【褒めて伸ばす・叱って伸ばす】中学生の子どもを正しく伸ばす7つの褒め方

中学生の子どもを「褒めて伸ばすか」「叱って伸ばすか」と悩んでいませんか。子育てに正解がないからこそ、どう伸ばせば良いか迷う方も多いでしょう。

このような悩みを抱える方のために、中学生の子どもを正しく伸ばす褒め方を解説します。褒める育て方のメリット・デメリットも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。



この記事を読む方で子育てについて下記、お悩みをお持ちではありませんか?

  • 「ゲーム・スマホばかりで将来が不安になる・・」
  • 「なんでうちの子だけ・・と思うことがある」
  • 「なんで何度言ってもわからないの!?」と咎めてしまう」
  • 「ついつい「あんたは、何やってるの?」と怒鳴ったり手をあげてしまう・・」

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叱って伸ばすのは間違い?

クエスチョンマーク

叱って伸ばす育て方は間違いなのでしょうか?

結論として叱って伸ばす育て方は決して間違いではありません。重要なことは「褒める」と「叱る」のバランスです。子どもの健全な成長のために、必要な場面ではきちんと叱らなければなりません。

「叱る」だけでなく、正しい褒め方を実践すると、子どもの能力はさらに伸びるでしょう。

子どもを褒めて伸ばすメリット・効果

褒めて伸ばす子育てには、どのようなメリットや効果があるのでしょうか。

主なメリットと効果をまとめました。

【子どもを褒めて伸ばすメリットと効果】

  • 自己肯定感が上がる
  • チャレンジ精神が育まれる
  • 親子関係が良好になる

メリットを知ると、さらに効果的な褒め方を実践できます。子どもの力がどのように伸びるのか、正しく知っておきましょう。

それぞれについて、詳しく説明します。

①自己肯定感が上がる

褒めて育てると、子どもの自己肯定感がアップします。

自己肯定感とは「自分の価値や存在意義を肯定できる感情」を意味する言葉です。つまり、自分の存在に価値を感じられる状態を指します。

自己肯定感が高い子どもの特徴は「自分はできる」と自信を持ち、さまざまな物事にチャレンジすることです。良い行動を褒められた子どもは、意欲を持ち、前向きに行動します。

また、親に見守られている安心感は、新しい挑戦への原動力です。子どもが自信を持って生きていくためにも、正しく褒めて自己肯定感を育てる必要があります。

②チャレンジ精神が育まれる

チャレンジ精神は、子どもの成長過程に欠かせない能力です。新しいことへの挑戦が、さまざまな経験と出会いを生み、子どもの力をさらに伸ばします。

チャレンジ精神が育まれる源は、周りから認められる経験です。「自分はできる」と自信を持ってこそ、新たな課題への意欲が湧き、成功へとつながります。

たとえ失敗したとしても、普段から子どもの行動を褒め、認める育て方をしていれば、心配ありません。逆境に負けない強い力を育むためにも、褒める子育ては大切です。

③親子関係が良好になる

子どもを褒めると、親子関係が良好になります。自然と、子どもの良い部分に注目できるからです。

子どもの良くない点に目を向けすぎると、お互いにイライラして親子関係に亀裂が入ります。特に、反抗期の中学生は、親の言動が原因で心を閉ざす場合もあるので注意が必要です。

良い点を褒めれば、子どもは良い行動を繰り返します。してほしくない行動を減らすには、良い行動を増やす褒め方がポイントです。

親子関係を良好に保つために、子どもが頑張っている姿を十分に褒める必要があります。

褒めて育てるデメリットはある?

褒めて育てる方法には、デメリットも存在します。

主なデメリットは次の通りです。

【褒めて育てるデメリット】

  • 打たれ弱くなる
  • 褒められることが目的になる

褒めて育てると「甘やかし」になるのでは、と不安を感じる方もいるかもしれません。確かに、褒める子育てにはデメリットも存在するのが事実です。

デメリットを学べば「褒め」が子どもに与える影響がわかり、より正しい褒め方を実践できます。それぞれのデメリットについて詳しく説明します。

①打たれ弱くなる

頑張った結果だけに注目すると、子どもは打たれ弱くなります。

たとえば、テストで100点をとった時だけ褒め、努力している姿には目を向けないと、子どもはどうなるでしょうか。

「100点をとった時だけ褒める」行為は「100点をとるあなたが好き」のメッセージを子どもに送っています。つまり「良い行動をするあなたを愛しているから、親の望む通りにしなさい」と、子どもをコントロールしている状態です。

常に親の監視下で行動するため、自分で考え達成する経験を積めません。そのため、失敗した時に心が折れやすい子どもが育ちます。

②褒められることが目的になる

間違った褒め方をされた子どもは、褒められることを目的に行動します。

むやみに「すごいね」「えらかったね」と褒めても、子どもの心には響きません。何をしても褒められる環境は「褒められたから満足」「褒めてもらったからこれ以上はしない」などと、子どもの意欲を減退させます。

子どもを褒める目的は、自己肯定感を高め、目標に向かってチャレンジする力を伸ばすことです。間違った褒め方は、目標が持てず、自分で決められない子どもを生み出します。

子どもの正しい褒め方7つ

高校生の親子

子どもの力を伸ばすには、正しい褒め方を身につける必要があります。

正しい褒め方を以下にまとめました。

【子どもの正しい褒め方】

  • 結果ではなく行動や過程を褒める
  • 他人ではなく過去と比べて褒める
  • 「褒める」と「叱る」のメリハリをつける
  • 具体的に褒める
  • すぐに褒める
  • 子どもの個性に合わせて褒める
  • 親も一緒に喜ぶ

それぞれについて、詳しく説明します。

①結果ではなく行動や過程を褒める

子どもを褒める時は、結果ではなく行動やプロセスに目を向ける必要があります。努力している姿や、頑張っている様子をよくみてあげてください。

特に、中学生の生活は、大人の想像以上に忙しく過ぎていきます。勉強や部活動に加え、さまざまな人間関係の中で頑張っている姿を認めなければなりません。

たとえば、テストで良い点がとれなかった場合でも「夜中まで一生懸命勉強していたね」「忙しい中でもよく頑張ったね」と、子どもの努力の過程に注目しましょう。

望む結果を得られなくても「親が認めてくれている」と、子どもは安心します。自信と意欲を育て、チャレンジへの原動力となる褒め方をしてあげましょう。

②他人ではなく過去と比べて褒める

子どもの力を伸ばすには、過去の姿と比べた褒め方が効果的です。自己肯定感がアップし、自信を持った子どもに育ちます。

中学生は、周りの目を気にしたり、自信を失ったりしやすい時期です。特に、学習面や運動面を他人と比べられると、自尊心が傷つき、心を閉ざします。

「過去に比べてどのくらい成長しているか」は、子どもだけでは実感できません。親が過去の姿と比較しながら客観的に褒めると、自分の成長を感じ、意欲や自信につながります。

③「褒める」と「叱る」のメリハリをつける

中学生の子どもを育てていると、どうしても叱らなければならない場面があります。危険な行為をした時や、人生に悪影響を及ぼす行動に対しては、子どもとしっかりと向き合いながら叱る姿勢が大切です。

しかし、普段から叱る場面が多い環境では、子どもの心は離れていきます。「褒める」「叱る」のメリハリをつけるのが、正しい褒め方のポイントです。

ただし、感情に任せた怒り方や、一方的に親の意見を押しつける方法は好ましくありません。なぜいけなかったのか、何が間違っていたのかを「伝える」ために叱るのです。

叱る際は、子どもの意見にもしっかりと耳を傾けましょう。良い点があれば褒める姿勢も重要です。

④具体的に褒める

具体的に褒める方法は、子どもの自信につながる大切なポイントです。

たとえば「お手伝いしてくれてありがとう。忙しい時だったから助かったよ」と、どんなことが良かったのか具体的に伝える必要があります。

「困っている人に声をかけるところがすてきだね」など、子どもの内面を詳しく褒める方法も効果的です。子どもの行動を認めてあげると「やって良かった」「次もやってみよう」と、意欲や自信につながります。

子どもは「親に理解してもらえた」とわかると、安心するものです。普段から、子どもの様子をよく観察し、良いところを具体的に褒めてあげましょう。

⑤すぐに褒める

子どもを褒める時は、タイミングが大切です。せっかく褒めるポイントがみつかっても、すぐに褒めなければ子どもの心に届きません。

たとえば「今優しい言葉を言ってくれたね。ありがとう」など、良い行動をすぐに褒めるのが重要です。子どもは「親はきちんとみてくれている」と感じ、自信を持って前に進めます。

親もまた、子どもの良い点に注目しやすくなり、親子関係の構築に効果的です。褒めるポイントをみつけたら、すぐに褒め、子どもの自信をつけてあげましょう。

⑥子どもの個性に合わせて褒める

子どもの個性に合わせて褒めると、親の気持ちが伝わりやすいメリットがあります。

特に、中学生はそれぞれの個性がはっきりと表れ、対応が難しい時期です。活発なタイプ、のんびりタイプ、敏感なタイプなどの性格に合わせて褒める必要があります。

活発な子は、じっと聞くのが苦手かもしれません。簡潔に分かりやすく、タイミングの良い褒め方が大切です。

のんびりした子は、自分のペースを大切にしています。成長しているプロセスに目を向ける姿勢が重要です。

敏感な子は、周りに劣等感を持ちやすい傾向があります。新しいことに挑戦する姿や、自分の気持ちを表現できた時に褒めると効果的です。

⑦親も一緒に喜ぶ

親も一緒に喜ぶ姿を見るのは、子どもにとってかけがえのない体験です。「自分を見守ってくれている」「応援してくれている」と感じ、確かな安心感につながります。

喜びの共有は、親にとっても大きなメリットです。子どもが何に喜ぶか、どんなことに興味を持っているのか、子どもの様子がよくわかります。

親子のコミュニケーションが増えたり、共通の趣味につながったり、中学生の子育てには効果的な方法です。

メリハリをつけて正しく褒めてあげよう

この記事では、中学生の子どもを正しく伸ばす褒め方について解説しました。

褒めて伸ばすか、叱って伸ばすかの判断は、子育てする上で最も難しいスキルです。特に、中学生は反抗期を迎えており、親との衝突も多く、対応に迷う方も多いでしょう。

子どもを褒めることに、苦手意識を持つ方もいるかもしれません。しかし、正しい褒め方を身につけ実践すれば、子どもの力は必ず伸びていきます。「褒め」と「叱り」のメリハリをつけながら、子どもの自信をつけてあげましょう。

もし、体系的に褒める子育てスキルを手に入れたい方は弊社が提供している「ほめビリティ ペアレンティング」を検討してみてください。思春期のお子さまとの具体的なコミュニケーション方法などもお伝えしております。



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