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タイ在住・ASD×不登校のお子さん。ゲームを通じた「心と体の元気」を見守り信じ続けた保護者の6年間の記録
コロナをきっかけに不登校になり、その後タイへの家族移住も経験したTさんのお子さん。移住直後は外出もままならず、食欲も落ちて、勉強どころではない時期が1年ほど続きました。「すらら」を始めてからも、最初はなかなかペースがつかめない日々。その後ゲームでできたお友達をきっかけに、月21時間の学習と29日連続ログインへと急成長し、すららカップで「ミッション達成アワード」「コツコツ学習アワード」のW入賞を果たしました。「心と体が元気でいることが一番大事」
——そう語るTさんの、6年間の記録です。
すららとの出会い——ASDと不登校~海外移住
すららを知ったきっかけを教えてください。
子どもがASDの診断を受けていて、その特性のことを自分自身が勉強するためにネットでいろいろ調べていたのです。そんな中で広告が出てきたのが最初だったと思います。
もともと別の教材を使っていたとお聞きしました。
はい。小さい頃からずっと、ほかの通信教材を続けていたのですが、やったりやらなかったりという感じで。小学3年生に上がるタイミングでコロナがあって、そこから学校に行けなくなってしまって。その後も手元にある教材でなんとかやっていたのですが、主人の仕事で小学6年生のときにタイに引っ越すことになり。届く形式の教材だったので、どちらにせよ終わりにしないといけなくなりました。だったらオンラインで自分で勉強できるものを探そうと思ったタイミングで、すららを見つけた感じです。
海外からでも使えるかどうか、というところも大事だったのですね。
そうなんです。そのときに資料請求をしました。
コロナから始まった心の変化——別室登校、そして療養へ
不登校のきっかけはコロナだったとのことですが、当時のお子さんの様子を教えてください。
小学3年生に上がる4月・5月が一斉休校になって、その後少しずつ登校が再開されたのですが、教室に入れなくなってしまいました。コロナのニュースをずっと見ていて、クラスターとか、人が集まると感染が広がるとか、そういうことへの恐怖がすごく強くて。人に会うのが怖い、という感じでしたね。
あの頃はとても怖かったですものね。それまでは普通に通えていたのでしょうか。
2年生までは普通に学校に行っていましたし、放課後に友達と遊んだりもしていました。それがコロナで一変してしまって。
保護者様としては、その時どのようなお気持ちでしたか。
私も主人も、どちらかというと学校が好きなタイプだったので、学校に行かないという選択肢がなかなか理解できなかったんです。はっきりとした理由があるからしょうがないという気持ちもありつつ、でも「みんな行ってるし行くのが普通でしょ」という気持ちが強くて、最初は結構無理やり連れていったりもしていました。手の空いている先生が学校の玄関まで迎えに来てくださって、そこで「行く・嫌だ」の攻防があって、なんとか教室に連れて行ってもらって。今思えばかなり辛かったんだろうなと思うんですが、その時は教室に入ってしまえば普通に楽しく過ごしていたようだったので、「入っちゃえば大丈夫」という感覚でいました。
その後のご様子はいかがでしたか。
小3の2学期ごろから集団登校が再開して、1年間は普通に通えた時期もありました。でも小4の夏休み明けに、またコロナが増え始めた時期と重なって、再び行けなくなってしまいました。先生が「放課後だけ会いに来る」「本人のペースで」と理解して対応してくださって、行ったり休んだりという形で。小4の2学期から小6の5月まで別室登校で、私もずっとついていく形でした。そして小6の5月にタイに引っ越してきました。
タイに来てからの生活はいかがでしたか。
環境が変わったことに加えて元々不安症もあって、不安がとても強くなってしまって。外にも出られず、ずっと家にいる感じで1年ほど過ごしました。食欲も落ちてしまって、勉強どころではなく、好きな絵を描いたり工作をしたりしてずっと過ごしていましたね。
お子さんご本人もとても辛い時期でしたね。保護者様としては、その時どのようなお気持ちでしたか。
とにかく体調が心配で。勉強してほしいというよりも、まずは元気でいてほしいというのが第一でした。1年くらいは勉強のことは何も言わず、好きなことで心が元気になればいいという気持ちでいましたね。
心身ともに療養のためにご家族で見守っていらっしゃったのですね。
【Tさんの不登校4段階表】
| ①初期 | ②本格期 | ③安定期 | ④始動期 | |
|---|---|---|---|---|
| 時期 | 2020年春~ | 2021年夏休み明け~ | 2024年8月~ 2025年10月 |
2025年11月~現在 |
| 学年 | 小3 | 小4~小6 | 中1~中2 | 中2 |
| 子どもの心理状態 | コロナへの恐怖から「人に会うのが怖い」。教室に入れなくなる。入ってしまえば楽しく過ごせていた | 再び行けなくなり別室登校開始。小6からタイ移住後は不安症が強まり外出もできず、食欲低下。好きな絵や工作だけで過ごす | 少しずつ元気を取り戻す。ゲームの友達ができ自己肯定感が上がる。英会話も始める | ゲームの友人の受験をきっかけにやる気に。自分なりの勉強法を発見。すららカップにW入賞 |
| 保護者の心理状態 | 「学校に行くのが普通」という感覚。無理やり連れていっていた時期もあった | 「まずは元気でいてほしい」が第一。勉強のことは何も言わずに見守る | 言わないことを意識。「この子が勉強しないのは私の問題ではない」と切り離して考えるように | 報告を聞くだけ。「犬、逃げてない?元気?」など笑える声かけで見守る |
| 学び | 集団登校再開・2学期からは通えていた時期もあった | 別室登校(保護者付き添い)。手元の通信教材をやったりやらなかったり。2023年すららの資料請求をして自宅療養。 | 2024年8月 すららへ入会。すららコーチと算数・国語からスタート。英会話個人レッスン開始 | 月21時間の学習・ほぼ毎日ログイン。すららカップ「ミッション達成アワード」「コツコツ学習アワード」W入賞 |
タイ移住と英語への興味——少しずつ動き出した、心と学びの変化
見守る中で、変化のきっかけはありましたか。
中1になる頃から少しずつ気力が戻ってきて、手元にあった以前の教材を「ちょっとやってみたら?」という感じで試してみたんです。本人も、何もしていないからそろそろやった方がいいかなという気持ちが出てきていて。ただ一人ではなかなか難しいところもあって、それでオンラインで自分のペースでできるすららを申し込んだという流れです。
2024年8月、中学1年生の頃にすららに入会されてから、最初の様子はいかがでしたか。
小学校の勉強がストップしてしまっていたので、少なくともそこに追いつかないとまずいという気持ちが本人にもあって、最初はやる気があった感じでした。すららコーチにお願いして、算数と国語だけを週に何回かという緩い感じで組んでもらったんです。最初の1ヶ月はスタートダッシュで頑張ったんですが、その後止まってしまいました。難しくなってきて嫌になってしまったみたいで。
止まってしまった時も、すららコーチに相談されたのですね。
はい、期限が来てもできなかった時に「全然できていないんです」と報告して、この状態なのでまた何から手をつけたらいいでしょうかと質問させていただきましたね。
困った時に気軽に相談できる存在として、すららコーチを活用してくださっていたのですね。その後は学習内容に変化がありましたか。
その後は算数から英語へと自然にシフトしていきました。「英語だけやる」と本人が言い出したんです。
指導経験豊富な「すららコーチ」
通信教育やe-learning教材など1人で黙々と学習する勉強法は、「あまり続かない」イメージがありませんか?すららは指導経験豊富な「すららコーチ」がすららの管理機能を駆使して、プロの目線でお子さまの学習をフォローし、自宅で1人でも勉強できる環境をご用意します。
もしかすると英語だけに切り替えた背景には、タイでの生活も関係しているのでしょうか。
そうですね。町に出てレストランで注文するとか、旅行先でのやり取りとか、私たちが英語を喋れなくて苦労している場面を見ているんだと思います。主人も仕事で英語を使うようになっていて。どんな道に進んでもやっておいて損はないというのもあって、じゃあ英語やろうかなとなっていった感じです。
ご両親のことを隣で感じながら、英語に興味をもっていたのですね。
ちょうど2025年中学2年の春から夏にかけて、英語を集中的に学習されていましたね。
この頃のお子さんの様子はいかがでしたか。
英会話の個人レッスンも始めたんです。ちょうどその頃、パソコンのゲームにもはまるようになっていて、ゲームの中でオンラインの友達ができたことで心がだいぶ楽しくなってきて、元気になってきたんですね。ゲームの中には不登校の子もいたりして、うまかったりすると褒めてもらえたりする。外のリアルな世界では自信がなくても、ゲームの中で自己肯定感が上がるみたいなところがあったようで。元々ゲームには反対派だったんですが、ゲームの友達ができたことで心が元気になったのは大きかったですね。またゲームの中に外国人の方が来た時に英語で文字チャットを送ってくるので、答えられたら嬉しいなという気持ちが英語へのモチベーションにもつながっていったみたいです。
ゲームが安心感と心の支えになり、英語でのコミュニケーションも楽しくなっていたのですね。
【6ヶ月間の学習時間の推移】

ゲームが育てた自己肯定感——オンラインの友達と、学習意欲への転換
中2の夏は学習時間が少なかったところから、2025年10月以降また復活してきましたね。何か心当たりはありますか。
7月は日本に一時帰国していたので、その間学習がストップしてしまっていました。帰ってきてからもしばらくペースダウンした感じでしたね。10月からはまた戻ってきた感じです。
そして11月に一気に月に21時間の学習時間・29日連続ログインへと急成長しましたね。この変化のきっかけはなんだったのでしょうか。
ゲームの友達に受験がある子がいて、「しばらくゲームを減らす」「自分も勉強頑張るから」という話を何人かから聞いて、自分も「そろそろやらないとやばいかな」という気持ちになったみたいです。あとゲームの中で「勉強してないの」と馬鹿にされたこともあったみたいで、それもプライドに火がついた部分があったのかもしれません。それからずっとこちらで通っているカウンセラーさんから「5分でいいから・カレンダーに印をつける」というアドバイスをずっともらっていたんですが、なかなかできなかったのが、ちょうどそのタイミングでモチベーションが上がってきて実践できるようになってきて。5分・10分が続くようになってきたんです。
ゲームの友人関係が、学びへの意欲に転換されていったのですね。他にも変化はありましたか。
ちょうど11月頃に大谷選手の逆転優勝を見て、「逆転できるんだ」という気持ちになったみたいで。スポーツには全然興味がなかったんですが、そういうので気持ち的にも前向きになってきて。音楽を聴きながら勉強してみたら集中できると気づいたり、美味しい紅茶を入れると気分が上がると発見したり。自分なりのやる気スイッチをいくつも見つけていった頃でしたね。
お子さん自身が、自分なりの方法を見つけていったのですね。その探求心もとっても嬉しいですね。保護者様としても何か気持ちの変化はありましたか。
前はイライラして言ってしまっていました。でも、できるだけ言わないようにしようと意識するようになって。自分が子供の頃、「今やろうと思ってたのに」と言われてやる気をなくした経験があって。この子が勉強しないことは私の問題ではないと切り離して考えるようにして、聞かれたら教えるけれど、こちらからはできるだけ言わないよう意識しました。どうやってこの子と付き合うかというのを、自分なりに勉強してきた感じです。
すららの継続力とすららカップW入賞
——自分でやる気を見つけた息子と、見守り続けた母
親子でそれぞれの道を見つけていかれたのですね 。そんなタイミングで、すららカップへの参加があったのですね。どのような経緯でしたか。
お知らせメールが届いて、「こんなのあるらしいよ」と伝えたら、自分で画面を見て「これいいね、やってみる」という感じでした。私は実際に何にエントリーしたかは細かくは聞いていなくて、自分でできそうなものを選んでエントリーしたみたいです。
お子さん自身が選んで参加してくださったのですね。すららカップ期間中の様子はいかがでしたか。
毎日ログインしないといけないという意識が本人の中にあったようで、一時帰国の期間も計算しながら、自分でできそうなものにエントリーしていたみたいです。私はその報告を聞くだけという感じでしたね。「ミッション達成アワード」と「コツコツ学習アワード」のダブルで入賞できました。
ゲーム好きなお子さんということで、すららのゲーミフィケーション機能も活用してくれていましたね。
そうですね。ポイントを集めてパートナーを育ててますね。以前はパートナーの犬が逃げてしまっていたりしたんですが、今はちゃんと育てているみたいで。私も時々思い出した時に「犬、逃げてない?元気?」という感じで声をかけるようにしていました。「勉強しなさい」ではなく、そういう感じで。
「勉強しなさい」ではなく、聞き方が素敵ですね。
逃げたことをちょっとネタにしている部分もあります。笑える時だけ言うようにしていて。元気がない時には言わないようにして、心に余裕がある時だけ。そばにいるからこそ、今ならいいかなという様子を見ながら判断していました。
子どものやる気を引き出す
ゲーミフィケーション機能
すららのゲーミフィケーション機能には、心理学における子どもの好ましい行動を自発的に引き出すトークンエコノミー方式を採用しているので、楽しみながら学習習慣を身に付けることができます。
「心と体が元気でいることが一番大事」
——これからの学びと、同じ悩みを持つ親へのメッセージ
すららのことを笑って話せる時間も嬉しいですね。今後のお子さんへの思いをお聞かせください。
正直、これから高校とか大学とかどうするんだろうっていう心配がないといえば嘘になるんですけど、時代的にも多様性が認められるようになってきたので、みんなと同じタイミングで進学するというだけではない生き方ができる時代になったと思っています。周りに合わせるのが合わないかもしれないこの子が、自分なりの道を見つけられるようになってほしいと思っていて。そのためにはまず「心と体が元気でいることが一番大事」だなと感じています。
お子さんが自分からいろんなことに興味を持って前進されてましたものね。
そうなんです。ゲームの中で自分で友達を見つけるというのも勝手にやっていますし、それで元気になったりもしている。すららも、学年関係なく自分のペースでできるところがこの子に一番合っているなと思っていて、分からないところに戻って自分のペースでやっている今のスタイルで続けてくれればいいと思っています。国語は今全然やっていないんですが、それでもいいかなと。必要だと感じたら自分でやるだろうと思っているので、こちらからやらせようとせず、自分のタイミングを待っている感じです。
最後に、同じような悩みを抱えている保護者様へのメッセージをお願いします。
親子関係をうまく保つというか、仲良くできるようにすると、子どもは動き出せるんじゃないかなと思います。あまり心配しすぎないことですかね。将来への不安から言ってしまうことって、親の心配であって子供は子供の人生なので。「安全基地」という言葉がありますが、それを作ることに親は徹して、聞かれたら答える、頼られたら助ける、先に出さない。そうすると子どもが自分で考えるようになるのかなという気がします。答えはまだまだ分からないですけど。
ありがとうございました。
まとめ
コロナをきっかけとした不登校、タイへの海外移住、ASD・不安症という複合的な状況の中で、Tさんのお子さんは少しずつ自分のペースで前に進んできました。「まずは元気でいてほしい」と見守り続けた6年間、「言わないことを意識する」と自分自身の関わり方を変えていった日々。そしてゲームの友人関係や大谷選手の活躍、自分なりの勉強環境の発見が重なった2025年11月、月21時間の学習・すららカップW入賞という大きな花が咲きました。学年関係なく自分のペースで学べるすららの無学年式が、この子に一番合っていると語るTさんの言葉が印象的です。
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学習を継続!!
「すらら」は「見る、聞く、書く、読む、話す」などの
いろいろな感覚を使った飽きない学習システムなので、
ゲーム感覚で楽しく集中して勉強ができます。
※2016年1月~2017年6月の期間ですららを3ヶ月以上継続している生徒の継続率



