【不登校でも独学で勉強に追いつく?】学習方法と勉強再開までの4ステップをご紹介
「すらら」の問合せ窓口には保護者の方から不登校のお子さまの学習に関する相談が多く寄せられます。「すらら」のオンライン学習に取り組むことで休んでいる間の遅れを取り戻せるのか、また家庭での学習の進め方について等、相談内容は様々ですが、それぞれの悩みや疑問に役立つ情報を提供させていただいております。
そこで、今回は不登校中の子どもとその保護者に向けて、自分で取り組む学習方法や、オンライン教材を取り入れた効率的な学習方法を解説します。また、不登校の子どもがと勉強を再開するまでのステップも紹介するので、参考になりましたら幸いです。
この記事を読む方で、お子さまの「不登校」についてお悩みではないですか?
すららは、1人ひとりのペースで学習できる「無学年方式」を採用した学習教材です!
自宅ですらら学習を使えば「出席扱い」にもできるため、内申点対策、自己肯定感の一助にも大きく貢献致します。
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不登校による学習のお悩みを、すららが徹底サポート致します!
もくじ
【はじめに】ほとんどの人は独学が苦手
独学で資格試験合格は難しいという方は多いかもしれません。参考書を買っても、どこから手を付けたらいいのかわからず、モチベーションを維持するのが難しい可能性もあります。
同じような理由で、子どもの自宅での独学(家庭学習)も、苦手な場合があります。指導者もおらず、時間割も学習計画もない環境下で、どうやって独学したらいいのかがわからないためです。
学校に行けば誰しも成績が上がるわけでもありません。学校に行かなくても自分で勉強できる環境を整えましょう。
まずは「勉強をする癖」を付けることが大切
不登校の原因は様々ですが、学校の勉強自体が不登校の原因になっていることもあります。以下の文部科学省の発表の資料によると、不登校の原因で「学業の不振」によるものはそれほど高くありません。一方で、「無気力、不安」は原因の半分近くを占めています。一見すると「無気力、不安」という言葉に注目してしまいたくなりますが、本質は「なぜ、無気力になったのか」「なぜ、不安をおぼえているのか」、その原因を追究することに意味があるように思います。
学校の勉強がつらい・勉強をしたくないという気持ちから、「無気力、不安」になり、不登校に繋がる可能性もあるかもしれません。
学校での勉強がつらくて継続できなかった場合、自宅で効率的に勉強できるよう、科学的な学習方法に挑戦してみることをおすすめします。
勉強をすることにこだわりすぎず、本人のペースでできるところからやり始めるのがおすすめです。ペースがつかめるようになると、自然に「勉強をする癖」がついてくるかもしれません。
①毎日短時間の勉強をする
最初は1日15分や30分など、短時間で構いません。少しでもよいので毎日勉強する時間を作りましょう。
慣れてきたら自然に時間が増えていきます。少しずつ時間が増え、勉強することに慣れてきたところで「毎日何時から何時は勉強の時間」とスケジュールを組めるようにするとより効果的です。
②得意/好きな科目から勉強をする
勉強を続けるには、まずは好きな科目からの成功体験が大切です。
好きだからこそ続けることができます。そして、興味のある科目だからこそ、自分で課題を見つけられるかもしれません。
教材にこだわらず、エンターテインメント性が高く楽しい教材もおすすめです。youtubeや漫画・本など、まずは自分の興味がある分野の理解を深め、新しい課題を見つけて取り組むことが大切です。
③定期的に勉強した箇所の復習テストを行う
自分が勉強したところが本当に理解できているかを把握するために行うのが復習テストです。教科書・問題集の章末問題やまとめ問題で、理解度を確認しましょう。
このテストは、本格的な試験ではなく、本人が「理解できているか否か」を把握するためのものです。10秒以上考えてもわからない問題は、飛ばして次に進みます。
すると、理解できていたところは、自分の成功体験として自信となります。そして、理解できなかったもの・次の課題もわかってきます。
④解説がある問題集テキストで勉強する
問題集を使う場合は、解説つきのものを選びましょう。まず問題を解いたら、すぐに正解と解説を確認します。これによって理解が深まるだけでなく、正解したことで自信にもつながります。
間違っていた場合は、翌日以降に再度チャレンジします。この繰り返しによって、自信・知識の定着・自分の課題把握を続けられる可能性があります。
すらら学習なら自宅で出席扱いさせて学習ができる
自分で学ぶことに自信がない場合は、オンライン教材を使うのもおすすめです。無学年式オンライン教材「すらら」は、PCまたはタブレット端末を使って学びをサポートしてくれます。
無学年方式を採用しているため、自分のわからないところ・不登校になったあたりからさかのぼって学び直すことも可能。現役の塾講師による学習設計サポートもあるので、自分のペースで勉強を継続し、豊富な数のドリルで確実な定着に導いてくれます。
また、「すらら」は文部科学省の「IT等を活用した自宅学習で出席扱いにする」という要件を満たした教材です。自宅ですらら学習を続けることで、学校も出席扱いとなるため、受験時の不安も緩和されるかもしれません。
【一人でできない…】独学で勉強を再開するための4ステップ
勉強が理由で不登校になった子どもにとって、独学はかなりハードルの高いものです。苦手な分だけストレスが大きく、続けられるものではありません。
自宅での勉強を再開するために、まずは以下の方法で段階的にチャレンジをしていきましょう。
ステップ1:勉強の苦手を探す「課題把握」
前述の「勉強をする癖」でも解説しましたが、自己分析による課題把握が大切です。
勉強が苦手だからといって、全ての分野が理解できていないというわけではありません。自分がどこまで理解していて、何を理解できていないのか、その課題把握から始めましょう。
課題把握といっても、難しいものではありません。過去のテストや教科書・問題集の章末問題や総合問題を解き、理解できるものとできないものに仕分けします。これはダイナミック・テストと呼ばれる方式で、科学的に自分の苦手分野を把握する方法です。
ステップ2:「苦手を克服」し勉強する癖をつける
課題克服は、「できた!」という体験と「これ覚えてる!」「わかる!」の感覚の繰り返し。この経験によって自信がついていきます。
1つの分野(例えば小数の掛け算)について、集中する時間を作ってひたすら練習問題を解き、「わかる!」「できた!」の経験を積み重ねましょう。
この繰り返しで、できなかった部分が定着し、勉強への苦手意識が和らいでいきます。
ステップ3:自己テストを行い「反復学習」を行う
問題集を解いた後はすぐに回答・解説を確認しましょう。(必ず、解説と問題がセットになったテキストを選んでください)正解であれば、解説まで読んで完全に定着した自信となり、不正解の場合は翌日再度チャレンジします。
また、暗記問題もひたすらインプットするだけではなく、アウトプットが大切です。英単語や漢字・歴史など、暗記したい内容を自分でテスト問題を用意し、自分で確認します。
覚えられなかったものはネットで語呂合わせを検索するなど、自分が覚えやすい方法で関連付けるのがおすすめです。
ステップ4:学習の定着を実感し「実感と自信を体感」する
上記のステップの反復学習によって、苦手分野の把握と克服ができるようになります。
ある程度各分野の定着が進んだら、総合問題にもチャレンジしてみましょう。「できた!」という実感と自信を体感し、また一歩前進した自分を肯定できるはずです。
独学の勉強以外にも現状の課題を解決することが大切!
不登校中の独学はもちろん大切ですが、不登校に至った原因や経緯もとても大切になってきます。
学校の勉強についていけないという悩みの他、人間関係や学校になんとなくなじめない、集団生活が苦手など、それぞれ問題を抱えている可能性があります。
長い人生と社会生活を、いかに自分らしく豊かに生きていくかを考え、少しでも現状の課題に向き合うことで、改善の糸口がみつかるかもしれません。
①不登校である理由の解決策を検討してみる
不登校に至るまでに、本人は長く悩み続けていたかもしれません。心身ともに疲れ果てているときは、まず気力が回復するまでゆっくり休みましょう。
不登校に至った理由や解決策を検討するのは、その後からでも十分である可能性があります。そして、勉強はさらに焦らずに取り組み、まずは心の問題から解決しましょう。
②学習以外のやりがいを見つける
不登校の間は、学校に行かない自分を責めてしまうかもしれません。自分が楽しいと思えるものをぜひ見つけましょう。打ち込めるものを見つけると、それが自信になります。自分を追い詰めずに心安らかに過ごしたいものです。
不登校のこの時間を利用して、今までできなかったことにチャレンジしてみてもよいでしょう。ゲームの場合は、依存や昼夜逆転にならないよう、保護者の方とスケジュールを決めることをおすすめします。「自分はルールを守って遊べた」「親との約束を守って信頼関係を作れた」という経験も、自己肯定感を高める出来事の1つになるかもしれません。
まとめ:独学での勉強は焦らずに現状の課題解決に努めるのも◎
不登校中は学校の勉強から遅れることで不安になることがあるかもしれません。1人で続ける独学は、ハードルが高いものですが、まずは好きな科目から、1日10分ずつ始めてみましょう。継続が力となり、「できた」という経験が自信になります。
「独学では不安がある」「どうしても理解が難しい」という場合は、オンライン教材「すらら」をおすすめします。すららを続けることで学校が出席扱いになるだけでなく、わからないところ・苦手なところからさかのぼって学び直すことが可能です。
不登校だからといって、勉強を諦める必要はありません。自分のペースで勉強を続け、不登校でも自力で学校の勉強に追いつけた経験は、人生の大きな糧となるかもしれません。
この記事を読んだ方で、お子さまの「不登校」についてお悩みではないですか?
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