2020

2020年「AI 学習リコメンデーション機能」で自立学習を促進

一人一人の生徒の学習データに基づきAIが個々に合った学習箇所・学習量を提示する「AI学習リコメンデーション」機能(特許申請中:特願2019-140632)を搭載し、生徒画面を全面リニューアルしました。

「AI学習リコメンデーション」では、AIが果たす役割を、学習意欲向上にとどまらず、さらに踏み込んだ学習提案に広げるため、生徒一人一人の学習状況、学習結果(正答率など)に基づき最適な学習箇所や学習量の提示を行います。
同時に、学習者に対するモチベーティング機能をさらに強化し、生徒が学習を進め、達成した場合にポイントを獲得できる「アチーブ・エッグ」というゲーミフィケーション要素を連動させます。
獲得したポイントは、好きなアバターを設定し、キャラクターを選ぶことや、キャラクターを育てて楽しむことに利用できます。ゲーミフィケーション機能を楽しむためには定期的にポイントを獲得することが必要であり、さらに学習のモチベーションを向上させることが期待できます。

このように、ゲーミフィケーション機能を用いることにより生徒の学習行動サイクルを確立することを目指しています。

「アチーブ・エッグ」(AIから推奨された学習を、自ら目標としてセットし、目標を達成するとポイントがもらえるしくみ)で自立学習習慣の確立とモチベーションアップを実現

2020年理科・社会(小・中学校範囲)をリリース

「新しい学力観に基づき、学習指導要領に準拠した小・中学校範囲の理科・社会コンテンツをリリースしました。
文部科学省「新しい学習指導要領の考え方」では、各教科で習得する知識や技能は相互に関連付けられ、社会の中で生きて働くものとなることが重要であるとされています。「すらら」理科・社会では、このような新しい学力観に基づき、暗記科目ととらえられがちな科目についても、知識どうしのつながりや深い概念の理解を目指した学習体験を、これまでの「すらら」同様、無学年式のインタラクティブなレクチャー、ドリルの形で提供します。

理科では、身近な現象に対する疑問・問題提起を学習のきっかけとし、実験を中心にレクチャーを展開します。
アニメーションを活用し繰り広げられる実験は、インタラクティブな要素を多用し、まるで自分がその場で実験に参加しているような疑似体験ができる構成となっています。
実験から得られた結果から考察を深め、要点や法則を理解するという流れをとることにより、単なる暗記ではなく、概念理解、本質理解を目指します。

理科では、3Dを活用し、実験や観察に疑似参加することにより本質的な概念理解を目指す(画像は小学理科)

社会では、新しい入試傾向である、複数の図表やグラフなどから情報を読み取る能力を鍛えることができ、暗記にとどまらず「なぜそうなったのか」をストーリーで理解できる展開となっています。
レクチャーではグラフやデータの読み取りのアクティビティを増やし、経験値を増やすことで、初見の資料を読み解く入試に対応できるようにしています。
特に歴史では、用語の丸暗記にならないよう、教科書では割愛されているような歴史背景も易しく解説したうえで、なぜそうなったのかを、ストーリーとして理解できるような構成となっています。
他の分野で習ったことを積極的に参照、紹介し、地理×歴史×公民の分野を超えたつながりを示し、社会全体の体系的な理解を目指します。

「社会では、グラフやデータの読み取りの経験を積むことにより、初見の資料を読み解く入試に対応する(画像は中学地理)

2019

2019年とめ・はね・はらいや書き順の正誤もその場で自動判定!
漢検・高校入試対策ができる漢字コンテンツをリリース

学習者が手書きした漢字のとめ・はね・はらいや書き順までその場で正誤判定することができ、漢字検定・高校入試対策として学習できる漢字コンテンツの提供を開始しました。

学習者が手書きした漢字のとめ・はね・はらいや書き順までその場で正誤判定することができる

「小学校高学年~中学校で学習する漢字について、正しく読み、書く力を自学自習できる「すらら」学習コンテンツです。日常学習に加え、高校入試対策、漢字検定対策として取り組むことができます。自動正誤判定機能を持つ小・中学生向け漢字教材は極めて珍しく、自立学習で漢字を正しく習得できる画期的なコンテンツです。

漢字コンテンツは、レベル1(小学校4年生、漢検7級相当)からレベル5(中学校卒業程度、漢検3級相当)の5つのレベルがあり、それぞれ「読み」の問題、「書き」の問題、「総合問題」で構成されています。「読み」の問題では、手書きまたはタイピング入力で、漢字の読み方を学習します。「書き」の問題では、タブレット端末とタッチペンを使うことにより手書きで解答することができ、とめ・はね・はらいや、書き順、画数をチェックして正誤判定します。学習者が手書きで解答した漢字の正誤を精緻に判定し、フィードバックすることで正しい字形を自学自習で身につけることができます。小・中学生にとって自筆した漢字の正誤を自分で答え合わせすることは難しく、正誤判定を利用することにより、日ごろから正しい漢字を書く習慣形成に役立ちます。

「総合問題」では、部首、類義語・対義語、熟語の構成、四字熟語といった、漢字検定で出題される形式の問題に取り組むことにより、応用力を身につけることができます。日々の学習の中で正しい「読み」「書き」を身につけると同時に、さまざまな形式の問題に取り組むことで、高校入試や漢字検定でも力を発揮できる総合的な漢字力をはぐくみます

2018

2018年中学生向け古文・漢文コンテンツ搭載

中学生向け古文・漢文コンテンツを提供開始いたしました。
古文・漢文コンテンツは中学校の学習指導要領に準拠しながら、「すらら」国語の特徴である「どのような文章でも読解できる、本質的な力をつける」というコンセプトに基づいて開発されています。

古文・漢文コンテンツは中学校の学習指導要領に準拠しながら、「すらら」国語の特徴である「どのような文章でも読解できる、本質的な力をつける」というコンセプトに基づいて開発されています。
知識を覚えなくてはいけない場面でも、それを丸暗記させるのではなく、言葉の変化の過程や時代背景を踏まえた解説を行い、理解に基づいて覚えられるように指導しています。これにより、学習者は入試などで初めて見る文章に出会っても、的確に読み解く力を身につけることができます。

古文・漢文はそれぞれ、「入門」「実践演習」のステージから構成されています。

「入門」では読解に必要な知識をつけることを主眼に置き、古文では歴史的かなづかいから始まり、古文表現や和歌・俳句の技巧を、漢文では基本的な訓読の仕方と漢詩の技巧を学びます。
各単元には必ず、学んだ知識を文章のなかで確認する問題を盛り込んでいます。これにより、初めて見る古文・漢文の文章を読むことに抵抗感のある学習者でも、習った知識で解ける問題に触れながら、自然と慣れていけるよう配慮しています。

古文画面例

漢文画面例

知識を覚えなくてはいけない場面でも、それを丸暗記させるのではなく、言葉の変化の過程や時代背景を踏まえた解説を行い、理解に基づいて覚えられるように指導しています。これにより、学習者は入試などで初めて見る文章に出会っても、的確に読み解く力を身につけることができます。

2017

2017年小学校低学年版を提供開始 学習障がいのある子どもにも対応

公益社団法人子どもの発達科学研究所(所在地:大阪府大阪市、理事長:片山泰一)と協働で開発しました「すらら」の小学校低学年版を提供開始しました。小学校低学年版は、学習障がい(※1)のある子どもでも取り組みやすく、学力を伸ばせる工夫を盛り込んだ教材です。
※1発達障がいのひとつ。基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態。(参照:文部科学省HP)自閉スペクトラム症や注意欠如多動症(ADHD)の児童生徒も同様の困難さを併せ持つことが多い。

国語の世界観
(教科ごとに世界観を設定)

算数においては、算数LDの子どもの特徴の1つ、ナンバーセンス(※2)の問題に対応できるよう、1年生の範囲以前に設けたプレレッスンを中心に対応しています。算数LDを持つ児童は全児童の7%にものぼると言われています。
右図は算数LDのナンバーセンスの問題(①少数と多数の瞬時の把握 ②1対1対応 ③集合の理解・抽象化 ④数直線の概念 ⑤カウンティング)のうち、「少数と多数の瞬時の把握」に対応している画面です。
※2ナンバーセンスとは、算数の通常の学習を支える数的認知能力であり、就学前に身に着けている状態が健常。

算数画面例

国語では、識字障害の弱点を克服するため、ところによって音声に合わせ文節単位でハイライトすることで文字を追いやすくしたり、文字量の多い画面では不要な箇所をグレーアウトし、目に入る情報を減らしたりするなどの工夫をしています。
学習障がい児に限らず、国語の文字を学ぶ分野においては、文字と音の認識が身に付くよう、「文字をさわって音を聞く」「聞こえた文字をえらぶ」「聞こえた文字・ことばを書く」など、多様なアプローチによる練習ができるようにしています。文字の「とめ」「はね」や書き順の判定機能も備えました(タブレットのみ)。

国語画面例

さらに、楽しく学ぶ工夫として、学習した内容の定着確認を遊びながら行える「ゲーム」パートを追加します。
結果に応じてメダル・アイテムを授与し、獲得したアイテムを科目ごとのトップ画面に集めるという収集要素を追加しました。

科目トップ画面

昨年、「通級指導(※3)」の対象となっている児童・生徒が9万人を越えたことが文部科学省より発表され(平成27年度通級による指導実施状況調査結果)、今年2月7日には通級指導の担当教員の配置を安定的に行うことを盛り込んだ改正法案が閣議決定されるなど、増加する発達障がい児童・生徒に対する支援の整備が急務となっています。この度の「すらら」小学校低学年版は、その一助となるものであると考えています。
※3発達障がいなどにより、通常の学級に在籍する支援が必要な児童生徒に対し、特別支援教育を行うこと

2016

2016年小中高生向け教材で日本初!
算数・数学の描画過程まで自動で評価・フィードバックを可能にした
作図機能「スマート・プロッター」を搭載

小中高生向け教材で日本初となる算数・数学における描画過程まで評価・フィードバックを可能にする作図機能「スマート・プロッター」を搭載いたしました。

「スマート・プロッター」は、紙面と同等の直感的な操作性・効果性を実現しており、定規やコンパスといった作図ツールを正しく用いて作図しているかといった描画過程まで評価・フィードバックを可能にした機能です(特許出願中)。本機能は株式会社エレファンキューブ(所在地:東京都文京区 代表取締役:支倉常明)による支援のもと、開発・搭載にいたりました。

「作図」は定期テストではもちろん、高校入試でも高い割合で出題される重要分野です。しかしながら、これまでも「すらら」をはじめとした小中高生向けデジタル教材において「作図」の取扱はあるものの、実際のテストなどで採点基準となるコンパスや定規を正しく使用できているかといった過程まで評価を行うものはありませんでした。

本機能の搭載により「すらら」においては、これまでの作図問題が変わるほか、新たに中学数学で垂直二等分線などの6ユニットを追加、小学校算数においても垂直と平行など8ユニットで新たにドリルを追加します。

【作図のイメージ:平行移動した図形を作図する問題の場合】
必要な作図ツールを選んで(下図は三角定規)、自由に作図を行うことが可能
(正誤判定時には、三角定規を正しく用いているか、などが評価されます。)

2016年「アクティブ・ラーニングイベント」を開催

ICTの活用により学年・地域の垣根を超え、これからの時代を生きるための「21世紀型能力(※1)」を身につけることを目的とした「アクティブ・ラーニング(※2)イベント」を開催します。

アクティブ・ラーニングイベント」とは、ICTの活用により学年・地域に関係無く1つのテーマについて議論し、「21世紀型能力」を身に付ける協働学習型のイベントです。
独自のソーシャルネットワーキングツールを用いて個人の意見をWEB上で議論した後、株式会社ドコモgaccoのオンライングループワークシステム「gaccatz(ガッカツ)」を利用したオンライン討論会を開催します。グループは学校や塾といった垣根を超えて構成されるため、より多様な考え方に触れて洞察を深め、コミュニケーション力や協調性を養うことが可能となります。
加えて、学習塾や学校でチームを組んでレポートを提出してもらい、8月28日(日)に慶應義塾大学でレポートの上位3チームがプレゼンテーションを行う模様をWEB中継します。
文部科学省はICTを活用した「協働学習」や「アクティブ・ラーニング」といった課題解決型の授業スタイルを提唱しており、課題の発見と解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習を充実させていく、という方針を打ち出しています。今後の日本では、情報収集力・分析能力・課題発見能力・課題解決能力といった、21世紀型能力と呼ばれる“正解のない課題を解決する力”が求められており、子どもたちがIT化・グローバル化の進む社会で活躍する上で、非常に重要な能力であると考えられています。
すららネットでは、クラウド型学習システム「すらら」の学習で、日ごろ身につけられている「基礎学力」に加えて、「21世紀型能力」を身につけていくことも必要と考え、今回の「アクティブ・ラーニングイベント」を開催するに至りました。

■「アクティブ・ラーニングイベント」開催概要

開催期間
2016年5月21日(土)~2016年8月28日(日)
参加対象
「すらら」で学習している小中高生
監修
慶應義塾大学 教育経済学者 中室 牧子 准教(特別審査員)
協力
株式会社ドコモgacco , 東京大学大学院 情報学環 安斎 勇樹 特任助教
テーマ
これからの時代にふさわしい、新しい小学校の科目をつくるとしたら、どんな科目がよいでしょうか?
(選定の背景)

「これからの時代に求められる力」を自分なりに考え、どのようにそれを身につければよいか工夫して考えることが求められる。子どもたちがどのように、学ぶ意味やこれからの時代に求められる力を捉え、新科目を提案するかに注目したい。

イベント内容詳細
①5月21日(土) ~ 6月17日(金):個人の意見をWEB上で議論

テーマについての考察を深めるための議題を毎週設定し、独自のソーシャルネットワーキングツールを通じて個人の意見を議論。

【議題】
  • Q1:(日本の小学校の一般的な小学校五年生の時間割を提示して)海外の小学校や、あなたの通っている(通っていた)小学校では他にどんな科目がありますか。知っていることや、調べたことを書きましょう。
  • Q2:Q1で挙がった科目は、なんのために、どんな力をつけるためにあるのでしょうか。考えたことや調べたことを書きましょう。
  • Q3:これからの時代を生きる人には、どんな力が必要だと思いますか。考えたことや調べたことを書きましょう。
  • Q4:新しい小学校の科目を一つ作るかわりに、今ある科目のどれか一つをなくすとしたら、どの科目をなくすべきだと思いますか。理由とともに書きましょう。
イベント内容詳細
②6月19日(日):オンライン討論会

株式会社ドコモgaccoのオンライングループワークシステム「gaccatz」を利用し、①のQ3の回答で出てきた「これからの時代を生きる人に必要な力」をランダムに割り当てグループを結成。その力をつけるための新しい科目をグループ内で考え、発表。
【討論テーマ】文部科学大臣に提案する「◯◯の力」を身につけるための新しい科目を考える。

オンライングループワーク
画面イメージ

イベント内容詳細
③6月19日(日)~ 7月15日(金):チームによるレポート作成・提出

塾や学校でチームを組み、エントリー後、レポートを作成。
エントリー期間は5月16日(月)~7月15日(金)

イベント内容詳細
④8月28日(日):優秀チームによるプレゼンテーション

慶應義塾大学で提出されたレポートの上位3チームがプレゼンテーションを行い、その模様をWEB中継。

(※1)21世紀型能力
国立教育政策研究所がこれからの学校教育で育成すべきであると提案した、生きる力として求められる日本型資質・能力の枠組み。「思考力(問題解決発見力、論理的・批判的思考力等)」を中核に「基礎力(言語・数量・情報スキル)」「実践力(自律的活動力、人間関係形成力等)」の三層構造で構成されている。(参考:国立教育政策研究所)
(※2)アクティブ・ラーニング
教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。(参考:文部科学省)

2016年「すらら」に人工知能を搭載し、慶應義塾大学と共同研究開始

慶應義塾大学と共同で、クラウド型学習システム「すらら」に人工知能(AI)を用いて生徒と対話する機能「AIサポーター」を搭載し生徒のモチベーションへの影響を調査する共同研究を開始しました。

今回の研究は、クラウド型学習システム「すらら」にAIが生徒の学習データに基づき先生の替わりに生徒と対話を行う機能「AIサポーター」を搭載し、3つのグループに分けた生徒群に対し、それぞれ異なる種類の対話を行い、生徒のモチベーションに与える効果について、教育経済学を専門とする慶応義塾大学 中室牧子研究室と共同で検証するものです。

AI機能はNTTドコモのシナリオ対話および雑談対話のシステムを用いて、学習開始時や1ユニット終了時に生徒に声掛けし、生徒とテキストで対話します。実験期間は2016年4月24日~10月23日までの6ヶ月間で、全国150名程度の「すらら」利用者を対象に実施予定です。

「AIサポーター」は、ICT教材でも珍しく、生徒の個々の学習行動に応じて、人工知能が対話を行う機能を備えており、先生のフォローが行き届かない場合でも生徒個人に合わせた声掛けと対話を行うことが可能です。また、AIなので、先生や生徒自身ではなかなか気付かない生徒の学習行動を察知し適切なフィードバックをすることができ、生徒のモチベーションを高めることに繋がると考えています。

すららネットでは、本共同研究の結果を用いて、教育現場において役立つノウハウ構築に活用するとともに、今後「すらら」に搭載するAI機能の開発・運用にあたっての知見としたいと考えています。

ユニット終了時の画面イメージ

「AIサポーター」キャラクターの
「ニャンロイド」

2015

2015年小学生高学年版を提供開始

小学生高学年版の国語と算数の2科目を提供開始します。
これまでも学び直しのために、中学生版にて小学校の高学年範囲の一部を提供していましたが、今回提供開始する小学生高学年版は、小学校高学年向けに独自のストーリーと内容を組み立てました。

「国語」イメージ

国語においては、一文読解と文章読解に絞り、説明においても抽象的な言葉を極力用いず、平易な言葉での解説を行い、取り扱う文章も出来るだけ生徒がイメージしやすい内容にしています。それぞれの分野の後半では過去の中学入試で出題された問題を実践演習として取り扱い、先に履修した内容を活用できるかの確認が行えるようになっています。

算数では、小学校4年生から6年生で履修する内容全般を取り扱います。ただし、小学校の教科書に記載がなくとも、割合における濃度や割増し・割引などは、中学校においてその理解が前提とされる問題が出題されることが多いため取り扱っています。

問題のレベルは、教科書レベルとし、レクチャー内においては、図やイラストを利用して視覚面からの理解補助を行うようにしています。なお、中学・高校版の数学では専用の数式入力ツールを利用いたしますが、小学校高学年版の算数においては、学習者の年齢が低いことから操作でつまずくことのないよう、極力数式ツールを使わず、キーボード入力で対応できるようにしています。

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