【勉強で子どもを褒めるのは大事?】子どもを褒める5つのコツと気を付けるべきポイントを徹底解説!
「子どもを褒めることは重要なの?」「勉強で褒めているのに子どものモチベーションが上がらない…」「どうやって褒めたらいいの?」と悩んでいませんか?
子どもを褒めるときに、どうやったら上手に褒められるか分からない方もいらっしゃるかと思います。褒めることによって、子どもは嬉しいだけでなく、勉強へのモチベーションにも繋がります。
上手に褒めることで自信にも繋がり、自己肯定感が高まっていきます。ここではどのような褒め方が効果的か、具体的な方法を紹介していきます。
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勉強において子どもを褒めることは重要なの?
子どもを褒めることが大切なのは知ってるものの、なぜ重要なのか分からない方もいるでしょう。実は、子どもを褒めることで様々なメリットがあります。
褒め方一つで子どもの成長は変わってくるので、褒めることを意識して子どもと向き合うことが大切です。それでは、内閣府や文部科学省の調査を元に、子どもを褒めることの必要性について確認していきましょう。
日本の子どもは海外に比べて自己肯定感が低い
自己肯定感が高いとされる若者が、日本にはどれほどいるでしょうか。実は、日本の若者は海外の若者と比べると自己肯定感が低いと言われています。
内閣府が若者意識に関する調査を実施したところ、以下のような結果になりました。
日本の若者で、自分自身のイメージの中で、「自分自身に満足している」と「自分には長所があると感じている」に「そう思う」又は「どちらかといえばそう思う」と回答した者の割合は、それぞれ45.1%と62.3%であったが、この割合はいずれも同様の回答をした諸外国の若者の割合と比べて低かった。
調査から分かるとおり、日本では外国に比べて自分に自信がある若者が少ない結果になりました。これは子どもが育つ環境が大きく影響を与えています。
例えば米国では、自己主張の強い子が良いとされ、幼少期から自分に自信を持って発言することが求められます。一方、日本では、思いやりを持って協調性を保つことが求められるため、遠慮がちになります。
自己主張をする場があまりなく、自信を持たずに成長してしまうことが多いです。このように幼少期の育て方によって自己肯定感の差は生まれます。
親に褒められることが自己肯定感に影響している
自己肯定感の違いは親の褒め方によっても変わってきます。文部科学省では、家族に褒められることと自己肯定感の関係性を調査しました。
自己肯定感が高い方が、「自分には自分らしさがある」、「勉強に関する意識」、「体力に関する意識」、「挑戦心」に関する意識が高い。
(中略)
「家の人にほめられる」と感じている子供たちの方が、「自分には自分らしさがある」と思っている。引用:文部科学省「資料3-2 自己肯定感を高め、自らの手で未来を切り拓(ひら)く子供を育む教育の実現に向けた、学校、家庭、地域の教育力の向上(教育再生実行会議第十次提言本文・参考資料)」
この調査では、家族に褒められると感じている子どもは自己肯定感が高くなり、相関して勉強や体力に関する意識も高まる傾向にあると示しています。
子どもがなかなか意欲的に勉強してくれないという悩みを持ってる方は、まずは子どもの自己肯定感を高めることから始めましょう。自己肯定感を高めていくには、まず家庭内で褒めてあげるということが重要です。
勉強において子どもを褒める際の5つのコツ
ここからは具体的に子どもを褒める際のコツを解説します。褒めることの大切さは分かっても、どのように褒めたらいいかわからないという方はぜひ最後まで読んでください。
褒める際のコツ
- ①褒めるときは心からの言葉で褒めること
- ②自分の努力で成長できる部分を褒めること
- ③結果のみに着目せず過程を褒めること
- ④自発性を高める褒め方をすること
- ⑤現実的に達成できる目標を設定して期待を伝えること
ただ子どもを褒めるのではなく、5つのコツを意識して褒めることで子どもの意欲が更に高まります。1つずつ詳しくみていきましょう。
①褒めるときは心からの言葉で褒めること
親の本心は子どもに伝わりやすいものです。思っていないことを褒めても、子どもは素直に受け入れられないかもしれません。過剰に褒めることは控え、適度な表現をするようにしましょう。
些細なことで大げさに褒めると、子どもは皮肉を言われていると感じる可能性もあります。
また、褒めるときは具体的な言葉で伝えることも重要です。ただ「すごいね」と褒めるのではなく、何ですごいと感じたのか具体的な話をすることで気持ちが伝わりやすくなります。
②自分の努力で成長できる部分を褒めること
子どもを褒める際は、子どもがコントロールできる行動を褒めるようにしましょう。結果を褒めるのではなく、成果を得られるために子どもが努力をした行動部分を伝えることが重要です。
例えば、算数のテストで100点を取った場合、「頭がいいね」と褒めるのではなく「勉強を毎日がんばったから算数の点数が伸びたね」と努力した部分を褒めましょう。
そうすることで、この行動が良かったからまたがんばろうといった考えが強まり、次も意欲的に取り組めます。
③結果のみに着目せず過程を褒めること
子どもを褒めるときにどうしても結果に対して褒めることをしがちですが、過程にもきちんと着目しましょう。
例えば、テストで良い点を取った際、点数を褒めるのではなく、なぜその点数が取れたのか行動を伝えてあげることでモチベーションが高まります。
「毎日復習してたから100点取れたんだね」と具体的な行動を伝えることで、今後も復習をがんばろうという気持ちになります。点数のみを褒めてしまうと、次回100点を取れなかった場合にモチベーションが下がるかもしれません。
自己肯定感を高め、保つためにも結果に対する過程を褒めるようにしましょう。
④自発性を高める褒め方をすること
褒めるときは、今後自発的に行動できるような褒め方をすることがポイントです。プレッシャーをかけたりご褒美を設定したりすると、「親に言われたから」「ご褒美が欲しいから」という思考になる傾向があります。
子どもが自分の意志で頑張ろうと思えることが重要です。「算数で100点だったらご褒美をあげよう」ではなく、「自分から算数をがんばるようになって嬉しいよ」といった自発的な行動を今後も促せるコメントをするようにしましょう。
⑤現実的に達成できる目標を設定して期待を伝えること
子どものモチベーションを高めるには目標を設定するのも一つの手です。「次の算数のテストで80点目指そう」といった形で、定性的な目標は分かりやすく、子どもも頑張る気持ちが芽生えます。
しかし、期待するあまり、親は子どもの実力以上の目標を立ててしまいがちです。ハードルを高く設定することも大切ですが、現実的でないと、達成できなかったときにモチベーションが下がってしまいます。
目標設定する際は、子どもにとって適度な目標を与えるようにしましょう。
勉強において子どもを褒める際に気を付ける3つのポイント
子どもを褒めると良い影響がたくさんありますが、褒め方を間違えてしまうと子どものモチベーションが下がるなど悪い影響を与える場合もあります。
ここでは子どもを褒める際に気をつけるべきポイントをご紹介します。
気を付けるポイント
- ①他人と比較した褒め方をしない
- ②ご褒美をあげる褒め方を多用しない
- ③曖昧な褒め方をしない
改めて子どもを褒めてるときの自分を思い返してみてください。無意識のうちに他の子どもと比較してしまったり、曖昧な表現をしてないでしょうか。ここからはそれぞれ解説します。
①他人と比較した褒め方をしない
他人と比べて褒めると、無意識のうちに能力に目がいってしまい、本人の努力を軽視してしまいがちです。「兄弟の中で一番本読みが上手だね」と褒めると、読むというもともと備わった能力をイメージしてしまいます。
しかし、「毎日本を読んでるから本読みが上手だね」と褒めることで、本人の努力に目を向けていることが伝わります。そうすると、今後も本を読もうという気持ちになるでしょう。
人と比べることで、自然と能力に目を向けてしまいがちになります。他人と比較した褒め方ではなく、本人の行動に対して褒めるようにしましょう。
②ご褒美をあげる褒め方を多用しない
いち早く子どもにモチベーションを高めてもらうためにご褒美をあげる家庭も多いのではないでしょうか。この褒め方は、心理学では外発的動機づけに位置付けられ、一時的にモチベーションを高めることができます。
但し、自ら湧き上がるやる気となる内発的動機づけに変わるまで続ける必要があり、途中でやめてしまうと勉強への関心ではなく、ご褒美への関心が高まり、ご褒美がないと頑張れないという事態に陥ってしまいます。自発的な行動を促すためにも、ご褒美については外発的動機づけ、内発的動機づけの考え方を意識して利用するようにしましょう。
③曖昧な褒め方をしない
子どもはただ褒めればいいということではありません。「すごいね」「がんばったね」という言葉でも、もちろん褒めたことにはなります。
しかし、成果を褒めたのか、努力をきちんと見てくれて褒めたのか、子どもにはよくわかりません。具体的に褒めることで「自分を見てくれている」と子どもが実感できます。
曖昧に褒めて効果が半減しないように、努力したことを具体的に褒めるようにしましょう。
まとめ
今回は子どもを褒めるコツと気をつけるべきポイントをご紹介しました。親が子どもを褒めることで、子どもの自己肯定感は高まり、勉強への意欲にも直結します。
ただ子どもの成果だけを褒めるのではなく、具体的な努力の過程も伝えることで、今後の成長へと繋がります。気をつけるべきポイントも意識することで、褒めたのに効果が半減することもなくなるでしょう。
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