【子どもの褒め方】中学生を褒めて伸ばす方法7選!心理学に基づいて言葉の例を具体的に解説

子どもの褒め方は親にとって悩みの種です。特に、思春期の中学生は不安やイライラも多く、関わりに悩む方もいるのではないでしょうか。

この記事では、「中学生の褒め方が分からない」「褒め方がうまくいかなくて困っている」といった悩みを持つ方のために、子どもを褒めて伸ばす方法を紹介します。具体的な褒め方を習得すると、子どもとの関わりがスムーズになります。

子どもの褒め方に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。



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子どもは褒められて伸びるもの

正しい褒め方は子どもの能力を伸ばします。しかし、褒めるだけでは子どもがダメになるのでは、と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

大切なのは、子どもを正しく褒めるスキルです。正しい褒め方を身に付ければ、子どもの力はどんどん伸びていきます。

特に、小学生や中学生は親のフォローが必要な時期です。子どもの良い面をみつけて、たくさん褒めてあげましょう。

褒めて伸ばすメリット

褒める子育てには多くのメリットがあります。

褒められた子どもは、意欲的になり、新しい課題に積極的にチャレンジします。正しい褒め方は、子どもの自信につながるのです。

正しい褒め方を身に付けるには、まずメリットを学ばなければなりません。褒めて伸ばすメリットを以下にまとめました。

【褒めて伸ばすメリット】

  • 自信が持てるようになる
  • チャレンジ精神が育まれる
  • 親と良好な関係が保たれる

それぞれの項目について、詳しく解説します。

①自信が持てるようになる

子どもは褒められると「自分を理解してくれている」と感じます。親から認められた自信が、自分に対する信頼感を高めるのです。その結果「自分には能力がある」と自己肯定感が高まります。

自信と共に伸びるのは、何事にも前向きに取り組む姿勢と、逆境に負けない強い心です。自分の意見をしっかりと主張する能力も育まれます。

「自信」は生きる力につながり、子どものやる気や向上心をアップさせる重要な要素です。揺るぎない自信をつけてあげるためにも、正しい褒め方を身に付ける必要があります。

②チャレンジ精神が育まれる

褒めて育てると、子どものチャレンジ精神が育まれます。失敗した時も「もう一度やってみよう」と思える強い心が育つのです。

失敗や間違いをすると、自信を失ってやる気が出ない性格の子どももいます。しかし、正しい褒め方で励ませば、子どもが再挑戦をするきっかけを作れるのです。

新しい課題にチャレンジする姿勢は、将来必ず役に立ちます。困難に直面した時、さまざまな選択肢を持ち、積極的に挑戦する力が必要だからです。

失敗を恐れない勇気とチャレンジ精神を育むには、正しく褒めるスキルが大切です。

③親と良好な関係が保たれる

褒める行為は、子どもと良好な関係を築く上で欠かせないものです。子どもの良い面に注目しやすい特徴があるからです。

子どもが失敗や間違いをしても、頑張った姿やプロセスに目を向けられます。一方的に叱ったり、子どもを従わせたりする悪い習慣が減るのも、理由の一つです。

その結果、子どもは親を信頼し、ありのままの姿で関わります。子どもとの良い関係は、親のストレス軽減になり、中学生の子育てに効果的です。

コミュニケーションを大切にした褒め方が、子どもとの良い関係につながります。

子どもを伸ばすための7つの褒め方

子どもの力を伸ばすには、どのように褒めれば良いのでしょうか。褒め方にはコツがあり、心理テクニックを使えば、さらに効果的です。

子どもを伸ばす褒め方は以下の通りです。

【子どもを伸ばす褒め方】

  • 子どもと一緒に喜び合う
  • 結果よりもプロセスを褒める
  • 具体的に褒める
  • 質問しながら褒める
  • 感謝の言葉を伝える
  • その場で褒める
  • 存在そのものを褒める

それぞれの褒め方について、詳しく説明します。

①子どもと一緒に喜び合う

苦手なことや新しい挑戦ができた時、親も子どもと一緒に喜び合いましょう。

成功体験を共有すると、子どもは「親は自分の味方だ」と認識します。「あなたができるようになって、私もうれしい」と喜び合える姿勢が大切です。

親の喜びを伝える褒め方は、子どもの成長にプラスの効果をもたらします。子どもは「共感してくれた」「寄り添ってくれた」と感じるので、信頼関係の構築に有効です。

子どもからの信頼感の獲得に必要なのは「親と子どもは対等」の考え方です。心理学では「ヨコの関係」と呼ばれ、親子が対等に喜び合う褒め方が、子どもの自信につながるとされています。

②結果よりもプロセスを褒める

子どもを褒める時は、結果よりもプロセスを重視して褒めましょう。過程に注目する褒め方は、アドラー心理学で推奨されている「勇気づけ」の一つです。

たとえば、テストの点数に対して「もう少し頑張ったら100点だったね」と声かけすると、子どもはどう感じるでしょうか。子どもの勇気はくじかれ、次の挑戦に恐れを抱きます。

「長い間すごい努力したね」「忙しい中でも一生懸命できたね」と、頑張った子どもの姿を褒める姿勢が必要です。「自分には能力がある」と、信じられる子どもに育ちます。

結果を重視するあまり、親が不必要な手出しをするのは逆効果です。子どもの力を信じて見守り、自信をつけてあげましょう。

③具体的に褒める

具体的に褒めると、自己肯定感のアップにつながります。

「すごいね」「えらいね」とむやみに褒めても、親の気持ちは伝わりません。「何を頑張ったのか」「どんなことがすごいのか」を、具体的に褒めましょう。

たとえば「試合に勝つために、毎日の朝練を続けていてすごいね」と、具体的に褒めると効果的です。子どもは努力を認められて意欲的になります。

「親は自分をみてくれている」などの親への信頼感は、良好な親子関係の構築に必要です。

どんな小さな成長でも見逃さず、具体的に褒めてあげましょう。

④質問しながら褒める

質問しながら褒める方法は、子どもの力を伸ばし、やる気を高めるテクニックです。子どもの様子が詳しく分かるメリットもあります。

心理学では、2種類の質問方法があります。

【2種類の質問方法】

  • 開いた質問(なぜ?どんな風に?何を?いつ?どこで?など具体的な聞き方)
  • 閉じた質問(はい、いいえで答えられる聞き方)

褒める時は「開いた質問」が効果的です。「開いた質問」を使うと、子どもが自由に話すのでコミュニケーションがとりやすくなります。

さらに「どういうことがあったの?」「あなたはどう感じたの?」など、さらに詳しく質問してみましょう。褒めるポイントが見つかりやすく、子どもの悩みも分かります。

⑤感謝の言葉を伝える

子どもを伸ばす褒め方には、感謝の言葉も含まれます。「ありがとう」「助かったよ」と伝えるのも、褒め方の大切なポイントです。

子どもがお手伝いをしたり、家族に協力したりするのを「当たり前」と思ってはいませんか。感謝をせずに親の都合を押し付けていると、子どもは次第に反発します。

感謝の言葉は、子どもにとって心のエネルギーの源です。たとえば「家事を手伝ってくれて感謝しているよ。ありがとう」と伝えると、子どもは自分を誇らしく感じます。

子どもにとって一番身近なお手本は、親の姿です。親が子どもに感謝すれば、周りに感謝を抱く子どもに育ちます。

⑥その場で褒める

子どもが頑張っていたら、その場ですぐに褒めましょう。「親が自分を見てくれている」と分かるので、情緒が安定します。親子の仲も深まりやすく、中学生を褒める時に使うと効果的です。

その場で褒めるためには、子どもの様子をよく観察しなければなりません。あとで褒めても子どもは理解できないため、タイミングが重要です。

「今、すごい嬉しい言葉を言ってくれたね。ありがとう」と、子どもの発言を見逃さずに褒めると、子どもの心は安定します。

ささいな子どもの変化に気付き、すぐに子どもを認めて褒める姿勢が大切です。

⑦存在そのものを褒める

子どもの存在そのものを褒める方法も重要です。しかし「存在を褒める」と聞いて、やり方がイメージできずに戸惑う方もいるのではないでしょうか。

たとえば、すぐに口答えをする子どもについて、褒める部分が見つからない悩みがあるとします。そんな時は「いつも家の中をにぎやかにしてくれてありがとう。あなたがいると明るくなるよ」と伝えてみてください。

まずは、親が子どもの存在に感謝するのがポイントです。子どもが自分という存在を認められるようになります。

人間は一人一人違います。違いを認め、子どもの良い部分を見つけましょう。子どもの存在そのものを褒めると、子どもの自己肯定感アップにもつながります。

褒めるだけでなく「叱り方」も大切

褒めて育てる時は「叱り方」にも注意しなければなりません。

「叱る」行為は、非常にエネルギーを使います。上手に叱ることは、正しく褒めるよりも難しいテクニックです。

感情的に怒鳴ったり、罰を与えたりして子どもをコントロールする方法はやめましょう。「子どもを認める」叱り方の習得が大切です。

叱り方のコツは以下の通りです。

【叱り方のコツ】

  • 叱っている理由を伝える
  • 子どもの目を見る
  • 改善したら褒める

それぞれについて、詳しく解説します。

①叱っている理由を伝える

子どもを叱る時は、なぜ叱っているのか理由を伝える必要があります。感情にまかせて一方的に伝えても、子どもはなぜ叱られているのか理解できません。

また、脅しながら叱る方法は、子どもの成長に悪影響を及ぼします。「勉強しないとお小遣いをあげないよ」「お父さんに言いつけるよ」など、子どもの気持ちを無視した叱り方は逆効果です。

中学生は親の態度に敏感なので、次第に反発し、親との距離感も広がっていきます。親子関係を良好に保つためにも「なぜ叱っているのか」「何が間違っているのか」の説明が大切です。

②子どもの目を見る

子どもの目を見て叱るテクニックは、親子のコミュニケーションにおいて重要です。また、親が本気で伝えているのだと、子どもに理解させる効果もあります。

中学生の子どもは親の表情や視線に敏感です。目を合わせずに叱られると「親は自分に関心がないのか」と不安を覚えます。

子どもが親への信頼感や愛情を感じとる手段は、親の態度です。しっかりと向き合わないと、情緒不安定になるケースもあります。

叱る時は目を合わせ、子どもの心を安定させながら、親の気持ちを伝えましょう。

③改善したら褒める

叱った後は、子どもの様子をよく観察しましょう。改善する姿がみられたら、必ず褒めてあげてください。

子どもは「自分を認めてほしい」「自分の変化をみてほしい」と願っています。子どもが変わろうとする姿を、見逃さないように見守る姿勢が大切です。

しかし、叱った後にすぐ改善できる子どもは多くありません。むしろ、改善までに何日も何ヶ月もかかるケースがほとんどです。

子どもの変化を辛抱強く待つと、子どもは安心してチャレンジできます。不要な口出しをせずに見守り、タイミングを逃さずに褒めることが、子育てに必要なスキルです。

褒めて伸ばせば性格の良い子どもに育つ

リラックスする親子

この記事では、褒め方に悩む方に向けて、中学生を褒めて伸ばす方法を紹介しました。

中学生は、親からの自立心と、甘えたい依存心の間で揺れ動いています。接し方が難しくなるので、正しい褒め方を身に付け、自信をつけてあげる関わりが大切です。

思春期の子どもを上手に褒められるか不安に思うかもしれません。根気強く、正しい褒め方を実践すれば、子どもに良い変化が必ずみられます。褒めて伸ばす育て方で、優しく性格の良い子どもに育てましょう。

もし、体系的に褒める子育てスキルを手に入れたい方は弊社が提供している「ほめビリティ ペアレンティング」を検討してみてください。思春期のお子さまとの具体的なコミュニケーション方法などもお伝えしております。



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