【ほめビリティ体験談No.1】ゲームのルール作りに<負の罰>を取り入れた我が家の変化

この記事では「ほめビリティ ペアレンティング」に参加したSさんの体験談をご紹介。Sさんは思春期グループに参加、ほめビリティの理解を深め、実践を通じて変化した親子関係についてお聞きしました。



この記事を読む方で子育てについて下記、お悩みをお持ちではありませんか?

  • 「ゲーム・スマホばかりで将来が不安になる・・」
  • 「なんでうちの子だけ・・と思うことがある」
  • 「なんで何度言ってもわからないの!?」と咎めてしまう」
  • 「ついつい「あんたは、何やってるの?」と怒鳴ったり手をあげてしまう・・」

保護者向けプログラム「ほめビリティ ペアレンティング」なら「心理学を用いた子育て方法」で親子関係の好循環を作り出します!

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  • 行動療法に基づく専門的な実践講座
  • Webで実施するので場所を問わず全国参加
  • 子どもの行動改善率96.4%
  • 30分以上のゲーム時間減少率82%

ほめビリティは開催時期が決まっておりますので下記公式サイトよりご確認ください。

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すららの「ほめビ」に参加したきっかけ

「ほめビリティ ペアレンティング」は無学年式教材「すらら」の関連サービスの1つ。「通称:ほめビ」と皆さんに呼ばれています。

Sさんは小学校6年生の次男の特性(ADHD、ASD)について自身で勉強をしていく中ですららと出会いました。すららが開催した自己肯定感を上げる声掛けの講座で「負の罰」の話を聞いたことがきっかけでほめビに参加することを決めました。初めに、Sさんがほめビに参加するまでのお悩みについて紹介します。

発達の特性がある小学校6年生の次男

  Sさんの家族構成

  • Sさん
  • 長男(中学2年生)
  • 次男(小学6年生、ADHD、ASDの特性がある)

Sさんは4人家族。長男が中学1年生になり思春期を迎えたこともあり、反抗的な態度が増えました。また、ADHD、ASDの特性がある次男は当時小学5年生で不安が強く、学校に行き渋るようになりました。1人でトイレにもお風呂にも入れず、留守番も嫌がり、寝る時もテレビをつけてSさんが隣にいないと眠れません。いじめられることもなく、特に先生が厳しすぎることもないのに、学校へ行ったり、行かなかったり。行っても3時間目で帰ってきたり…。

長男が小学1年生で学校への行き渋りがあり、引きずるようにして無理やり学校に行かせることもありました。その後、タイミングを見計らっていると自分で学校へ行けるようになったため、次男については無理に学校へ行かせることはしませんでした。

無理に学校に行かなくてもいいけど、やっぱり友達と楽しい思い出を作ってほしい。それに、勉強の遅れも気になります。Sさんの中にある本音は、やはり次男には学校に行ってほしいというものでした。

いろいろ試した自己肯定感を上げる方法

Sさんは、もともとペアレントトレーニングを実践していました。ペアレントトレーニングの本を読んで、自己流での実践です。

ペアレントトレーニングとは、知的障害やASD(自閉スペクトラム症)などの子どもの親を対象に開発された子育てプログラム。主に、障がいに対する理解を深めたり、子どもとどのように接するべきかを学んだりします。

1960年代にアメリカで開発され、現在ではさまざまな障がいに対応した講義が開発され、国内でも実施されています。

ペアレントトレーニングを受けると、親はより適切に子どもをサポートできるようになります。療育に行かない時間でも同様のトレーニングができるようになり、特性による困難を減らすのにもとても役立ちます。

当時、Sさんは、次男のゲーム時間のことでとても悩んでいました。どんなルールにしても、もっとゲームをやりたくなってしまい、長時間ゲームをやり続けてしまいます。そして、ゲーム中の暴言もとても気になります。「もっとやる!」と言って暴れたり、なかなか自分の気持ちを切り替えることができません。

 

 

そんな次男の成長に役立てたいと思い、Sさんは様々な勉強会に参加しました。さらに本やネットで勉強して知識が増えるほど、自分のやり方はこれであっているのか、不安も大きくなります。地域のサポートは予約待ちでなかなか参加できなかったり、遠くて行けない場所が多いので、「もっとこうするといいですよ。」とアドバイスしてくれるような、自分が安心して参加できる場所がなかなか見つかりませんでした。

ところが、すららとの出合いがSさんにとってターニングポイントとなります。あるイベントの講演ですららのほめビを知り、ほめビに参加することにしたのです

ほめビに出会って知った「褒め方」

Sさんは、すららの自己肯定感を上げる声掛けの講座に参加しました。その講座の中で、初めて「負の罰」の話を聞きました。そして、「これは使える!勉強したい!」と思ったのです。

講座参加後、Sさんはすぐに「ほめビリティ ペアレンティング」に参加することにしました。ほめビで分かったのは「褒め方」。知っているようで知らなかった、なぜ今まで気づかなかったんだろうと思うような発見の連続でした。

まずはプロアクティブな動きを目指すこと

ほめビは、ペアレントトレーニングを応用し、アンガーマネジメント、アサーティブコミュニケーション等の子育てに必要なテクニックやスキルを取り入れながら保護者が子どもとの関わり方を学び、楽しく子育てを支援しています。怒りたくないのについ怒ってしまって、後悔してしまう…。そんなことが起こらないようにするためにはどのようにすればよいかを学ぶことから始まります。

つい怒ってしまうのは、何かが起きてから反応してしまう、つまり物事が差し迫ってきてから行動を起こすリアクティブな動きが原因です。このリアクティブな動きではなく、先を見越して行動するプロアクティブな動きをして、より冷静に対応するために、保護者の方はこのほめビのプログラムで行動分析の達人を目指します。

では、ほめビのプログラムとはどのようなものから始まるのでしょうか。

まず、具体的なプロアクティブな動きとして、以下のような応用行動分析学の「ABCフレーム」を使います。

ABCフレームとは…

A先行条件(○○の時に)

B行動(○○したら)

C結果(〇〇だった)

例えば、このように子どもの行動をあてはめます。

  • A先行条件(〇〇の時に)…宿題の時間になった
  • B行動(〇〇したら)…文句を言いながらもやり遂げた
  • C結果(〇〇だった)保護者がやり遂げたことを褒めた

このCの「褒める」はBの「やり遂げた」好ましい行動を強化することができます。もう1つ、好ましくない行動を減らす方法があります。

例えば、このように子どもの行動をあてはめます。

  • A先行条件(〇〇の時に)…宿題の時間になった
  • B行動(〇〇したら)…文句を言いながらもやり遂げた
  • C結果(〇〇だった)…保護者は文句を言ったことは受け流した

このCの「保護者は文句を言ったことは受け流した」はBの「文句を言いながら」という行動を消去することができます。

この2つの方法を合わせて、「文句を言ったことは受け流し」(消去)+「できたことを褒めてくれた」(強化)を行い、さらにルールを守れなかった場合に負の罰を与えることを学びます。

負の罰とは、宿題の時間になったのにゲームが終わったらやる気が失せて宿題をしなかった場合等、保護者の方がゲームをする権利を奪うという方法をとることです。つまり、子どもの好きなものを取り除く(負)ことで、子どもの好ましくない行動を減らす(罰) ということです。

Sさんは、ここに次男のゲームのルールをあてはめてみることにしました。

例えば、宿題を終わらせてほしいと思っているとき、Sさんは「宿題を終えたら褒めよう」と褒めるタイミングを考えます。また、ご飯の時間にテレビを観ていてなかなかテーブルに来ないとき、「ダイニングにきてご飯を食べ始めたら褒めよう」と考えるのです。

ところが、そうは思っても次男はなかなか宿題を終わらせることができないし、なかなかテーブルに来ません。考えていたような褒めるタイミングがなかなか来ないのです。

ほめビ実践中にぶつかったいろいろな壁

ほめビを実践しているうちに、Sさんはあることに気づくようになります。これができたら、あれが終わったら…。褒めるタイミングを先に考えていても、なかなかそのタイミングが来ない。もしかしたら、褒めるタイミングはもう少し前なのかもしれない、そう思い始めました。

新しいゲームのルール作り

上記のような気付きを得つつ、Sさんは次男とゲームのルールについても話し合い、以下のように決めることができました。

~S家のルール~

  • ゲームは1日90分。守る事が出来たら翌日のゲーム時間が20分プラスされる。
  • 学校を休んだ日はYouTube、ゲームはなし。
  • 遅刻して学校に行く日は学校から帰るまでYouTube、ゲームはなし。(朝のゲームが出来ない)
  • 早退する日は学校が終わる時間まではYouTube、ゲームはなし。
  • ゲームの時間が余ったら翌日に繰り越す事が出来る。(ゲーム時間を貯めて週末に一気に使っても良い。)
  • ゲームの持ち時間を守れなかったら翌日のゲームはなし。
  • ゲームでイライラして暴力をふるったら1週間ゲーム禁止。

ところが、このようにゲームのルールを決めたからといって、次男がすぐにルールを守れるわけではありませんでした。

ゲーム時間を貯めることが楽しくなった次男が、ゲーム時間を3時間ほど貯めた翌日、たくさんゲームをして貯めた時間が1時間まで減ってしまうと「減らさないでー!」と癇癪を起こすこともありました。

でも、そこで次男の言うことを聞いてしまうと、せっかく決めたルールが台無しになってしまいます。

そこで使ったのが、ほめビで学ぶ褒め方の1つ、「スル褒め」(スルーして褒める)でした。 次男の癇癪や暴言があっても、食器を洗ったり、洗濯物をたたみながら完全にスルー。ある程度怒ると、次男は落ち着いてトーンダウンするので、「いつかおさまるんだ」「ここで反応するともっとひどくなるんだ」と考え、いつかよくなると信じるようにしました。

Sさんは、ほめビで学んだ知識から、対応の仕方がわかってきたのです。

永遠に続く気がしていた次男の泣きわめく声が落ち着き、気持ちが切り替えられたタイミングで、すぐにSさんは次男を褒めることを繰り返します。すると、気持ちを切り替える手伝いをしているうちに、次男の癇癪を起こす時間が短くなっていきました。ルールがあることに慣れ、ゲームに関して怒ることが少なくなったのです

このように次男に対応できるようになったのは、ほめビを学ぶ中で、Sさんが以前作ったルールは親側にばかり得があり、規制ばかりのルールだったということに気づいたことが大きくありました。

「ゲームをすることがダメだ」と子どもが感じているのではないかと気づいたとき、ゲームをやめさせるためのルールではなく、楽しくゲームをするためのルールを作ろうと思ったのです。

ぐた褒め→スル褒め→負の罰をとにかく実践

次男が癇癪を起こしたり暴言を吐くことがあると、心が折れそうになることもありました。

子どもたちの対応をするため、夫の会社の手伝いでイベントの司会等をしていたSさんは、仕事から離れざるを得ない状況が続いていました。そのため仕事に行き、出張も多く家を離れてしまう夫と自分を比べてしまいます。自分はワンオペで、なんで1人でこんなに頑張らないといけないの…と、気持ちが前向きになれなくなることもありました。しかし、このような思いを抱きながらも実践は続けていったのです。

すると次第にSさんの思考には変化がおとずれてきました。次男が自分でキリのよいタイミングを見つけてゲームをやめられたときは「ぐた褒め(具体的に褒める)」を実践、癇癪には「スル褒め(スルー後に褒める)」を実践、ルールを守れなかった場合は「負の罰」を必ず実行していきました。ぐた褒め→スル褒→負の罰をとにかく実践しているうちに、次男のちょっとしたよいところに気づけるようになってきたのです。

「この子すごいじゃん!」そんな気持ちがどんどん湧いてくると、次男の様子にもよい変化が目に見えて増えていきます。

ルールを守ることがゲーム感覚になり、ゲームをキリのよいところで切り上げ時間を貯めることが楽しくなったのです。

ほめビのプログラムでは、このように実践したことをほめビのグループで共有し、フィードバックを受けるうちに、自分のやっていることがこれでいいのだという実感が深まります。これがSさんと次男の関係をよりよい方向へ進めていくことになりました。

スル褒めで変わった親子の関わり方

ほめビの参加前、Sさんはスルーの仕方と褒めるタイミングがわからずに自己流で「褒め」を実践していました。褒めて伸ばす、褒めて育てる、そんな子育て法はどこからともなく聞こえてくるものですが、実際の褒め方は誰も教えてくれません。

ほめビのプログラムでは、各グループにメンターが1人ついて、参加者へのアドバイスをしてくれます。Sさんは、メンターが参加者を褒めて伸ばしている様子をみて、自分の褒め方が少なかったことに気づくこともありました。スルーの仕方や褒めるタイミングがずれていると気づくこともあり、失敗したことがわかると、次はこうしてみよう、というアイデアが湧くようになりました。

そして、次男の褒めるところを探すことが楽しくなっていったのです。

褒めることは、怒ってばかりの自分よりとても気持ちが楽で、心がフッと軽くなるものでした。 ほめビを実践しているうちに、次男の行動の良いところがどんどん増え、親子の関係がとてもよくなることを実感していったのです。

ほめビ実践後の変化

「負の罰」を活用した「守ると子どもが得する」ルール作り

ほめビを実践しているうちに、次男は「ルールを守る」ことを意識できるようになりました。そして、貯金のように「ゲーム時間を貯めたい」と思うことで毎日のゲーム時間を余らせるようになり、負の罰を実行することが減っていきました。

それでも、やはりルールが守れない日があります。

ある日、負の罰で1週間ゲーム禁止になったことがありました。最初の2~3日は「ゲームをやらせろー!」とうるさかったものの、Sさんがそれに反応しない(スル褒め)ことで「このやり方ではゲームをやらせてもらえない」と気づいた様子。その後は「あと〇日でゲームができるね」「おれ、〇日ゲームなしで過ごせたよ」などプラスの言葉が出るようになりました。そして、今までゲームをしていた時間を他のことで埋められるようになったことで、「自分はゲームをしなくても平気だ」という自信がつき、自分でゲームをやめられるようになったのです。

今ではキッチンタイマーがなると「ゲームをやめよう」という意識が働くようで、特に声をかけなくても「やめたー!!」とSさんに報告に来るようになりました。

Sさんはさらにゲーム時間以外の時間を増やしたいと思い、親子の時間を過ごす工夫をするようになりました。

  • 散歩に行くこと
  • 買い物に行くこと
  • 料理をすること
  • 「ママとどちらが先に腹筋を割れるか競争しよう!!」と誘い、フィットネス動画を見ながら運動すること(次男が長男の割れた腹筋に憧れているから)

このゲーム以外の時間でも「ぐた褒め」をたくさん実践しました。

このように負の罰を活用した「守ると子どもが得する」ルール作りを楽しく実践することで、親子の笑顔の時間がどんどん増えていったのです。

次男が1番学んだことは、「好き」で、「やりたいこと」を自分で守るために、自分をコントロールすることでした。自分の好きなゲームを守るためには、自分がルールを守ればよいだけなのです。 そこには、親がコントロールするのではなく、自分が自分をコントロールするという、ゲーム以外のことにもとても必要な学びがありました。

負の罰は自分がルールを破ることで起こるものだと気づいたとき、次男の気持ちに大きな変化があったのです。

長男にも起こったよい変化

ほめビのプログラムの中にはアンガーマネジメントの動画の視聴もあります。

動画を視聴してすぐに、Sさんは長男との関係にもよい変化がありました。 当時中学1年生の長男は、思春期でイライラし、反抗的な態度が増えていました。Sさんは「長男のイライラは大人になる過程でのホルモンバランスのせいで、パパもママもみんな経験していることだからよくわかるよ。長男が悪いわけではないよ」ということを伝えました。そして、「そのイライラをママにぶつけてもいいけれど、言っていいことと悪いこと、やっていいことと悪いことをきちんと考えて行動してほしい」ことをしっかりと伝えたのです。

すると、長男も自分のイライラの原因が分かったからなのか、反抗的な態度が落ち着きました。そして、消極的で学校の授業中も絶対に手を挙げて発言しなかった長男が、ほめビ実践後は授業中に発言するようになり、委員なども積極的に引き受けるようになりました。

次男のために始めたほめビは、家族みんなによい影響をもたらしたのです。

まとめ

Sさんは、ほめビを学ぶ中で、不安が強い次男に「ママも子どもの頃は1人でトイレに行くのが怖かったんだよ」と話し、呼吸法を試すこともありました。 そんなある日、次男と一緒にスーパーに行ったときに「自分で買い物をしてくるからママは外で待っていて」と次男が1人で行動できるようになったのです。 その時もぐた褒めで、大袈裟なくらいに次男を褒めました。 するとトイレに1人で行けるようになり、留守番も長時間できるようになる等、1人でできる行動がどんどん増えていきました。 寝るときはまだSさんの隣ですが、お風呂は1人で入れることもあります。 ほめビのプログラムはSさん親子にさらによい関係を作り続けています。

 

2024年2月、すららは子どもがゲームする際のルールを守らなかった時に負の罰を適用しているかについて、560名にアンケートを取りました。

このアンケートの結果、子どもがルールを守らなかった場合に、普段褒める方が多い家庭は負の罰を適用している割合が72%。普段叱る方が多い家庭は負の罰を適用している割合が23%。ほめビを実践したSさんのように、子どもがゲームをする際のルールを「守るようになった」割合が高いのは、普段は褒める方が多くて負の罰を適用している家庭でした。

メンターになってよかったこと

Sさんは現在、ほめビの参加者を導くメンターとして参加しています。

メンターは受け持ちのグループ参加者の実践内容に寄り添い、フィードバックをおこないます。大変さはありますが、自分のことのように参加者みんなの気持ちを共有する楽しさがあることに気づきました。参加者として参加していた頃より他の保護者と子どもの関係の変化がよりはっきりと見えるようになったのです。

そして、その変化に「やったー!」「えー、うそー!」と言いながら自分の感情が忙しくなり、今まで以上にほめビのプログラムがすごい!ということに気づくようになりました。

知識を増やす→実践する→必ず成果が表れる。 そして、子どもの力が発揮できるようになったり、この子は大丈夫だと思える保護者の気持ちこそがほめビの一番の成果。親が変化することで、子どもがいつの間にか変わっていくのです。

最後に、ほめビの参加者、メンターの両方の経験から、Sさんは次ようなことを一番伝えたいこととして挙げてくれました。

「褒めるタイミングはずっとずっと前」

Sさんが、ほめビを実践し、メンターとして参加しているうちに気づいた一番大切なこと。それは、「褒めるタイミングはずっとずっと前」ということです。 褒め方は学校で習うわけではなく、子どもによって違う行動があり、気持ちがあり、響く褒め方も様々です。

だからこそ大切なのは褒めるタイミング。宿題ができたら褒めるのではなく、宿題を出そう、宿題をやろう、ゲームを置こうと思ったタイミング。当初、褒めようと思っていたタイミングよりずっとずっと前に褒めることで、次男のよい行動につながりました。

おかげで、次男は自分に自信が持てるようになったことはもちろん、次男自身も褒め上手になりました。 友達のよいところを見つけることが上手になり、料理が苦手なSさんにも「ママの味噌汁は絶品なんだよな~。一口食べるともっと食べたくなっちゃうんだよ!」とほめビリティ(褒める力)を駆使するようになったのです。

息子を褒める→息子が嬉しそうにしている→それを見て私もうれしい!!

そんな褒めることによるプラスのサイクルが、Sさんのイライラを減らしてくれました。そして、息子たちのよい行動を探しているうちに、できないところではなく、できているところがどんどん目に入ってくるようになり「うちの子すごいじゃん!!」と思えるようになっていったこと。

細かいところではもっともっと嬉しい変化があり、「正直、嘘みたいな話だな」と思いつつ、Sさんは、この気持ちをぜひ皆さんにも感じてもらえたらいいな、と思っているそうです。

Sさん、貴重なお話をありがとうございました。

いかがでしたでしょうか。今回はSさんがほめビを実践する中で特に効果を発揮した負の罰を中心に紹介させていただきました。ゲームのルール作りに苦慮されている方へ負の罰実践の参考となりましたら幸いです。

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