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【ADHD・自閉症スペクトラム】成功体験から自己肯定感を高めて前に進む!不登校から脱却を目指しすららコーチ with kikottoを利用中!
すららをご利用中の家庭の保護者様に、普段の勉強法、家庭での教育方針などをインタビュー。
小学校6年生、小学校3年生、年中の3人のお子さまを持つFさん。すららをご利用中の6年生のお子さまについて、ご家庭での学習の様子をお伺いしました。
お子さまのご様子や好きなことなどを教えていただけますでしょうか。
Youtubeをみること、生き物図鑑、ようかい図鑑、名探偵コナンが大好きな男の子です。自己肯定感が低く、すぐに失敗するから…と外に出ることが苦手で5年生から本格的に不登校です。ADHDと自閉症スペクトラム、療育手帳はB2の診断がでています。
差し支えなければお子さまの特性を含めて教えていただけますでしょうか。
赤ちゃんの頃にさかのぼるのですが、夜泣きがひどく、ハイハイの仕方が気になっていました。保健センターで相談しましたが、そういうやり方もあると言われて終わっていました。お手本通りの積み木を組み立ててね、という課題もできなかったので不安も重なりました。幼稚園では、通園の道にこだわりを持ち、別のルートで行こうとすると「この道じゃない!」と癇癪をおこしていました。また、制服にもこだわりが有り、洗濯中の「あの制服ではないと嫌だ!」と癇癪を起こすので、朝からアイロンでかわかして着させることもありました。年中になって落ち着いたので成長過程だったのかなと思っていたのですが、年長になると今度は窓の開閉にこだわりがでてしまい、思い通りにならないと癇癪がおこるということが続いていていました。就学時健診では、ひらがなも読めて、発語もトイトレもうまくいっていたので引っ掛からず、2月生まれということもあり、発達段階は少し遅い程度ということではっきりと診断はでませんでした。なので、こだわりが強いわがままな子として見られてしまうことがつらかったです。
診断が下りたのはいつ頃でしょうか。
小学校1年生の1月です。教育相談を受けたほうがいいといわれたのは小学校1年生の12月。担任の先生とスクールカウンセラーに言われました。すぐに病院に行きましたが、ADHDと自閉症スペクトラムと診断が下りたのは年が明けてからした。もっと早くに伝えてほしかったという気持ちもありますが、いわゆるグレーゾーンにあたり、軽度のものなので言いづらいこともあったのかなとも思います。
診断が下りた時、お母様はどのような思いだったのでしょうか。
やっぱりそうだったか。と腑に落ちて、いままで「親の躾が悪いから」などと言われていたのが、そうではないとわかって、安心した気持ちというか。子どももがんばっているから、原因は本人にあるわけではないこともわかったので、理由ができてよかったと思いました。
心無いことを言われ、とてもつらい時期でしたね。支援級や療育などすぐに用意ができたのでしょうか。
いえ、診断が下りた時期が遅かったので小学校2年生からの支援級には入れませんでした。普通級の先生と教頭先生がとても厳しい先生で食の過敏などもある子どもに配慮がなく、給食時に吐いてしまうこともありました。3年生で支援級に入れたのですが、支援の担任の先生が叱ることが多い先生だったので、行き渋りと頭痛を本人が訴えました。10歳未満の児童に対して頭痛薬をもたせてほしいと先生からの連絡があったことには驚きました。4年生では話を聞いてくれる先生だったので落ち着きを取り戻し、学校にも通うことができていました。
担任の先生の力量によってお子さまの心情の変化がわかりますね。支援の先生なら配慮があるはず、そんなこと言わないだろうというのが裏をつかれると信頼感が損なわれますね。
5年生でまた担任の先生が変わりました。体育でトラブルがあり、「僕には逃げ場がなかった」と子どもが訴え、GW明けから学校に行かなくなりました。少し落ち着いて6月になると、書写の時間に先生に無視をされて、それをこの字ではダメなんだと受け取ってしまい何度も何度も文字を書き直して、パニックになり、自分の頭を殴る自傷が始まりました。学校は、中学校の演劇教室に行くという予定だったのですが、こだわりを発揮している息子を一人残して行ってしまい、息子はさらにパニックになってしまい…自傷行為とパニックになっている子どもを残していってしまう学校の対応に不信感がありました。
学年の切り替え時や、気持ちが一旦落ち着き、やってみよう!と思ったころに、また心無い対応で学校に行けなくなるという失敗体験が重なっていて、とても心が痛みます。
6年生になると、また先生が変わったので「行ってみようかな」「がんばってみる」というので学校に行かせたところ掃除場所決めを行う際に、話し合いについていけなくなった子どもが最後に空いているところに名前を書いたところが「女子トイレ」で周りから冷やかされてしまい、恥ずかしい気持ちと悔しい気持ちが入り混じって癇癪を起こしてしまいました。子どもは感覚過敏があるのですが、自傷が始まると、先生が手を掴んでしまってさらにパニックになってしまい…お迎えに言った頃には首元にも絞めた後などがあり泣きじゃくっている状態で…もうこれは学校に預けられないなと判断して連れて帰ることにしました。
つらいご経験をお話ししてくださりありがとうございます。
お話しいただいたお子さまの行動とお母さまの心情、学校の対応を表にしてみました。
ご家庭での通信教育は他の教材もある中、すららにしようと思った決め手はありましたでしょうか。
以前は学年式の通信教育を使っていました。毎月の付録がとても気に入っているのですが、学習面は本人には少し難しくて。無学年式のすららは低学年の部分から学ぶことができるので「できた!」という気持ちと「わかるって楽しい!」という気持ちを思い出すことができたことがきっかけです。自分のペースで、安心した場所で学習ができるのはとても助かっています。
また、アニメーションで説明が行われるので、先生が変わるなど外部の影響がないことも対人恐怖症の子どもに合っていると思いました。
キャラクターによる
対話型のレクチャー
「読み解く」だけの紙教材と違って「見て」、「聞いて」学べるのが大きな特徴。キャラクターが声優さんの聞き取りやすい声で、アニメーションを使ったわかりやすい講義を行います。
講義中は一方的な解説ではなく、年齢に応じたキャラクターが「わかったかどうかを確かめる質問」を投げかけるインタラクティブな講義となっているため、飽きずに集中して取り組むことができます。
現在「すららコーチ with kikotto」をご利用ですがご利用になるきっかけを教えていただけますでしょうか。
「LITALICO発達ナビPLUS」を使っており、お知らせにすららの説明会があったので参加しました。発達障がいに関することも相談に乗ってくださるということで「すららコーチ with kikotto」を選びました。
説明会のご参加ありがとうございました。「すららコーチ with kikotto」のサービスはどのくらい使っていますか。
月に数回、相談させてもらっています。本人に負担にならないような声掛けや学習方法のアドバイスをしていただいております。その時によって合わないこともあるのですが、的確なご意見をいただけることとお返事が早いことが大変助かっています。
すららコーチ with kikotto
学習のお困りごとをサポートする「すららコーチ」と、発達支援の専門家集団「ADDS」が提供するオンライン発達支援相談サービス「kikotto」が連携し、日常生活から学習に関するお困りごとまで幅広く支援できるサービスです。
すららを始める前と後で学習面で変化はありましたか。
自信がついたように見えます。うちの場合は同じところを繰り返し行うことが多いのですが、以前はバツだったところがマルになることが増えました。低学年の部分でマルが増えることでモチベーションがあがります。高学年の制限時間があるところは本人にとって難しいようですが「もう1回がんばってみる!」と癇癪をおこさずチャレンジするようになりました。
マルになる喜びと、頑張り続けることで結果が出ることがお子さまの中に経験として積まれているのですね。
お子さまへの声掛けで意識していることはありますか。
気持ちに揺れがあるときにも、少しずつ挑戦するように声掛けを意識しています。外に出ることが苦手でしたが、深海博物館に誘ってみると「行こうかな」という前向きな発言があったのです。当日朝になると「やっぱり行きたくない」と気持ちの揺れはあったのですが、とりあえず行ってみて少し見てみてダメだったら帰ってもいいから、と声をかけると「それなら行ってみるか」と外出をしました。行ってみると喜んで会場を見て回っていて。「楽しかった」と笑顔で帰ってくることができました。このような経験を積んだことで、夏休みが明けて、「また学校に行ってみようかな」と発言があり、まずは1時間だけでも、と目標を下げて、少しでも行けたね、と成功体験になるように声掛けを意識しています。
外出、登校の成功体験を得ることができましたね。お母さまの寄り添いと、お子さまのがんばりがすばらしい経験になってよかったと思います。
最後に、同じような悩みを持つご家庭の方へすららをおすすめしたいポイントがありましたら教えてください。
子どもの失敗体験をどうにか塗り替えたいと思うかた、がんばったのにバツをつけられて落ち込んでいるかた、すららでマルにかわる、成功体験を積むことができます。自己肯定感を高めて前に進もうとしている方にオススメしたいです。特にすららは無学年式なので、今の学年になじめなくて悩んでいる方に、できるところまでさかのぼってからわからないところをマルにかえていくことができること、オススメしたいです。
ありがとうございました。
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まずはお子様がやってみようと思えるかどうか、
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学習を継続!!
「すらら」は「見る、聞く、書く、読む、話す」などの
いろいろな感覚を使った飽きない学習システムなので、
ゲーム感覚で楽しく集中して勉強ができます。
※2016年1月~2017年6月の期間ですららを3ヶ月以上継続している生徒の継続率