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※写真はイメージです。
中学2年生
Kさんの保護者様

【中2生ASD】9月の学習時間は74時間!導いたのは母の見守る姿勢!

すらら利用中の保護者様に、普段の勉強法、家庭での教育方針などをインタビュー。
今回は、中学校2年生のお子さんを持つKさん。現在不登校で、発達障害のお子さんとの、日々のすららの取り組み等をお聞きしました。

すららとの出会いを教えてください

入会したのは2022年の6月です。学校に行けない時期があり、紙のドリルで勉強をしようとしたこともありましたが、うまくいかず困っていました。そんな時に主治医の先生から息子の特性上、紙での勉強よりもタブレットを使った勉強の方が合っていると思うと言われてタブレット教材を探し始めました。
いくつかタブレット教材の資料を取り寄せてみてすららが一番息子に合っているなと思ったのですららに決めました。

病院の先生からの一言がきっかけの1つだったのですね。他にもタブレット教材はあると思いますが、お母さまがすららを選んだ決め手はどこでしたか?

他の教材は資料に「定期テスト対策」などと大きく書かれていました。息子はまだ定期テストを受けるような段階ではないと思ったのと、すららは無学年方式と資料に書いてあって、復習が必要な息子にはぴったりだと思いました。
また、息子が体験をして、とても気に入っていたことも決め手の一つですね。

学年に捉われない無学年式学習

「すらら」を利用すれば、小学生から高校生までの単元をいつでも学習することができます。※コースによって一部例外あり

この仕組みを「無学年方式」といい、つまづいた部分は戻って復習を、分かった部分はどんどん先に進むという学習が可能になります。

詳しくはこちら!

お子さんがすららを体験されたうえで入会して頂いたのですね。お子さんはすららのどこを気に入ったとおっしゃっていましたか?

キャラクターが教えてくれるのが息子にとってはとても良かったみたいです。あと、わからないところを何回も聞くことができるなど、ある程度自分のペースでできるのが良いのではないかとも思います。

アニメーションと声優さんのわかりやすい解説

「読み解く」だけの紙教材と違って「見て」、「聞いて」学べるのが大きな特徴。キャラクターが声優さんの聞き取りやすい声で、アニメーションを使ったわかりやすい講義を行います。

講義中は一方的な解説ではなく、年齢に応じたキャラクターが「わかったかどうかを確かめる質問」を投げかけるインタラクティブな講義となっているため、飽きずに集中して取り組むことができます。

講義を体験してみる!

アニメーションや何度も繰り返して学習できるところがご本人の中で決め手だったのですね。
学習履歴を見てみますと、学校のある日はほぼ毎日すららに取り組んでくださっています。学校のある日は毎日やろうねなどルールを決められていたのですか?

実はこれと言ったルールは決めていないです。ただ、入会するときに「学校に行かないかわりにこれで勉強してみる?」という話をしていたので、そこをきっちり守っているのだとと思いますよ。実際、学校のない日はやっていないですしね。(笑)

それにしても学習時間も9月は74時間も学習されていて頭が下がります。お母さまが隣について学習しているのですか?

そんなにやっていましたか?(笑)本人がやっている様子を見られるところにはいますが、極力関わらないで「やっているな」と思って見ているくらいです。でも想像以上に頑張ってくれているなとは思っています。実は学校の先生にはすららで学習した内容を写真に撮ってお送りしています。先生からも「凄く沢山やっているよねぇ」とお褒めの言葉を頂いています。

Kさんの学習時間の履歴です。9月から学習時間が跳ね上がっています。学校の授業の代わりということなので、7,8月よりも9月の学習量が多いようです。

お母さまとしても想像以上のお子さんの頑張りなのですね。
とはいえ、調子の悪い日もあると思います。そんな時は学習時間が短くなることもあると思いますが、お母さまはそんな時はどのようなお話をされるのですか?

特に何も言いません。「もう少しできないの?」と声が出かかりますが、「ここまで頑張ったんだね」と認めるようにしています。無理をさせてガソリン切れになっても困りますし、今日は本人の中で区切りがついたんだな、と思うようにしています。

お子さんの頑張りを前向きに認めるように考えていらっしゃるのですね。
少し話は変わりますが、すららを始めたきっかけとして学校に通えない間、すららで勉強しようというお話がありました。学校に通いづらくなったのは何年生頃からですか?

行き渋りが出始めたのは小学校5年生からです。今は支援級に在籍していますが、当時は通常級でした。元々学校でお友達関係のトラブルが多くて本人もかなり疲れていたんだと思います。学校に行くと熱が出て、家に帰ってくると熱が下がるを繰り返したり、食欲もなくなり元気がなくなっていきました。
でもその時は私も学校に行かせない選択を取ることができず、学校には通わせていました。

体調面で問題が出てくると心配になりますよね。最終的に学校に通わなくなったのはいつからですか?

小学校5年生の3学期ですかね。せっかく学校に頑張って行ったのに先生が助けてくれないことがあって、完全に行かなくなり始めたところにコロナの緊急事態宣言があって休校になりました。この時期が我が家にとっては良い充電期間になったかもしれません。

不登校になった時期とコロナ休校が重なったのですね。コロナ休校が明けてからはいかがですか?

その後も学校には遅刻して行ったり、早退したり、という日々でした。移動教室ができなかったり、特性上とても音とにおいに敏感なので、給食のにおいがすると気持ち悪くなってしまったり…お友達とのトラブルも生まれてしまい、集団が怖くなってしまったようです。

集団が怖いと学校には通いにくいですよね。
お子さまは小学校を卒業し、今は中学2年生でいらっしゃいますが、中学校には定期的に通われているのでしょうか?

定期的というわけではないですが、調子の良い日は一人で学校に通っています。支援級の授業のある日には登校できる時もありますが、通常級で授業を受けることは不安が強く今は難しい状態です。

Kさんのこれまでの不登校についての流れを図にまとめました。

表画像はクリックで拡大します

学校ですららをされているのですね。
お子さまが発達障害とお聞きしておりますが、お子さんの特性をお聞きしてもよいでしょうか?

診断はASDです。こだわりが強かったり、頭で考えていることを相手に伝えたり表現したりすることが難しいかったり、すごく細かいことによく気が付いたり。
息子はパソコンを触るのが好きでよく使っています。先日電車の行き先表示板をパソコンで再現していたのですが、「ここの色が違う」と言いながら色を調整していました。私にはどこがどう違うのかわからなかったのですが、並べて見せてもらうと微妙に色が違ったんですよね。こういったところにも特性があるんだなぁと感じます。
また、どうしても見通しが立たないことに不安を持つ点も特性ですね。仮に予定が変わっても先に伝えておいて上げられれば良いのですが、急に変更されると不安が強くなります。
なので、例えば学校や病院に行く日は、目的地への到着時間を確認し、乗る電車の時刻、家を出る時間を決め、最寄駅からの経路や、バスに乗るのか歩くのかなどを確認して安心させるようにしています。
耳で聞くより目で見た方が本人が理解しやすいということもあります。例えば机の上を片付けてねと言うだけだとなかなか上手に片づけができないのですが、きれいになった机の写真を見せてから作業をすると上手にできます。

なるほど、多くの特性を把握されているのですね。発達障害と診断されたのはいつですか?

不登校になってから検査を受けに行ってそこでわかりました。

お子さんが発達障害であることが分かった時にショックだったとおっしゃるお母さまのお話を私はよく聞きます。お母さまはいかがでしたか?

当時私は、「自閉症スペクトラム症、いわゆるアスペルガー症候群です」と先生に言われました。その時はかなりびっくりしたのですが、調べていくについて「あーそうなのか」と思うようになってきました。
お友達関係のトラブルなどは実は幼稚園のころからありました。早生まれだからかなぁと考えていたのですが、手のかかる子だったことへの理解が深まりました。

前向きに捉えられたのですね。
お子さんはすららを始められてから何か変化はありましたか?

「できる」「楽しい」という言葉が増えて少しずつ自信がついたように思います。すららで勉強したことを私に教えてくれたりして、勉強に関する会話も増えてきましたね。
またすららコーチが目標を入れてくれるのですが、期限から逆算して今日はここまでやるとか、ここまでやらないと自分で考えて行動できるようになりました。

それは素晴らしい変化ですね。
最後にすららをおすすめしたいポイントがありましたら教えてください。

自分なりの取り組み方で無理なく取り組めるところですね。その子のペースで、その子の今に合った取り組み方ができる点がお勧めだと思います。
また、わからないところを何回も復習できるところですね。何回も繰り返してクリアできた時の達成感は凄いようですよ。

ありがとうございました。

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