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すらら×ほめビリティで、家庭学習時間が5分から月27時間へ。不登校親子の約2年間の軌跡
中学1年生のゴールデンウィーク明けから、起立性調節障害により不登校になったお子さん(中学2年生)を持つMさん。約1年間の療養を経て、2025年5月にすらら入会とほめビリティ・プラクティショナー受講をほぼ同時に開始しました。当初は「勉強は5分でいいから」というスタートでしたが、約8ヶ月後には月間の学習時間が27時間に到達。ネット出席で出席認定を取得し、適応指導教室への通所も週4日に増えました。Mさんに、すらら×ほめビリティで変わった学習と親子の1年間についてお話を伺いました。
中学1年、ゴールデンウィーク明けから始まった不登校
まず、お子さんが不登校になった経緯を教えていただけますか?
中学1年生の時ですね。ゴールデンウィーク前ぐらいから、学校でお腹が痛くなったりしてトイレに行くことが増えていきました。朝、学校に行く前にも具合が悪くなるようになり、最初は本人の意思で「頑張って行く」と言っていたのですが、ゴールデンウィーク明けからは休むようになってしまい、そこからはずっとお休みになってしまいました。最初は「行きたいけど行けない」と言っていましたので、具合が悪いこともあって無理には行かせないでいたんですが、様子を見ようということで休ませたんです。そしたら、そこからはずっと休んでしまいました。行かせた方がいいのか、休ませた方がいいのか、葛藤もありましたね。
病院には行かれましたか?
はい。症状の話を聞いていると起立性調節障害なんじゃないかという疑問が出てきて、学校の先生に相談して地元の総合病院で検査ができることを知り、受診して検査をしたところ、起立性調節障害の数値が出たので、服薬を開始しました。
当時、お家でのご様子はいかがでしたか?
比較的早く診断が出たので、起きられないわけじゃないなら起きた方がいいという医師からの指導もあり、朝日を浴びるのがいいということで、私が朝シャッターを上げに行って部屋を明るくして、薬を飲んでから30分か1時間したら起きようねという形で過ごしていました。休み始めの頃はYouTubeを見たり、プライムビデオでアニメを見て過ごすことがほぼ毎日でした。
不登校のきっかけについては、何か思い当たることはありましたか?
これといった原因はありませんが、色々なちょっとした嫌なこと、うまくできないこと、環境の変化、小さいストレスがいくつも重なって自律神経を崩してしまったんじゃないかな、起立性調節障害になってしまったのかな?と私は思っています。だからとにかく元気になってもらいたいと思って、YouTubeなどもあまりうるさく言わずに元気になるように様子を見ていました。実は小学校の頃から、勉強を一緒にやると親子でちょっと辛くなってしまうことがあって。私なりに細分化して教えているつもりでも伝わらなくて、娘が泣き出してしまって、それに対して私もイライラしてしまうという負の連鎖があったんです。高学年になると「見ないで」と言われるようになりました。小学生時代はお互いに苦労していたので中学1年の間は、勉強のことはいったん置いておいて、とにかく元気になることを優先して見守っていました。
そうだったのですね、心と身体の休養をしっかりとった大切な時期ですね。
【Mさんの不登校4段階表】
| ①初期 | ②本格期 | ③安定期 | ④始動期 | |
|---|---|---|---|---|
| 時期 | 中1のGW前〜GW明け | 中1のGW明け〜中2進級前 | 中2進級〜2025年8月 | 2025年9月〜現在 |
| 学年 | 中1 | 中1 | 中2 | 中2〜中3 |
| 子どもの心理状態 |
・お腹の痛み・頭痛 ・「行きたいけど行けない」 |
・起立性調節障害診断・服薬 ・YouTube・アニメで療養 ・外出はまだ難しい |
・アニメイベントに行けるように ・学校復帰は「無理」と回答 |
・毎日自主的に学習 ・適応指導教室へ通所(週4) ・自分から話すように |
| 保護者の心理状態 |
・行かせるか休ませるか葛藤 ・様子見を選択 |
・「1年間十分に休めたかな」と見守り継続 ・YouTubeも制限せず |
・タイミングを見極め ・勉強の提案をする時期と判断 |
・ほめビリティのルール活用で関わり方が変化 ・「投げたらうまく入ってくる」感覚 |
| 学び | 学習なし | 学習なし。療養優先 |
・2025年5月すらら入会・ほめビリティ開始 ・5分〜10分からスタート ・出席認定取得 |
・月27時間達成 ・適応指導教室週4日 ・すららコーチとテスト対策 ・目標へ達成する感覚を味わう |
1年間の休養を経て——「すらら」と「ほめビリティ」の出会い
すらら入会を考え始めたきっかけを教えていただけますか?
1年間十分に休めたかなと私自身が思ったんです。ちょっとずつ元気になってきて、YouTubeが減り出して、アニメが好きなのでアニメのイベントに行きたいと言ってきたり、どこどこに行きたいと言うことが増えてきたんですよ。それで私も色々なところに一緒に出かけるようになりました。
活動的になってきたのですね。中学2年への進級のタイミングで、学校復帰は考えましたか?
クラス替えもあるし、メンバーも変わるからいい切り替え時期だし、復帰できるかなと思って「学校に行ってみる?」と聞いたんですが、本人からは「無理」という答えが返ってきました。でも想定の範囲内だったので、それなら、「家でお勉強してみませんか」と提案したら、オッケーが出たんです。ネットで勉強できる教材の体験を2社ほど受けて、すららに決めたという感じです。
「すらら」と「ほめビリティ」はほぼ同じ時期に始められたんですよね。
そうなんです。5月にすららに入会して、5月の終わりぐらいにほめビリティのプラクティショナーが開催されるのを知り、もうこれは絶対やりたいと思って申し込みました。すららを始めてほめビリティをやって、ほめビリティの中のルール導入などを通して学習時間が増えていった感じですね。
そうでしたか、最初の頃の学習はどんな感じでスタートしましたか?
初めの頃は毎日じゃなくてもいいし、5分でもいいからちょっとずつやろうねという感じで始めました。毎日は学習していませんでした。やったとしても5分とか10分ぐらいだったと思います。そこからほめビリティのルール導入で、平日10分→20分→30分以上へと段階的に増えていきました。
ほめビリティのルール導入がぴったりはまったのですね。出席認定についてはどのように知ったのですか?
ほめビリティ・プラクティショナーのコミュニティで出席認定についてお話をされた方が他にもいまして、すららを申し込みした時点で出席認定の説明書も全部一緒にいただいていたのですが、そんなに勉強していなかったですし、最初は毎日ではなかったことと5分とか10分だけでは認定されない、出席認定はもっとたくさん勉強している子が対象だと思って申請もしていませんでしたが、「ログインしただけでも認めてもらっている」という方もいたというお話を伺って、それならうちの子もどうかなと思いました。
お子さんへはどのように話されたんですか?
「学校は休んでいるけど、家で頑張っているよということを認めてもらおう」ということを本人に話しました。娘から「じゃあやってみる」と返事をもらい、担任の先生に相談し校長先生と面談を経て認めていただけました。すららで出席認定になっていることが、娘の中ではがんばる理由に繋がっているように思います。
出席認定・ルール導入・アドバンスド講座で変わった「学習の習慣」
10月からほめビリティの応用編である「アドバンスド・プラクティショナー講座」も受講くださり、学習時間も12時間に増えています。アドバンスドでの取り組みを教えていただけますか?
アドバンスドでは課題を一つに絞り勉強のことではなく、適応指導教室にいる時間を延ばすことを課題にしました。
なるほど、その結果はどうでしたか?
30分延びました。最初は週に1日か2日の登校でしたが、昼食を食べてくるようになり、今では週に4日登校し最後までいるように変わりました。
すごいですね、アドバンスドでの学びが活きたのですね。学習ルールはどのように変化しましたか?
プラクティショナーのルール導入で平日30分以上というルールにしていたのが、アドバンスドで学んだことを活かして、守れなかったらペナルティがあるというやり方から、頑張ったらいいことがあるポイント制の方向に切り替えたんです。プラクティショナーのルールで勉強自体は習慣化されたという感覚があったので、たまに30分以下の日があってもペナルティなしにしようかなと思い、あえてルールから外しました。
データを見るとその後も10〜12時間と学習時間は安定していますね。すららコーチともやり取りはされていましたか?
はい、LINEでやり取りしています。最初は習慣化していく方向で、あまり無理のない範囲ということで国語と数学だけやっていて、徐々に教科を増やしていきました。途中からはテスト勉強もちゃんとやってテストを受けてみようかという話になって、すららコーチに相談してテスト対策の問題を出してもらうようになりました。だからテスト前でもすららもやっているという感じになっています。
すららコーチの目標設定もしっかり継続の力へと繋がっていますね。お子さんがレクチャーを見ながらノートを取るようになったとのことで、それを褒めたとおっしゃっていましたね。
内容を自分でも理解しようという感じのある行動だと思ったので、よく褒めていました。レクチャーを見てノートを取っているので、学校で授業を受けているのと同じ感じなのかなと思います。だからその分時間が長いんです。以前やっていた別の教材は、とりあえずやるという感じで内容が入ってこなかったみたいで、すららは前のとはちょっと違うと言っていました。
【学習時間グラフ】6ヶ月間の学習時間の推移(2025年8月~2026年1月まで)

すららカップで見えた「目標を達成する感覚」
12月にすららカップが開催されました。すららカップはお子さまの学習量を競い合うイベントですが、保護者様向けには「ほめビリティアワード」も同時開催されました。いかがでしたか?
本人は最初全く乗り気じゃなかったんですよ。「まあ受けてもいいけど」ぐらいだったんです。競争みたいなのはあまり得意ではないし、自分のペースが好きなタイプなので。当時月10時間ぐらい学習していたので、すららカップ内で目標宣言する「ミッション達成アワード」では30時間を目標にしようと相談して決めました。できなかったとしてもそんなに気にしなくていいよぐらいな気持ちで始めたんです。
実際に始まってみて、お子さんのご様子はいかがでしたか?
終盤になってきたら自分で学習時間を見ながらだんだん「あと少しでこの目標を達成できる」というのが分かってきたんですね、「頑張ろう」という気持ちが出てきたんです。目標を達成しようという気持ちが出てきて、普段より少し多く学習したり、勉強は平日のみだったのに、休みの日もちょっとすららをやっていた気がします。
それで1月に月間最高の27時間を達成されているのですね!イベント終了後の2月も19時間と、習慣が続いていますね。何か新しい取り組みもされたのですか?
アドバンスドで学んだことを生かして、勉強に関するポイント制のルールを導入したんです。30分から59分だと1ポイントで、1時間以上やるのが望ましいという感じにして、1時間以上からは、10分刻みで1ポイントずつ増やしていきました。最初は100ポイント貯まったら漫画を1冊買うことにしていたのですが、アニメの好きなキャラのアクリルスタンドが欲しいと言われて、300ポイントで交換することに相談して決めたところ、意欲的に貯めだしました。土日にやったらポイントを2倍にしたら、平日のみだった学習を土日にもする事がありました。
おもしろいですね、お子さんもゲーム感覚で楽しめているんですね。
そうですね。確実にモチベーションは上がっていますね。
“この1年は「すらら」で始まり「すらら」で終わる”——これからへ
すらら&ほめビリティを始めてから親子のコミュニケーションについて変化はありましたか?
結構喋るようになりました。娘の方から話してくれることも多くなりました。今は適応指導教室の話を、先生とこんな話したよとか自分から言ってきてくれることもありますし、私から聞いても嫌がらずに話をしてくれるようになりました。アニメ好きな先生がいて、アニメの話ができてとても楽しいのだと思います。
勉強の声かけについてはどのように関わっていますか?
勉強は自室でやっているので、常にみているわけではないのですが、必ずやっている時には部屋を覗きに行くようにしていて、その時にやっている科目や、今どんなことやっているのかをきいたり、難しくないか?など様子は聞くようにして、その会話の中で褒めたり声かけしたりしています。学習内容については私からは指示はしないようにしています。
ほめビリティを続けてきて、Mさんご自身の変化を感じることはありますか?
無理に褒めているという感じはなくなりました。本当は注意したいのに褒めなきゃということで無理やり褒めているわけではなく、なにかいいところがあったらそれを見つけて褒めるというのは、だいぶスムーズに抵抗なくできるようになったと思っています。
この1年間を振り返って、すらら&ほめビリティをやってよかったと感じますか?
やってよかったです。私も娘もほめビリティで学んだことがすごくはまりました!何より私の娘への接し方が変わりました。ほめビリティの学びを信頼して実践でき、娘もスムーズに浸透しているというか私が投げたらうまく入っている感じがして、お互い親子でほめビリティがすごく合っていたと思っています。取り組んでみて、親子で変化があり、よかったです。この1年はすららで始まりすららで終わるみたいな感じでした。すららを始め、ほめビリティ、アドバンスド、すららカップと絶えず褒めの日々でした。
今後の目標を教えていただけますか?
中学3年生になるんですが、学校というのはまだまだハードルが高そうです。でもすららカップで目標を達成するという感覚を味わえたと思うので、3年生になる前に目標を見つけて、一緒に考えて何かを達成するということにチャレンジしていけたらなと思っています。
素敵な目標ですね。最後に、同じようなお悩みを持つ保護者の方へメッセージをいただけますか?
やっぱり本人の体調やコンディションに合わせて、できるところからやるのがいいのかなと思っています。一番いいのはやっぱり本人が納得してやってみようかなと思えるような話し合いができることだと思います。話し合いができて本人がオッケーを出してくれれば、あとは自分でも納得して決めているので、がんばってくれる。本人なりに頑張っているのを感じるので、やっぱり話し合い、意見を言い合えたのが大切だったのかなと思っています。
ありがとうございました。
ほめビリティ
「ほめビリティ」とは、行動療法に基づく保護者向けプログラムで、子どもの良い行動を褒めて伸ばすことで子どもの行動改善を目指します。
オンラインで受講でき、専門家のアドバイスを受けられることに加え、同じ悩みを持つ保護者同士が交流できるコミュニティ型のサービスで、一人で悩まずに仲間と支え合うことができます。
まとめ
中学1年生から不登校となったお子さんを、Mさんは約1年間をかけてじっくりと見守りました。「十分に休めたかな」と感じたタイミングを見極め、本人の納得を引き出して「すらら」入会へ。ほぼ同時期に始めたほめビリティのルール導入が学習習慣の土台となり、出席認定の取得、適応指導教室への通所(週4日)、月間学習時間27時間の達成へとつながっていきました。「お互い親子でほめビリティがすごく合っていた」というMさんの言葉が、この約2年間の歩みを力強く表しています。
まずはお子様がやってみようと思えるかどうか、
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のお子様が
学習を継続!!
「すらら」は「見る、聞く、書く、読む、話す」などの
いろいろな感覚を使った飽きない学習システムなので、
ゲーム感覚で楽しく集中して勉強ができます。
※2016年1月~2017年6月の期間ですららを3ヶ月以上継続している生徒の継続率



