小学校6年生 Dさんの保護者様 イメージ画像
※写真はイメージです。
小学校6年生
Dさんの保護者様

「あえて見ない」が毎日学習のカギ!
ADHDのお子さんが毎日コツコツ1時間学習中!

すらら利用中の保護者様に、普段の勉強法、家庭での教育方針などをインタビュー。
今回は、小学校6年生のお子さんを持つDさん。ADHDのお子さんと、すららの取り組み方についてお聞きしました。

すらら」との出会いを教えてください。

すららに入ったのは小5の冬休みですね。元々個別に近い塾に2年くらい通っていて、とてもよくしてもらっていたのですが、ちょっと自宅から遠かったんです。送り迎えの時間とか、自転車で片道15分通わせることとかを考えたら、その時間をもっと有効活用できないかな、と思って…塾に通わせるときに、タブレット教材と迷っていたこともあったので、再度タブレット教材を探し始めた感じですね。

なるほど。元々塾に通われていたんですね。
ただ、すらら以外にもタブレットの教材はありますよね?様々な教材の中ですららに決めた理由は何かありますか?

娘は元々ADHDの特性があるんです。不注意優勢型、と言われています。ADHDのせいかは断定できないのですが、すぐに勉強したことを忘れてしまっていたんです。そこで、前の学年から復習できるところに魅力を感じて「すらら」を選びました。体験学習をして、娘も面白い、と言っていましたし。

学年に捉われない無学年式学習

「すらら」を利用すれば、小学生から高校生までの単元をいつでも学習することができます。※コースによって一部例外あり

この仕組みを「無学年方式」といい、つまづいた部分は戻って復習を、分かった部分はどんどん先に進むという学習が可能になります。

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「無学年式」というところがお子さまの特性にとってかなり魅力的だったんですね。
お子さまはどんなお子さんですか?

いつもぷりぷりしていますが(笑)下の子思いの子ですね。実はうちは4人きょうだいなのですが、一番上なんですね。よく下の子の面倒を見てくれます。

優しいお子さんなんですね。
先ほどお子さんがADHDだ、というお話がありましたが、特性について詳しく教えていただいてもよろしいですか?

これを「特性」と言ってよいのかはわからないのですが、算数の内容がなかなか頭に入らないことがありました。
学校は一生懸命対応してくださっていたと思うのですが、どうしても苦手なところは20点、30点をテストで取ってしまっていました。薬を飲んだり、通院したりとしていましたが、劇的な変化はなくここまで来ています。

ADHDの方は集中力の面で悩まれている方が多い印象なのですが、お子さまは集中できるタイプですか?

うーん、興味のあることは集中して頑張れる子ですが、「これだったら集中できる!」というものは多くなくて、気分次第な部分もあります。漢字を10回書くのに1時間かかることも以前はありましたね。

お子さまも集中することが得意ではないタイプなのですね。
こうしてお話していると、お母さまはお子さんの特性を理解しながら子育てされてらっしゃるように感じられます。多くの保護者の方が診断後、ADHDと分かった当初は子どもの将来や子育ての不安に葛藤されることをよくお聞きします。お母さまもそういう時期はあったのでしょうか?

4年生の時に診断が出たのですが、診断が出た時は「やはりか…」という感じでした。1年生の時に学校の先生から「みんな時間を見ながら動けているのに、周りを見ながら動いている感じがする」と言わていました。ただ1年生なので、診断を受ける決定打にはならなかったんです。そのあたりから、何か特性があるかもな…と感じていたので心の準備はできていました。

診断が下りて将来の子育てに対する不安や葛藤はありましたか?

もちろん将来自立ができるかなど、不安はたくさんありました。特に診断が出た直後は特に不安が強かったですね。今までできなかったことができるようになってきたことで、少しずつ不安は解消されつつあると思います。

お子さまの成長はお母さまが特性を理解し向き合われていることも大きいように思います。
すららの学習履歴を見ると、ほぼ毎日学習してくれていますよね。何かご家庭でルールを決めて学習されているのですか?

とにかく毎日1時間やろうね。というルールで進めています。身になっているかとか、適当にやってないかとか心配なところはありますが、そこは言わないようにしていますね。

Dさんの学習履

Dさんの学習時間の履歴です。毎月30時間以上学習されていることがわかります。

「とにかく1時間」が合言葉なのですね。他のお母さまのお悩みとして、どうしても「ちゃんと理解できてるの?」などと言ってしまうというものがあります。お母さまはそこはグッとこらえてらっしゃるんですか?

こらえるというよりも、勉強しているところを見ているとついつい言ってしまう、という癖が私にあるんですよ。なので、あえて勉強しているところを見ないようにしています。まずは1日1時間やりきることに重きをおくようにしているので、これでいいかな、と思っています。

なるほど。あえて見ない、ということですね。1日1時間ルールは最初からうまくいきましたか?

最初はルールを作ってなかったんです。それだとやりにくかったみたいで、ほんのちょっとしか学習できない日々が続きました。そこで1日1時間はやりきろう、というルールを作りました。

特性上、お子さまは1日1時間など、先が見通せると集中しやすくなったりするのでしょうか?

あると思います。勉強に限った話ではなく、30分なら30分、1時間なら1時間と終わりが見えていると集中しやすいみたいです。「しっかり30分終わらせたい」気持ちが強いのだと思います。ただ、すららを1日1時間やることについては、「こういう特性があるから」と考えてルールを作ったわけではないんです。気がついたらそういうルールを作っていました。無意識のうちにゴールをわかりやすくすれば娘はやりやすいのではないか、と考えていたのかもしれませんね。

特性にあったルールを作られていたんですね。
すららで学習始めてからお子さんに変化はありましたか?

学校では、先生が「以前に比べて一生懸命やるようになりましたね」と言ってくださいました。本人にもかなりの自信になっているようです。
テストの点も、以前は苦手なところだと20点、30点を取っていたのですが、それが50点60点になるようになってきました。家でテストの直しをする時に変化を感じますね。以前はテストでできなかった問題は家でもできなかったのですが、家で落ち着いてやるとできた、という問題が増えてきました。時間制限がかかると焦ってしまうのかな、と思うので、これからの課題点でもある、と思うのですが。

Dさんのある単元の学習履歴

何度か学習を繰り返すことで、正答率が上がっていることがわかります。

すごく大きな変化だと思います。お子さまも自信がついているでしょうね。
最後に、すららで最もお勧めしたいポイントがあれば教えていただけますか?

これはすららを始めた時からずっと思ってたんですけど、「機械であること」ですね。機械は怒らないじゃないですか?人間だと、簡単な問題に15分かけて答えられると「そんなに時間かかって!」とイライラすることもあると思うんですが、機械はそれでもほめてくれますよね?特にすららはアニメのキャラが優しく声をかけてくれるので娘もやりやすいと思います。

ありがとうございました。

「あえてすららをやっているところを見ない」という点は目から鱗でした。ポジティブな面を見る、ということの大切さをこのインタビューを通じて学びました。これからも毎日1時間のペースで頑張ってもらいたいです。

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