【不登校からの復帰後】学習の遅れを取り戻す方法4選|保護者ができることも紹介

「すらら」の問い合わせ窓口には、保護者の方から不登校の子どもの学習に関する相談が多く寄せられます。日々の学習の悩みを抱えたお問い合わせの中で多いのが「勉強の遅れの取り戻し方」についてです。学校授業の進度と異なる学習方法、学習カリキュラムが必要となり、古くは学習塾や家庭教師が独自のノウハウとして提供されてきました。しかし、現代においてはICT教材で再現できるようになり、自宅で1人でも学習の遅れを取り戻すことができる選択肢も増えました。

当記事では、不登校復帰後における学習の遅れを取り戻す方法にスポットを当て、より効果的な学習方法と保護者ができることについてご紹介していきます。ご参考になりましたら幸いです。



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不登校中の勉強の遅れは取り戻せる

不登校中に生じてしまった学習の遅れは子どもにとって大きな負担になります。子どもが学校で過ごす大半の時間は授業であるため、勉強が分からない状態をストレスに感じる場合もあるかもしれません。

そこで、ぜひ試してみたい学習方法と、保護者の方におすすめのサポート方法をご紹介します。

心配しなくて大丈夫!勉強の遅れを取り戻す4つの方法

勉強の遅れを取り戻すには、子どもの性格や勉強スタイルに適した学習方法を選択することがおすすめです。不登校復帰後の子どもにおすすめしたい主な学習方法は以下の4つです。

  • 自宅で勉強する
  • 塾に通う
  • 家庭教師に来てもらう
  • オンラインで学習する

では、それぞれどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

自宅で勉強する

まず最初に紹介するのは、子どもが自分の力だけで勉強したり、親に教えてもらったりする自宅学習です。

自宅学習は、人数が多い教室や人から教えられるのが苦手で、マイペースな性格を持つ子どもに適した勉強方法です。好きな教科から自由に進められることで、自主性を引き出し、さらに「自分でできた!」という実感を持ちやすいことから、自己肯定感が高まる可能性ああります。

【メリット】

  • 自分で学習ペースを決められる
  • 他人と関わるストレスがない
  • コストを抑えやすい
  • 「自分でできた!」という実感から自己肯定感が高まる可能性がある

 

【デメリット】

  • やる気を保つのが難しい
  • 保護者の見守りが必要な場合、負担がかかる

自宅で勉強する場合、モチベーションの維持がよくある課題です。今ではさまざまな学習支援サービスがあり、自宅でも集中して勉強できる環境を整えられます。

塾に通う

また、塾に通うのもひとつの方法です。多くの場合、塾では学校の授業を効果的に補ってくれるので、早めに学習の遅れを取り戻すためには最適な学習スタイルかもしれません

【メリット】

  • 質の高い授業を受けられる
  • 周囲から刺激をもらえる

【デメリット】

  • 自分のペースが崩される懸念がある
  • 費用が掛かる

塾では、不登校中には存在しなかった仲間も見つけられるので、やる気を引き出すきっかけにもなるかもしれません。

ただし、集団授業の場合だと、スピード感についていけない可能性も出てくるので、子どもの学習レベルに適した授業を受けられる塾をじっくり検討することがおすすめです。

家庭教師に来てもらう

家庭教師に来てもらうことでも、勉強の遅れを効率的に取り戻せる可能性があります。家庭教師は基本的にマンツーマンでの指導となるので、個々のレベルに配慮されたカリキュラムでの学習が可能です。

【メリット】

  • 学習レベルに合わせた勉強ができる
  • 自宅の慣れた環境で学習できる

【デメリット】

  • 相性が悪いと成果がでない
  • 費用が掛かる

ただし、子どもと教師の距離が近いからこそ、相性に配慮する必要があります。不登校を経験した子どもは対人関係を得意としない場合もあるため、特に注意したいところです。

また、近年では、オンライン家庭教師のサービスも急速に普及しています。直接対面しての会話が苦手な子どもの場合は、積極的な活用をおすすめします。

オンラインで学習する

最近では、通信教材等のタブレット学習(オンライン学習)も主流な勉強方法のひとつになっています。

【メリット】

  • 場所や時間を選ばない
  • 好きな講師を選択できる
  • 直接会話をするのではなく、チャットやメールで質問できる

【デメリット】

  • 質問の返信に時間がかかる場合がある
  • 通信環境の整備が必要

好きな場所、時間に勉強できるのがオンライン学習最大の魅力です。また、タブレットなどを使用しながら、ゲーム感覚で勉強すると気分転換にもつながります。

学校生活に慣れていない復帰直後の子どもにとって、自由に楽しく勉強できる環境はストレス軽減のためにも有効かもしれません。ぜひ一度、試してみてください。

焦らない!不登校から復帰した子どもに対して保護者ができる4つのこと

子どもを思う気持ちから、つい焦りが生じてしまうことがあるかもしれません。

しかし、勉強してほしいという気持ちを直接言葉で伝えてしまうと、かえって子どもの気持ちを閉ざす原因になるかもしれません。学校に復帰したばかりの子どもへの接し方を次のようにまとめました。

  • 勉強を強制しない
  • できるだけ子どもの考え方を否定しない
  • 子どもの話に耳を傾ける
  • 勉強や進路について学校に相談する

勉強を強制しない

「勉強しなさい」。親なら1度は言ったことがあるワードと言っても過言ではない代表例。実は過度なプレッシャーが反発心や自己嫌悪を招いて学習する気持ちをより遠ざけてしまう可能性を秘めています。

また、学校に再び通い始めた直後の子どもは、心身ともに疲弊してしていることも。学習を続けていくためには、主体的に取り組む姿勢が欠かせません。より長く学習意欲を継続するために子どもの気持ちを尊重し、できるだけ自分のペースで学習できるよう見守ってあげてください。

子どもの考え方を否定しない

人には承認欲求があります。特に、不登校から復帰した直後の子どもは、自分の存在や生き方に不安を覚えるケースも少なくありません。もし子どもがやりたいことや周りへの気持ちを話すようになったら、子どもの考え方をできるだけ否定せず「そうだね」「なるほどね」と共感してあげましょう。

そして、子どもが当たり前にやっていることも、実は膨大なエネルギーを必要としているかもしれません。早起きをして朝食を食べることも、褒めることで子どもの自信につながります。自己肯定感を高めてあげられるような接し方を心がけてみてください。

学習面においては、大きな目標を達成することに限らず、少し前の子ども自身と比べてよい点数が取れた時や長時間集中できたときなどに「前よりずっとできるようになったね」「よく頑張ったね」といった言葉をかけてあげるのが効果的です。

自分の努力が認められたという事実によって心の緊張がほぐれ、余裕をもって勉強に向き合えるようになるかもしれません。

子どもの話に耳を傾ける

親子で会話する際に、気付くと親が一方的に話していることはないでしょうか。もちろん、親としての思いを感じてもらうのは大切なことですが、子どもが聞き手に回りすぎないよう、子どもの話にも耳を傾けてあげてください。

不登校中と復帰後、どちらも子どもは様々な不安を抱えてきた可能性があります。その不安に向き合いながら話を聞いてあげると、子どもは安心感を得られ、心がスッと軽くなることがあります。

また、子どもが勉強に対して抱いている思いを理解することは、必要なサポートを考えるときにとても重要になる場合があります。

 

学習内容や進路について学校に相談する

 

学習内容や進路について学校と相談し、しっかりとした連携体制を築き上げることは、子どもの希望の進路を叶えるためにとても重要になります。

子どもが自分から先生やクラスメイトに質問するのはハードルが高い場合もあります。子どもが学習に取り組む気持ちになったとき、どの教科を、どの時点から、どんな方法で進めていけばいいのか、的確にアドバイスができることが望ましいですが、難しい方は一緒に考える(一緒にインターネットで調べる等)ことでもよいと思います。

不登校経験があっても勉強を続けられている子どもは多数

文部科学省は平成26年に公表した「不登校に関する実態調査」 ~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書~」の中で、以下のような研究結果を報告しています。

(13年前の)前回の調査と比較して、不登校経験者の高校進学率が大幅に増加(85.1%←65.3%)するとともに、高校中退率も大幅に下がっており(14.0%←37.9%)、不登校経験に関わらず、勉強が続けられるようになっている状況を見ることができる。

引用:文部科学省「「不登校に関する実態調査」 ~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書~(概要版)」

少し古いデータではありますが、当時も今も大きな差はないように思います。つまり、不登校期間中の勉強の遅れを取り戻し、進学することは十分可能であると考えます。

この結果からは、不登校に関して悩んでいるのが自身の家庭だけではないこと、そして学習の壁を乗り越えてきた人もたくさんいることがわかります。その事実を認識しておくだけでも、心強く感じられるのではないでしょうか。

悩む前に不登校のサポート団体に相談するのもおすすめ

不登校の問題は、気軽に相談しづらい非常にデリケートな部分があります。また、不登校に関する知識や経験は、通常、なかなか持ち合わせていないものです。

家庭だけで抱え込むのはあまりに負担が大きく、なかなか解決に結びつかない可能性もあります。次のような公的団体や民間団体など、不登校の子どもを持つ家庭をサポートしてくれる団体を探してみるのもおすすめです。

  • 教育支援センター
  • 不登校特例校
  • フリースクール
  • 不登校の親の会

悩みや不安を打ち明けるだけでも、ストレスは大幅に軽減されるかもしれません。しかし、子どもにとって外部の人と関わりを持つのは少し荷が重い可能性があるので、保護者の方から外部へ積極的にサポートを求めることをおすすめします。

不登校復帰後の子どもの勉強に関するよくある質問

子どもが学校に復帰しても、その後の生活に関して知識や経験がなければ、戸惑うことがあるかもしれません。

次は、よく「すらら」にお問い合わせいただく、不登校復帰後の子どもの勉強に関する疑問について解説します。

  • 勉強が全体的に遅れている場合、どの教科から取り組めば良い?
  • どれくらいの期間、待てばいいの?
  • 勉強に取り入れやすいタブレット学習はある?

勉強が全体的に遅れている場合、どの教科から取り組めば良い?

効率的に学習の遅れを取り戻すには、得意科目や興味のある教科から取り組み、学習意欲を高めることがおすすめです。

得意教科を学習すると「できた!」という経験が多くなり、さらに学習意欲を高めます。さらにそれが自己肯定感を高めることにもつながります。すると、自然と子ども自身の気持ちが前向きになり「苦手科目にも少し手を付けてみようかな…」という言葉が出てくるかもしれません。まずは、少しずつ得意を伸ばすところから始めてみることをおすすめします。

どれくらいの期間、待てばいいの?

無理に期間を決めて、勉強に引き込もうとするのは効果的ではありません。

親の立場からすると、どうしてもじれったく感じてしまう瞬間はありますが、決して焦る必要はなく、子ども自身が自発的に勉強を始めるのを待ちましょう。

但し、見守るのではなく介入をしてほしいと思っています。その最初の一歩として、待っている間に親子の信頼関係を築くことをおすすめします。

もちろん、既に信頼関係があるご家庭はご放念いただいて大丈夫です。もし、親子の会話に悩む方がいらっしゃれば例えば、日頃のコミュニケーションにおいて、子どものよいところを褒めたり、子どもの趣味に興味関心を示したりして「お父さん、お母さんと話すとよいことがある(よい気分になる)」ことを積み上げてほしいと思っています。そのイメージがしにくい方は、もしかすると「すらら」が提供する「ほめビリティ ペアレンティング」がお役に立てるかもしれません。

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勉強に取り入れやすいタブレット教材はある?

タブレット教材は場所や時間を問わず、手軽に楽しみながら勉強できるのが魅力です。最近では、不登校に配慮されたタブレット学習も提供されています。特に不登校生の学習の遅れを取り戻すとなれば、学び直したい単元まで戻れる「無学年式」を採用した教材をおすすめします。「すらら」は無学年式を採用しています。そのため、家庭学習サービスの利用者の約3割が不登校生でいらっしゃいます。先生はアニメキャラクターで人が介在せず、ゲーム感覚で楽しく学習に取り組める工夫もたくさんあります。学習カリキュラムは現役の塾講師「すららコーチ」が保護者の方を通じて設計していくので長期的な計画を立てるお手伝いもしています。ご興味ある方は、タブレット学習を取り入れてみてください。



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不登校から復帰後の勉強の遅れは心配無用!温かく見守りを心がけて

今回は、不登校から復帰した後の勉強方法などについて解説しました。

不登校中の勉強の遅れから、復帰直後に不安を感じてしまうのは当然です。しかし、勉強の遅れは取り戻せるので心配はいりません。

子どもが勉強に対して、前向きになれるまで待ちつつ、良好な親子関係を築きながら、しかるべき時にそっと背中を押してあげましょう。

本記事が、勉強の遅れに対する不安を少しでも解消する一助になれば幸いです。



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