【京都府長岡京市の不登校生が「すらら」で出席扱いに】出席扱いを利用するための3ステップを解説!

ICT等のオンライン教材を活用した自宅学習が「出席」として認められることをご存じですか?

文部科学省は「家庭に引きこもりがちで十分な支援を受けられない不登校の児童生徒に対し、ICT等を活用した自宅学習で出席扱いにする」という方針を定めました。

その方針を元に、実際に「すらら」を使った自宅学習で出席扱いが認定されています。今回は、京都府長岡京市の事例を元に制度の内容をご紹介いたします。

「すらら」を使えば自宅で出席扱いになる!?

すららは出席扱い制度の要件を満たす教材のため、「すらら」を使った家庭学習を出席扱いとすることが可能です。

但し、すららの学習をスタートしたらそのまま自動的に出席扱いとなるわけではありません。どうしたら「すらら」を使って出席扱いとなるのか、確認していきましょう。

文部科学省が定めた出席扱いとするための要件は全部で7項目あり、それらの条件をクリアしていれば出席扱いになります。

実際に7項目を、すららを使った学習に当てはめた場合・・・

※参考:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)

上記のように、すららを使った学習で7項目をクリアすることが可能です。

実際に「すらら」を利用していて出席扱い制度の利用を希望された方の約81%が、出席扱い制度の認定を受けることが出来ています。

「すらら」を使った出席扱い制度を利用するための3ステップ

出席扱い制度を利用したいと思ったけど、なんだか大変そう…と思われた方もいるかもしれません。

実際、出席扱いとなるかは学校との協議で決定するため、すぐに認定され利用が可能となるわけではありません。

でも難しいことはなく、必要なステップは大きく分けて3つです。出席扱い制度を利用したいとお考えの方は、これから紹介するステップに沿って、準備を進めていきましょう。

STEP 1:まずは担任の先生へ相談しましょう

保護者様から担任の先生へ学校復帰を視野に入れて出席扱いとして欲しい」ことをご相談ください。

学校復帰をしたくない場合も上記のようにお伝えすることをおすすめしています。
理由は、過去に「学校に行きたくないので」と先生に相談された保護者さまがいらっしゃり、出席扱いとならなかった事例があるからです。

現在の制度では、必ずしも生徒は学校に復帰しなくてもよいとされていますが、話を聞く学校の先生の多くは学校に復帰して欲しいと思っています。
建前でもよいので学校復帰を視野に入れてとお伝えください。先生の気持ちも汲み取ることで、円滑なコミュニケーションを図ることができ、出席扱いの認定もスムーズに進むかと思います。

また、担任の先生は出席扱いのことをご存知ないかもしれません。資料を持参し、ご説明いただくことをおすすめします。

すららでは説明用の資料をご用意しておりますので、ページ最下部のフォームから資料請求をお申込みください。

STEP 2:出席扱い要件を満たしているか確認

担任の先生は要件化に向けて、副校長先生(教頭先生)や校長先生に相談されますので、回答を待ちましょう。

その際、出席扱い要件の7項目を満たしているか確認します。

必要に応じて保護者様へ質問があるかもしれません。事前に7項目の内容を確認していただくと、よりスムーズです。

STEP 3:1日の出席扱いルール作り

使用する教材の活用方法や、学習設計内容、出席扱いのルール、学習履歴の提出方法について取り決めを行います。

お子さまの出席扱いの「基準」となるルールは学校によって異なり、1日1時間の学習で採用となる場合もあれば、それ以上となる場合もあります。

「他の学校ではどうしているのでしょうか?」と他の事例について学校側から聞かれることもあるかと思います。その際は、資料請求後に送付されたパンフレットに記載されている連絡先までお気軽にお問い合わせください。

「すらら」の事例で採用の多いルールパターン

  • すらら入会前:1日3つクリアすること(60~90分程度)をルール化
  • すらら入会後:一定量の学習履歴(目安:20時間/月)があれば1ヶ月の学習履歴をまとめて提出することをルール化

学習範囲についても多くの方が授業進捗に合わせるのではなく、まずは過去の勉強にさかのぼって学習し、その内容が出席扱いとなっています。

ルールが確定したら、出席扱い制度の利用スタートです。

【京都府長岡京市の事例】すららを使った出席扱い制度

この度、京都府長岡京市にお住まいの「すらら」利用者の方が出席扱い制度を承認されました。

どのようなルールで承認されたのかご紹介します。

~出席扱いのルール~

  • 1日3ユニット「すらら」で学習すること
  • 学校と保護者画面を共有すること
  • 時折投稿するので、それを面談とする

京都府長岡京市の出席扱い認定までの動き

学校にすららの出席扱いを認定して欲しいと相談したところ、学校外の教材での出席扱いがなく、近隣の学校で出席扱いとなった実績がないという回答がありました。それらを踏まえて、中学校進学前に小学校で実績を作り、中学校で出席扱いに認定されるよう準備をしたいと考えた保護者さまから、「すらら」の出席扱い担当者へご連絡をいただきました。その後、すららの出席扱いオンライン説明会にご参加いただき、お住まいの地域での出席扱い認定の実績や、どのような条件で認定されたかの具体的な事例を「すらら」の出席扱い担当者からお伝えすることになりました。また、「すらら」と学校側との橋渡しをしていただき、出席扱い認定の条件について、「すらら」の出席扱い担当者が過去の事例を踏まえて学校と直接お話したところ、お子さまに負担のない目標が設定されることとなりました。 出席扱いが認定されると「学校の人が来ない部屋ですららの学習をできないかな」とお子さまの気持ちが学習に向くようになり、特定の授業に出席できることが増えました。また、学期最後の日には学校の鞄を持って8か月ぶりの登校が叶い、お子さまが自分から「登校する」という前向きな言葉を伝えてくださったそうです。紙の感触を嫌がり、1年以上あまりノートや鉛筆を使っていなかったお子さまが、「すらら」の問題をノートに書きながら解くなど、出席扱いの認定後にお子さまの気持ちに大きな変化があったそうです。

出席扱い認定の条件の決定に向けて、過去の事例を知りたい場合や疑問やご不安な点がありましたら、ぜひ「すらら」のお問い合わせ窓口へご相談ください。お子さま一人ひとりの状況に合わせた出席扱い認定までのサポートや、出席扱い認定後のお子さまの学習のお悩みについて、サポートさせていただきます。

7項目についても、「すらら」で学習を行うこと、1か月に1回カレンダーに「すらら」で学習した日と内容を記録したものを提出すること、1週間に1回、学校を訪問して担任またはSSW(スクールソーシャルワーカー)と面談することで、出席扱いが認定されました。

【ポイント】「すらら」の出席扱いに認定されたことが学習の励みに!

出席扱い制度を活用する際、学校との連携をどのように行うか分からない方も多いかと思います。

静岡県浜松市の事例のように、出席扱いの認定がスムーズな学校もありますが、なかなか話し合いが進まない場合もあります。「すらら」の出席扱い担当者が学校に相談する際のポイントをお伝えしたり、提出する資料を提供することで、お子さまと保護者さまの負担を減らしながら、お子さまの学習を円滑に進められる方法を探すお手伝いができる可能性があります。ご心配やお困りごとがありましたら、すららコーチや「すらら」の出席扱い担当者がサポートしますので、お気軽にお問い合わせください。

出席扱いによるお子さまへのメリットとは?

出席扱い制度適用のメリットは大きく2つあります。

①自宅学習を認めて登校意欲を引き出す

まず1つ目のメリットとして、実際の頑張りが「出席扱い制度」を通じて認められることで、気持ちが前向きになることが挙げられます。

そうして気持ちが前向きになることで、自己肯定感がアップし、登校意欲に繋がったり、学習を毎日継続することに繋がります。

実際に出席扱いを利用した方の中でも、結果としてお子さまは毎日欠かさず学習を頑張り続けることが出来、欠席日数がゼロとなった事例もございます。

②中学生は内申点対策にも活用可能に

また中学生のお子さまにとって、不登校による大きな不安要素が、進学における内申点かと思います。

内申点は、①「知識・技能」②「思考・判断・表現」③「主体的に学習に取り組む態度」の3観点にて評価されます。

そのうち出席点は①にあたりますが5段階評価のうち、評定不能だったものから「1」が付くようになります。学校によっては評定不能のままですが、出席状況について補足を加えるなどして高校受験への手助けをしてくれます。

中学校で評価「2」「3」を取るには①に該当する定期テストを受けに行かなければなりません。クラスに入れないときは保健室や別室を用意してくれます。もし「4」「5」を狙いたい場合は②、③の評価がもらえる学校の復帰が必要となります。

※評価点のつけ方に関しては、『OJaC プロジェクト』を通じた「ICTを用いた在宅学習における出席・学習評価のガイドライン」もご参照ください

京都府長岡京市の心理カウンセリングのご紹介

お子さまの心のケアには、カウンセラーによるカウンセリングを活用するのも有効です。長岡京市や民間が運営する心理カウンセリングをご紹介いたします。

長岡京市が運営する相談窓口

長岡京市が運営する教育相談窓口をご紹介します。予約等の詳細については市の担当課へお問い合わせください。

教育支援センター
https://www.city.nagaokakyo.lg.jp/0000002814.html
・対象:市内在住の小・中学生とその保護者
・電話番号:075-963-5533(相談専用ダイヤル)
 ※長岡京市公式LINEアプリ(相談)でも予約できます。詳しくはwebサイトをご覧ください
・相談時間:月曜~土曜 午前9時~午後5時 *年末年始(12月29日~1月3日)と祝日を除く

その他の心理カウンセリング

長岡京市とその近隣のその他の心理カウンセリングをご紹介します。予約や料金等、詳細については各心理カウンセリング施設へお問い合わせください。

長岡京駅前メンタルクリニック
〒617-0833
京都府長岡京市神足2丁目3番1号(バンビオ1番館7階)
・電話番号:075-958-2055
・診療時間:webサイトをご覧ください
・最寄り駅:JR長岡京駅西口より徒歩1分、阪急長岡天神駅より阪急バス乗車・1、3、5、6、7、8、9、10、18、20、22番〈JR長岡京駅行〉、48番〈新山崎橋行「東浦→久貝経由」〉 最寄バス停“JR長岡京駅”下車徒歩1分 バンビオ1番館7階
・タクシーをご利用の場合、阪急長岡天神駅より約3分
・ホームページ:https://www.nagaoka.or.jp/mental/index.html

相談室カンナ
「発達障害や人間関係でお悩みなら、長岡京市・向日市を拠点に悩み相談やカウンセリングを行う『教育と人間関係の相談室カンナ』へご連絡ください。」(webサイトより引用)
〒617-0002
京都府向日市寺戸町渋川22 三恵マンション203
・電話番号:075-925-7960
・営業時間:午前10時~午後5時(定休日 火曜)
・最寄り駅:JR東海道線「向日町」駅から徒歩5分、阪急京都線「東向日」駅から徒歩5分
・ホームページ:https://mhswkanna.com/

「すらら」と他社サービスとの3つの違い

出席扱い制度の条件を満たすオンライン教材は他にもあります。

ただ、ここでは「すらら」で出席扱い制度を利用するメリットを3つご紹介します。

①お子さまの理解度に合わせた学習が可能

すららが取り入れている「無学年式」は学年を超えて勉強が出来る学習方法です。

学習につまずきのあるお子さまや学習から遠ざかっていたお子さまにとって、最初から学校の進捗に合わせた学習に取り組むのはハードルが高い場合が多いです。理解が及ばないままどんどん苦手意識だけが募っていく原因にもなりかねません。

すららであれば学年に囚われずに勉強が出来るので、何学年分も前にさかのぼって学習することも可能となりお子さまの理解度に合わせた学習ができるようになります。

②人を介さないで講義が受けられる

お子さまの中には、人とのコミュニケーションを苦手とする方もいます。それが学習の場面においても影響が出てしまうこともあるかと思います。
その点、すららでは学習は全てアニメーションにより進んでいき、キャラクターが先生となり講義をしてくれるので、安心して取り組んでいただけます。

③つまずきを把握して、必要な学習をピンポイントで行える

すららの問題演習では、AIがつまずきを特定し、お子さまが学習すべき箇所をお知らせする機能も搭載しています。

そのため、自宅でひとりで学習を進めるときにも、家庭教師が側にいるような感覚で学習を進めることが出来、きちんとつまずきを解消していくことが出来るようになっています。

お子さまに合わせた学びなら、出席扱い制度が使える「すらら」がおすすめ

今回は、京都府長岡京市での出席扱い制度認定事例をもとに、すららを使った出席扱い制度についてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

出席扱い制度や、すららにご興味のある方は、まずは下記の資料請求をご利用ください。

 

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