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【試し行動とは】主な行動例~試し行動をとる理由・対処方法を解説

何度叱ってもいだずらをする、公共の場所で大声を出すといった問題行動に困っている親はとても多くいます。もし、親の顔色を見ながら悪さをしているようだったら、「試し行動」かもしれません。

本記事では、行動の具体例や、行動をとる理由などを解説します。親ができる対処方法も詳しく解説していきますので、子育てにお悩みの方はぜひ最後までご覧ください。

監修:道地真喜

(株)すららネット 子どもの発達支援室 臨床心理士
カリフォルニア州立大学院(修士)教育学 他

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試し行動とは

すねている子ども

試し行動とは、あえて問題行動を起こし、相手の反応を確かめる行為を意味します。2〜5歳ごろの子どもに多く見られ、自分がどこまで許されるのか、どうしたら興味を持ってもらえるのかといった感情から取る行動です。

親だけでなく、親戚や保育園・幼稚園の先生に対しても見られるケースが多くあります。物事の善悪が付かず行動してしまうのではなく、あえて問題行動を起こしている点がポイントです。

注意したいのは、悪さをする = 愛情不足ではない点です。どれだけ愛情を注いでいたとしても、子ども自身が大人の反応を見たいがために行動する場合も多くあります。

試し行動の具体例

主な例としては、親にとにかく反発する、公共の場所で迷惑をかけるといった事例があります。具体的な行動例は、以下のとおり。

【試し行動の具体例】

  • おもちゃを投げる、壊す
  • 落書きをする
  • 泣き叫ぶ、だだをこねる
  • 言われたことと反対の行動を取る
  • 静かにすべき場所で大声を出す
  • 友だちや親に暴力をふるう
  • 親から言われたことを全て否定する

子どもの成長において必要な過程なので、完全に辞めさせるのは難しいとされています。しかし、他人に迷惑をかけてしまうほど酷い場合には、対策が必要です。

試し行動かどうかの見分け方

反抗期と見分けがつきにくいケースが非常に多くあります。明確な区分はありませんが、試し行動は親に構ってほしいといった感情が背景にあるのに対して、反抗期は自我形成が背景になっている点が異なるといえます。

心理的背景が異なるため、行動にも若干の違いが見られます。試し行動の場合は、親の反応をよく見ていたり、親が反応すると分かっている行動を過剰に繰り返す傾向があるのです。

【試し行動かどうかの見分け方】

  • 問題行動に根拠があるか、ただ悪いことをしているか
  • 悪いことと理解している様子が見受けられる
  • 問題行動を起こす際に、大人の表情を見ている
  • 叱られたことを何度も繰り返している

ただし、心理的背景が異なるものの、重なる部分もあります。明確に区別しようとせず、それぞれの性格に合わせて対策をするのが重要です。

なぜ?子どもが試し行動をとる5つの理由

癇癪を起こす子ども

行動をとる理由には、成長する過程での心理的な変化や、急な環境の変化などがあげられます。具体的な理由は、以下のとおり。

【子どもが試し行動をとる5つの理由】

  • 赤ちゃん返り
  • イヤイヤ期
  • 愛情確認
  • 環境変化からくる不安
  • 知らない人を試している

以下では、行動をとる理由を5つ紹介します。

赤ちゃん返り

赤ちゃん返りをしてしまって、親に甘える目的で行動をとるケースは多いとされています。問題行動を起こせば、親が自分に注目してくれるので、あえてやっているケースです。

特に、妹や弟ができると、赤ちゃん返りをしてしまい問題行動を取りやすくなる人が多くいます。今まで自分だけに向けられていた注目が別の方向へ行ってしまい、とにかく構ってほしいと感じるためです。

イヤイヤ期

イヤイヤ期とは、自我が芽生えて自己主張が強くなる時期です。自制心を司る脳の部位が未発達な状態で、何でも自分でやりたいといった欲求が芽生えるために、結果として癇癪やだだをこねるといった行動が目立つようになります。

よく見受けられるのは、とにかく親の意見に反対するといった行動です。「〇〇しなさい」「今はどうしたいの?」「自分でやりたいの?」など、どんな声かけをしても全て「嫌!」と返事をします。

とにかくどんな声かけにも拒否反応を示すので、親も心理的に疲弊しやすい時期です。精神的に参ってしまい、イヤイヤ期で子育てに自信をなくしてしまう親も多くいます。

愛情確認

愛情をしっかりと感じ取れていない、または過去にまったく愛情を注がれなかった場合に、愛情確認として問題行動をおこす場合があります。特に、児童養護施設や里親の元で育った子どもに多く見られる事例です。

子どもにとって、叱られるのも「自分に構ってもらえている」と愛情を感じられるひとつのきっかけになる場合があります。まったくの無反応が、子どもにとって一番愛情を感じられない瞬間なのです。

問題行動を起こして、親が怒ったり悲しんだりすれば、子どもは「自分を見てくれているんだ」と感じます。問題行動を起こせば愛情を確認できると勘違いし、行動がエスカレートするケースも少なくありません。

環境変化からくる不安

まれに、急激な環境変化によって精神的に不安定になり、問題行動が目立つようになるケースもあります。特に多いのは、親の転勤に伴う転園・転校によってストレスを溜め込んでしまう事例です。

子どもにとって、幼稚園・保育園・学校は日常生活の大半を占める重要な場所になります。引っ越しがあると、人間関係がリセットされ、仲の良い人と離れるストレスや、新しい人間関係を一から築き上げる不安で、メンタルが不安定になってしまいます。

また、環境変化があると、親も忙しく構ってもらいにくくなります。環境変化への不安や、構ってもらえないストレスなどを払拭するための手段として、行動をとる人も多くいるのです。

知らない人を試している

新しく出会った人々がどんな人なのかを試すために、問題行動をおこすケースがあります。どんな反応をするのか、何なら許されるのかを判断するために、行動をおこしてしまうのです。

新しく出会った人の場合、挨拶をしない、何か言われても無視する、指示と反対の行動をとるといった事例が目立ちます。とにかく「あなが嫌いだ」「興味がない」といったアピールをして、相手の反応を見る行動です。

相手が優しければ問題がありませんが、大人によっては子どもの問題行動を受け入れられず、関係が大きくこじれるケースもあります。特に、親戚の人であれば不快にさせないよう対策が必要です。

子どもが試し行動をとる心理

親の仕事を邪魔する子ども

前述したように、子どもが悪い行動をとる背景にはさまざまな心理が隠されています。不安やストレス、緊張、他人の反応に対する好奇心、自己主張など、心理的背景は人によってさまざまです。

もともと持っている性格として、大人をからかうのが楽しく、問題行動をとるケースも少なくありません。からかい癖がある場合、問題行動をなくすのに非常に苦労する場合もあります。

大切なのは、まず背景にどういった心理が隠されているのかを丁寧に読み取ることです。原因が分からなければ、適切な対象もできません。日々の言動をよく観察しながら、本人の心理を汲み取ってあげましょう。

親ができる!子どもが試し行動を取ったときの5つの対応

考えている人

問題のある行動が目立つようになったら、早期に対策しましょう。放置してしまうと、行動が悪化して大きなトラブルに発展する可能性もあります。

【子どもが試し行動を取ったときの5つの対応・対処方法】

  • いいことと悪いことを伝える
  • しっかり愛情を伝える
  • 子どもの気持ちを受け止める
  • 過度な反応を控える
  • スキンシップの回数を増やす

以下では、子どもが悪い行動を取ったときの対応・対処方法を5つ解説します。

いいことと悪いことを伝える

物事の善悪の線引きがあいまいで、問題行動を起こしてしまっているケースもあります。まずはやって良いことと悪いことを伝えて、線引きを明確にしていきましょう。

幼い子どもは、まだ「超えてはいけないライン」が分かりません。明らかに人を怒らせる行為であったり、侮辱するような言動だったりしても、本人にとっては軽いいたずらである場合があります。

そのため、何か悪いことをしたら「これはだめだよ」「こういうことを言うと相手はこう思うんだよ」「将来的にこんなトラブルになるかもしれないよ」と具体的な問題点を伝え、本人の中で善悪の線引きを明確化していく手助けをしてあげてください。

しっかり愛情を伝える

子どもが構って欲しそうであれば、しっかりと愛情を伝えてあげましょう。愛情が実感できるようにすれば、問題行動の要因を解消できます。

問題行動を起こす理由の項目でも解説したように、よくあるケースでは「親に注目してほしい」「構ってほしい」といった心理から、悪い行動を起こしています。問題のある行動をすれば、親は怒ったり叱ったりと何らかのリアクションを起こすからです。

リアクションをもらえると、子どもは寂しさや愛情不足の感覚を払拭できます。逆に、普段からしっかりと愛情を感じていれば、わざわざ問題行動を起こす必要がなくなるのです。

子どもの気持ちを受け止める

子どもの気持ちをしっかりと受け止めるのも、問題行動をなくしていくために必要です。子どもの気持ちを理解せず、ただ叱り続けたり無視したりするのは、絶対にやめましょう。子どもの話を聞き、心境を受け止める姿勢が大切です。

子どもの気持ちを受け止める際には、親も大きな負担がかかるのを覚悟しなくてはなりません。場合によっては、自分の子どもとの向き合い方を否定されたり、育児論に関する誤りを突きつけられたりする可能性もあるためです。

自分が必死に考えてきたことを否定されるのは、辛い気持ちになるでしょう。しかし、どこかのタイミングで気持ちをしっかりと受け止め、子どもに合わせて対応を変える必要はあります。1度でいいので、子どもと腰を据えて会話する時間を設けてください。

過度な反応を控える

毎回反応してしまうと、おもしろがって行動がエスカレートする可能性があります。毎回のように反応したり、激怒したりするのは逆効果です。

ただし、無視もよくありません。まったく無反応だと、本人は「もっとやってもいいんだ」「さらに悪いことをしないと構ってもらえないんだ」と感じて、行動が悪化してしまいます。

大切なのは、感情的にならず、努めて冷静に対応することです。親としても、日常的な問題行動には強いストレスを感じるかもしれません。しかし、ぐっとこらえて冷静に対応していくのが、問題行動を減らしていく近道になります。

スキンシップの回数を増やす

スキンシップは、子どもの精神を安定させるために重要な行動です。ハグや頭をなでるといった行為は、ストレスを緩和させる「オキシトシン」というホルモンの分泌を促し、精神状態を良くするのに役立ちます。

これまであまりスキンシップを取ってこなかった場合は、まず頭をポンポンする、手を握るといったライトな方法から試してみましょう。急にスキンシップを増やすと、本人もびっくりしてしまうので、徐々に増やしていくようにしてください。

年齢や性格によっては、スキンシップを嫌う場合もあるでしょう。そのため、とにかくスキンシップの回数を増やそうとするのではなく、本人の反応を見ながら調整するようにしてください。

まとめ

たそがれる子ども

子どもが成長していくなかで、試し行動が見られるのは普通です。自分の育て方がまずいかったのではと不安になる必要はありません。試行錯誤しながら、成長していっているのだと見守ってあげてください。

ただし、あまりにも問題行動が目立つ場合や、愛情不足・ストレスなどが原因である場合には、早期に対策する必要があります。無視をしたり、怒鳴り続けたりすると、状況が悪化しかねないので注意しましょう。

対策方法は、問題行動の背景や、本人の性格、環境などによって異なります。日頃から子どもの言動をしっかりと観察し、本人に合わせた対策をしてあげてください。



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