【2023年最新】電気工事士の通信講座おすすめ8選をランキング紹介！人気講座を目的別に比較

電気工事士は電気設備の工事をする際に必要で、とても重宝される国家資格です。

就職に有利になったり職場でのスキルアップのために、取得を考えている方も多いのではないでしょうか。

電気工事士は忙しい方でも十分に合格を狙える資格なので、通信講座で効率的に学習するのがおすすめです。

この記事では電気工事士の資格取得におすすめの通信講座を紹介していきます。

必要な学習時間や試験の合格率など、電気工事士に関するあらゆる詳細も解説。

「どの通信講座を選べばよいかわからない」「電気工事士の試験について詳しく知りたい」という方はぜひ最後までご覧ください。

電気工事士の通信講座おすすめランキング6選口コミから比較

電気工事士の資格取得におすすめの通信講座の料金やサポート内容をランキング形式の比較表で紹介します。

さらに各通信講座の詳細と口コミを詳しく解説するので、どの通信講座か悩む人は参考にしてください！

1位：ユーキャン｜充実のサポートとわかりやすい講座内容でおすすめ

引用：ユーキャン公式サイト

「ユーキャン」は様々な資格講座を扱い、CMや広告などで目にすることも多く知名度の高い通信講座です。

ユーキャンの電気工事士講座には以下のような特徴があります。

ユーキャンは1日3問まで質問可能・添削は全8回と多く、サポート体制が非常に充実しているのが特徴です。

引用：ユーキャン公式サイト

専門用語についても分かりやすく解説しており、電気工事に関する基礎が身についていない方でも安心です。

副教材に加え、実技対策のための練習用材料も用意されており、実践的な学習もできます。

テキストを1冊終えるごとに添削課題があり、詳しい解説を付けてもらえるので苦手箇所の把握に役立ちます。

テキストでの学習と問題を解く反復学習で、着実に実力を高められるのがメリット。

ユーキャンは初学者や技能試験対策をしっかリ対策したい人など、幅広い方におすすめです。

2位：ヒューマンアカデミー通信講座|受講料の安さで選ぶならここ

引用：ヒューマンアカデミー通信講座公式サイト

「ヒューマンアカデミー通信講座」は電気工事士講座をリーズナブルな価格で受講できる通信講座です。

ヒューマンアカデミー通信講座の電気工事士講座には以下のような特徴があります。

技能試験対策のWeb動画では、試験実施団体から発表される公表問題についての施工作業が収録されています。

実際の試験では公表問題の中から1問が出題されるので、実技試験対策に非常に有効な内容と言えるでしょう。

引用：ヒューマンアカデミー通信講座公式サイト

ヒューマンアカデミー通信講座のテキストは3部構成で筆記試験について学べる「上」と「中」、実技試験対策できる「下」があります。

筆記試験学習では、電気に関する以下の知識を効率よく学習できます。

第一種電気工事士の受講料が34,100円（税込）と格安なのでコストを抑えて学習したい方にはヒューマンアカデミー通信講座がおすすめです。

3位：JTEX（ジェイテックス）｜充実の技能試験対策で自信がつく

引用：JTEX公式サイト

「JTEX」は技能・技術系を中心とした、40年の実績を持つ専門通信講座です。

JTEXの電気工事士講座には以下のような特徴があります。

技能試験セット・技能試験公表問題のコースは、公表問題対応の材料がセットで届くのでそのまま実技練習が行えます。

特に初学者にとっては材料を1つずつ選ぶのは手間がかかるので、セットがおすすめです。

引用：JTEX公式サイト

試験について熟知しているプロの講師にとってテキストは作られており、初心者でも分かりやすい説明と例題を用意。

数学に自信のない方でも、途中式や単位についても解説しているので、一つひとつ丁寧に学習を進められるでしょう。

技能試験公表問題のコースは、材料なしで価格が安くなっているのですでに道具を持っている方にはオトク。

JTEXは初学者からすでに道具を持っている経験者まで、幅広い人におすすめできる電気工事士講座です。

4位：SAT｜第二種電気工事士を安く受講するならここ

引用：SAT公式サイト

SATでは現在第一種電気工事士は受付停止中で、第二種電気工事士の講座のみ受講可能です。

SATの電気工事士講座には以下のような特徴があります。

記憶に定着しやすく学習効果が高いと言われているフルカラーテキストを採用。

講義動画は10～20分程度で取り組みやすく、飽きやすい人でも学習に集中できるようになっています。

また、スマホでわからない箇所を撮影して質問できるのも特徴です。

引用：SAT公式サイト

SATでは満点を目指すのではなく合格することを目的としてテキストが構成されており、効率的な学習が可能です。

テキストには、文章だけでなく図解が多く載せられているので、分かりやすい教材となっています。

「テキストだけでは飽きてしまう」「スマホを使って学びたい」方は、SATへ申し込んでみてはいかがでしょうか。

5位：資格の学校TAC｜丁寧なサポートがあるので通信講座に不安がある方におすすめ

引用：資格の学校TAC公式サイト

TACは社会人や忙しい人でもラクに勉強できるよう、試験に出る部分だけを集中的にまとめた教材が特徴です。

TACの電気工事士講座には以下のような特徴があります。

完全無料で何度でも質問できるほか、試験に不合格の際は全額返金など安心して利用できる環境になっています。

作成課題の添削は、メールのほかにZoomで直接講師から指導を受けることも可能。

教室に通うのと同じような環境で学習を進められるので、学習に不安がある方でも安心して利用できるでしょう。

引用：資格の学校TAC公式サイト

テキストには写真やイラストが多く載せられており、試験に出るポイントを効率よく把握できます。

出題傾向分析に基づいて重要ポイントが押さえられているため、合格まで最短ルートで進められるでしょう。

スマホ学習では自身が間違えやすい問題を集めたオリジナル問題集を作ることができ、効率よく苦手対策が可能です。

通信講座への不安が大きい方は、フォロー体制の手厚いTACの電気工事士講座を検討してみてください。

6位：資格のキャリカレ｜最短で第二種電気工事士を目指す方におすすめ

引用：資格のキャリカレ公式サイト

資格のキャリカレ	第二種電気工事士
料金（税込）	41,900円
教材 テキスト	・テキスト6冊 ・添削問題集 ・問題集 ※WEB対応 ・一問一答 ※WEB対応 ・技能試験対策の映像講義
サポート	添削問題への採点
合格実績	非公開
教育訓練給付金制度	なし
学習期間	3ヵ月 ※サポート期間12ヵ月
キャンペーン	2023/7/14まで 31,400円(税込)で受講可能
公式サイト	https://www.c-c-j.com/

「キャリカレ」の電気工事士講座は、第二種電気工事士のみです。

キャリカレの電気工事士講座には以下のような特徴があります。

試験にでるところだけを集中的に学習することでわずか3ヶ月での合格※を目指します。
※参考：キャリカレ公式サイト

添削問題は講師が目を通し手書きで採点してくれるので、理解度の浅い部分を発見でき合格の確率がぐっと高まるでしょう。

引用：資格のキャリカレ公式サイト

資格のキャリカレ通信講座では、筆記と技能の両試験に対応しており、技能は映像で学ぶことができます。

章の最後にはチェックテストが用意されており、自分の理解度を確認しながら進められるため、体系的な学習ができるでしょう。

短期間で確実に第二種電気工事士の資格を取りたい方は、資格のキャリカレがおすすめです。

電気工事士の通信教育講座の選び方は？【ポイント5つ】

電気工事士の通信講座を選ぶ際にポイントとなるのは、以下の5つです。

それぞれ解説していくので、電気工事士の通信講座選びの参考にしてください。

ポイント1：対策講座のカリキュラムが目的に合っているか

自分の目的に合った講座があるかどうかがポイントです。

電気工事士には第一種と第二種がありますが、講座によっては第二種しか取り扱いがないところもあるので注意。

また「学科試験・技能試験の両方に対応した講座か」、「どちらか一方のみの講座か」といった違いもあります。

初学者であれば両方の対策が必要ですし、学科に受かっている人であれば技能試験だけの講座で済むでしょう。

ユーキャンは1日3問まで質問ができ添削の機会も多いので、都度疑問が解決でき初学者におすすめです。

技能試験対策をしっかり行いたい方は、技能試験に特化したテキストがあるJTEXをおすすめします。

ポイント2：コスパの良い受講費用か

電気工事士の通信講座は、受講費用のコスパの良さを比較検討して選びましょう。

どんなに安くても講座の質が良くなければ、結果損をすることになってしまいます。

金額の安さだけではなくサポートや教材の分かりやすさなど、総合的に見てお得かどうかで判断しましょう。

逆に金額の高い講座だから充実しているというわけでもないので、内容をしっかり確認することが重要です。

ポイント3：質のいい講義・教材・テキストか

電気工事士を通信講座で学習するには、教材の質の高さは重要なポイントです。

専門用語や電気の仕組みなど、文字ではわかりにくい部分もイラストや写真を使うことで理解度が高まります。

また電気工事士の試験には、学科試験のほか技能試験も必須となっているので要注意。

動画での説明や添削サポートなど、技能試験対策がしっかりできる講座かも重要なポイントです。

ポイント4：サポート体制が整っているか

通信講座は自宅で一人での学習となるので、質問や添削などのサポート体制が整っているところを選びましょう。

ランキングで紹介してきた電気工事士講座のサポート体制を以下の表にまとめました。

通信講座	質問回数	添削回数
ユーキャン	1日3問 （メール・郵送）	8回
ヒューマンアカデミー通信講座	2回 （郵送のみ）	4回
JTEX	なし	4回
SAT	10回 （メール）	なし
資格の学校 TAC	学科対策20回 （メール） 技能対策10回 （メール）	15回
資格の キャリカレ	なし	添削問題1冊分

ユーキャンやTACのように質問できる回数の多い講座であれば、学習中の疑問を解消しやすいでしょう。

わからないところをその都度解消しながら学習を進めていけば、理解が深まりやすくなるのでおすすめです。

ポイント5：口コミ・評判で信頼性のある会社か

より良い通信講座を選ぶ際には、会社の信頼性を重視することもポイントです。

通信講座では実際に教室で顔を合わせないため、不安に感じるかもしれません。

口コミでの評判が良く、受講者数の多い通信講座かどうかで信頼性を見極めると良いでしょう。

例えばユーキャンのように10年間で5,800人の合格者※を輩出した高い実績や、知名度のある会社を選ぶのも安心です。
※(第二種電気工事士講座の場合)引用：ユーキャン公式サイト

電気工事士の通信教育講座を目的別に比較

電気工事士の通信講座を特徴ごとに比較したので、自分が一番重要視する部分でどこがおすすめなのか参考にしてください。

8つの項目に分けてそれぞれ解説していきます。

対策講座・カリキュラムで電気工事士の講座を比較

電気工事士試験の対策講座・カリキュラムの種類が多いのは下記の3社です。

上記の3社のように対策講座がいくつか用意されている講座は、目的に合ったものを選べるのでおすすめです。

すでに学科試験に合格している方は試験免除となるので、ユーキャンは技能試験対策のみを行いたい方には最適です。

ユーキャンは勉強が必要な講座を自分で選ぶことが出来るので、ピンポイントで効率の良い勉強ができ合格にグンと近づくでしょう。

料金の安さで電気工事士の講座を比較

電気工事士の通信講座の受講料金が安いのは下記の3社です。

ヒューマンアカデミー通信講座とJTEXは第一種・第二種ともに扱いがあり、3万円代で学科のほか技能試験対策まで可能です。

レポート課題はプロが添削指導してくれるので、自身の苦手な部分を発見しやすいです。

またSATでは第二種電気工事士のEラーニング講座の場合21,780円（税込）と格安で受けられます。

第一種電気工事士は受講できない、添削がないなど制限はありますが安さにこだわりたい方は検討してみてください。

教材・テキストの特徴で電気工事士の講座を比較

電気工事士の教材・テキストが充実している通信講座は下記の3社です。

通信講座	教材・テキスト
ユーキャン	・メインテキスト7冊 ・問題集 ・添削課題集 ・過去問題集 ・技能試験対策DVD ・技能試験対策用練習材料 ・WEB学習対応
JTEX	・主テキスト３冊 ・過去問題集１冊 ・動画付き技能試験副テキスト ・技能試験材料セット
SAT	【Eラーニング＋DVD講座】 ・講座ガイダンス ・テキスト2冊 ・過去問題集 ・候補問題 ・DVD9枚 ・Eラーニング

質の良い、分かりやすい教材・テキストは学習の理解度を高めるために必須です。

電気工事士では実技試験もあるので、DVDや練習教材などで実技の対策ができるか否かも重要。

ユーキャンではイラストや図解を豊富に使用した7冊のテキストで、大事なポイントを押さえながらしっかり学習できます。

アウトプットのための問題集や添削課題はもちろん、技能試験の練習材料まで全て揃っているので安心です。

サポート制度で電気工事士の講座を比較

電気工事士の通信講座でサポート制度が充実しているのは下記の3社です。

通信講座	サポート内容
ユーキャン	・添削 8回 ・質問 1日3問まで ※メール・郵送
資格の学校 TAC	・学科対策質問 20回 ※メール ・技能対策質問 10回 ※メール ・作成課題の添削 15回
SAT	質問10回無料 ※スマホの写真で質問できる

通信講座での学習を成功させるには、質問などのサポート体制が整っていることが重要です。

ユーキャンは1日3問までメールで質問ができるので、気になった部分をすぐに質問して理解へ繋げることが可能。

TACでは作品課題の15回の添削で、実技試験対策にばっちり備えられます。

不明点を一つずつクリアにすることが合格への近道なので、電気工事士の講座はサポート内容を意識して選びましょう。

キャンペーンで電気工事士の講座を比較

本記事でご紹介している電気工事士の通信講座の中で、現在キャンペーンを実施しているのは資格のキャリカレのみです。

第二種電気工事士の講座受講費用が通常41,900円（税込）→31,400円（税込）で受講可能！
※ネットからの申し込み、参考：資格のキャリカレ公式サイト

キャンペーンを利用したい方は、忘れないうちに早めの申し込みをおすすめします。

その他の通信講座でもキャンペーンを行っている時期もあるので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてください。

初心者へのおすすめ度で電気工事士の講座を比較

初心者におすすめの電気工事士の通信講座は下記の3社です。

通信講座	初心者へ おすすめなポイント
ユーキャン	質問制度やWEB学習で 疑問を解決でき 初心者でも理解度が深まる
資格の学校TAC	メールやZoomでの 添削や質問で 対面教室に近いサポートが受けられる
SAT	フルカラーテキストで 見やすくわかりやすい

電気工事士の学習の初心者にはわからないことだらけなので、サポートの充実した質問回数講座を選ぶと良いでしょう。

特にユーキャンは1日3回と質問回数も多く、技能試験の練習材料も揃っているので初心者にはかなりおすすめできる内容です。

テキストとWEB学習で理解を深めることができ、疑問点があれば質問ができ「分からない」部分を都度改善しながら勉強できます。

中上級者へのおすすめ度で電気工事士の講座を比較

中上級者におすすめの電気工事士の通信講座は下記の3社です。

通信講座	中上級者へ おすすめなポイント
ユーキャン	7冊のメインテキストに 問題集も充実していて しっかり学べる
ヒューマンアカデミー通信講座	質問や添削回数は少ないが 価格が安いので すでに一定の知識がある方向け
JTEX	質問はできないが テキストや動画の内容は 充実している

ヒューマンアカデミー通信講座やJTEXは質問などのサポート面は手薄いため、ある程度知識のある中上級者向け。

ユーキャンは7冊のメインテキストと問題集のほか質問や添削のサポート体制がしっかりとしているので、都度理解を深められます。

技能面の動画解説や対策キットも付いているので、難易度の高い第一種電気工事士にチャレンジする中上級者にもおすすめです。

受講者の合格率で電気工事士の講座を比較

受講者の合格率について公開しているのは下記の2社です。

合格率を公開している会社が少ない中、上記のように数字を公開している講座であれば信頼できる通信講座ではないでしょうか。

合格率で電気工事士の講座を選びたい方はぜひ参考にしてください。

電気工事士試験の対策は独学でも可能？通信講座がオススメな理由4つ

電気工事士試験は独学での対策も可能ですが、確実な資格取得を目指すなら以下のメリットがある通信講座の方がおすすめです。

詳しく解説するので、独学か通信講座か迷う方はぜひ参考にしてください。

学習スケジュールに沿って計画的に学べる

通信講座では、テキストで学んでから練習問題を解くというようにスケジュールに沿って効率的に学習できます。

独学だと参考書を揃えたもののどこから手を付けてよいかわからない、といったことになりがちです。

通信講座は試験日までを逆算し合格を目指せる教材なので、自分で計画を立てるのが不安という方は利用するのがおすすめ。

サポート制度を利用して講師に質問できる

通信講座と独学の大きな違いは、講師への質問サポートの有無や課題の添削があることです。

とくに初学者にとっては、わからない部分を質問して解決することは重要になります。

ユーキャンでは1日3問まで質問ができ、添削も全8回と充実なサポート体制で都度疑問点を解決する事が可能です。

重要な箇所に絞って効率的に学習できる

通信講座では合格するためのノウハウを蓄積しているため、重要箇所を絞って学習できます。

独学ではどこに注力してよいかわからず、ひたすら暗記ということになりかねません。

とくに第一種電気工事士は第二種に比べ、試験の出題範囲が広がり難易度が高くなっています。

重要なポイントを押さえ、効率よく学習するためにも通信講座がおすすめです。

独学よりモチベーションを維持しやすい

通信講座は独学に比べ、モチベーションを維持しやすいです。

添削などのフィードバックがあり、学習の進捗状況も把握しやすいのでやる気を保ちやすいでしょう。

通信講座によっては質問にプロが回答してくれるので、分からない部分を都度解決することができます。

同じ自宅学習でも独学に比べ、通信講座の方が疑問や不安が無い環境で集中でき安心。

モチベーションを維持しながら資格取得を目指すには、通信講座で学ぶのがおすすめです。

電気工事士とは？一種と二種の仕事内容の違い

電気工事士とは、電気工事を行うのに必須の国家資格です。

建物で安全に電気を使えるように、工事や管理を行うのが電気工事士の仕事。

電気工事士には第一種電気工事士と第二種電気工事士があり、それぞれ工事できる範囲が違います。

資格	工事できる範囲
第一種電気工事士	事業用電気工作物で最大電力500kw未満の需要設備
第二種電気工事士	一般用電気工作物

上記の表のとおり、第二種電気工事士より第一種電気工事士の方が上位の資格です。

第二種電気工事士は、住宅や小規模な店舗等の電気設備の工事。

第一種電気工事士は、小規模の電気設備から工場やビル等の大きな電気設備まで工事ができます。

電験三種とは？電気主任技術者と電気工事士の違い

電験三種とは、正式名称「電気主任技術者試験」のことを指します。

「電気主任技術者」は発電所や変電所、工場やビルなどに設置されている電気設備の保守・監督を行うための国家資格です。

取り扱いできる事業用電気工作物の電圧によって、第一種・第二種・第三種に分類されます。

電気主任技術者と電気工事士の違いは以下の表の通りです。

資格	仕事内容
電気主任技術者	事業用電気工作物の工事・維持・運用の保安監督者
電気工事士	最大電力500kw未満の需要設備や一般用電気工作物の電気工事を行う

電気主任技術者が電気工事士を監督し、電気工事士は電気主任技術者の指示に従って作業を行う必要があります。

電気工事士の資格取得を目指す前に確認すべき注意点

電気工事士の資格取得を目指す前に知っておいたほうが良い注意点を2つご説明します。

資格取得に関する大切な内容なのでしっかり把握しておきましょう。

筆記試験と実技試験の両方を対策する必要がある

電気工事士の試験は筆記試験と実技試験に分かれており、筆記試験の合格者が実技試験へ進めます。

つまり資格取得のためには両方の対策をする必要があるのです。

とくに実技試験では制限時間の中で実際に施工を行うため、事前の対策が必須。

テキストのみの独学では難しいため、動画や添削で丁寧に指導をしてくれる通信講座で学ぶのがおすすめです。

3年以上の実務経験がないと資格免状が交付されない

第一種電気工事士は、3年以上の実務経験がないと資格免状が交付されません。

第一種電気工事士の試験に合格しても、免状がないと有資格者と名乗れないので注意が必要です。

受験前の実務経験でも対象になるので、第二種電気工事士免許で電気工事に従事していれば合格と同時に免状申請ができます。

第二種電気工事士の免状は、試験に合格すれば申請が可能です。

【2023年最新情報】電気工事士試験の概要・合格率

2023年の電気工事士試験の概要について説明します。

試験内容や日程などは勘違いのないよう今一度把握しておきましょう。

合格難易度も紹介するので学習計画を立てる際の参考にしてください。

電気工事士試験の内容

電気工事士試験の内容は下記の通りです。

上記の表の通り、第一種電気工事士の試験内容は第二種電気工事士に比べ広範囲となっています。

しかし、試験時間も長めに取られているのでしっかり準備して落ち着いて取り組めば合格点を取れるでしょう。

学科試験は4択のマークシート方式で、筆記方式とパソコンを使うCBT方式のどちらかを選択できます。

電気工事士試験の日程・申し込み期限

2023年の電気工事士試験の日程と申し込み期限は下記の通りです。

第二種電気工事士の試験は上期と下期で1年に2回行われます。

試験の日程に合わせて余裕をもって学習を進めるようにしましょう。

また、受講希望者は申し込み期限が過ぎないように注意してください。

電気工事士の受験資格

電気工事士の試験には受験資格の制限はなく、年齢や経験に関係なく誰でも受験が可能です。

ただし、第一種電気工事士の免状は3年の実務経験がなければ発行されません。

第二種電気工事士は試験に合格すれば免状を取得できます。

第二種電気工事士の合格率（難易度）・勉強時間

第二種電気工事士の合格率は学科試験60％前後、技能試験70％(※)前後です。
※参照元：電気技術者試験センター

	学科試験	技能試験
合格率	60%	70%

国家資格の合格率としては高いので難易度は低めといえるでしょう。

勉強時間は未経験の場合、200時間(※)目安と考えられています。
※参照元：ユーキャン公式サイト

1日あたりの勉強時間	合格までの日数（日）	合格までの日数（週）	合格までの日数（月）
2時間	約100日	約14週間	約3ヶ月
4時間	約50日	約7週間	約1.5ヶ月
6時間	約34日	約5週間	約1ヶ月
8時間	約25日	約4週間	約1ヶ月

第二種電気工事士の筆記試験は基礎的な問題がほとんどで、出題範囲もそれほど広くありません。

過去問や実技試験をしっかり対策し、自分の苦手な部分を重点的に復習する事で合格に近付くでしょう。

通信講座では過去問を分析したテキストや模擬テストが教材となっており、質問制度もあるので効率よく対策ができます。

第一種電気工事士の合格率（難易度）・勉強時間

第一種電気工事士の合格率は学科試験40％前後、技能試験60％前後です。
※参照元：電気技術者試験センター

	学科試験	技能試験
合格率	40%	60%

国家資格の中では合格率は比較的高く、難易度は中程度といえます。

勉強に必要な時間は300時間(※)程度が目安といえるでしょう。
※参照元：SAT公式サイト

1日あたりの勉強時間	合格までの日数（日）	合格までの日数（週）	合格までの日数（月）
2時間	約150日	約21週間	約5ヶ月
4時間	約75日	約11週間	約2.5ヶ月
6時間	約50日	約7週間	約1.5ヶ月
8時間	約38日	約5週間	約1.3ヶ月

ただし、出題範囲が広く試験も年に1回しかないので余裕を持って対策することをおすすめします。

電気工事士の通信教育講座に関するよくある質問

電気工事士の通信講座についてよくある質問は下記の5つです。

質問に1つずつ回答していきます。

Q1：第二種電気工事士の取得におすすめの通信教育講座は？

第二種電気工事士の取得にはユーキャンがおすすめです。

第二種を学ぶ方はまだ電気に関する知識も少ないので、サポートや教材の充実したユーキャンが安心でしょう。

ユーキャンの第二種電気工事士講座は、本科コースと技能試験コースの2つあるのもポイント。

試験で学科しか受からなかった方でも、技能試験コースから再チャレンジが可能です。

資料請求は無料なので、今すぐ公式サイトをチェックしてみましょう！

Q2：電気工事士の見習いとは？未経験でも可能？

電気工事士の見習いは電気工事士の資格を持つ人のサポート業務が中心で、未経験でも働くことが可能です。

見習いとして働き実務経験を積みながら、電気工事の現場を知ることができます。

ただし、資格未取得者なので電気工事を行うことはできません。

コンセントの取り付けや配線工事は電気工事士が行い、電気工事士の見習いは周辺作業のみとなります。

働きながら資格取得を目指す場合は、スマホを使用したミニテストを受講できるユーキャンがおすすめです。

家庭学習だけでなく、スキマ時間にも勉強ができるので忙しい方でも無理せずに合格に近づくことができます。

Q3：第二種電気工事士の無料講座はある？

第二種電気工事士の無料講座はほぼありません。

地域によっては職業訓練校が行う無料講座もあるようですが、数は少なく限定的です。

通信講座によっては期間限定で無料体験や動画視聴があり、教材の充実度みても通信講座を選ぶのがおすすめ。

ユーキャンはしっかりしたカリキュラムで、10年間で5,800人以上合格の実績があります。
※引用元：ユーキャン公式サイト

無料資料請求でユーキャンの教材や受講者の口コミを確認できるので、公式サイトから取り寄せてみましょう！

Q4：電気工事士と相性の良いおすすめの資格は？

電気工事士と相性の良い資格を表にまとめました。

資格	業務内容
電気主任技術者	電気工事現場での監督や管理業務を担当する資格 電気工事士としてのスキルに加え、現場の指導や安全管理を行う
電気工事施工管理技士	電気工事の施工管理業務を担当する資格 施工図の作成や工程管理、品質管理などを行う
電気計測士	電気計測に関する業務を担当する資格 電気機器の測定や試験、トラブルシューティングなどを行う
電気通信主任技術者	電気通信関連の業務を担当する資格 通信回線の設計や施工、保守管理などを行う

電気工事士の資格取得後は、これらの資格を目指してスキルアップを図るのもおすすめです。

電気工事士になりたい方におすすめの勉強法は、独学より通信講座！

電気工事士は技能試験があり独学では難しいため、サポート体制や技能対策の教材がある通信講座を利用するのが良いでしょう。

とくに1日3問まで質問ができ、DVDや練習材料で技能対策もしっかり行えるユーキャンが最もおすすめです。

分かりやすい教材・手厚いサポート・本番同様の練習材料で、多くの方を合格に導いてきたユーキャンで合格を勝ち取って下さい！