【やる気の出る褒め言葉一覧】子どもを褒めるメリットやモチベーションが上がる褒め方をご紹介
現代の子育てでは、子どもを「褒めて伸ばす」というのが基本となってきました。実際に褒められて育った子は自己肯定感が育まれ、様々なことへのモチベーションが高く維持できる傾向にあります。
しかし、「どのように褒めれば良いかわからない」「叱る場面も必要なのではないか」など疑問に思う部分も多いかと思います。
今回の記事では、子どものやる気が出る褒め方やその際に使いたい言葉、叱る際の注意点などを紹介します。「褒める」にも様々な方法があるので、より効果的な褒め方を覚えていきましょう。
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褒められるとやる気が出る?子どもを褒める3つのメリット
まずは子どもを褒めるメリットを紹介します。
【子どもを褒める3つのメリット】
- 自己肯定感を育むことができる
- 物事に対するモチベーションが上がる
- 親子の信頼関係を築ける
様々なメリットが考えられますが、ここでは代表的なメリットとして上記の3つを詳しく見ていきましょう。
①自己肯定感を育むことができる
誰に褒められても嬉しいものですが、やはり子どもにとって親は特別な存在であり、一番に頑張りを認めて欲しい相手です。親から褒めてもらえると、「自分の努力を見てくれている」「自分は愛されている」と感じることができます。
そういった安心感に包まれることで、子ども自身がありのままの自分を受け入れることができ自己肯定感が高まるのです。
②物事に対するモチベーションが上がる
褒められたことで自己肯定感が高まると、子どもは色々なことにチャレンジできます。たとえ失敗してしまっても、努力を認めてくれる家族がいると「また挑戦しよう」という前向きな気持ちを持ちやすいです。
「褒められると嬉しいからまた頑張れる」という良いサイクルができ、失敗することがあっても徐々に実力が伴っていきます。スポーツでも勉強でも、何に取り組むにしても諦めずにモチベーションを維持できるのは大切な力となるでしょう。
③親子の信頼関係を築ける
自分の頑張りをしっかり見てくれているとわかると、子どもはより親を信頼するようになります。
親子の信頼関係がしっかり築かれていると、子どもは親に言いたいことを伝えられ悩みも相談しやすいです。さらに親から愛されていると実感できることで、情緒が安定し友達や兄弟姉妹にも優しく接する子どもになります。
子どものやる気が出る褒め方
子どもを褒めることで様々なメリットがあることがわかりました。では、実際にどのような褒め方が効果的なのでしょうか。
ここでは、子どものやる気が出る褒め方を紹介します。
【子どものやる気が出る褒め方】
- 一番最初に褒める
- 子どもが気付いていないことを褒める
- 結果だけではなく過程も褒める
- 具体的な内容で褒める
- 何度も褒める
- 褒め言葉のボキャブラリーを増やして褒める
- 叱ることも忘れない
特別な準備は必要なく意識を変えることが重要です。それでは内容を1つずつ詳しく見ていきましょう。
一番最初に褒める
叱られた後や重要な話の後に褒められても子どもの耳には入りません。褒めることがあれば、なるべくすぐに伝えるようにしましょう。
反対に、褒められた後に「これは良くなかったね」と説教をされるとすんなり反省できます。褒められたことで親への信頼が増し、しっかり話を受け入れようという思いが働くからです。
子どもが気付いていないことを褒める
自分では知らない良いところに気付いてもらえるのは誰でも嬉しいものです。子ども自身が気付いていない頑張りを褒めてあげることで、「自分のことをよく見てくれているんだな」とより安心できます。
特別なことでなくても、「片付けがきちんとできている」「あいさつができている」など生活の中で褒めることはたくさんあるでしょう。
親からするとできて当たり前だと思ってしまいますが、毎日継続できるのは子どもが頑張っているからです。本人が気付いていないことをどんどん褒めてあげましょう。
結果だけではなく過程も褒める
子どもは、「1番だったね!えらい!」「100点とったんだ!すごいね!」などと結果だけを褒められていると、良い成績でない時に認めてもらえないのではないかと不安になります。
結果を残せたのは子どもの頑張りがあってこそなので、「最後まで頑張っていたのを知っているよ」「毎日一生懸命取り組んでいたね」と過程も褒めてあげましょう。
たとえ目標に達することができなかったとしても、頑張っていたことに変わりはありません。努力を褒めてもらえるとわかると継続して頑張れる子になります。
具体的な内容で褒める
子どもを褒める時は具体的な内容を伝えましょう。「すごい」「えらい」などは使いやすいワードですが、子どもからしたら何を褒めてもらったのかよくわかりません。
例えば、絵を褒めるなら「色をたくさん使ったんだね」と声をかけたり、字を褒めるなら「最後まで丁寧に書いているね」と伝えたりしましょう。
長くて難しい言葉で伝えてもわかりにくいので、子どもがすぐに理解できる言葉を用いて褒めるのがポイントです。
何度も褒める
「一度褒めたから、もうその話はしなくてもわかるだろう」と思ってしまうかもしれませんが、良いところや頑張っていることは何度でも褒めてあげましょう。
子どもは褒められると頑張れますが、その効果は永久に続くものではありません。「前にも言ったけど、本当にいつも練習頑張っているよね。こんなに続けられるのはすごい力だよ!」などと言われると子どもは俄然やる気が湧きます。
もちろん、1日に何度も同じことを褒める必要はありません。程よいスパンで声をかけてあげてください。
褒め言葉のボキャブラリーを増やして褒める
意識してボキャブラリーを増やさないと、同じような褒め言葉ばかりになってしまいます。何をしても同じ褒められ方をされると、子どもは「本当にそう思っているのかな?」と疑問に感じることもあるでしょう。
いつも同じ言葉にならないようにするには、子どもの行いや話に目を向け「小さい子におもちゃを譲ってあげて優しいね」「わかりやすいよ。説明上手だね」など、状況に応じて褒め方を工夫する必要があります。
他にも「手伝ってくれてありがとう。助かったよ」と感謝を述べる言葉や、「頑張り屋さんなあなたが大好きだよ」と愛情を伝える言葉も褒め言葉です。どんどん使っていきましょう。
叱ることも忘れない
子どもは成長するうえで、誰かを傷つけたり危険な行為をしたりするものです。なんでもかんでも認めてあげることは親としての愛情ではありません。子どものためにも、必要な場面ではしっかり叱ることを忘れないようにしましょう。
「頑張った分はしっかり褒めてくれる」「自分が悪いことをしたら叱ってくれる」とわかると、子どもは親をより信頼できるようになります。褒めることと同じくらいに叱ることも大切にしてください。
子どもを叱る際の注意点
効果的な褒め方があるように叱り方にもポイントがあります。誤った方法で叱っていると、子どもが自信を失うだけでなく親子の信頼関係も崩れてしまうので注意が必要です。
ここでは、子どもを叱る際の注意点を見ていきましょう。
【子どもを叱る際の注意点】
- 子どもの話を全て聞いてから叱る
- 人間性を否定しない
- 短時間で終わりにする
- 感情で叱らない
気を付けたいのは上記の4点です。ポイントをしっかり押さえ、子どものためになる叱り方を身に付けましょう。
子どもの話を全て聞いてから叱る
子どもが何か悪いことをしたとしても、本人なりの言い分があるはずです。叱る前にまずは子どもの思いや理由をしっかり聞きましょう。自分の言い分をきちんと聞いてくれるとわかると、その後の親の話もしっかり聞けます。
つい「言い訳しない!」と子どもの言いたいことを聞かずに叱りたくなってしまいますが、親子の信頼関係が崩れる元となるのでやめましょう。
人間性を否定しない
叱るのは子どもがしてしまった行動に対してであり、人間性ではありません。「あなたはいつもダメだ」「何回言ってもできないね」などの人間性そのものを否定する言葉を使うのはやめましょう。
人間性を否定され続けた子は自己肯定感が下がり、何事にも挑戦できなくなってしまいます。また、親からの愛情を感じられず情緒も安定しません。
「あなたのことは大切だけど、その行動はいけなかったね」と伝わるように叱りましょう。
短時間で終わりにする
子どもは長時間叱られていると徐々に集中力が切れ、内容よりも「怖かった」「長くて疲れた」という印象の方が強く残ってしまいます。したがって、叱るときは短時間で簡潔に伝えることを意識しましょう。
ただし、簡単に済ませれば良いわけではありません。なぜ叱るのか理由をしっかり伝え、子どもの目を見て真剣に伝えることが大切です。
感情で叱らない
心の余裕がない時は感情的に叱ってしまいがちです。しかし、感情的になって叱ると本来伝えるべきことがしっかり伝わりません。また、感情に任せて怒る親を見ている子どもは、相手の顔色を伺って自分の気持ちに蓋をするようになってしまいます。
叱る時は、落ち着いて伝えたいことを頭の中で整理してから話すことが大切です。イライラしている自覚がある時は一旦子どもから離れ、クールダウンしてから叱るようにしましょう。
やる気の出る褒め言葉一覧
ここからは、子どものやる気が出る褒め言葉の例を紹介します。「あ行」から「わ行」まで紹介するので、なかなか褒め言葉が思いつかない方はぜひ参考にしてください。
【あ行】やる気の出る褒め言葉
まずは、あ行の褒め言葉です。
- ありがとう
- あなたのおかげだよ
- いいね
- いつも〜頑張っているね・できているね
- うまいね
- 嬉しいよ
- えらいね
- おめでとう
「ありがとう」と感謝を述べる言葉も、子どもにとっては自分の存在を認めてもらえる嬉しい言葉になります。子どものやる気を引き出すために積極的に使っていきましょう。
【か行】やる気の出る褒め言葉
か行の褒め言葉には以下のようなものがあります。
- かっこいいね
- かわいいよ
- 感動したよ
- 頑張っているね
- きっと大丈夫だよ
- きれいに〜したね
- グッジョブ!
- 元気が出るよ
- 心強いよ
- 根性があるね
- こんなに〜なんだね!
「頑張っているね」と声をかけられると、親に見守られている安心感を得られます。結果に関わらず頑張りを認めてあげましょう。
また、頑張ったことに対して「こんなに片付け上手なんだね!」「短時間でこんなにたくさん練習できたの!?」などと驚いたように伝えてあげると、子どもは次への意欲が湧きます。
【さ行】やる気の出る褒め言葉
続いて、さ行の褒め言葉を紹介します。
- さすが〜だね
- 最高だね
- しっかり〜できたね
- 集中しているね
- 上手だね
- すごい
- すてきだね
- すばらしい
- 成功したね
- 積極的に〜しているね
- そうなんだ!
- そこがあなたのいいところだよ
「さすが」「すごい」などの使いやすい言葉は惜しむことなく使っていきましょう。ただし、あまり使いすぎると子どもは「本当にそう思っているの?」と感じてしまうので、様々な褒め言葉をバランスよく使うことが大切です。
【た行】やる気の出る褒め言葉
た行の代表的な褒め言葉は以下の通りです。
- 大丈夫だよ
- 助かるよ
- 楽しそうだね
- チャレンジャーだね
- 挑戦できたね
- ていねいだね
- 天才
- とても〜だね
- 努力しているね
- 得意なんだね
「頑張っているね」という声かけと同様に、でき具合に関わらず「ていねいだね」と過程を褒めることは、子どものやる気を引き出すうえでとても重要です。
特に字や絵は上手・下手にこだわる子が多いですが、「ていねいに取り組めたことに意味があるんだよ」と伝えて自信につなげてあげましょう。
【な行】やる気の出る褒め言葉
次に、な行の褒め言葉を見ていきましょう。
- ナイス
- なかなかできることではないよ!
- にこやかだね
- 粘り強いね
- 伸び代があるよ
失敗してしまった時や目標に達さなかった時でも、「伸び代があるってことだよ」と前向きな言葉をかけられることで受け止め方は異なります。子どもが「次も頑張ろう」と思えるように声をかけてあげましょう。
【は行】やる気の出る褒め言葉
は行の褒め言葉には以下のようなものがあります。
- ハキハキしているね
- ばっちりだね
- 花丸だよ
- はやいね
- 百点
- ベストを尽くせたね
- 本当に〜だね
「走るのが速いね」「早く起きられたね」など、子どもは「はやい」ことを褒められるのが嬉しいものです。次も褒められたいという思いから努力できるでしょう。
【ま行】やる気の出る褒め言葉
続いて、ま行の褒め言葉を見ていきましょう。
- まさか〜できるなんて!
- まじめに〜しているね
- 任せたよ
- 難しいのにわかるんだね
- 名人だね
- 物知りだね
「〇〇名人!」「物知りなんだね」など、技術や知識を褒められると子どもはさらに熱中します。「もっと上手になりたい」「もっと知りたい」と思えるようになり、さらに子どもの可能性を引き出すことができるでしょう。
【や行】やる気の出る褒め言葉
や行の褒め言葉として挙げられるのは以下のようなものです。
- 優しいね
- やったね
- やっぱりすごいね
- やる気があるね
- 勇気があるね
- よく〜できているね
「優しいね」「勇気を出したんだね」など人間性を褒める言葉をかけられると、「自分はそういう性格なんだ」と思えるようになり、日々そうであろうと意識するようになります。褒められる場面を見かけたらぜひ声をかけてあげましょう。
【ら行】やる気の出る褒め言葉
ら行の褒め言葉は少ないですが、以下のようなものが考えられます。
- ラッキーだね
- 立派に〜できたね
- 礼儀正しいね
年齢が上がるにつれて礼儀正しい態度が求められる場面が増えてきます。挨拶がきちんとできた時やその場にふさわしい行動が取れた時などは忘れないうちに褒めてあげましょう。
【わ行】やる気の出る褒め言葉
最後に、わ行の褒め言葉です。
- わかっているね
- わかりやすいよ
- ワクワクするよ
子どもが一生懸命説明してくれたことがわかりやすかったら、「わかりやすい説明ができるんだね」と褒めてあげましょう。自分の話し方に自信が持てると、学校でも積極的に発言できるようになったり友達に意見を言いやすくなったりします。
まとめ:褒め方を工夫することで子どもにもっと自信を持たせることができる!叱ることも大切にしよう
今回は、子どもを褒めることのメリットや効果的な褒め方、やる気が出る褒め言葉の例を紹介しました。
子どもは親から褒められることで安心感を得られ、自信を持って様々なことに挑戦できるようになります。さらに、親子の信頼関係もより一層強くなるでしょう。
そして、褒めることと同じように叱ることも大切です。何でもかんでも認めるのが良い親というわけではありません。叱るべき時はしっかり目を見て子どもに向き合い、人間性を否定することなく短く伝えましょう。
初めから褒め上手な親は多くなく、意識してボキャブラリーを増やしたり徐々に褒めるタイミングを掴んだりしていくものです。最初は上手に褒められなくても、諦めることなく子どもの姿をよく見て様々な褒め言葉をかけてあげてください。
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この記事を読む方で子育てについて下記、お悩みをお持ちではありませんか?
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