【不登校で勉強の仕方がわからない】6つの学習方法と親が子どもにできるサポートをご紹介
「すらら」の問合せ窓口には保護者の方から不登校のお子さまの学習に関する相談を多く頂戴します。休んでいる間の遅れを取り戻せるのか、また家庭での学習の進め方について多くご相談をいただきます。
そこで今回は、不登校中の勉強の進め方や遅れを取り戻すための方法を詳しく解説します。不登校の子どもがやるべきことやおすすめの学習方法も紹介するのでご参考になりましたら幸いです。
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もくじ
不登校の子どもが勉強をしない理由・原因
まずは、不登校の子どもが勉強をしない理由・原因を確認しましょう。理由や原因がわかることで、解決の糸口を見つけやすくなります。
下記に不登校の子どもが勉強をしない理由をまとめました。
【不登校の子どもが勉強をしない理由】
- 心身ともに疲弊しており勉強をするエネルギーがない
- 「勉強をする意味がない」と考えている
- 勉強の仕方がわからない
それぞれ詳しく解説していきます。
心身ともに疲弊しており勉強をするエネルギーがない
1点目に挙げられる原因・理由は、心身ともに疲弊しており勉強をするエネルギーがないことです。不登校の子どもは、そこに至るまでに大きなストレスや精神的負担を抱えています。
心の疲れは表面的には見えませんが、もしかしたらお子さんは満身創痍の状態かもしれません。そのため、子どもが少しでも疲れているように感じたら一度ゆっくりと休息を取らせてあげましょう。
「勉強をする意味がない」と考えている
不登校の子どもがどうしても学習しない時には、もしかしたら勉強の必要性を理解していないのかもしれません。いつ使うかわからない公式や歴史の暗記は、日常生活には必要がないと考えている可能性があります。
このような無気力な状態は不登校の子どもによくある現象です。将来のために勉強が必要ということを親が伝えられるといいのかもしれません。
勉強の仕方がわからない
最後に挙げられる原因や理由は、勉強の仕方がわからないケースです。長い間不登校になってしまった子どもの多くは、何から手をつければ良いかわからない状態になっていることがあります。
勉強に遅れていることに気づいていても学習方法がわからないので、結果的に手を付けられなくなっているかもしれません。
勉強の仕方がわからない不登校の子どもに親ができること
不登校の子どもの中には、明確な理由から勉強がしたくないケースもありますが、自分は頑張りたいのに学習方法がわからない場合もあります。
そのような場合には、親のサポートによって勉強ができる状態に導く必要があるでしょう。下記に効果的な対処法をまとめました。
【勉強ができない子どもに親ができる対処法】
- 子どもの生活リズムを整える
- 子どもに合う学習環境を整える
それぞれ詳しく解説していきましょう。
子どもの生活リズムを整える
不登校になると昼夜逆転などで生活リズムが崩れがちです。子どもに積極的に勉強をさせたい場合には、まずは生活リズムを整えましょう。
具体的には、起床と就寝の時間を明確に決めたり、身体を適度に疲れさせるために散歩や体操などの運動をしたりするとよいかもしれません。寝付きが悪い場合には、就寝前にPCやスマホなどのブルーライトを見せない等の対策をしてください。
子どもに合う学習環境を整える
学習環境を整えるのも1つの手です。現在、子どもの部屋や勉強机は散らかった状態ではないでしょうか。就寝スペース・勉強スペース・遊びのスペースが上手く分離されていないと子どもの集中力が高まらず、その結果勉強ができなくなってしまいます。
また、勉強に必要な辞書やコンパス等の道具も必要です。勉強に必要な用品が整っていない状態だと、まず探すことから始めなければなりません。
子どもが勉強しやすいようにしっかりと学習スペースを設け、必要な用品は手の届く範囲にまとめておきましょう。
不登校で勉強の仕方がわからない!具体的な学習方法6選
ここからは、勉強の仕方がわからない不登校の子どもにおすすめの学習方法を紹介していきます。在籍校への通学が難しい不登校の子どもには以下の学習方法が効果的です。
【不登校の子どもに効果的な学習方法】
- 個別指導塾
- 集団学習塾
- 家庭教師・コーチング
- 通信教育(タブレット)
- フリースクール
- 教育支援センター(適応指導教室)
それぞれの学習方法の特徴やメリットを解説していくのでぜひ参考にしてください。
①個別指導塾
在籍校には通えなくとも塾には行ける場合、個別指導塾という学習方法が挙げられます。個別指導塾は集団学習塾と比較すると費用は高いですが、人目を気にすることなく学習が可能です。
また、講師から1対1で指導を受けられるので疑問点をその場で解決できます。他の生徒がいないので質問をしやすい場合があります。
しかし、その一方で決まった時間に通学するというデメリットも挙げられます。通学が困難な子どもにあまり適さないかもしれません。
②集団学習塾
個別指導塾と比較すると他の生徒がいるためモチベーションが上がりやすく、在籍校に復帰するリハビリにもなります。
また、価格もリーズナブルなのでスタートしやすい学習方法かもしれません。但し、他の子どもと関わることに苦手意識がある子には向かないのと、なにより自分の学力に合わせて進行しないことが多いので、勉強の遅れを取り戻したい子どもには一番向いていないスタイルとなります。
③家庭教師・コーチング
家庭教師やコーチングは、大人(お兄さん、お姉さんなど)とふれあいながら、個別のカリキュラムを組んでもらいたい方におすすめの学習方法です。子どもの理解度に合わせて指導してくれるため、不登校によって数年間のブランクがある場合でも学習の再スタートをしやすいかと思います。また、自宅で勉強できるので環境を変えずに取り組めます。
外出することに抵抗がある子どもにも適した学習方法ではありますが、人との関わりで不登校になった子にとっては人から教わることに抵抗があるかもしれないため、その点は注意が必要です。
④通信教育(タブレット学習)
通信教育(タブレット学習)は、自宅にいながら自分のペースで学習できる方法です。人に教わる必要がないため、対人関係が苦手な子どもでも安心して学習ができます。
また、通学の必要がないので子どものモチベーションを保ちやすく、ゲーム感覚で勉強ができる工夫もされています。場合によっては在籍校で出席扱いとなることもあるので、出席日数が気になる方にもおすすめの方法です。
⑤フリースクール
フリースクールは、様々な理由により学校に行けない子どもを受け入れている教育機関です。不登校の子どもが多数在籍しているため、同じ境遇の仲間とのつながりを作れます。第三者と交流できることで在籍校に復帰するリハビリにもなるかもしれません。
ただし、多くの場合、民間が運営しているため、団体によって方針や学習内容が異なります。遊びや交流をメインとしている団体も多いので、学習を目的としている場合には事前に確認が必要になります。
また、学校と連携できるフリースクールを選択できれば在籍校の出席扱いになるケースもあります。
⑥教育支援センター(適応指導教室)
最後に挙げられる学習方法は、教育支援センターを利用する方法です。教育支援センターはフリースクールと同じ立ち位置として挙げられる教育機関ですが、市区町村などの公的な機関が運営しているという違いがあります。
公立の小・中学校と連携しているので、通所が出席扱いになり費用も基本的にはほとんどかかりません。
ただし、教育支援センターはあくまでも登校することを目的とした機関です。学校に行きたくない子どもにとっては、登校を目的とした指導を負担に感じるケースもあるでしょう。昨今ではオンライン型の居場所作りをしている自治体を見かけることが多くなりました。「すらら」も自治体と契約し、自治体経由でオンラインでの学びを提供する機会が増えてきました。
不登校の子どもが勉強をしたくない時の対応
保護者の方がいくら学習できる環境を用意しても勉強をしない可能性はあります。このような場合には、無理して勉強をさせない方がよいかもしれません。
下記のような対応をおこない、子どものやる気が出るタイミングを待ちましょう。
【不登校の子どもが勉強をしたくない時の対応】
- 無理に勉強をする必要はない!意欲がわいたら再開する
- 勉強以外で興味があることにチャレンジする
それぞれ詳しく解説していきます。
無理に勉強をする必要はない!意欲がわいたら再開する
勉強をしたくないと思っている時に無理に勉強をさせても内容が頭に入りません。そのため、子どもにやる気が見られない時には思い切って自由にさせてあげるとよいかもしれません。
子ども自身にも「勉強をしていない」「学校に行けていない」という罪悪感や焦りはあります。しかし、不登校になるほどの蓄積されたストレスから思うように動けないのです。
しっかりと心に休息を取り精神を安定させると、自ずと勉強に対する意欲がわく子を沢山見てきました。焦る気持ちはわかりますが、そこはグッと気持ちを抑えて、お子さまを見守ってあげてください。
勉強以外で興味があることにチャレンジする
休息を取っても勉強がやりたくない場合には、他に子どもが頑張れることを探してみましょう。勉強を頑張ることが人生の全てではありません。
スポーツやお菓子作りなど好きなことで構わないので、子どもが興味を示すことを見つけて、それに対して思い切りチャレンジをさせてあげましょう。
関係ないことに思われがちですが、好きなことに打ち込んだ結果勉強への意欲が回復するケースもあります。まずは子どもの意欲を刺激するためにも、好きなことをやらせてあげましょう。
勉強の仕方がわからない不登校児に関するよくある質問
最後に、勉強の仕方がわからない不登校児に関するよくある質問をまとめました。
- 勉強の遅れは取り戻せる?
- 勉強嫌いには海外留学が良いと聞いたけど本当?
現在疑問に思う点がなくとも今後困ることがあるかもしれません。よくある質問を参考に疑問を未然に解決しておきましょう。
勉強の遅れは取り戻せる?
数か月程度の不登校であれば勉強の遅れは取り戻せます。なぜなら、学校の授業進度は非常に遅く体育や美術などの副教材の授業頻度が高いからです。
不登校であっても自宅で効率良く学習をおこなえば、問題なく学校の勉強に追いつけるでしょう。
勉強嫌いには海外留学が良いと聞いたけど本当?
どうしても勉強をしたくない子どもには海外留学も1つです。海外の学校では、日本とは異なり自分の好きな教科を学習できるケースがほとんどです。
得意な科目を集中して勉強できるので、自ずと子どもの学習に対するモチベーションは上がっていくでしょう。さらに、海外留学は勉強嫌いを治すだけではなく、英語が好きになるというメリットも挙げられます。
留学を通して高い語学力が身に付けば、子どもにとって大きな自信や強みに繋がるでしょう。
まとめ:勉強の仕方がわからない不登校児には性格・状況に合わせて学習環境を整えてあげよう
当記事では、勉強の仕方がわからない不登校の子どもにおすすめの学習方法を紹介してきました。不登校の子どもが勉強しない場合、心が疲弊している・何からスタートすれば良いかわからないといった理由が挙げられます。
心が疲れた状態で勉強に打ち込むのは非常に難しいです。まずは勉強に打ち込めるようになるまでゆっくりと心の休息を取らせてあげましょう。
不登校児におすすめの学習方法はいくつかあります。当記事が参考になりましたら幸いです。
この記事を読んだ方で、お子さまの「不登校」についてお悩みではないですか?
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- 学習がストップした箇所からカリキュラムを提案
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