中学3年生 Nさんの保護者様 イメージ画像
※写真はイメージです。
中学3年生
Nさんの保護者様

すららで出席扱い。中学5教科ほぼ全てクリアし中学復帰。
高校合格までの道のり

すららをご利用中の家庭の保護者様に、普段の勉強法、家庭での教育方針などをインタビュー。
今回は、不登校のお子さまを持つTさん。すららの学習を通じて出席扱いとなり学校登校、そして無事高校に合格された親としての想いを伺いました。


― すららとの出会いを教えてください。

きょうだいの高校説明会に参加した際、その学校がすららを学校で導入していまして、体験が出来るというのを聞いて、初めて「すらら」という教材を知りました。
その説明会を通じてわたし自身が興味を持って調べたところ、学校だけでなく家庭学習としてもサービスを展開していて、不登校の子が使っているとことを知ったというのがキッカケになります。

― すららを利用しようと思った決め手を教えてください。

小3の時に転校をしたのがきっかけで、新しい学校や環境に馴染めなかったというのが大きな理由で、息子は小4から不登校だったのですが、中学校に通いたいという目標を持っていました。ただその目標のために、どうすべきか考えた時に、学年の勉強に追いついていない不安を解消しなければいけないと思っていました。
中1のときに学校から計算プリントをもらって取り組んでいたのですが、簡単な四則演算から始まっていたこと、またプリント学習だと自分で教科書を読んでも理解が難しい分野もあり、これだけでは息子の不安は払拭できずにいて。
そんな時、すららを知ったので、息子に選択肢をいくつか提案してみました。
まず、プリント学習をこのまま進めること。次に、家庭教師に来てもらって学習をすること。そして、すららを使ったインターネット学習をする選択です。
その中で、息子本人がすららを利用することを選択したため、まずはお試しということで3ヶ月間利用することに決めました。
決め手でいうと、すららであれば講義が受けられることに加えて、自分のタイミングで学習を進められるという点であったかと思います。

― お子さまがご自身の意思ですららでの学習を選ばれたのですね。


― 実際にすららを開始してみて、息子さんの様子はいかがでしたか。

実はすららは9月頃から開始をしたのですが、最初の3ヶ月はほとんど学習に取り掛かることが出来なかったんです。本人の意思に任せようと思っていたので、最初の3ヶ月は特に親から声掛けすることもせず様子を見ていたのですが、ほとんど取り組めていない様子を見て、3ヶ月で退会しようとも思っていました。
実際に退会手続きまでしたのですが、月末まで利用が出来るということだったので、「最後の1週間だけ触ってみる?」と声がけをしたところ、やってみたら楽しかったようで「やっぱりすららで勉強をしてみたい」となり、急いで退会届を取り消しました(笑)
きっと本人の性格もあるのかと思うのですが、今振り返ってみると、最初の3ヶ月の時間は本人にとって必要なものだったのかもしれないなと思います。全くのプレッシャーなく、もう辞めると決まった中で声をかけたので、取り組めたというのもあったようです。
そこからは本気になって学習をすることが出来るようになりました。11月頃だったかと思います。

― そうだったのですね!とても継続的に取り組まれているので、始めから順調に開始出来たのかと思っていました。


― 本人の性格~というお話もありましたが、お母様から見て、息子さんはどんなお子さまでしょうか。

最初の頃は新しいことに取り組むこと、新しい環境に入ることに対して慎重なタイプであったように思います。
ただ、自分はこうしたいと考えてやることを決めたら、それに対して積み重ねをして頑張る姿や、自分の気持ちをそのまま自分の言葉で伝えられる点は本当に素晴らしく、親のわたしも尊敬している部分です。


―積み重ねて頑張る姿は、お子さまの学習履歴からもきちんと見て取れます。

お子さまのクリアユニット数ログ

11月から今現在まで継続して学習が出来ていることが見て取れます。
毎月平均90ユニットクリア!多いときは1ヶ月で136ユニットクリアも!


お子さまの学習時間ログ

平均、1ヶ月26時間半の学習時間!多いときは月に40時間の学習も!
11月から今現在まで、ほぼ一定の学習時間を維持して学習が出来ていることが見て取れます。

― すららを活用するにあたりご家庭で工夫された点やルール決めなど行いましたか。

すららコーチと協力をしながら、本人の頑張りを認めてあげるように意識をしました。
ただルールなどは設けず、声掛けは敢えてしないようにしていました。
学校の授業であれば自分で答えが出せなくても誰かが答えてくれて授業は進めることが出来ますが、家庭学習となるとそうはいかないですよね。ある程度1人で頑張らないと、戦わないといけないことだと思っていて、それを本人は自分で乗り越えていきたいと言っていたので、私は本人の気持ちを尊重して、あえて答えを提示してしまうような声がけはしないようにしていました。

― 横で悩むお子さまの様子を見るとつい口を出したくなることもあったかと思いますが、そういった見守る姿勢がお子さまを支えるキーだったのかもしれないですね。

― コーチと協力しながら、というのは具体的にどのような形で行っていたのでしょうか。

すららコーチからは入会してから定期的に連絡をもらっていたのですが、最初の3ヶ月は学習に手をつけられていなかったので、お返事も出来ていませんでした。ただ、11月に本人が学習に取り組めるようになって、初めてすららコーチに連絡をさせていただきました。
息子が学校に行きたいと思っていること、そのためには学習の遅れを取り戻したいと考えていることや、今までの学習の様子を伝えると、コーチは大変親身になって相談に乗ってくださって。
それであれば、まずは英語に取り組むことをお勧めされました。英語は他の教科と違って中学生から学習が始まることから(当時)、学年の学習範囲に比較的早く追いつくことが出来るので、まずは10分でもいいから英語に取り組んでみることになりました。
また、息子の意思を尊重するために、まずはコーチから目標を立てることなく、本人が取り組んだ内容を振り返って様子を見ていきましょう。ということになり、その後は1週間ごとに息子が取り組んだ内容をご報告いただいていました。

― コーチのサポートはいかがでしたか。

すららの学習を継続できた理由の一つはコーチのサポートであると言えるほど、コーチのサポートはとても支えになりました。
普段子どもの学習を横でずっと見ているわけではないので、何を頑張っているのかであったり具体的に何に今取り組んでいるのかであったりの見えづらい部分をコーチが報告して教えてくれるので、親として本当に助かりました。ただの定型文ではなく、息子のことをよく理解してくれていると感じるコメントをいただけていたので、困ったときは色々とご相談もさせていただきました。
またそのコメントを息子にも共有すると、本人もちゃんと見てくれているんだ!と認められているような感覚が嬉しかったようでした。コーチはきちんと子どもの頑張りを具体的に褒めつつ、次のステップも加えてコメントをくださっていたので、それが良い導きとなり、もっとコーチに頑張りを見てほしいと継続して取り組むことが出来ていたように思います。

― 誰かががんばりを見てくれている、認められているという感覚は本当に大切ですよね。

― 認められるといえば、実際に、すららでの学習が「出席扱い」になっているとお聞きしました。出席扱いになるまでの経緯を教えていただけますか。

そもそも前提として、出席扱いのためにすららでの学習を始めたわけではありませんでした。息子の「中学校に通いたい」という目標のために始めたので、あえて最初の半年間は出席扱い制度については話していませんでした。
せっかく自分の気持ちですららの学習を進めているのに、ここで出席扱いとなると、そのために学習を“やらなきゃいけない”気持ちになってしまうような気がしていました。なので、どうしても出席扱いというプレッシャーを与えたくなかったんです。
それから様子を見ているうちに、すららへの取り組み時間が夜の10分が昼の30分になり、1時間と長くなり、習慣化が安定してきていると分かってきたので、そのときに初めて息子に出席扱い制度に関して切り出しました。
「学校の先生にも頑張っていることを見せてあげたいなと思っているんだ。試しに、先生にみてもらって、もしも出席扱いとなったらいいと思わない?」と本人に聞いてみたんです。そうしたら、「通知表に反映されてもされなくても、僕は勉強を続けるから、どちらでもいいよ」という言葉が返ってきたので、学習履歴とパンフレットを持って学校に話をしに行きました。

― 本人の中で学習の目的が変わらないよう、タイミングを考慮されたのですね。

― その後、どういった形(ルール)で承認となったのでしょうか。

学校にはとても前向きに検討していただき、本人の「中学校行きたい」という気持ち尊重をし、すぐに出席扱いの承認をいただきました。ルールは、30分以上の学習をしたら出席として認めていただく形となりました。

― そうだったのですね。ただ出席扱いに関係なく、お子さまの学習目的は“中学校に通うために学年の勉強に追いつくこと”であったこともあり、その後もペースを変えることなく学習を進められていらっしゃいました。

― そして、その目的を達成するかのように、中学校卒業までに中学4教科の全ステージ、全ユニットをコンプリートされましたね!
また、もう1教科も残り数ユニットということで、もうすぐ5教科全てのステージ、ユニットをクリアされることとなります。少し早いですが、コンプリートおめでとうございます!

ありがとうございます。本当、すごいですよね(笑)親のわたしも尊敬しています。
全てをコンプリートするために進めていたわけではないのですが、本人が学校の進捗に合わせず、理解定着のために単元を1つずつ順番に進める方法を選んで学習をしていたからできたことのように思います。

中学校範囲、4教科全ステージクリア!

クリアしたステージにはClear!のマークが付いています。

※ここでは国・数の2教科分のみ表示しています

国語(一部、最近追加されたユニットを含むステージの為、Clearマークがついていません)

数学(一部、最近追加されたユニットを含むステージの為、Clearマークがついていません)

― 5教科全てを学習し終えるというのは並大抵のことではなく、本当に素晴らしいです。

― 中学範囲をコンプリートされて、学習の遅れというお子さまが感じていた不安は払拭されたのでしょうか。

そうですね。中学範囲を全てクリアしたという結果は、本人にとっても大きな自信となったようでした。すららでの学習がスムーズに進んだことで、最終的には、中学に通うという目標も達成することが出来ました。

― 中学に通うという目標達成までの経緯もお聞き出来ますでしょうか。

出席扱い制度が通知表に反映され始めたのが、中2の1学期から。
そこからのレベルアップを考えたときに、やはりテストを受けることが評価に繋がるということになり、学校の先生と協議の上、合理的配慮をもとに、私が試験監督をして家で試験を受けられるようになりました。丁度中2の2学期頃からですね。
最初から全部のテストではなくやれる教科だけを受けていたのですが、その分がきちんと通知表に反映され、本人は頑張ったことを評価されることが嬉しくて、どんどんテストの幅が広げていくことができました。そして、徐々にテストを学校で受けるように変わっていき、中3の1学期からは学校に通う練習も始めました。最終的に中3の3学期に中学に通うことが出来るようになりました。
突然急に出来たわけではなく、努力を積み重ねてきた結果ですね。

― 担任の先生がそうやって環境を整えていてくれたのも、頑張りを見ていたからのように思います。

― そして、この春、高校合格を果たしたとのこと、おめでとうございます!

ありがとうございます。
凄く楽しそうに高校に通っています。今はまだ始まったばかりなので、何に注力しようか悩んでいるようです。委員会や、部活など、本人にとっては色んなことが初めてなので、やってみたいことがたくさんあるようです。

― 志望校も、ご本人の意思で決められたのですか。

最終的には本人が決めましたが、ここでもすららコーチにも助けていただきました。
最初、学校の先生から色々と選択肢を出してもらったのですが多すぎて決められなくて困っていた時に、すららコーチに相談をさせていただいたんです。そうしたら、コーチが過去に担当していた不登校の生徒さんが進学した先を3校ほど提案してくださいました。
その後、すぐに3校のパンフレットを取り寄せて、学校のオープンスクールに行き、志望校を決めることができました。すららコーチには本当に感謝しています。

― 最後に、すららを始めて良かったことを教えてください。

彼の変化はもちろん本人の努力の賜物ですが、そこにはすららがありました。
すららで勉強をし始めたことで学ぶことが出来て、学校に通うという目標を達成することが出来ました。高校にも入学できたこと、これら全てにすららがありました。そして、それらを成し遂げることが出来るよう、本人が自信を持てるようになったのも、すららのおかげだと思っています。
本当に感謝しています。

― ありがとうございました。

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