中学3年生 Yさんの保護者様 イメージ画像
※写真はイメージです。
中学3年生
Yさんの保護者様

【中3ギフテッド】ワーキングメモリの高さの苦悩 学校は行かず毎月約40時間の自宅学習で高校進学へ

すらら利用中の保護者様に、普段の勉強法、家庭での教育方針などをインタビュー。
今回は、中学3年生のお子さんを持つYさん。
ギフテッドのお子さんとの、日々のすららの取り組み等をお聞きしました。

すららとの出会いと入会しようと思った決め手を教えてください。

小学2年生から学校の行き渋りが始まり不登校が続いている中で、小学3年生の時にWISC検査を受けたところIQ135というスコアが出て、ギフテッドであることが判明しました。
中学2年生の時に年齢に関係がない無学年方式で、自宅で学習できるICT教材を探していたところ、すららに出会いました。出席扱いの要件も満たしている教材でしたので入会を決めました。

学年に捉われない無学年式学習

「すらら」を利用すれば、小学生から高校生までの単元をいつでも学習することができます。※コースによって一部例外あり

この仕組みを「無学年方式」といい、つまづいた部分は戻って復習を、分かった部分はどんどん先に進むという学習が可能になります。

詳しくはこちら!

お子さまの事情もご共有いただきありがとうございます。差し支えなければ、不登校になった理由を教えていただけますか?

息子はギフテッドでワーキングメモリが高く、自分の知識以上の情報も頭の中でと留まってしまいます。小学校の頃は、何気ない会話やテレビに流れるニュース、学校の授業など様々な情報がはいってくると、情報過多になり頭の中が整理できない状態になっていました。子どもは自分でもなぜそうなるのか言葉で表現できず、人が大勢いる学校へいくことが辛くなってしまったようです。

小学2年生の夏休み明けに急にお腹が痛くて学校にいきたくないと言い出し、無理やり学校に行かせていたりもしましたが、担任の先生から「無理に学校に行かせるのはよくないと思う」とアドバイスいただき、それからは小学校卒業までは基本学校に行かずに、修了式などの節目に登校するという形をとっていました。
中学は入学式で登校した以来、学校に行かずに自宅で学習を続けていましたが、子どもの気持ちは安定していたと思います。

ワーキングメモリが高く、たくさんの情報が頭に入ってきてしまうお子さまだったのですね。子育ての中で、何か気を付けていることや工夫していることはございますか?

息子が不登校になった当初は、「周りの子となんで違うんだろう」と思い悩んでいました。地域の教育相談室などにも通い、この子をどのように育てていけばいいか模索していました。そのような中で息子がなかなか時間通りに行動できないことに苛立ちがつのり、「お母さんも辛いんだよ。」と泣きながら正直な気持ちを伝えてしまったことがありました。しかしその後すぐに、「大きな声を出してごめんね。お母さんも頑張るから一緒に頑張ろう」と落ち着いて伝えたところ、理解してくれたのかよい方向に変われたように思います。

こうしたやりとりを子どもとする中で、学校に行かなくても子どもが楽しむような環境をつくろうと考えが変わっていき、息子と一緒に美術館に行くなど、日々を楽しく過ごせるようになりました。そうしてやっと「周りの子と同じしゃなくていい」「学校に行かなくてもいい」と吹っ切れるようになりましたね。
また子どもへの愛情を言葉にして伝えていました。例えば「あなたが大好きだよ」や「一緒にいるのがすごく楽しい」などと言い続けることで、親子関係も改善していきました。

また息子には兄がいて、学校に行っていなくても兄の友達や地域の人と交流できていたので孤立せずにいられました。この経験から、家族以外の人とのつながりはとても大切だと思っています。息子の場合、周りの友達や大人の方に恵まれたので孤立せずに済みましたが、不登校の子供を地域の人とつなぐ支援は少ないのではないかと感じています。

お母さまも葛藤されながらお子さまと向き合っていられたのですね。出席扱いのため、すららにご入会いただいたとのことですが、どのような形で自宅学習されていますか。

中学生の時に出席扱いを認定してもらいました。日々の学習時間は決めずに学習しており、ほぼ毎日すららにログインしていたと思います。

出席扱い制度とは?

文部科学省は、家庭に引きこもりがちで十分な支援を受けられない不登校の児童生徒に対し、IT等を活用した自宅学習で出席扱いにするという方針を定めました。「すらら」は要件を満たすことのできる教材であることから、出席扱いとして「すらら」を利用する方々がいらっしゃいます。

詳しくはこちら!

小学2~4年生まで勉強がままならなかったことと、小学校卒業まで自宅学習だったこともあり、自分の学年の勉強に追いつけていない部分があったので、小学校の範囲から勉強をし直していました。子どもの納得がいくまで学習を続けようと思っており、今も英語を中心に学習に取り組んでいます。

すららは学年関係なく自分がやりたい単元を学習できますし、何度も繰り返して学習できるので、息子に合っていると感じています。子ども一人で講義(レクチャー)を見て学習できることと、保護者画面で学習履歴を確認できるので、保護者への負担が少なく助かっています。

個性豊かなキャラクターたちが先生!
対話形式の講義で良い刺激を与えます

『すらら』では「見る・聞く・書く・読む・話す」といった色々な感覚を使って学べる教材を採用しています。そしてキャラクターが先生なのでより身近な存在として楽しく、理解できるまで優しく教えてくれます。
また、ただ聞いて書くだけでなく、キャラクターの先生が途中質問を投げかけ、正解すると褒めてくれます。

講義を体験してみる!

お子さまのペースで学習できているとのことで何よりです。すららを始めてからお子さまに変化はありましたか?

もともと勉強に意欲的でしたが、すららを始めてからさらにやる気になって学習に取り組んでいると感じます。息子は分かることを何度もやるのが辛いらしく、すららでは自分の取り組みたい単元を選択して学習できるので合っているようです。

また息子は小さい頃はやんちゃな性格でしたが、年齢を重ねるにつれておとなしく、優しい子に変わっていき、自分から積極的に行動する・発言するという感じではなく、こちらが質問すれば答えていました。不登校になってからはピリピリした雰囲気をまとっていて余裕がない感じでした。
しかし、親子関係がよくなったことと、出席扱いで自己肯定感が醸成されたことにより、そのピリピリ感がなくなり、ゆとりができたと思います。
今では高校に進学し、引き続きネット通信で学習しながら自分のペースで頑張っています。

お子さんの学習履歴

月平均41時間以上の学習をクリアしており、多い月は57時間以上の学習を行っています。

お子さまが前向きな気持ちになって嬉しく思います。そして高校ご入学おめでとうございます!最後にすららをおすすめしたいポイントがあれば教えてください。

子どもが躓いている所まで戻って学習ができることと、学校に認められれば出席扱いにもなる点がおすすめのポイントです。出席扱いについては、子どもの頑張りを出席という形で認めてもらえるので、自己肯定感が醸成されました。

お子さんにより事情は異なると思いますが、息子を無理に学校に行かせなかったことが良かったのかなと思っています。また、子どもに学習を促す際に第三者から伝えてもらったことで、親子の衝突を避けられたと思います。
うちの場合は、「学校は無理に行かなくていいけれど、その分自分で頑張るんだよ。社会に出るには高校までの勉強はやっておいた方がいいよ」ということを上手に伝えてくれる主治医と出会えたことが幸運だったと思います。子どもにも「勉強しよう」「進学しよう」と思ってもらうことができました。なので、家庭では子どもの好きなことを伸ばしてあげようという気持ちで接しています。
全部自分でやろうとされている保護者の方も、頼れる人がいれば任せてしまうのも一つの方法だと思います。

ありがとうございました。

まずはお子様がやってみようと思えるかどうか、
無料体験してみてください

楽しく勉強が続けられる!

89.1%のお子様が
学習を継続!!

「すらら」は「見る、聞く、書く、読む、話す」などの
いろいろな感覚を使った飽きない学習システムなので、
ゲーム感覚で楽しく集中して勉強ができます。

※2016年1月~2017年6月の期間ですららを3ヶ月以上継続している生徒の継続率

関連サービス

  • 保護者様向け発達支援・相談サービス・学習教材すららの勉強ノウハウを取り入れた勉強ペアレントトレーニング

  • 勉強が苦手なお子様向け知能検査・科学的な根拠を基づく検査で・お子様の得意/不得意を数値化