということもあり『すらら』のレクチャーを集中して聞いてどんどん習得しています。自分で学習を進めているのですがわり算もできるようになってきました。陽翔くんはたくさんのことに興味を持っているので自分で漢字を調べたり、分からないことはスタッフに質問したりして日々様々なことを学んでいます。
陽翔くんの頑張りが実を結び、来年4月(2024年4月)に公立学校へ転校することが決まりました。きっかけは陽翔君が公立学校に行きたいという想いからでした。さくらプラス以外の見立ても確認したく、特別支援学校の先生に陽翔君の姿を伺い「特別支援学校では陽翔君は物足りないと思います」という意見から転校に向けて動き始めました。今年4月(2024年4月)から公立学校へ転校する小久保 陽翔くん
学習への興味や周りへの配慮や意識が高まったこと、知らない人へも自己紹介や相手のことを質問することなどが増えてきましたし、生活面だけでなく、学習面でも現在の学年レベルに付いていけており、問題ないと判断しました。
一番は検査でのIQがどんどん上がっていくことでした。陽翔くんのご両親は心配もされていましたが、数字に表れること、お医者さんからも公立の小学校へ行ける知能指数であることを言ってもらい、少しずつ保護者様も自信になってきたように思います。
陽翔くんのお姉ちゃんは公立学校に通っているので「お姉ちゃんと一緒に学校に行きたい」と話していたのも知っていましたし、特別支援学校に通うよりも公立学校に通うことが何よりも陽翔くんにとって良いことなのではないかと考えました。特別支援学校の先生や公立学校の先生、当放デイのスタッフで情報共有し4月の転校に向けて準備を進めています。現在は2、3ヶ月に一度慣らし登校もしています。
開所当時から通ってくれていますが陽翔くんの成長はスタッフも驚くほど日々感じています。他の友達の話しをしたり、スタッフに声をかけたり他人を気にすることもできるようになりました。公立学校に通っても放デイには来てくれると言っていたのでこれからもスタッフ一同支援していければと思っています。 -
笑顔になれる場所であるために
子どもたちの「できた」を増やし、
「ここがすごい」と胸を張って言える
子どもを増やしていきたい日々思っていることは、毎日放デイから家に帰る時に笑顔で帰っていってほしいです。「さくらプラスみはたに来てよかった」と思ってほしいですし、それが今だけではなく笑顔で社会人になってほしいと願っています。そのために『すらら』などのツールを利用しながらこどもたちの「できた」をいっぱいつくってあげたいです。
ここに来る子たちは自分に自信がない状態で来る子どもたちが多くて、他の子と比べられたり、色々なストレスがある中で生活している子も多くいます。
学習面や運動面でもなんでもいいのですが子どもたち一人ひとりには自分に自信をもってできる何か、達成できた何かを見つけてほしい。ここでの活動を通して「この子のここがすごいんだよ」と自信を持って伝えていきたいです。 -
小久保 陽翔(こくぼ はると)くん
小学3年生すららは楽しいですか
▶たのしいです。キャラクターはくま(くまお)が好きです。どんなところがたのしいですか
▶国語、算数が好きです。足し算、引き算、かけ算、わり算をやっています。漢字も得意です。さくらプラスではどのようなことをしていますか
▶宿題、タイピング。漢字でGo!、寿司打をやっています。すららカップの目標を教えてください。
▶昨年は12位だったので、4位を目指したいです!来年の4月からお姉ちゃんと学校に行くのは楽しみですか。
▶楽しみです。社会や理科を勉強したいです。社会では都道府県の勉強をしたいです。 -
森本 逞友(もりもと たくと)くん
小学3年生すららは楽しいですか
▶たのしい。算数の方が得意です。ユニットをクリアしたらキラキラが降ってきたらうれしいな。すららカップの目標はありますか。
▶去年は13位だった。今度は1位をめざします! -
南 広将(みなみ ひろまさ)くん
小学5年生すららは好きですか
▶たまごが割れてアバターが出てくるのが楽しい。好きな教科を教えてください
▶図工と道徳です。道徳は自分の意見を言うのが好きです。これから頑張りたいことを教えてください
▶家に帰ったらとにかく楽しいことがしたいです。ポケモンを見たり、絵を書きたいです。 -
南 義将(みなみ よしまさ)くん
小学5年生すららは楽しいですか
▶楽しいけどレクチャーを聞くのがちょっと大変。でも自分に必要な勉強ができていると思う。好きな教科を教えてください
▶総合の時間が好きです。目標を教えてください
▶去年陽翔くんと逞友くんがすららカップで賞状をもらっていたのを見てすごいなと思ったから自分も賞状もらえたらいいなと思った。目標は1位!
▶将来はペットショップで働きたい。犬が好きで捨てられる犬も多いからそういう犬を救いたい。
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放デイ業界を取り巻く環境、今後の報酬改定の方向性と次の一手、運動・音楽・ダンスなど専門化が進む放課後等デイサービスで勝ち残る方法、すらら導入中の放デイ200校の取り組み事例紹介など、差別化された放デイ経営を実現するためのノウハウを惜しみなくご紹介する無料セミナーです。
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