この記事では、基本情報技術者試験におすすめの通信講座9選を解説します。
また失敗しない通信講座の選び方や独学合格が難しい理由についても解説するので、参考にしてください。
【基本情報技術者試験は独学での合格が難しい理由】
基本情報技術者試験に合格するためには、自分に合う教材を選び、合格へのモチベーションを保つことが大切です。
通信講座の選び方を間違えてしまうと、学習が進まなくなってしまうので気をつけましょう。
記事をよく読んで各通信講座の特徴を押さえて、自分に最適な講座を選んでください。
自分のペースで学習を進めたい方や、コスパに優れた通信講座を探している方にはスタディングの基本情報技術者講座がおすすめです。
引用:スタディング
スタディングの基本情報技術者試験講座は、70本以上の動画講義を何度も視聴できるため初学者におすすめの講座です。
スマホがあれば動画講義で学習できるため、スキマ時間を有効的に勉強に充てることができます。
【スタディングの特徴】
- 70本以上の動画講義を何度も視聴できる
- スマホがあれば動画講義で学習できる
- スキマ時間を有効的に勉強に充てられる
- AIを活用して自分の弱点を集中的に学ぶことが可能
スタディングの講座にはAIを活用した学習支援機能が付いていて、自分の弱点を集中的に学ぶことが可能です。
基本情報技術者試験の合格を目指すなら、初心者でも分かりやすいスタディングの通信講座がおすすめです。
\動画講義は何度でも繰り返して視聴できる!/
スタディングの公式サイト
https://sgs.liranet.jp/
基本情報技術者試験におすすめの通信講座9選
ここからは、基本情報技術者試験におすすめの通信講座9選を解説します。
通信講座名 | 特徴 |
---|---|
スタディング | コスパに優れた動画講義を学習できる |
フォーサイト | 分かりやすいテキストで学習できる |
TAC | レベルに合わせてコースを選べる |
BIZ Learn | 科目A試験免除コースを選べる |
資格の大原 | 試験本番を想定した模擬テストを受けられる |
ITEC | 38年の講座実績によるカリキュラムで学べる |
独習ゼミ | 700問以上のテストを収録した教材で学習 |
日本マンパワー | テキストと動画講義のバランス良い学習ができる |
資格スクール大栄 | 挫折を防ぐ手厚いサポートがある |
講座によりそれぞれ特徴が異なるため、よく読んで比較してください。
基本情報技術者試験に合格するためにも、自分に合う講座かどうかを参考にして選びましょう。
コスパの優れた動画講義ならスタディング
引用:スタディング
料金 | 【基本情報技術者 合格コース】 総額 36,800円(税込) 月々 2,820円(税込)※1 【基本情報技術者 初学者コース】 基本情報技術者合格コースにITパスポート コースがついたパックコース 総額 43,800円(税込) 月々 3,451円(税込)※1 |
支払方法 | クレジットカード コンビニ支払い 銀行振込 ペイジー支払い ローン |
カリキュラム | 【科目A試験対策】 ※2基本講座(ビデオ/音声) 70講座、合計約38時間 WEBテキスト 70講座 スマート問題集 70回、705問 セレクト過去問集(科目A試験) 17回 246問 【科目B試験対策】 科目B基本講座(ビデオ/音声) 4講座、合計約90分 科目B解法講座(ビデオ/音声) 3講座、合計約90分 WEBテキスト 7講座 科目B試験対策問題集アルゴリズムとプログラミング 1回 16問 情報セキュリティ 1回 4問 【模試】 直前対策模試(科目A・B) 科目A・B各1回科目A 60問科目B 20問 |
教材 | 動画講義 音声講義 WEBテキスト |
合格実績 | 令和4年度合格者147名 |
サポート | 学習フロー アプリによる動画ダウンロード再生 AIによる復習サポート コースにより合格祝いとしてAmazonギフト券進呈 |
公式HP | https://studying.jp/ |
※2 講義時間や講座数、問題数は変更になる場合もあります
【スタディングのカリキュラムや教材の特徴】
- 初心者でも分かりやすい動画解説
- 費用を押さえた学習が可能
- スマホだけでいつでもどこでも学習を進められる
スタディングは、コスパに優れた動画講義を学習できる基本情報技術者試験に向けた通信講座です。
動画講義だけでも科目A・科目B合わせて70本以上あり、分かるまで何度でも視聴することができます。
またスマホがあれば動画を見れるため、机に向かわなくてもテキストをいつでもどこでも学習を進められます。
基本情報技術者試験対策のカリキュラムが工夫されており、ポイントを絞って知識を増やすことが可能です。
【スタディングのサポート体制】
- 自動採点機能付きの問題演習
- AIを活用した学習支援機能
- 学習フローによる効率的な学習計画
\スマホひとつで学習を進められる!/
スタディングの公式サイト
https://sgs.liranet.jp/
分かりやすいテキスト学習ならフォーサイト
引用:フォーサイト
料金 | 【基本情報技術者通信講座】 総額 35,800円(税込) 月々 3,100円(税込)※ |
支払方法 | 代金引換払い クレジットカード 銀行振込 コンビニ決済 ショッピングローン Amazon Pay 楽天ペイ |
カリキュラム | 基本情報技術者テキスト1 236ページ ビデオ/音声 253分 基本情報技術者テキスト2 172ページ ビデオ/音声 166分 受講ガイド 24ページ ビデオ/音声20分 戦略立案編 128ページ ビデオ/音声 58分 合格必勝編 32ページ ビデオ/音声14分 問題集(科目A)2冊 問題集(科目B)2冊 模擬試験(科目A・科目B) 演習ノート |
教材 | 動画講義 音声講義 フルカラーテキスト |
合格率実績 | 記載なし |
サポート | メール質問学習進捗を個別カウンセリングフォローメルマガ |
公式HP | https://www.foresight.jp/ |
【フォーサイトのカリキュラムや教材の特徴について解説】
- 分かりやすいフルカラーテキスト
- 動画講義と一問一答演習
- 合格点獲得主義のカリキュラム
フォーサイトは、フルカラーのテキストを用いて分かりやすく講義内容を整理できる基本情報技術者試験対策の講座です。
フルカラーの利点を活かし、色によってどこが重要ポイントかを視覚的に判断できるように構成されています。
またeラーニングシステム「ManaBun」を利用すれば、時間や場所を問わず学習できるため効率よく学べます。
スマホでの動画講義や一問一答形式の問題演習に取り組み、基本情報技術者試験に向けて知識の定着を図ることが可能です。
【フォーサイトのサポート体制】
- 専任スタッフによる質問回答を5回まで受けられる
- 学習のヒントが分かるフォローメルマガ
- 合格者にはAmazonギフト1,500円分をプレゼント
\フルカラーテキストでわかりやすい教材・テキスト!/
フォーサイトの公式サイト
https://www.foresight.jp/
レベルに合わせてコースを選べる資格の学校TAC
引用:TAC
料金 | 【本科生プラス】 全42回 Web通信講座+DL 78,000円(税込) DVD通信講座+DL 90,000円(税込) 【本科生】 全29回 Web通信講座+DL 62,000円(税込) DVD通信講座+DL 72,00円(税込) 【入会金】 10,000円(税込)※1 |
支払方法 | クレジットカード コンビニ決済 銀行振込 ペイジー |
カリキュラム | 入門講義 10回※2 出るとこマスター 10回 科目A試験総合演習 1回 アルゴリズム講義 8回 アルゴリズム演習 4回 セキュリティ演習 2回 CBT対応Web模試 1回 Web模試解説 3回 直前10点アップゼミ 3回 |
教材 | 動画講義 テキスト |
合格率実績 | 合格者の声のみ掲載 |
サポート | Web復習 メール質問50回まで 講座の音声ダウンロード TACの自習室が利用可能 |
公式HP | https://tac-school.co.jp/ |
※2 本科生プラスのみ
【資格の学校TACのカリキュラムや教材の特徴について解説】
- 4つのコースから選べる
- 直前10点アップゼミで集中対策
資格の学校TACの通信講座は基礎からしっかりと学習できるため、初めて基本情報技術者試験を受ける方も勧めやすいカリキュラムです。
難関とされるアルゴリズムの学習では2回講義を受けた後に演習を実施して、必要な知識や応用力を身につけることが可能。
また50回までの無料質問サポートがついているので、一人では分からない部分に対して専門家のアドバイスを受けられます。
コースによっては資格の学校TAC校舎での講義を5回まで受けられるため、他の受講生から良い刺激を受けながら学習を進められます。
【TACのサポート体制】
- 50回までで質問可能
- コースによっては校舎での講義を5回まで受けられる
- TACの自習室が利用できる
\初心者でも基礎からしっかりと学習可能!/
資格の学校TACの公式サイト
https://www.tac-school.co.jp/
科目A試験免除を目指すならBIZ Learn
引用:BIZ Learn
料金 | 【合格ナビ付コース】 総額 47,300円(税込) |
支払方法 | クレジットカード コンビニ決済 ネットバンキング ペイジー |
カリキュラム | 動画講義22本 事前学習講座 ITパスポート試験対策講座 合格ナビ 実力養成レッスン 科目A問題 科目B問題 科目A免除修了試験対策 2回 チュータ付eラーニング |
教材 | 動画学習 |
合格率実績 | 科目A免除試験合格率93% |
サポート | チュータによる個別サポート 科目A免除試験対応 |
公式HP | https://www.bizlearn.jp/ |
【BIZ Learnのカリキュラムや教材の特徴について解説】
- 弱点克服機能
- 模擬テスト
- 科目A免除制度に対応
BIZ Learnは科目A試験の免除に対応したコースを受講できる、基本情報技術者試験に向けた通信講座です。
免除制度を利用して本試験の約3ヶ月前に実施される修了試験に合格すると、本番では科目Bのみの受験となります。
そのため学習範囲を絞ることができるので、基本情報技術者試験の科目Bに合格する確率を高めることに繋がります。
またBIZ Learnでは一人ひとりに担任チュータがつくため、分からない部分を何度でも確認することが可能です。
【BIZ Learnのサポート体制】
- 担任チュータとの連携で疑問点を解決
- 期間中は何度でも質問できる
- 科目A免除制度に対応し効率よく合格を目指せる
\ひとりひとりの担当チューターが丁寧に指導!/
BIZ Learnの公式サイト
https://www.bizlearn.jp/lp06/femenjyo02.html
試験本番を想定した模擬テストに力を入れたいなら資格の大原
引用:資格の大原
料金 | 【基本情報技術者 合格コース】 全32回 総額 67,900円(税込) 【入学金】 6,000円(税込) |
支払方法 | クレジットカード コンビニ決済 銀行振込 教育ローン |
カリキュラム | 【基礎講義16回】 テクノロジ系13回 マネジメント系1回 ストラテジ系2回 【習熟度確認テスト6回】 テクノロジ系4回 マネジメント系1回 ストラテジ系1回 【アルゴリズム対策基礎講座4回】 【アルゴリズム演習Webテスト】 【Web模試2回】 科目A1回 科目B1回 |
教材 | テキスト |
合格率実績 | 記載なし |
サポート | 受講前のオンライン相談 |
公式HP | https://www.o-hara.jp/ |
【資格の大原のカリキュラムや教材の特徴について解説】
- 図表入りテキストで学習できる
- テキストに連動した問題集
- アルゴリズム対策
資格の大原のカリキュラムの特徴として、基本情報技術者試験本番を想定した模擬試験に力を入れている点が挙げられます。
模擬試験以外にも基本情報技術者試験合格に必要な知識のアウトプットを徹底的に行い、解答力を引き上げます。
また合格の鬼門となるアルゴリズム対策にも力を入れているため、基礎から応用までまんべんなく攻略することが可能です。
テキストは初学者でも分かりやすく、図や表などを用いて理解しやすい表現でまとめてあります。
【資格の大原のサポート体制】
- 受講前のオンライン相談で納得してから申し込みできる
- 内容ごとにミニテストがあり知識の定着を図れる
- 通学コースであれば科目A免除試験にも対応
\本番試験を想定した模擬試験で初心者でも合格を目指しやすい!/
資格の大原の公式サイト
https://www.o-hara.jp/course/joho
38年の講座実績によるカリキュラムならITEC
引用:ITEC
料金 | 【科目A試験免除突破コース】 総額 24,000円(税込) 【科目A試験免除突破+科目B対策コース】 総額 43,250円(税込) |
支払方法 | クレジットカード コンビニ決済 代金引換払い |
カリキュラム | 【動画講義】 科目A 14項目 科目B 2項目 【書籍・電子書籍】 科目A 8項目 【WEBテスト】 科目A 14項目 科目B 1項目 総まとめ 1項目 |
教材 | 動画講義 書籍 電子書籍 |
合格率実績 | 科目A免除試験合格率83.7% |
サポート | 質問サポート 科目A免除試験対応 |
公式HP | https://www.itec.co.jp/ |
【ITECのカリキュラムや教材の特徴について解説】
- 費用を抑えた学習ができる
- テキストと動画のハイブリッド学習
ITECは38年の講座で蓄積された、ITに関する学習ノウハウが凝縮された基本情報技術者試験の対策講座です。
科目A免除試験にも対応しているため、効率よく基本情報技術者試験の合格を目指せます。
また講座で使われる教材は、分かりやすくまとめられた市販のITECオリジナル書籍を採用。
ITECでは質問サポートにも対応しているので、自己学習でつまずいた時にも解決法を教えてもらえます。
【ITECのサポート体制】
- 講師にいつでも質問し学習のスピードを高められる
- 科目A免除試験制度に対応してより合格を狙える
\テキストと動画で効率よく学習を進められる!/
ITECの公式サイト
https://www.itec.co.jp/
IT資格をサポートしてきた翔泳社の学習ノウハウを学ぶなら独習ゼミ
引用:独習ゼミ
料金 | 【科目A対策コース】 総額 27,280円(税込) 【科目A+科目B 総合対策コース】 総額 43,780円(税込) |
支払方法 | クレジットカード コンビニ決済 |
カリキュラム | 【科目A対策】 アセスメントテスト 修了テスト/学習時間登録 模擬試験 【科目B対策】 アルゴリズム特別コース 修了テスト 模擬テスト 【使用書籍】 情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集 絵で見て覚える基本情報技術者 午後問題が解ける本 速習言語 ※いずれも翔泳社出版の書籍 |
教材 | テキスト WEBテキスト |
合格率実績 | 科目A免除試験合格率83% |
サポート | スケジュール機能 科目A免除試験対応 |
公式HP | https://www.seplus.jp/dokushuzemi/doku_zemi/ |
【独習ゼミのカリキュラムや教材の特徴について解説】
- 700問以上のテストを収録した教材
- 173本の解説動画による講義
独習ゼミの特徴として、IT資格をサポートしてきた翔泳社の学習ノウハウを学ぶことができる基本情報技術者試験対策のカリキュラムです。
過去問を中心に解説付きの700問以上の演習を行い、科目Aと科目Bに対する苦手意識を無くします。
また基本情報技術者試験の対策本を執筆した講師による解説動画173本により、書籍の理解度を上げることができます。
eラーニング上には科目A免除試験によく出る問題を集めたテストがあり、集中的に対策が可能です。
【独習ゼミのサポート体制】
- 科目A試験免除制度に対応し試験直前の学習効率を上げられる
- 公式HPからの申し込みで2日間の特別対策講座に無料で参加できる
\700問以上の演習で実践的な資格勉強が叶う!/
テキストと動画講義のバランス良い学習なら日本マンパワー
引用:日本マンパワー
料金 | 【基本情報技術者マスターコース】 総額 39,930円(税込) |
支払方法 | クレジットカード ネットバンキング コンビニ決済 代金引換払い |
カリキュラム | 【科目A】 (紙教材) 基本情報技術者 科目A試験対策書 コンピューターシステムの基礎 コンピューターシステムの基礎ワークブック (WEB) 基本情報技術者 科目Aポイント集 出題のポイント・解説 科目A確認テスト 【科目B】 情報セキュリティ データ構造とアルゴリズム 科目B確認テスト 【総まとめ】 全国統一公開模試 |
教材 | テキスト 動画講義 |
合格率実績 | 記載なし |
サポート | なし |
公式HP | https://www.nipponmanpower.co.jp/ |
【日本マンパワーのカリキュラムや教材の特徴について解説】
- ITECと提携した講座
- 紙ベースの教材とWeb講義による学習
日本マンパワーの基本情報技術者試験講座は紙ベースの教材と講義動画による学習により、知識の定着を効率的に進めることが可能です。
基本情報技術者試験の合格ラインである得点率6割到達に向け、必要な知識をまんべんなく学ぶことができます。
特筆したサポート体制は用意されていないため、自分で学習を進められる人に向いていると言えます。
日本マンパワーは、キャリア形成支援を50年以上蓄積したノウハウを応用した教材が特徴の通信講座です。
\紙テキストとWEB動画で知識理解を効率的に進める!/
日本マンパワーの公式サイト
https://www.nipponmanpower.co.jp/
挫折を防ぐ手厚いサポートなら資格スクール大栄
引用:資格スクール大栄
料金 | 【online 基本情報SkiP】 84回 総額 163,757円(税込) 【入学金】 22,000円(税込) |
支払方法 | クレジットカード 銀行振込 コンビニ決済 |
カリキュラム | 【HOP講座】 全体像を把握 【STEP講座】 1本あたり約5分の動画でポイント学習 【JUMP講座】 応用問題 【Attack5】 総合演習 |
教材 | 動画講義 |
合格率実績 | 記載なし |
サポート | オリエンテーション 専任のキャリアナビゲーターに相談できる |
公式HP | https://www.daiei-ed.co.jp/ |
【資格スクール大栄のカリキュラムや教材の特徴について解説】
- 動画とテキストでじっくり学習できる
- パーソナルテストによる実力チェック
資格スクール大栄は復習に特化した学習内容で、知識の定着率を高めながら基本情報技術者試験の学習を進められます。
専任のキャリアナビゲーターが学習計画やモチベーションをサポートしてくれるので、挫折せずに試験まで臨むことができます。
また動画講義ではやみくもな暗記を避けるため、全体像の学習からスタートするのが特徴です。
動画は1本あたり約5分の長さになっていて、ポイントを押さえた講義を受けられます。
【資格スクール大栄のサポート体制】
- 学習計画を設計し合格へ最短距離で進める
- キャリアナビゲーターによる課題解決で勉強の手を止めない
\パーソナルテストで実力チェック!/
資格スクール大栄の公式サイト
https://www.daiei-ed.co.jp/lp_kihonjouhou/
科目A試験免除制度対応の通信講座
ここでは、科目A試験免除制度対応の通信講座について解説します。
科目A試験免除制度対応の通信講座を選び修了試験を突破すれば、科目Bのみの本試験対策に勉強をあてられます。
本試験での合格率を上げるためにも、記事をよく読んで参考にしてください。
科目A試験免除制度とは
科目A試験免除制度とは、IPAに認定された講座を受講して終了試験に合格すると、本試験の科目A試験が免除になる制度です。
IPAに認定された講座を受講し、修了試験に合格する(修了認定の基準を満たす)ことによって、基本情報技術者試験の科目A試験が免除される制度です。
引用:IPA(情報処理推進機構)
科目A試験を免除できれば、試験直前まで科目B試験の学習に絞ることが可能です。
免除試験は6月・7月・12月・1月に開催されるので、合格後の約2〜3ヶ月の期間を科目B対策に勉強時間をあてられます。
科目A試験免除は認定された講座カリキュラムの修了認定日より1年間期間があり、その間は科目Bの勉強に集中できることでしょう。
対応している通信講座一覧
これまでにご紹介した基本情報技術者試験の通信講座の中で、科目A試験免除制度に対応している講座は以下の3つです。
講座名 | コース名 |
独習ゼミ | 【科目A+科目B 総合対策コース】 総額 43,780円(税込) |
BizLearn | 【合格ナビ付コース】 総額 47,300円(税込) |
ITEC | 【科目A試験免除突破コース】 総額 24,000円(税込) 【科目A試験免除突破+科目B対策コース】 総額 43,250円(税込) |
科目A試験免除制度を利用すれば科目B試験のみを集中して対策できるため、合格を目指すなら活用しておきたい制度です。
ただし条件として修了テスト合格と67時間以上の学習時間登録が必要なので、事前に講座サポートに確認しておくと安心できるでしょう。
科目A試験免除制度を利用する際の注意事項
科目A試験免除制度を利用する際に、注意する点が2つあります。
- 修了試験の日程を確認してから申し込む
- 免除認定の要件があるので確認する
修了試験は年に4回実施されるため、本試験までの期間が長い方に申し込みすることがポイントです。
修了試験の日程によっては約1ヶ月ほど本試験までの期間が変わるため、学習効率にも関わります。
また免除認定の要件として、IPAに認定された対象コースを受講して、67時間以上の既定時間が必要です。
WEB講義の動画を倍速再生してしまうと時間数のカウントが減るため、学習時間を意識してカリキュラムを進めましょう。
基本情報技術者試験の通信講座選びを失敗しない3つのポイント
ここからは、基本情報技術者試験の通信講座選びを失敗しない3つのポイントについて解説します。
基本情報技術者試験に向けて効率的に学習するには、通信講座選びによって合否が変わると言っても過言ではありません。
学習途中で後悔しないためにも、記事をよく読んで参考にしてください。
サポート体制を確認する
通信講座は1人で学習するスタイルのため、モチベーションや学習計画の管理がとても大切です。
通信講座を提供しているサービスでのサポート体制が充実していれば、試験まで学習意欲を高めることも可能です。
特に学習していて分からない点で止まってしまうとモチベーションが低下し、学習効率が下がってしまうことが予想されます。
初学者で学習に対して不安があるようであれば、無料で何回でも対応してもらえる質問サポートがある講座を選ぶと良いでしょう。
学習しやすいカリキュラムを選ぶ
基本情報技術者試験に合格するためには、学習しやすいテキストかどうかチェックしておくと良いでしょう。
見やすく分かりやすいのは大前提として、自分が学習しやすい教材を選ぶことがポイントです。
テキストが紙ベースかWEBテキストかでも学習のしやすさが変わりますし、自身の学習スタイルによっても教材の使いやすさが違います。
また動画講義があればテキストの分からないところを補うことができるため、相性の良い教材かどうかを確認しましょう。
スマホ学習機能を比較する
基本情報技術者試験に合格するには、学習時間の確保が欠かせません。
仕事やプライベートの兼ね合いの中、学習時間を捻出するにはスキマ時間を勉強に充てると良いでしょう。
スキマ時間を使って効率的に学習するには、通勤電車の中などで視聴できるスマホ学習機能の有無を確認しましょう。
また動画をダウンロードできたりスマホで確認テストができる機能があれば、さらに効率の良い学習が可能です。
基本情報技術者試験の独学が難しい理由
ここでは、基本情報技術者試験の独学が難しい理由について解説します。
基本情報技術者試験に向けて長期的に学習する必要があるため、挫折してしまう可能性も考えられます。
勉強に集中したい方や効率的に試験対策したい方は、通信講座での学習を選ぶと良いでしょう。
学習スケジュールの管理が難しい
基本情報技術者試験の合格を目指すには約200時間必要と言われているので、長期間の学習スケジュールの管理が難しくなります。
そのため独学で取り組む場合は、試験日から逆算して学習スケジュールを立て、仕事との両立を目指す形が良いでしょう。
時には仕事の影響で計画通りに進まない時や気分が乗らない時も考えられるため、自分を制する精神力も必要です。
その点通信講座なら学習の進め方自体を教えてくれるので、学習に多くのリソースを割くことができます。
試験合格に向けた情報収集が難しい
独学の場合はテキストや問題集の選定から、情報が最新のものに対応しているかなどを自分でチェックしなくてはなりません。
書店で選ぶ際も多くのテキストから選ぶ必要があるため、どれを選べば良いか迷ってしまいます。
また最新の試験傾向に合った内容のためテキストかどうかも、自分で選ぶことが必要です。
一方通信講座であればその分野の専門家による法改正の手直しが入るので、学習以外に無駄な時間を使わなくて済みます。
サポートがないと学習の継続を挫折してしまう恐れがある
基本情報技術者試験の合格を目指す場合、サポートがないと学習の継続を挫折してしまう恐れがあります。
独学の最大の難点は分からないところも自分で調べなければならないので、学習以外にも余計に時間がかかってしまいます。
テキストを読み込んだり、ネットで検索するスキルも必要なためモチベーションが下がってしまう可能性もあります。
また身近にIT関係に詳しい方がいない場合は、自力で解決する必要があり、学習のハードルが上がってしまいます。
独学で進めることに不安がある方は、質問サポートのある通信講座を選ぶと良いでしょう。
基本情報技術者試験の注意点
ここからは、基本情報技術者試験の注意点について解説します。
基本情報技術者試験に合格するためにも、試験の注意点も事前に把握しておくことが大切です。
ポイントは3つありますので、よく読んで参考にしてください。
合格には午前と午後それぞれで60%以上の得点率が必要
基本情報技術者の試験は午前と午後に分かれていて、合格にはそれぞれで60%以上の正解率が必要です。
午前と午後両方で合格率を上げる必要があるので、苦手分野を克服しつつ網羅的に学習しましょう。
基本情報技術者試験では過去問からそのまま出題されるケースもあるため、多くの過去問を解いておくと良いでしょう。
また苦手な分野があると得点率が下がってしまうので、課題を意識した学習計画を立てることが大切です。
試験範囲が広範囲に及ぶ
テクノロジ系やマネジメント系をはじめ、ストラテジ系についても学習する必要があり、試験範囲が広範囲に及びます。
プログラミングやアルゴリズムに関する専門的な知識も求められるため、学習に時間がかかる可能性があります。
試験の特性上ITに関する広い知識が求められるので、ポイントを絞った対策を行うと良いでしょう。
学習を始める前に試験の全対応を把握して、学習計画をしっかりと立てた上で取り組みましょう。
問題改正が多い傾向にある
進歩が早いITスキルを反映した学習内容のため、問題改正が多い傾向にあります。
2023年4月からの問題改正は、以下の通りです。
受験日時を選べる通年試験へ
回答結果に基づく配点算出へ変更
試験時間の短縮
参考:IPA
出題数が20問減り60問になりましたが、試験時間も60分減って90分に変更になりました。
このように大幅に試験の形式が変わるケースもあるため、問題改正がないかどうか情報収集が欠かせません。
そもそも基本情報技術者試験とは?
そもそも基本情報技術者試験とは、ITに関わる知識やスキルを証明するための指標となる国家資格です。
基本情報技術者試験の内容 | ITに関する基礎的な知識と技能が問われる |
基本情報技術者を活かせる仕事内容 | プログラマー システムエンジニア アプリケーションエンジニア サーバーエンジニア WEBデザイナー |
基本情報技術者試験合格後の年収 | 約350〜600万円 |
基本情報技術者試験の学習を通して、知識やスキルの習得が望めるため、IT人材の登竜門的な資格とも言えます。
基本情報技術者試験に合格すれば目安として年収は350〜600万円を狙え、今後のキャリアアップの足掛かりにすることも可能です。
次のステップアップとしては、合格応用情報技術者試験の受験が考えられます。
応用情報技術者試験との違い
基本情報技術者試験と応用情報技術者試験の違いを、表にまとめました。
基本情報技術者試験 | 応用情報技術者試験 |
IT人材として必要な基本的知識やスキルが求められる | 高度IT人材となるため応用的な知識やスキルが求められ、方向性を確立する |
学習時間目安 約200時間 | 学習時間目安 約500時間 |
合格率 約30% | 合格率 約20% |
応用情報技術者の方が難易度が高く、学習時間は500時間が目安となります。
また合格率も約10%ほど下がるため、より計画性のある学習や試験対策が必要です。
よりキャリアアップを目指したい方は基本情報技術者資格を取得した後に、応用情報技術者試験にチャレンジすると良いでしょう。
基本情報技術者試験の合格率や受験資格
基本情報技術者試験の合格率や受験資格は、以下の通りです。
平均合格率 | 受験資格 |
---|---|
約30% | 年齢や職種を問わず、受験を希望する全ての人 |
令和5年4月の試験では、10,513人が受験して5,928人が合格しました。
令和5年4月に実施した試験では、応募者11,294人、受験者10,513人、合格者5,928人で、合格者の平均年齢は25.1歳でした。
引用:IPA
制度が変更になってからの最初の試験では56.4%もの合格率となり、難易度の高い科目Bで高得点が多い結果となりました。
ここからは基本情報技術者試験の内容について、さらに詳しく解説します。
基本情報技術者試験の試験内容
科目A試験は全60問の四肢択一式で、テクノロジ系、ストラテジ系、マネジメント系から出題されます。
科目A試験 | 【試験内容】 テクノロジ系、ストラテジ系、マネジメント系から出題 【出題形式】 全60問の四肢択一式 【試験時間】 90分 【合格点】 1,000点中600点以上の得点が必要 |
科目B試験 | 【試験内容】 アルゴリズム、プログラミングと情報セキュリティから出題 【出題形式】 20問の多肢択一の長文読解 【試験時間】 100分 【合格点】 1,000点中600点以上の得点が必要 |
試験時間が90分間で、1,000点中600点以上の得点が必要です。
科目Bは多肢択一の長文読解で、アルゴリズム、プログラミングと情報セキュリティから20問出題となります。
試験時間は100分間となり、科目Bでも1,000点中600点以上の得点が求められます。
基本情報技術者試験制度は2023年4月から大きく変更
基本情報技術者試験制度は2023年4月からCBT方式で実施になり、試験の時期や日時を選択できるようになりました。
試験変更点 |
試験方式がCBT方式に 午後問題がコンパクトに 試験時間が190分に短縮 |
CBT方式はコンピュータを使った試験方式で、マウスやキーボードを使って設問に解答していきます。
自分の都合に合わせて午前と午後を別日に設定することもできるため、受験のハードルが下がる方式に変わったと言えるでしょう。
また希望日や希望する試験会場を選ぶことが可能になり、これまでの筆記試験形式よりも選択肢が広がりました。
基本情報技術者試験の申し込みから合格までの流れ
ここでは、申し込みから合格までの流れを解説します。
- 情報処理推進機構の公式サイトにアクセスし、マイページに必要事項を入力して申し込み
- 受験料を支払う
- 試験当日に会場で本人書類を提出
- ログイン情報を受け取り同意書に署名
- 試験本番(科目A、科目B)
- 試験月の翌月に合格発表
※参考:BIZ Learn
合格するためのポイントとして科目A免除制度を活用できると、科目Bに的を絞った効率的な学習ができます。
通信講座によっては科目A免除制度に対応しているので、講座選びの際に検討すると良いでしょう。
基本情報技術者試験は独学で合格は難しいため通信講座を活用しよう
この記事では、基本情報技術者試験におすすめの通信講座9選を解説しました。
また失敗しない選び方や独学合格が難しい理由についても解説したので、参考にしてください。
【基本情報技術者試験の通信講座選びを失敗しない3つのポイント】
- サポート体制を確認する
- 学習しやすいカリキュラムを選ぶ
- スマホ学習機能を比較する
【基本情報技術者試験の独学が難しい理由】
- 学習スケジュールの管理が大変
- 試験合格に向けた情報収集が難しい
- サポートがないと挫折してしまう恐れがある
基本情報技術者試験に合格するためにも、自分に最適な通信講座を選び学習を進めましょう。
通信講座の中でも初心者に分かりやすい動画解説があるスタディングを選ぶと、効率的にスマホを活用して学習できます。