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小学校5年生
Oさんの保護者様

ストレス軽減で親子関係も改善!書字障がいの子供が60個の漢字を覚えられた理由とは?

書くことが困難な「書字障害」のあるお子さんにとって、漢字学習は大きなハードルになりがちです。そんな中、書かずに漢字を学べる教材として注目を集めているのが「すらら漢字アドベンチャー」です。今回は、小学5年生の息子さんを育てるOさんにインタビュー。限局性学習障害(SLD)の診断を受けたお子さんが、どのように「すらら漢字アドベンチャー」と出会い、学びのストレスが軽減されていったのかを詳しく伺いました。

書くことが難しい苦しさと親子の葛藤

最初に、「すらら漢字アドベンチャー」を使おうと思ったきっかけを教えていただけますか?

きっかけは「すらら」さんから届いたメールです。新しく「すらら漢字アドベンチャー」という教材が始まると知って、お試ししてみようと思ったんです。

それまでに漢字学習のアプリなどは使っていましたか?

いくつか試したことはあるんですが、うちの子は書くことが極端に苦手で。耳で覚えるのは得意だったので、作業療法士の先生から「唱えて覚えるといいですよ」と言われて、本を使って空書きしながら覚える方法をしていました。

実際に書くことは、かなり難しかったのでしょうか?

そうですね。「苦手」というレベルを超えていて、ほとんど「書けない」に近いです。小1の夏にSLD(限局性学習障害)の診断を受けたのですが、そのときはひらがなさえ覚えられなかった。音を聞いても文字と結びつけるのが難しいようでした。

学び方を工夫されていたんですね。

ええ。作業療法士の先生と一緒に、カードを見せながら少しずつ定着させる感じでした。

なるほど。では、漢字学習に対しての拒否感も強かったのではないですか?

すごく強かったですね。漢字ドリルの宿題をやらせようとすると毎回暴れてました。最近は学校の先生の配慮で、ドリルは書くけど、それ以外はタイピングでOKという風にしてもらえて、少しマシになりましたが、本人はやっぱり「なんでこんなことやらなきゃいけないんだよ」って言いながら宿題をやってまいす。

かなりストレスの高い学習だったんですね。

ええ。「書く」ことがどうしても苦手な子にとって、「漢字を覚える=何十回も書く」という方法は、本当に苦痛なんです。

「すらら漢字アドベンチャー」との出会い

「すらら漢字アドベンチャー」を使ってみて、最初の印象はいかがでしたか?

最初は正直、本人全然やらなかったんです。教材としてはすごく良さそうだと思ったんですけど、「やってみようよ」と言っても全然乗り気じゃなくて。

すらら漢字アドベンチャー

漢字学習の常識を覆す「すらら漢字アドベンチャー」。認知特性Web診断テスト「LIFT」の結果と連動し、「唱えて覚える」「間違いで覚える」「パーツの組み合わせで覚える」の3つの覚え方を用意。お子さまの認知特性に合わせた学習方法を提案します。

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どうやって学習に取り組んでもらえるようになったんですか?

うちは元々、水曜と土日だけ1時間ゲームをしていい、というルールがあるんですね。そのルールと「すらら漢字アドベンチャー」を結びつけられないかと思って、最初は「やった分だけゲーム時間が増えるよ」と提案したんですけど…全く響かなくて(笑)。「ゲーム時間が増えなくても別にいい」って。

なるほど、そこは思ったより効果がなかったんですね。

そうなんです。でもそこでめげずに、「じゃあ日曜のゲーム時間を“出来高制”にしよう」と思いつきました。前の週に頑張った分だけ、日曜日のゲーム時間を決めるというルールです。レクチャー1つで5分、ドリル2つで5分、とポイント制にして、自分でカレンダーに正の字をつけてもらって、日曜の夜に計算してゲーム時間を決めるようにしました。

それはすごくわかりやすいルールですね!

これがうまくいったんですよ。初めは「えっ、今まで1時間できてたのに!」って怒られましたけど、「世の中は自分の頑張りに応じて返ってくるものでしょ」って説得しました。でも何度か「自分の頑張りで2時間できた!」という経験を重ねて、そこから変わっていきました。

ご本人のモチベーションにも火がついたわけですね。

そうですね。「やらなきゃ0分だ」という危機感があるからか、土曜あたりに集中して取り組んでます。毎週、手書きでレクチャーやドリルの記録も自分で書いてるんですよ。

その姿勢はすごく立派ですね。実際に取り組んでいる様子はいかがですか?

嫌がる感じは全然ないですね。「こんな読み方もあるんだ〜」って言いながら、口に出して唱えて、結構楽しそうにやってます。今までの“苦行”のような漢字学習とはまったく違いますね。

お子さまの学習履歴

Oさんはステージ1を全てクリアすることができました。
すらら漢字アドベンチャーのマイページではこれまでに覚えた漢字の一覧をみることができます。
お子さんのこれまでの頑張りが一目でわかる工夫がされています。

自分の努力が“ご褒美”に変わる仕組み

すらら漢字アドベンチャーの活用によって、学習のストレスはかなり軽減されたようですね。

本当にそうなんです。以前は漢字の学習というと「暴れる」「泣く」「投げ出す」の繰り返しでした。でも今は、自分のペースでできて、頑張ったらゲーム時間が増える仕組みもあるので、「やればできる」という実感を持てているみたいです。

なるほど。「やれば結果につながる」という経験を、ゲーム時間という形で得られているんですね。

そうですね。それに加えて、イルカタイプの「こえにだしてて覚える」スタイルのレクチャーが合っていたみたいです。キャラクターが話しかけてくれるので、1人でも学習を進めやすくなりました。

保護者の方がつきっきりじゃなくても大丈夫になったと。

そうなんです。以前は、漢字の本を使って学習していたので、どうしても読み上げるのに親のサポートが必要だったんですが、今は画面の先生が読み上げてくれるので、私は横で見守っているだけで済むようになりました。

それは親御さんにとっても大きな変化ですね。
学習スタイルに合った方法を見つけることの大切さを改めて感じますね。

ええ。私自身、「なんでできないの?」「さっきも言ったよね?」みたいにイライラすることも減りました。親子関係も前よりずっと穏やかになったと思います。

学校との連携と配慮で広がる学習の可能性

学校でも漢字の学習には課題があったと思うのですが、どのように対応されてきたのでしょうか?

最初の担任の先生は、正直全く理解がなくて……。例えば連絡帳を書いても、本人が何を書いたのか読めなくて、私も分からない。宿題も持ち物も不明、という状態でした。「覚えるには何回も書いて反復するしかない」といった感じでした。

かなり大変な状況ですね…

ええ。それで病院の作業療法士さんにも相談して、先生に配慮をお願いしてもらったんですけど、「書くのが当たり前でしょう」という反応でまったく取り合ってもらえませんでした。その影響で、一時期不登校にもなってしまいました。

それは辛いですね…

でも、学年が上がって担任の先生が変わってから、大きく状況が変わったんです。その先生は本当に理解のある方で、ノートはパソコンで取ってもOK、連絡事項は写真で撮ってもOK、というふうに柔軟に対応してくれました。おかげで本人も落ち着いて学習できるようになりました。

それは本当に良かったです。今はテストも配慮がある形で受けられているんですか?

はい。例えば、書く力が必要な問題は、タイピングで答えを入力して、先生がそれを見て採点してくれたりします。読みのテストは、本人が読み上げた言葉を先生が書いてくれる、というような形です。それでも8割くらい取れるようになっていて、本人の自信にもつながっています。

すらら漢字アドベンチャーの導入で、学習時間や内容にも変化がありましたか?

大きく変わりました。以前は宿題以外の家庭学習はほとんどできていませんでした。でも今は、週末にまとめて「すらら漢字アドベンチャー」を使うのがルーティンになっていて、1時間半ほど集中して学んでいます。

最後に、同じようにお子さんの漢字学習で悩んでいる保護者の方に向けて、「すらら漢字アドベンチャー」のおすすめポイントを教えてください。

やっぱり、一番の魅力は「その子の特性に合わせて学習ができること」だと思います。書くことが苦手な子でも、聞いて覚える、声に出す、視覚的に理解するなど、いろんな方法で学べるようになっているので、無理なく取り組めるんです。それに親が付き添わなくても、キャラクターが語りかけてくれるので、一人でも学習が進められるのがありがたいです。私は作業療法士さんにも思わず「これ、いいですよ!」とおすすめしちゃいました(笑)

ありがとうございました。

すらら漢字アドベンチャー

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まとめ

「書けないから覚えられない」と思い込んでいた漢字学習。でも「書かなくても覚えられる方法」があれば、子どもたちは驚くほど前向きに学び始めます。Oさんのお話は、書字障害のある子どもにとって本当に必要なのは“本人に合った学習法”であることを教えてくれます。すらら漢字アドベンチャーは、そんな学びの第一歩となる教材なのかもしれません。

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