「なんでうちの子だけ…」母子登校に泣いた日々。ASD・ADHD傾向の娘と笑顔を取り戻すまでの記録
「娘が明らかに変わったんです。前は怒ってばかり、ぶつかってばかりだったのに、自分から『プリンセスモード』って言ってお手伝いしてくれるようになって。本当にほめビリティのおかげです」
そう語るのは、小学1年生の娘さんを育てるKさん。人見知りが強く、こだわりも強い娘さんとの登校や日々の癇癪に悩み、「このままじゃダメだ」と感じていた頃、ほめビリティと出会いました。50日間のプログラムを通じて、娘さんは自分の気持ちを言葉で伝えられるようになり、Kさん自身も「怒る育児」から「褒める育児」へと変化。今では一緒に出かけることも楽しめるようになったと言います。その変化の道のりを伺いました。
毎朝の母子登校と癇癪 ─「なんでうちの子だけ」と思い詰めた日々

─まず、ほめビリティ ペアレンティングに参加される前の状況を教えていただけますか。
小学校1年生に上がったんですが、娘は人見知りが強く、こだわりもはっきりしているタイプでした。まず最初につまずいたのが登校です。しばらくの間、毎朝私が付き添って学校まで行っていました。登校班は縦1列で1年生は前の方に並ぶんですけど、1番後ろだったら並んで行けるっていうことで、一緒に歩いて行っていました。でも学校の近くに行くと人が一気に増えるので、そこで立ち止まってみんなが行くのを待つっていう状況がずっと続いていました。
家から学校までは歩いて10分ほどですが、送り届けてから急いで帰るともう仕事がギリギリで。「なんで行けないの」っていう気持ちや時間に追われる焦りからイライラしてしまい完全に悪循環でした。自分でちょっと思い詰めちゃって、比べるつもりはなくても、「なんでうちの子だけ」「みんなはできてるのに」って。送っていった後に泣きながら帰ったこともありました。自分の関わり方が悪いのではないかと、必死に調べたり情報を探したりしていました。
─それはお母様もお辛かったですね…。登校の行き渋り以外にも、ご家庭内でのお悩みはありましたか?
癇癪がとても激しくて指摘すると逆に強く反発されることが多くありました。「ママのせい」と言われることもあって、そのたび私も感情的に反応してしまっていました。外出する場面でも娘の思い通りにならないことや、予想外のことが起こると気持ちの切り替えが出来ず、対応するのが本当に大変でした。「一緒に出かけるのいやだな」って、思ってしまう自分がいて辛い気持ちになっていました。
料金の良心的さと「50日間」という期限に背中を押されて

─ほめビリティを知ったきっかけを教えてください。
母子登校のことで悩むようになってから色々調べるようになりました。インスタで無料相談を見つけて、1度受けてみた事があるんです。でもその後の継続サポートは料金が結構高くて。いいなとは思いながらも申し込むか悩んでいました。そのことを知人に話をしたら、ほめビリティペアレンティングについて教えてもらったんです。体験者なので色々話を聞くことができました。内容に共感できた事や料金面でも他と比べてとても良心的だと感じ、「やってみたい」と思い参加を決めました。
─料金面での安心感は大きかったようですね。その他に、最終的に参加を決める「後押し」になったものはありましたか?
「自分も変われるかもしれない」という期待と、期限が決まっていたことが大きかったです。50日間と明確に決まっている点が、私にとってはモチベーションを保ちやすいと感じました。また、参加を決める前に、実際に受講した方の声をネットで読んだことも後押しになりました。
「共通の悩みを持つ仲間」に支えられ、娘の変化を実感

─インタビュー記事も読んでくださりありがとうございます。実際に始められた時の印象はいかがでしたか。
楽しみっていう気持ちがありました。一方でグループチャットに文章を書くことが苦手で、最初は様子見のような感じで自分を出せずにいました。それでもメンターさんが丁寧にコメントを返してくださったり、他の参加者の方ともやり取りができるようになってきて楽しくなっていきました。同じような悩みを抱えている人がいるんだと分かって、安心感がうまれました。仲間がいるという感覚が持てたことがとても心強かったです。
─同じ悩みを持つ仲間の存在は心強いですよね。そうして実践を続ける中で、モチベーションを保つ一番の「励み」になったものは何でしたか?
一番の励みは、実践を続ける中で、子どもが目に見えて変わったことです。以前は怒ることが多く、ぶつかったり言い返したりしていましたが、少しずつ自分から行動してくれる場面が増えていきました。また他の参加者の方たちも頑張っていたので自分も頑張ろうと。それが支えになっていました。
印象的だったのは、娘が「今プリンセスモードだから」と言って、自分からお手伝いをしてくれた事です。ドレスを着て楽しそうに手伝う姿を見て嬉しくなりました(笑)
─プリンセスモード、可愛らしいですね(笑)他にも、以前悩んでいらした癇癪などの面でも変化はありましたか?
癇癪は本当に減りました。一番大きいのは言葉で気持ちを伝えてくれるようになった事です。以前はゲームの切り替えができず癇癪を起こしていましたが、今は「もうちょっとやりたいから、時計の針が何分までいい?」と自分から聞いてくるようになりました。こちらが指示する前に伝えてくれる事も増えました。気持ちが落ち着いた時に「本当はこういう風にしたかったんだ」と娘から話ししてくれることもあります。
そして何より指示が通りやすくなりました。出かける時も、前は予測がついちゃって「またこうなるんだろうな…」って嫌な気持ちになっていたのですが、今は出かける時間とそれまでにやることを『指示褒め※』で伝えていて、一緒に出かけるのも楽しくなりました。
※指示褒め:親が出した指示に対して、子どもがその通りに行動できた際、その行動自体を肯定して具体的にほめること
─実践の中では、運動会での筆箱のエピソードも印象的だったと伺いました。
あの時は正直かなり葛藤がありました。娘が運動会を頑張ったご褒美に筆箱が欲しいと言っていたのですが、約束の条件は達成できなくて「今回は約束と違うから買えないよ」と伝えたら癇癪を起してしまって…。そこで夫婦で『スル褒め※』を徹底したんです。気持ちが切り替えられたときにしっかり褒めて「じゃあ代わりに頑張ったから美味しいものを食べに行こう」って提案したら、「それより公園がいい」って自分の希望を言ってくれて。以前なら、筆箱が手に入らなかったら「嫌だ、許せない」って話を聞いてくれず、最終的にこちらが折れてしまっていたと思います。そういったやり取りがなくなった事に大きな変化を感じました。
※スル褒め:子どもの行動を「良い」「よくない」「やめてほしい」に分け、よくない行動は感情的に反応せず無視し、望ましい行動を見つけてほめること
「自分の接し方が変わった」─怒る育児から褒める育児へ

─娘さんの変化を目の当たりにして、お母様ご自身の心境や、育児に対する考え方にはどのような変化がありましたか?
やっぱり自分の接し方なのかなって思いました。今までは一方的な指示が本当に多かったと思います。以前は不安や「なんでできないの?」という気持ちにとらわれていましたが、今は「そんなに悩まなくてもいいんだ」と、気持ちが軽くなりました。
また、登校に対して自分が強くこだわっていたことにも気づきました。今は時間をずらして娘と2人で登校していますが、「みんなと一緒に学校へ行かなきゃいけない」という思い込みが私自身にあったんだと思います。娘は学校が好きで行けている、それならそれでいい、と考えられるようになりました。「こうしなければいけない」という自分の中のこだわりを手放せたことも大きな変化だったと感じています。
─「こだわりを手放せた」というのは大きな変化ですね。他にも、お子さんとの関わり方で「ここが変わった」と感じる部分はありますか?
まず、子どもの話をしっかり聞けてなかったことに気づきました。娘はよく話ししてくれるのに、途中で遮ってしまったり、つい指示を出してしまう事が多くて。そこは本当にほめ方で気づかせてもらいました。これからは「どうしたいか」、子どもの気持ちをまず聞くっていうのを1番大事にしていきたいです。そうやって見守る余裕ができたおかげか、偏食だった娘が1口でも食べてみようとすることが増えました。
お手伝いも積極的にしてくれるようになりました。私自身の忍耐力も鍛えられましたね(笑)。こぼれそうになりながら飲み物を注ぐ様子をぐっとこらえて見守るとか、以前なら手を出していたところを待てるようになりました。
─お母様ご自身の変化も素晴らしいですね。こうした取り組みや学んだことについて、ご家族にも共有されていたのでしょうか。
夫にも共有して、「スル褒め」をしている時は何も口出ししないっていう協力をお願いしてました。「今はこういう関わり方をしているんだよ」と伝えていました。夫からも私自身が変わったねと言われたこともありました。学んだことを夫に伝えてアウトプットすることで、自分自身の理解もより深まったように感じます。
「本当に勉強になった」─同じ悩みを持つ方へ

─振り返ってみてこのサービスで特にご自身に合っていたと感じた点は何ですか。
期限が決まっていたことと、コミュニティがあったことです。こうしたコミュニティに参加するのは初めてでしたが、その経験自体が自分にとって大きな学びになりました。思春期前の子育ての悩みって、なかなか相談できるところがないので。ちょっとした愚痴とかも話せる場所があるのはありがたかったです。
─最後に同じような悩みを持つ方にメッセージをお願いします。
すごくお勧めしたいです。もう友だちにもお勧めしてます!最初、『ぐた褒め※』で、信頼関係が築けるっていうのが、半信半疑で(笑)。始める前は全然知識もなかったのですが、教えてもらったことを実践することで娘と信頼関係が築けていくのを実感しました。関係が良くなる事で指示が通りやすくなり、褒めることでこんなに変わるのかって、本当に実感できました。とても勉強になりましたし「ありがとうございます」という気持ちでいっぱいです。同じように悩んでいる方にはぜひ参加してみてほしいです。
※ぐた褒め:強化したい行動を見つけたら、短く具体的にすぐにほめる方法
─ありがとうございました。

不安や戸惑いを抱えながらも、「子どもとどう関わればいいのか」を模索している方にとって、ほめビリティは一つの支えになるかもしれません。日々の小さなやりとりを変えることで、親子の関係性が少しずつ前向きになっていく。その一歩を安心して試せるように、LINE相談も承っております。よかったら、公式サイトで詳しくのぞいてみてください。
【ほめビリティ公式サイト】