【勉強についていけない…】不登校中の子どもに保護者ができる4つの対応

「すらら」の問合せ窓口には保護者の方から不登校のお子さまの学習に関する相談が多く寄せられます。例えば、「不登校のため自宅で独学での学習をしており、少し理解できない単元があると思うように先に進めなくなってしまう」「どのように進めれば1人でも学習可能なのか」といった勉強へのつまずきに関するご相談をいただくことがあります。

そこで当記事では、勉強のつまずきに悩む不登校のお子さまへの保護者の対応にスポットを当てて、どのようにすればお子さまの学習をポジティブに進めていけるかについて詳しく解説していきます。ご参考になりましたら幸いです。



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「勉強についていけない」は不登校の原因で大きな割合を占める

文部科学省の調査では、以下のような結果が報告されています。

「最初のきっかけとは別の学校に行きづらくなる理由」(複数回答)について、「ある」と回答があった児童生徒のうち、「勉強が分からない」(小学生31%、中学生42%)との回答が最も高い割合であった。

引用:文部科学省「令和2年度不登校児童生徒の実態調査 結果の概要」

勉強は学校生活のなかで大きなウエイトを占めるので当然の結果とも言えますが、「勉強が分からないと学校に行きづらい」のは「不安」や「焦り」、あるいは「劣等感」といった言葉が紐づいてくるからではないでしょうか。

その他の不登校になる原因

不登校になる原因は、勉強に関するものだけではありません。さまざまな原因が存在する事実を知れば、子どもに対する適切なアプローチ方法も見えてきます。

子どもが不登校になる勉強以外の原因は、次のような可能性があります。

  • 先生のこと
  • 身体の不調
  • 生活リズムの乱れ
  • 友達のこと
  • 親子のこと
  • インターネット、ゲーム、動画視聴、SNS
  • きっかけが何か自分でもよく分からない
  • etc……

引用:文部科学省「令和2年度不登校児童生徒の実態調査 結果の概要」

子ども自身も、なぜ学校へ行きたくないのか分かっていないケースがあります。そもそも子どもがなぜ登校したがらないのか分からない場合は、原因を探ることから始めてみましょう。

子どもが勉強についていけない!保護者ができる4つのこと

では、勉強についていけないと悩む子どもに対して、保護者は具体的に何ができるのでしょうか。

まず理解しておくべきは、勉強は主体性をもって取り組むべきものだということです。あくまでも、子どもの勉強意欲があるときに適切な勉強方法を示してあげるのが大切です。

次に、具体的な支援の方法をご紹介します。

  • 保護者が勉強に付き添う
  • 家庭教師をつける
  • 学習塾に通う
  • オンライン学習を行う

保護者が勉強に付き添う

まず1つ目は、保護者が子どもに付き添いながら学習する方法です。子どもにとって最も身近な存在である保護者の方が付き添うことで、安心して学習しているお子さんを見かけます。特に学習はじめのときこそ不安が強い状態にあるもの。そこに保護者が一緒にいてくれる安心感は大きいかと思います。

また、学習費用がかからない点もメリットです。家庭教師や塾を利用すると定期的な出費がかかりますが、保護者の方の付き添いによる学習であれば費用は必要ありません。

しかし、親の負担が大きいという点もあります。特に「時間」です。すらら利用者の中には、一緒にいる時間を中々作れないというお声を聞くことがあります。時間は有限です。もし勉強に付きそうことをお考えであれば、忙しい中でも30分でいいので、なんとか捻出できないか、スケジュールを見返すなど検討いただけたらと思います。

家庭教師をつける

2つ目は、家庭教師をつける方法です。不登校の子どもは学習の進度がそれぞれ異なるため、集団授業よりも個別授業のほうが適している可能性があります。

家庭教師は基本的にマンツーマンの指導を行ってくれるので子どものレベルに沿ったカリキュラムで学習を進めることが可能です。

しかし、不登校の原因が対人関係にある場合は、子どもと教師との相性には十分配慮したいところです。

学習塾に通う

3つ目は、学習塾に通う方法です。学習塾には学校とは違う学習環境があるので、日々の生活に刺激を与えられる可能性があります。また、外出することで家屋意外と会話をしたり体を動かすよい機会になります。勉強を競い合ったり、趣味の会話をする仲間ができることで気分転換をしやすくなり、学習意欲を維持しやすくなるかもしれません。

しかし、不登校の場合は、人から指導を受けたり、周囲と比較されたりするのを嫌う場合もあります。外出するのが億劫だったり、塾で学校の友達に会うことが負担になることもあるので、学子どもの気持ちに寄り添い、無理のない範囲での検討をおすすめします。また集合塾は先生のペースで進んでいくので、学習塾をお考えの場合は個別指導塾がよいかと思います。

オンライン学習を行う

最後は、PC、タブレット等を使ったオンライン学習を行う方法です。オンライン学習のメリットは、分からないところを何度も復習しながら進められるところです。分からない部分があるにも関わらず、勉強を進めてしまうとつまづきが生じ、苦手意識が強まってしまうかもしれません。

その点、オンライン学習であれば、自分のペースで学習スピードを調整できるので、じっくりと理解を深められる可能性があります。また、ゲーム感覚で勉強できるのも他にない魅力かもしれません。

タブレットなどを利用するオンライン学習では、視覚や聴覚をフルに活用しながら、楽しく、かつ、分かりやすく学習できる工夫が詰め込まれています。勉強が苦手な子どもにはぜひおすすめです。



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子どもの勉強意欲が出るまでに!保護者が取り組める3つのこと

いざ勉強しようと思って机に向かっても、なかなか意欲が湧いてこない場合はどのようにすればよいのでしょうか。

そっと子どもを見守りながら、学習意欲が高まるタイミングを待つことが必要な場面があるかもしれません。しかし、間接的な支援で学習意欲を高めることも可能です。

次のような3つのアプローチがおすすめです。

  • 環境を設定する(部屋を片付ける等)
  • 生活スタイルを整える
  • 身体を動かす

子どもが勉強に取り組みやすい環境を整えれば、モチベーションは徐々に高まる可能性があります。そっと見守りながら、子どもと一緒に日常生活の中にポジティブな気持ちを取り入れられるとよいかもしれません。

環境を設定する(部屋を片付ける等)

まずは学習しやすい環境作りからです。例えば部屋の片づけによって勉強は取り組みやすくなります。机の上を整理すれば頭の中も整理されるため、勉強の効率がグッと上がるかもしれません。

また、ゲームや漫画などを子どもと一緒に決めた場所にしまうことで、気持ちを切り替えて勉強をスタートしやすくなります。そして、集中力の向上に繋がる可能性があります。これら一連の考えを「環境を設定する」と言います。子どもの性格次第では一人で整理整頓できない場合もあるので、必要に応じて環境設定についてサポートしてあげてください。

生活スタイルを整える

生活スタイルを整えるのも、勉強意欲の誘発に効果的です。不登校だと、ある意味では自分の好きなように時間を使えるともいえるので、自己管理がうまくできないと生活の乱れが生じます。

就寝・起床時間や食事の間隔など、規則正しい生活を送れば、心身の状態がよくなり、勉強に向かう気力と体力の向上につながっていく可能性があります。

最適な生活スタイルは人それぞれですが、少なくとも昼夜逆転させない、朝は家族と同じ時間に起きるなど無理のない生活習慣を身につけることをおすすめします

身体を動かす

身体を動かすのも、勉強に対するモチベーションの向上につながります。身体を動かしているとドーパミンが出てきます。この作用によってリフレッシュ効果に限らず学習意欲の高まり、内容理解や記憶力の向上につながりやすくなります。

さらに、運動と勉強を同時に行うのもひとつの方法です。例えば、ジャンプしながら、英単語のjumpを覚えると身体と頭がリンクして記憶に残りやすくなります。

外に出るのが難しければ家の中でできる運動で十分です。親子で一緒に体操をするなどして、コミュニケーションを図りながら気分転換することがおすすめです。

勉強についていけず不登校になった子どもに関するよくある質問

勉強についていけないのが嫌で不登校になった子どもの割合は少なくありません。なんとか、サポートしてあげたいものです。

ここからは、勉強が要因で不登校になった子どもに関するよくある疑問を紹介していきます。

小学校の勉強の遅れは取り戻せる?

文部科学省は平成26年に「「不登校に関する実態調査」 ~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書~」を公表し、以下のように述べています。

(13年前の)前回の調査と比較して、不登校経験者の高校進学率が大幅に増加(85.1%←65.3%)するとともに、高校中退率も大幅に下がっており(14.0%←37.9%)、不登校経験に関わらず、勉強が続けられるようになっている状況を見ることができる。

引用:文部科学省「「不登校に関する実態調査」 ~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書~(概要版)」

少し古いデータではありますが、当時も今も大きな差はないように思います。不登校期間中の勉強の遅れを取り戻し、進学することは十分可能であると考えます。

小学校で勉強しなければ将来どうなる?

小学校で不登校となり、全く勉強しなければ、将来への影響も生じるかもしれません。

勉強が人生のすべてではありませんが、学習面での高い評価を受けられず、将来の選択肢が狭くなる可能性があります。

しかし、保護者の方が焦りや不安を必要以上に募らせる必要はありません。小学校での学習の遅れは十分取り戻せる可能性があります。勉強意欲があるときに少しずつ好きな教科から取り組み、子どもが安心できる環境の中で、少しずつ知識を深め、理解することをおすすめします。

まとめ:不登校でも勉強についていける

子どもが勉強についていけない様子を見ていると、保護者の方は不安を感じてしまうかもしれません。しかし、子どもの学習意欲が高まるタイミングを見ながら、自分に合う学習方法を見つけることで十分取り戻せる可能性があります。

本記事が、保護者の方から不登校の子どもへのコミュニケーションをとるきっかけになり、学習意欲が高まる方法が見つかりましたら幸いです。



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